12/11The Gateway Pundit<JUST IN: President Trump Grants Tina Peters Pardon=速報:トランプ大統領、ティナ・ピーターズに恩赦を与える>
トランプ大統領は木曜日、ティナ・ピーターズ氏に完全な恩赦を与えた。
健康状態が悪化しているゴールドスターマザーのティナさんは、2020年の選挙に異議を唱えた罪でコロラド州刑務所で9年の刑に服している。左派は彼女の死を望んでいる。
ティナ・ピーターズ氏は州の罪で有罪判決を受け、州刑務所で服役中であるため、大統領の恩赦によって直ちに釈放されるわけではない。
先週、治安判事は刑務所からの早期釈放を求めるティナ・ピーターの人身保護令状請求を却下した。
トランプ大統領の親友であり、元学友で弁護士でもあるピーター・ティックティン氏は最近、手紙の中で、ティナ・ピーターズさんが他の受刑者から3回襲われたと記した。
「民主党は長年にわたり、あらゆる形態、規模、色、種類の暴力犯罪と凶悪犯罪を無視してきた。刑務所に入れられるべき凶悪犯罪者が再び攻撃を仕掛けることを許されたのだ。民主党はまた、最悪の国から最悪の犯罪者を入国させ、米の納税者を搾取することに大喜びしていた」とトランプ氏は述べた。
「民主党は、自分たちに投票しないことが唯一の犯罪だと考えている!米国民と税金を守るどころか、安全で安心な選挙を求める者を誰でも起訴することを選んだ。民主党は、選挙が公正かつ誠実であることをただ願っていた愛国者、ティナ・ピーターズを執拗に攻撃してきた。ティナは、誠実な選挙を要求したという『罪』でコロラド州の刑務所に収監されている」とトランプ氏は述べた。
「本日、不正選挙による2020年大統領選挙での不正投票を暴露しようとしたティナに完全な恩赦を与える!」とトランプ氏はトゥルース・ソーシャルで述べた。

2024年10月、コロラド州メサ郡の元書記官ティナ・ピーターズが3件の罪で有罪となり、懲役9年の刑を宣告された。
彼女は、記録を一定期間保存する法律があるにもかかわらず、削除するように言われた2020年の選挙の証拠を保存したために投獄された。
意地悪な左翼の裁判官は彼女を叱責し、侮辱し、彼女には「特権がある」と言った。

https://x.com/i/status/1919578723067613603
5月、ピーター・ティックティンはコロラド州のティナ・ピーターズを支持するアミカス・ブリーフを提出した。
ピーター・ティックティン氏の法廷助言者意見書が提出されてわずか数日後、トランプ大統領は司法省に対し、この政治犯をバイデン政権から釈放するために必要なあらゆる措置を取るよう指示した。
トランプ大統領は以前、コロラド州の司法長官を激しく非難し、ティナ・ピーターズさんの釈放を要求していた。
「コロラド州の極左司法長官フィル・ワイザーは、州内で強姦や殺人などの暴力犯罪を犯している不法移民を無視し、民主党の選挙不正を暴露し記録するために活動していた69歳のゴールドスター・マザー、ティナ・ピーターズを投獄した」とトランプ氏は5月、トゥルース・ソーシャルで述べた。
「ティナは無実の政治犯であり、残酷で異常な刑罰という形で恐ろしく不当な処罰を受けている。これは、2020年の選挙における犯罪と不正行為を隠蔽するための、極左民主党による共産主義的な迫害だ」とトランプ氏は書いた。
https://www.thegatewaypundit.com/2025/12/trump-pardons-tina-peters/




12/11Rasmussen Reports<Democrats Care More, Voters Believe=民主党はもっと面倒見てくれると有権者は信じている>
民主党は自分たちのような人々のことを気にかけている、と答えた有権者は、共和党よりも5ポイント多い。
ラスムセン・レポートによる最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の49%が民主党が自分たちのような人々を気にかけていることに同意しており、そのうち24%が「強く同意」しています。一方、46%は「同意しない」と回答し、そのうち34%が「強く同意しない」と回答しています。



