『大統領選「トランプの出馬宣言」は焦りか…これから起こる、共和党「3人の候補者」激突のシナリオ』(11/18現代ビジネス 清水克彦)について

11/19The Gateway Pundit<‘CitizenFreePress’ News Site Suspended From Elon Musk’s Twitter For Sharing This Video Of Obama Admitting Democrats Exploit Voting Machines>

2008年、オバマは共和党も選挙不正をしていたと。共和党エスタブリッシュメントは、だから民主党の不正に文句が言えない?でも公正な選挙こそが民主主義のインフラでは。両党で不正根絶に取り組まないと。Twitterにはまだ左翼社員が残っているのでは?

Barack Obama: “I tell you what, it helps in Ohio that we got Democrats in charge of the machines. But look, I come from Chicago so I want to be honest. It’s not as if it’s just Republicans who have monkeyed around with elections in the past, sometimes Democrats have too. Whenever people are in power they have this tendency to try to, you know, tilt things in their direction.”

https://twitter.com/i/status/1592919435538763782

https://www.thegatewaypundit.com/2022/11/citizenfreepress-news-site-suspended-elon-musks-twitter-sharing-video-obama-admitting-democrats-exploit-voting-machines/

11/19The Gateway Pundit<Elon Musk Polls Twitter Users On Whether Trump Should Be Reinstated — Over 11 Million Votes So Far>

下のツイートでは1400万投票、残り2時間と。どちらに転んでもトランプは“Truth Social”を使い続けるのでは。結果はアカウント復活と。

The poll currently has over 10,000,000 votes with 52.3% saying Trump should be reinstated and 47.7% saying he shouldn’t – there are 10 hours left on the poll.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/11/elon-musk-posts-poll-asking-trump-reinstated-twitter/

11/20阿波羅新聞網<川普强势回应美司法部:“我不打算再经历了”【阿波罗网报道】—川普周二宣布大选 美司法部周五任命特检调查他 川普回应=トランプ大統領は、米司法省に強硬対応;「二度と繰り返すつもりはない」【アポロネット報道】– トランプが火曜日に大統領選参加を発表、米司法省は金曜日に彼を調査するために特別検察官を任命した;トランプの反応>トランプは即座に反応した。彼はフォックスニュースに、共和党員に行動を起こすよう促しながら、それは司法の深刻な政治化であると語った。トランプは金曜日に、フォックス・ニュースとの独占インタビューで、「私はこれを6年間ずっと経験してきたが、二度と経験するつもりはない」、「共和党員がこれと戦う勇気を持ってくれることを願っている」と語った。トランプは「虚偽の弾劾をするため、元特別検察官のロバート・ミューラーが任命され、ロシアとの共謀がなかったことを発見するまで、この6年間、私はすべてが無実であることが証明されてきた。これは受け入れがたい。これはとても不公平である。あまりにも政治的である」と述べた。

民主党は政敵を冤罪で潰そうとする邪悪な政党。司法省はそれに手を貸している。

https://www.aboluowang.com/2022/1120/1831949.html

11/20阿波羅新聞網<加兰任命特别检察官调查川普 共和党议员大怒=ガーランドがトランプを調査する特別検察官を任命、共和党議員は激怒>金曜日(11/18)、米国司法長官ガーランドは、元戦争犯罪検察官のスミスを特別検察官に任命し、彼はトランプ前大統領に対する司法省の2件の捜査を指揮する。共和党議員は、トランプが2024年の大統領選挙への参加を発表した後に行ったのは、バイデン政権がトランプの調査に利益相反があることを「認めた」と考えて、バイデン政権の決定を厳しく非難した。

この発言をしたのはジョン・コーニン上院議員(テキサス州選出)、この他テッド・クルーズ上院議員やマージョリー・テイラー・グリーン下院議員も怒っている。

https://www.aboluowang.com/2022/1120/1831894.html

11/20阿波羅新聞網<美军警告:可从南海打击美国本土 中共核潜艇已列装巨浪3导弹=米軍が警告:中共の原子力潜水艦は、南シナ海から米国大陸を攻撃する可能性がある>米国は金曜日(11/18)、中国が6隻の原子力潜水艦に新しい長距離弾道ミサイルを装備し、米国本土をより近くから攻撃できるようにしたことを初めて公式に認めた。

米国も中国本土近くに原潜を配備しているのでは?