12/12希望之声<「新四人帮」危在旦夕 ?习近平大伞撑不住!张又侠给彭丽媛「变色警告」 夫人党跌落 军权翻盘? 川普神补刀 公布习家财富=『新四人組』は崩壊の危機?習近平の傘は支え切れず!張又侠、彭麗媛に『色を変えて警告』、ファーストレディ党は崩壊、軍権は引っ繰り返る?トランプの神業:習近平一族の富を暴く>北京の人民大会堂の軍楽隊のラッパ手が「彭麗媛の赤」から「軍事委員会の緑」に変わった。これは張又侠から彭麗媛への公的な警告だった。そして、さらにエキサイティングな出来事が起こった。彭麗媛率いる「新四人組」が明らかにされた!新たな嵐が始まったのだ。
当時の「四人組」は毛沢東の死後わずか1ヶ月で粛清された。彼らは保護傘が外れた瞬間に崩壊したのだ。今、「新四人組」が浮上した。噂が本当なら、筋書きは同じようだ。彼らがダメではなく、傘を持つ者がダメなのだ。
「新四人組」の傘を与えていた習近平は、今や自らを支えきれなくなっている。米国議会は突如、習近平の資産公開を求める衝撃的な法案を可決した!これは、内外の難題を抱える習近平にとって心臓が飛び出るような打撃となる。
では、「新四人組」の今後の運命はどうなるのか、そして誰が失脚するのか?
新四人組とは何衛東、苗華、林向陽、彭麗媛のこと。
https://www.soundofhope.org/post/914302
12/12看中国<乌克兰深陷“三重绝境”23万逃兵、和谈与选举倒计时(图)=ウクライナは「トリレンマ」に深く陥る:23万人の脱走兵、和平交渉、そして選挙カウントダウン(写真)>ウクライナは現在、前例のない多重危機に直面している。約4年にわたるロシア・ウクライナ戦争において、キーウ当局は、解決できない三重の苦境に陥っている。それは、軍内部の士気低下による大規模な脱走、米国主導の和平交渉による外圧、そして政府の正統性を損なう政治腐敗スキャンダルである。これら3つの問題が絡み合い、ゼレンスキー大統領を窮地に追い込んでいる。
軍事危機:制御不能な脱走と訓練システムの崩壊
戦場の現実:ロシア軍の進撃と戦略劣勢の深刻化
外交のジレンマ:和平交渉条件における憲法上および現実的な対立
政治危機:汚職スキャンダルと選挙圧力の二重の打撃
ウクライナ危機に対する各勢力の態度は、それぞれ異なる戦略的考えを反映している。
米国の損切の論理:トランプ政権は、ウクライナが軍事的に勝利することはできない以上、毎日数千人の死傷者を出すこの消耗戦を続けることは無意味だと考えている。米国は戦争をできるだけ早く終結させ、中国との競争など、より重要な問題に目を向けたいと考えている。
欧州の「ピュロスの勝利」戦略:欧州諸国はウクライナが勝利できるとは考えておらず、たとえロシアが勝利したとしても、ロシアが大きな代償を払い、モスクワに教訓を与え、他の欧州諸国への侵略を抑止することを期待している。この地政学的な計算の下では、ウクライナは欧州の安全保障を守るための「犠牲」と見なされている。
ロシアの戦略的忍耐:モスクワは戦場で主導権を握っており、圧力を継続するか、有利な条件で交渉するかを選択できる。時間はロシアの味方だ。
ゼレンスキーの解決不可能なジレンマ:総合的な分析の結果、ゼレンスキーはまさに困難に直面していることが明らかになった。3つの望ましくない選択を迫られているのだ。
戦闘を継続すれば、さらに多くの犠牲者が出ることになり、脱走や人員不足は戦場の形勢を悪化させるだけだ。紛争が2026年まで長引けば、ロシアはドンバス地方全域、あるいはそれ以上の地域を占領する可能性があり、城下の盟はさらに深刻になるだろう。
和平を受け入れるには領土問題で痛みを伴う譲歩が必要となり、国内で強い反発を招くだけでなく、大統領選挙後の辞任や法的追及のリスクも伴う。
現状維持が唯一の現実的な道筋のように思われるが、まさにこれは全ての当事者にとって受け入れられない選択肢である。米国は戦争の早期終結を望み、ロシアは獲得した領土の確保を望んでおり、欧州はウクライナを支持しているものの無期限の支援には消極的であり、ウクライナ国民は戦争によって疲弊しきっている。
ゼレンスキーは辞任し、停戦・和平交渉できる人物に替わった方が良い。領土を奪われるのは痛いが現実を見ないと。但し、主権は残し、施政権だけロシアにと言うことでどうか?
https://www.secretchina.com/news/gb/2025/12/12/1091908.html
西村氏の記事では、台湾の防空システムで航空機の侵入は防げると。後は飽和ミサイル攻撃をどのようにかわすか?迎撃ミサイルの在庫を増やすしかない。
多数の艦艇の攻撃をどのようにかわすか?戦時になれば台湾海峡に水雷敷設すれば出て来れなくなるのでは。
AIに「台湾海峡 戦時になれば水雷敷設」と入れて聞いてみました。
回答は:
「台湾海峡において有事(戦時)となれば、中国と台湾の双方が相手方や自らが管理する港湾・水路の封鎖、あるいは敵艦船の航行阻止を目的として、機雷(水雷)敷設作戦を実施する可能性は高いと指摘されています。
機雷敷設の可能性
- 戦略的な有効性: 機雷は比較的安価で製造でき、敷設も容易ですが、その影響は甚大です。物理的な損傷だけでなく、「機雷が敷設されているかもしれない」という情報だけで、商船や軍艦の航行を心理的に阻止・遅延させる効果があります。
- 中国の能力: 中国人民解放軍は機雷戦能力を重視しており、多様な種類の機雷を保有しているとされています。台湾侵攻の際、台湾側の港湾や周辺海域に大量の機雷を敷設し、外部からの支援を阻止するシナリオが専門家によって分析されています。
- 台湾の戦略: 台湾もまた、中国による侵攻を遅らせるための非対称戦略の一環として、機雷の使用を検討している可能性があります。
国際法と課題
機雷の使用に関しては、1907年の「自動触発海底水雷ノ敷設ニ関スル条約」(ハーグ第8条約)など国際法上の制限がありますが、中国やロシアのような国は「国益は国際法に優先する」との認識を持つ傾向があると指摘されており、国際法違反の懸念も存在します。
日本への影響
台湾海峡は日本の重要な海上交通路(シーレーン)であるため、有事の際の機雷敷設は日本のエネルギー供給や物流に壊滅的な打撃を与える可能性があります。そのため、海上自衛隊の対機雷戦能力の強化や、浮遊機雷に対する警戒監視能力の向上が課題となっています。
結論として、台湾海峡有事における機雷敷設は、主要な軍事作戦シナリオの一つとして有力視されています。 」(以上)
日本も米軍参戦を想定して準備しておかないと。
記事

アラスカ州にあるアイエルソン空軍基地に並ぶ「KC-135」輸送・空中空輸機(11月12日、米空軍のサイトより)
ウクライナ戦争と台湾有事
目次
- ウクライナ戦争と台湾有事
- ロシア航空機の現状
- 中国の戦闘機はほとんどロシア製を導入
- 台湾の防空兵器の射程内に入れない
- 中国のステルス戦闘機の性能やいかに
- 台湾有事における中国の戦闘機
- 中国機は有事に日台領土に接近できない
- 平時でも臨戦態勢の防空兵器
欧米とロシアの兵器はどれほどの性能差があるのか――あと2か月あまりで5年目に突入するウクライナ戦争は、この問いに答を出しつつある。
ロシアと欧米の兵器の戦いの結果が映像などで世界に伝えられて研究され、一つひとつの兵器における能力差が証明されてきたからだ。
このコラムで何度も触れてきたが、とりわけ防空兵器はその差が著しいといえそうだ。
ウクライナのミサイルを撃ち落とせずレーダー基地などに大きな被害を受けている現状から、ロシア防空兵器は、公表されているような性能が得られていない可能性が高い。
一方、ウクライナの防空範囲内に入ったロシアのミサイルは、打ち漏らしがあるとはいえ多くが撃ち落されていることから、ロシア製防空兵器よりも性能が高いといえそうだ。
その差をロシアも認識しているのであろう。ミサイルより大きな標的となり、ウクライナの防空範囲に入ると撃ち落される危険性が高いロシアの戦闘機は侵入しようとしない。
安全に航空作戦を実施するために、防空範囲の外から空対地ミサイルの発射などの航空作戦を行っている。
今回は、ウクライナ戦争におけるロシアの航空機作戦から、万が一台湾有事が生起した場合、どのような事態になるのかを考察してみたい。
中国の戦闘機はロシア製をコピーして作られたものが大半である。中国独自の工夫が加えられているとしても、基本的な性能に大差はないと考えられる。
中国の防空兵器もロシア製とほぼ同等とみられるので、ウクライナ戦争で起きている防空作戦や航空作戦は、台湾有事の際にも似たようなものになると推定できる。
以下、「ロシアと同じような兵器を保有する中国軍が、台湾有事でどのような事態に直面するのか」についてシミュレーションしてみたい。
ロシア航空機の現状
ウクライナへの侵攻当初に、ロシア戦闘機・攻撃機は、ウクライナ国内まで入り込み、果敢な航空作戦を実施した。
だが、当初の2か月で200機に近い軍用機の損失を出した。その後、ロシア戦闘機はウクライナ軍の防空兵器射程内に入ろうとせず、射程外から滑空弾を発射するようになった。
現代戦ではウクライナ戦争で生起しているように、防空ミサイルが配備されている場合、その射程の中に入った戦闘機は撃墜されてしまう。これは何もウクライナ戦争だけではなく、防空兵器の性能と精度が高まった現代防空作戦では常識となっている。
図1左のように、ロシア機はウクライナ領内に侵入すれば撃墜される危険性が高いため、図1右のようにウクライナの防空兵器の射程外から滑空弾を落下させて、ウクライナ地上軍を爆撃している。
もしも、ウクライナ防空範囲を見誤ってロシアの戦闘機が防空ミサイル射程内に入れば、撃墜されてしまうことになる。
図1 ロシア航空機の作戦とウクライナの防空