https://www.aboluowang.com/2022/1120/1831932.html

11/19阿波羅新聞網<美参院共和党人提案 禁止所有中共党员取得赴美旅游签证=米国上院共和党の提案は、すべての中共党員が米国への観光ビザを取得することを禁止>上院情報委員会のマルコ・ルビオ副委員長 (上院議員、共和党-フロリダ州) と数人の共和党員は、9,300 万人の中共党員全員に対する観光ビザの発行を禁止する最新の法案を提出した。しかし、議会の現在の会期は残り 2か月未満であり、法案が可決される可能性は低い。ルビオ上院議員の事務所は 11 / 18の書面による声明で、この法案の目的は、共産党に参加する中国市民の意欲を低下させ、米国における中国のスパイ活動とプロパガンダ活動をさらに制限することであると述べた。

中共と自由主義国は断絶しないと。サイレント・インベージョンを受ける。

https://www.aboluowang.com/2022/1119/1831736.html

11/19阿波羅新聞網<放弃川普?雷克回应中期选举后…—雷克回应中期选举后她可能放弃川普的传言=トランプを見捨てる?レイクは中間選挙後に反応する・・・ — レイクは中間選挙後にトランプを見捨てるかもしれないというデマに反応する>アリゾナ州の共和党知事候補であるカリ・レイクは、ドナルド・トランプ前大統領と決別すれば、保守派のスターになれるというデマに応えた。トランプはかつて彼女を裏書きした。前大統領が3回目のWHに立候補すると発表した後、レイクは「トランプ大統領は、2024年に大統領に立候補すると発表した」、「彼は私の完全かつ徹底した支持を受けている!」とTruth Socialに書いた。

左派メデイアがでっち上げたデマでしょう。

https://www.aboluowang.com/2022/1119/1831650.html

11/19阿波羅新聞網<德国驻中使馆挺废除死刑 遭小粉红出征扬言“炸使馆” 德方回文酸爆=駐中国ドイツ大使館は死刑廃止を支持したが、小ピンクは「大使館を爆撃する」と脅した。ドイツ側は反撃>死刑廃止問題は世界的なコンセンサスに達していない。最近、ドイツのベルリンで開催された「死刑に反対する世界会議」には、125カ国の代表が参加し、死刑廃止を推進する議論が行われた。ドイツ駐中国大使館もWeiboに投稿し、ドイツはいかなる状況においても死刑を拒否し、世界中で死刑廃止を促進することにコミットしていると述べた。しかし、中国のネチズンは出張ってメッセージを残し、狂ったように「安全に気をつけるように」と叫んだり、「大使館を爆破する」と脅したりしたが、大使館の反撃に遭った。ドイツ大使館はメッセージを直接公開し、返答した。「ハーイ、私は中国のドイツ大使館の報道部門の責任者であるヨッヘンです。あなたは自分をばかのように見せようとしているだけですか、それとも本当に暴力を振る幻想を持っていますか?我々があなたにどんな挑発をしましたか?」と。

共産主義に洗脳され、言論の自由や多様な価値の意味を分からない中国人の哀れさ。

https://www.aboluowang.com/2022/1119/1831808.html

何清漣 @HeQinglian  8h

今回の中間選挙で人々がより気にかけているのは、米国の世論が変化していることである (特に 2020 年と比較して)。共和党が勝利できた原因は次のとおり:

社会主義政策、高インフレ、高い犯罪率 – 米国人は生存の危機を感じている。

87,000 人の税務署員増加 – ビジネス界を激怒させた。

若者の強制的なトランスジェンダー — 親の深刻な恐怖。

2019 年には民主党員の 65% が社会主義に対して肯定的な見方をしていたが、今日では 57% だけが肯定的な見方をしている。

何清漣 @HeQinglian  8h

このバイデンと民主党政府の成果リストを見て、バイデンをまだ支持できる人は動物農場の住民とどこが違うのか?