出典:各種情報に基づき筆者が作成(図は以下同じ)
中国の戦闘機はほとんどロシア製を導入
ロシアの戦闘機は、ウクライナ戦争において防空兵器があるところでは活動できていない。では、中国軍機はどうだろうか。
まず中国軍機の性能を評価するために、ロシアと中国が保有する戦闘機を比べてみた。「ミリタリーバランス2025」から筆者が抜粋して比較したものが以下の表1である。
表1 ロシアと中国の戦闘機の種類比較

この表から分かるように、中国が保有する戦闘機はロシアからの輸入かロシア製を参考にして生産されたものが大半である。
ロシアからの輸入品については中国でもロシア機と同じ名称がついているが、性能については、輸出用であるため実際のロシア機より性能が落ちると考えてよい。
中国の「J-10」は独自開発して製造してはいるが、その性能はロシアの「Su-27」よりもはるかに落ちるとみられている。
最新の戦闘機でロシア機と中国機が異なるのは、ステルス戦闘機だけといってよい。
このように、最新のステルス戦闘機以外は、中国の戦闘機はその開発・製造をロシアに依存してきたことが分かる。
つまり、最新鋭のステルス機以外の戦闘機は、米欧の防空兵器の射程内では、いつでも直ちに撃墜される危険性が高いのだ。
台湾の防空兵器の射程内に入れない
平時、中国は防空ミサイルから撃墜されないと分かっているときは、頻繁に中国・台湾間の中間線を越えて、台湾に接近して恫喝している。
中国軍機は、「中国はいつでも台湾上空を飛行して爆撃ができる」と脅しをかけているわけだ。
こうしたことから、軍事専門家ではない一般の方は、有事でも中国の戦闘機が台湾上空を自由に飛行できると予想する人がいるかもしれない。
例えば、中国軍機は図2のような飛行を行い、台湾を爆撃するのではないかというものだ。
もちろん、台湾に米国製の防空兵器が配備されていなければ、図2のようなことが当然起こりうる。
しかし、防空兵器があれば、その様相は全く異なってくる。
図2 台湾に防空兵器がない場合の中国軍機の航空作戦(イメージ)

万が一台湾有事が発生して、台湾が防空体制を強化した場合には、台湾の防空射程圏内に入ってきた中国の戦闘機はミサイル攻撃を受け、その多くが撃墜されることになる。
ウクライナ戦争でウクライナの防空兵器射程圏内にロシアの戦闘機が入れないのと同様、台湾の防空兵器射程圏内に中国の戦闘機は侵入できないとみてまず間違いがないだろう。
したがって、台湾に防空兵器が配備されていれば、中国軍機は台湾に接近することができず、図3のような形になると考えられる。
図3 台湾の防空兵器の覆域と中国軍機の可能行動(イメージ)