何清漣 @HeQinglian  8h

台湾の左派は本当に耐えがたいが、彼らの強みは反共主義である。

台湾で第三政党を設立することは難しくなく、米国よりも簡単である。過渡期には、1つの政党が最初に総統府に入り、1つの政党が立法院を支配する。

引用ツイート

デューク・アムスタフ 🚛🇨🇦🇺🇸🇭🇺  @CSKupr  17h

周囲に尋ねたところ、周りの友人の投票意欲は非常に低い。彼らは親共産党の国民党にも左派の民主進歩党にも投票したくない。緑の陣営は香港の反引渡条例選挙や韓国瑜の罷免の熱狂を再現しようとしているが恐らく無理だろう。左派のナイーブなポリコレと人々の生活の真のニーズの間には当然齟齬があり、台湾では左翼が自分の価値観を内省するか、右翼が新しい政治組織を設立するか、そうでなければ長期的に見れば、終わってしまう。

何清漣がリツイート

何清漣 @HeQinglian  17m

返信先:@jojowheel

米国の有権者の現在の構成は、民主党支持40 %対 共和党支持40 %で、約 20% が中間派で変動している。

これらのスイング有権者の多くは 30 歳から 45 歳で、若いときには左派で、結婚すると保守的になる。しかし、25 歳未満では 75% が左派と極左である。

この種の有権者構造と教育システムは、ラテンアメリカ、中国等の移民が左に傾いていることと相まって、米国の将来はスイング状況の中でバランスが取れている可能性があり、これが最良の状況と考えられている。最悪の事態は、バイデンが2度目の政権を握ることである。この可能性はなくはない。

何清漣 @HeQinglianがリツイート

文婕文婕放送 @wenjiebc 18h

速報:アリゾナ州コチース郡は、11 月 28 日まで選挙認証を延期することを提案した。その時までに、認定された選挙支援委員会の研究所による集計機を使って正当な認証のすべての証拠を確認したいからである。この郡がその結果を検証している今、他の郡が同じことをする前例が作られている。アリゾナ州は、すべての郡が認証結果を提出するまで、選挙結果を認証できない。

2012年9月17日「2050 極東マップ」より

http://www.nkskb.com/20120927.htm

中国外交部作成とありますが、簡体字でないのはおかしいのでは?日本左翼が書き換えた?

清水氏の記事で、共和党予備選でトランプの対抗馬として、デサンテイスとペンスが挙がっていますが、ペンスは「裏切者」の評価が共和党員の間にあり、指名獲得は難しいと思われます。本人も覚悟のうえでしたことですから、政治的なマイナスは背負うしかない。デサンテスの方がトランプと競り合うのでは。ただ清水氏の言う通り、実績が不足している面がありますが、トランプだって2016年の時点では政治の素人だったことを考えれば、ハンデイにはならないでしょう。周りに良い人材を集められるかですが。

小生は、これだけ民主党が目の敵にするトランプの方を応援します。何をされてもへこたれないトランプであれば、腐敗した民主党と違い、中共の台湾侵攻を押しとどめてくれると期待して、です。中共とのデカップリングも進めてくれるでしょう。バイデンの息子を通じてのウクライナと中国との腐敗が下院共和党の調査で明るみに出れば、バイデンの2024年大統領選はなしになるのでは。犯罪と認定されるかどうかですが、FBIが民主党贔屓なので、先が読めません。

共和党で誰が2024年の大統領候補になっても、民主党の不正選挙を止めさすことができない限り勝ち目はない。

記事

トランプ氏は共和党の大本命になれるか?

「アメリカを再び偉大で輝かしい国にするために大統領選挙への立候補を表明する」

トランプ前大統領(以下、トランプ氏と表記)は「みんな、準備はできてるかい?」と呼びかけた後、高らかに出馬を宣言した。

「私の任期中、この国は偉大で栄光に満ちていたが、いまは傾いている」

経済制裁で中国を困らせたことや、在任期間中の金正恩総書記との会談後に北朝鮮が1発も長距離弾道ミサイルを打たなかったことなど、大統領時代の実績を並べ「アメリカを第1に据える」と「アメリカファースト」の姿勢を強調してみせた。

トランプ前大統領と妻のメラニア(Photo by gettyimages)

11月8日の中間選挙からわずか1週間でトランプ氏が出馬を表明したのは、ひと言で言えば“焦り”だ。中間選挙で勝ち切れなかった責任論を交わし、数々の疑惑をめぐる訴追を抑止し、共和党内のライバルに先んじたいとの思いが垣間見える。

その中間選挙では、筆者をはじめ日米のメディア関係者の多くが、共和党の大躍進を予測していた。

共和党のシンボルカラーは赤、バイデン大統領率いる民主党は青。その色にちなんで、筆者もラジオ番組で「上下両院ともに全米規模でレッドウェーブ(赤い波)が拡がるでしょう」とコメントした。

ところが、波は起きなかった。少なくとも上院の議席の過半数を民主党が維持したことで、バイデン大統領は連邦裁判所の判事を自ら指名した候補で満たし、下院で政権に不都合な議決をされても上院で却下できることになった。バイデン大統領からすれば、「ギリギリ、セーフ」の結果となった。

この背景には、2016年のアメリカ大統領選挙で、直前まで有力とされていたヒラリー・クリントン氏がトランプ氏に敗れたように、各メディアや調査会社が弾き出す情勢調査が、正確に世論を反映できていない問題がある。

アメリカ大統領選投票日の2016年11月8日、ペンシルバニア州オークモントで販売されたトランプとヒラリーのクッキー。トランプのクッキーは2609個、ヒラリーのクッキーは1512個が販売された(Photo by gettyimages)

それと同時に、今回は有権者の中に、「インフレを招いたバイデン政権には不満だが、過激な発言をやめないトランプ氏が応援する候補にも入れたくない」(元FOXテレビプロデューサーで共和党支持者)という気持ちが芽生えたことが大きい。

特に18歳から29歳の若者層が民主党候補に投票したことが、トランプ効果を不発に終わらせた要因の1つである。

CNNやABCなどアメリカ大手メディアの委託で出口調査などを実施しているエジソン・リサーチによれば、下院では若者層の63%が民主党候補に投票している。

上院でも、例えば激戦州の1つ、ペンシルベニアの場合、若者層の実に70%が民主党候補に投票し、それが結果に結びついた。

2020年の大統領選挙での敗北をいまだに認めないトランプ氏の言動、そして、選挙で民主党が争点に掲げた中絶問題や気候変動の問題などが、インフレに対する不満以上に投票行動を左右したと見るべきだろう。

トランプ氏が本気で返り咲きを狙うのであれば、共和党支持者の造反を減らすこと、そして何より若者層を味方につける努力が絶対条件になる。

唯一「赤い波」が起きたフロリダ

そんな中にあって唯一「レッドウェーブ」が拡がったのが、大統領選挙では毎回、天王山の1つとなる激戦州、フロリダでの州知事選挙であった。

筆者は、ラジオで中間選挙の解説を担当する立場上、CNNのモニターで、赤と青に塗り分けられていくフロリダの地図を見ていたが、州内に67ある郡は、あっという間に赤に色分けされ、その9割近くを44歳という若さのロン・デサンティス氏が制した。

2022年11月8日、フロリダ州タンパのタンパコンベンションセンターで行われた選挙夜の観戦会で、勝利を祝うフロリダ州知事のロン・デサンティスとその妻ケイシー(Photo by gettyimages)

対抗馬の民主党、チャーリー・クリスト氏も元州知事で弱い候補ではないが、彼の得票が上回ったのはわずかに5郡だけであった。

結局、デサンティス氏は150万票の大差をつけて圧勝した。民主党支持者が多いヒスパニック系住民の支持も集めた。フロリダ州の知事選挙でここまで差がついたのは過去40年で初めてである。

「あと2年! あと2年!」

2年後の大統領選挙を意識し、デサンティス氏の支持者らが勝利の歓声を上げる光景をモニター越しに見ながら、前述の元FOXテレビプロデューサーから届いたメールの文面「彼こそが共和党の希望」という言葉に得心がいった。

トランプとふたりのライバル候補

少し気は早いが、実際には1年余りとなった大統領候補者指名レースに触れておきたい。

まず民主党だ。民主党は、バイデン大統領が再出馬を表明すれば、大きな失政や健康問題が生じない限り最右翼となる。大統領を支える立場のハリス副大統領やブディジェッジ運輸長官は出馬せず、ミシガン州のウィットマー知事らも出馬を見送るはずだ。

バイデン大統領自身は、中間選挙で大負けを回避したことで息を吹き返した。

11月14日には、インドネシアのバリ島で、中国の国家主席である習近平総書記と3時間に及ぶ会談をやり遂げた。習近平総書記に対する姿勢は強気で、ポーランド東部にロシア製のミサイルが着弾したときも、G7やNATOの首脳を前に、アメリカの大統領らしいリーダーシップを見せた。

バイデン大統領本人は出馬に前向きだが、実際に出馬するかどうかは、79歳となる夫を気遣うジル夫人らの判断が鍵となる。

バイデン大統領とジル夫人(Photo by gettyimages)