青○は、台湾防空兵器の射撃範囲を示している。
中国軍機は、ステルス性能高い戦闘機が中に入って攻撃できても、通常の戦闘機は点線矢印のように防空範囲に入ることができず、その近くまで行ったとしても反転するしかなくなる。
中国のステルス戦闘機の性能やいかに
中国の戦闘機のうち、最新型で自国開発機であるのは「J-10」戦闘機とステルス機だけだ。J-10はロシアのSu-27よりも性能が劣るとみられている。
中国は、これまで近代的な戦闘機を自力では開発してこなかったといってよい。その中国が、ステルス戦闘機だけはロシア製より優秀であると考えるのは、少々無理がありそうだ。
ロシアは近代的なステルス戦闘機を開発・製造してきた。そのロシア機に十分なステルス性能があるかどうか、ウクライナ戦争で疑問符がつけられている。
それは、ウクライナ戦争の重要な場面で使用されていないからである。
一方、中国のステルス戦闘機は、台湾や日本周辺でまだ確認されていない。「ステルス機が日本の周辺を飛行しても日本などには発見できなかっただけだ」と言う人もいるようだが、その根拠は怪しい。
これまでほとんど近代的な戦闘機を自力で製造してこなかった中国が、にわかにロシア製よりも優れたステルス戦闘機を開発・製造できているとは考えにくいからだ。
ロシアのステルス戦闘機にも性能の疑問符がついていることから推測すれば、まだ十分なステルス性能を備えていないと考えるのが順当だろう。
台湾有事における中国の戦闘機
中国軍の戦闘機が台湾の防空範囲には入れないとなれば、どのような航空作戦になるのだろうか。
台湾の防空範囲内に入って滑空弾攻撃を行おうとすれば、台湾の防空兵器から撃墜されてしまう。撃墜されないで滑空弾攻撃を行うとすれば、防空範囲外からの滑空弾攻撃を行うことになる。
その場合、射撃距離から予想すると、滑空弾は中間線までしか届かないとみられる。
図4 防空範囲外からの滑空弾攻撃(イメージ)

中国機は有事に日台領土に接近できない
これまで述べてきたように、ロシアは、ウクライナ戦争初期にウクライナの防空範囲内に入った戦闘機が多数撃墜されてしまった。
その後は防空範囲には入ることなく外側から滑空弾を発射している。誤って防空範囲に入った戦闘機は撃墜されている。
ロシアと同じか似た戦闘機を保有する中国は、ウクライナ戦争でのロシア機の動きと同じになる可能性が高い。台湾の防空範囲に入ることは、身の危険を顧みない無謀なパイロットにしかできないだろう。
平時には、中国機は台湾に接近して威嚇飛行を頻繁に行っている。それは、威嚇だからできるのである。平時には撃墜されないことが分かっているからだ。
しかし、台湾軍防空部隊は次に説明するように、24時間体制で防空態勢をとっている。
威嚇の一線を越えたりしたら、即座に撃墜される可能性がある。
平時でも臨戦態勢の防空兵器
平時、防空範囲に中国機が入って威嚇しているが、台湾の防空側は監視レーダーで常にその動きを監視して、その位置も正確に把握している。
必要となれば、監視用レーダーを瞬時に射撃管制レーダーに切り替えて目標をロックオンし、直ちにミサイル発射ボタンを押すことができる。
これは、台湾だけではなく日本や米国、韓国などでも高性能な防空兵器による24時間射撃態勢をとっている。
平時だから、ミサイルを発射することはないが、異常事態が発生し命令を受ければミサイル発射ボタンが押され、ミサイルは目標に向かって飛んで行く。
侵入し、威嚇する戦闘機に対しても、陸上・海上・空中からいつでも撃墜できる態勢がとられているのだ。
このような日本の防空態勢について、メディアも一般の国民も承知して安心してほしい。
中国軍機が自衛隊機にレーダー照射するような事案が発生しているが、おそらく自衛隊機に対する脅しであり、このような行動には冷静で客観的な対応が必要であろう。
もし脅しをかけなければ留飲を下げられないような人々だとしたら、感情的に反応しても百害あって一利なしである。
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