対する共和党候補の筆頭格はやはりトランプ氏である。

トランプ氏も76歳と高齢だが、長い大統領選挙レースを勝ち抜くうえで不可欠となる資金力と知名度は、他の共和党有力者の追随を許さない。

2020年の大統領選挙で投じられた選挙運動資金は全体で100億ドルを超えている。単純に2候補で割っても、1候補当たり50億ドル(=7000億円以上)必要になる。個人資産だけでは到底足りず、巨額の献金を集めるだけの要素(人気、カリスマ性、実績、勢いなど)が複数必要になる。

その点、フロリダ州知事のデサンティス氏はどうか。

イタリア系アメリカ人のデサンティス氏は、イェール大学からハーバード大学ロースクールへと進んだエリートだ。

2018年、州知事選挙に僅差で勝利したあと、新型コロナウイルス対策ではロックダウンを拒否し、マスク着用やワクチン接種の義務化も拒否して、自由をこよなく愛するフロリダの市民に拍手と喝采を浴びた。

LGBTQや移民政策でも保守系の好む政策を推し進め、いつしか「ミニ・トランプ」あるいは「トランプ2.0」などと呼ばれるに至っている。

ただ、デサンティス氏が「洗練されたトランプ」とも呼ばれるのは、ハリケーン「イアン」が州全域を襲った際に、避難民救済や復興対策を政治ゲームにせず、現地を訪れたバイデン大統領と協力し、迅速に進めようとしたことにある。

いかにも保守でトランプと言動は似ているが、実務に優れている。トランプ氏の挑発にも簡単には乗らない冷静さもある」(ボストンのテレビ局、WGBH記者で民主党支持者)

これが現在のデサンティス氏に対する率直な評価だろう。だとすれば、中間選挙で勝利し、それを手柄にして再選戦略を描いていたトランプ氏にとっては強力なライバルになる。

では、トランプ政権を支えてきたマイク・ペンス前副大統領はどうだろうか。

ペンス氏は、11月14日に放送されたABCテレビのインタビューで、中間選挙について、大統領選挙での敗北を認めないトランプ氏が足かせになったとの見方を示し、「次はもっと良い選択肢がある」と自身の出馬に含みを持たせた。

トランプとマイク・ペンス(右)/Photo by gettyimages

副大統領在任時代から「共和党本流に近く、議会への根回しもできる」と評されてきたペンス氏のことだ。出馬を宣言すれば、共和党第3の候補に浮上するのは間違いない。

ただ、デサンティス氏は若い。下院議員の経験はあるが、国政レベルで真価を問われたこともなければ、大統領候補として誰かの対抗馬になった経験もない。

市民が保守化し、移民も増えているフロリダの特殊性が、デサンティス氏をもてはやしているだけ、の感もある。何かの問題で期待が失望に変われば、出馬したとしても予備選挙の途中で撤退を余儀なくされるだろう。

一方のペンス氏は地味だ。63歳という年齢は悪くないが、トランプ氏と袂を分かったため、デサンティス氏と同様、トランプ氏から激しい「口撃」にさらされることになる。

焦点はこれからの1年

トランプ氏の出馬宣言で、2024年の大統領選挙が動き始めた。予備選挙が始まるまでは1年3ヵ月、候補者が正式に決まる党大会までは1年半以上ある。

バイデン大統領が出馬した場合、選挙で勝てるかどうかは、インフレを抑えアメリカの景気を回復させられるかどうかが最大のポイントになる。

共和党のトランプ、デサンティス、ペンスの3氏にとっては、先に述べた若者層に加え、支持層である非大学卒白人の有権者、そして近年、民主党から鞍替えしている黒人やヒスパニック系住民を振り向かせる政策や争点を演出できるかどうかが勝敗を分けることになるだろう。

いずれにしても、アメリカ大統領選挙はマラソンレースだ。様々な要素が絡む点では、トライアスロンと言ってもいい。

誰が、民主・共和両党の候補として相まみえるかは断定できないが、前述したアメリカのメディア関係者に聞けば、「次の大統領選挙で勝ちたいなら、民主党はバイデン大統領、共和党はトランプ氏という形がベスト」こういった答えが異口同音に返ってくる。

そうなれば、アメリカの「分断社会」はさらに深刻化しそうだが、構図としては筆者の見立てもほぼ同じである。

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