6/9The Gateway Pundit<HERE WE GO AGAIN: Watch the Liberal Media and Democrats Repeatedly Refer to the LA Riots as ‘Peaceful Protests’ (VIDEO)=また始まった:リベラルメディアと民主党がロサンゼルス暴動を「平和的な抗議」と繰り返し呼んでいるのを見てください(動画)>
左翼は皆、基本嘘つき。暴動の映像が横で流れていても「平和的な抗議」と言えるのは、面の皮が厚すぎ。左翼と左翼メデイアを信じるのは止めた方が良い。
もしあなたが2020年の春に眠りにつき、昨日目覚めてケーブルニュースをつけていたとしたら、時間が経ったことに気づかないだろう。
民主党とメディアは壊れたレコードのように、ロサンゼルスで現在起きている暴動を2020年と同じように「平和的な抗議」と呼んでいる。まるで彼らにはどうしようもないのか、左派が暴力的な行動を起こすたびに、彼らは自動的にこの論点に陥ってしまうのだ。
ほんの数週間前、リベラルメディアの人々は、ジョー・バイデンの精神衰弱について誤導したが、二度とそのようなことが起きないようにすると主張していた。
今、彼らはテレビで暴動について全く同じことをやっています。“自分の目や耳を信じるのではなく、私たちの言うことを聞いてください。これは平和的なのです。”
ワシントン・フリー・ビーコンは次のように報じている。
リベラルな評論家や政治家たちは、分割画面の映像で炎に包まれた車が映し出されていたにもかかわらず、ロサンゼルス中で起きたICE反対の暴動は平和的なものだったと主張して週末を過ごした。
「現時点では非常に平和です。緊張した場面もありましたが、暴力行為は見られません」と、CNN特派員のジュリア・バルガス・ジョーンズ氏は、交差点の真ん中で炎上する車の周りをバイクに乗った暴徒たちが取り囲む様子を放送中に述べた。
同様のビデオがCNNで放映され、ナネット・バラガン下院議員(民主党、カリフォルニア州)はトランプ政権が「平和的な抗議活動を標的にしている」と非難した。
週末、ロサンゼルスではICE(移民税関捜査局)による市内への強制捜査への反発から暴動が勃発した。扇動者たちは101号線を封鎖し、警察官を襲撃し、車に放火し、商店を略奪した。ドナルド・トランプ大統領はこれに対し州兵を派遣した。
カマラ・ハリス元副大統領はトランプ政権が「恐怖を煽っている」と非難し、「移民の隣人を守るデモは圧倒的に平和的だった」と述べた。
ビデオを見る:
https://twitter.com/i/status/1932151481580347803
もう一つ、同じテーマです。
https://twitter.com/i/status/1932145609919832262
これは完全にプロパガンダです。繰り返しますが、ジョー・バイデンの件と全く同じです。同じ人々が、同じようなガスライティングを行っているのです。
https://www.thegatewaypundit.com/2025/06/here-we-go-again-watch-liberal-media-democrats/
https://x.com/i/status/1932159435469975643
https://x.com/i/status/1931713897700200736
6/9Rasmussen Reports<Mental Health: 20% Are Currently on Medication=メンタルヘルス:20%が現在薬物治療を受けている>
米国人のほぼ4分の1が精神衛生上の問題と診断されており、5人に1人が現在精神疾患の処方薬を服用している。
ラスムセン・レポートとグレート・アメリカ・ショーが実施した全国規模の電話調査とオンライン 調査 によると、米国人の成人の23%が医師から精神疾患の診断を受けたことがあると回答し、72%は精神疾患の診断を受けていないことが分かりました。
6/10阿波羅新聞網<洛杉矶爆发零元购!2000国民警卫队进入=ロサンゼルスでゼロドル購買(=略奪)が勃発!州兵2,000人が出動>6/9、ロサンゼルスのダウンタウンは混乱に陥り続けている。通りには煙が立ち込め、車が放火され、爆発音が絶えず鳴り響いている。しかし、地元テレビ局ABC7の記者は生放送中に、これは本当に「暴動」なのだろうかと疑問を呈した。
この衝撃的な報道は、ソーシャルメディア上で瞬く間に激しい議論を巻き起こした。動画の中で、ティム・カプト記者は燃え盛る背景の前に立ち、「ほとんどの人々は動画を撮影し、旗を振り、要求を表明している」と断言した。しかし、カプトが言い終える直前、カメラの後ろで大きな爆発音が響き、黒煙が空高く舞い上がった。
生放送中、司会者のジョリー・ランドは状況説明を求め、「車に火をつけた人々は、分裂してできた一部の人だろうか?事態が実際よりも深刻だと誤解を招いているのだろうか?」と質問した。カプトは「これは集会やデモ、あるいは『暴動』が起こるたびに、核心的な問題となる」と答えた。そしてすぐに「私はこれを暴動とは呼ばない。トランプ大統領は暴動や略奪だとツイートで非難しているが、そう定義すべきではないと思う」と付け加えた。
左翼のキチガイ記者。
https://www.aboluowang.com/2025/0610/2230859.html
6/10阿波羅新聞網<天降卫星雨!马斯克惨收噩耗—天降卫星雨!马斯克“星链”惨坠583颗 NASA指控元凶是它…=天から衛星の雨が降る!マスクに悪い知らせ――天から衛星の雨!マスクの「スターリンク」は583基の衛星が落下。NASAは元凶はこれだと非難…>ロシア紙コムソモリスカヤ・プラウダが8日報じたところによると、米宇宙探査技術会社(スペースX)が打ち上げた「スターリンク」衛星が最近、大量に落下し、国際的な注目を集めている。NASAゴダード宇宙センターの物理学者ダニー・オリベイラ率いる研究チームは、この「衛星の雨」ブームについて詳細な調査を行い、太陽活動と明らかに関連していると指摘した。
SpaceXは2019年に「スターリンク」計画を開始し、その年最初の衛星を打ち上げた。2020年以降、散発的な墜落事故が発生しているが、当時の墜落件数は依然として正常範囲内であった。しかし、2021年以降、墜落件数は急増し、同年は78件、2022年は99件、2023年は88件に上った。2024年には状況が急変し、1年間で316基の衛星が大気圏で燃え尽いた。これにより、「スターリンク」計画で失われた衛星の総数は、これまでに583基に達し、15基に1基の割合で墜落が発生している。
NASAの研究によると、太陽活動は衛星の墜落と密接に関連している。オリベイラのチームは、太陽活動が活発になると、スターリンク衛星が受ける軌道抵抗も大幅に増加し、これが軌道から外れて大気圏に落下する主な原因であることを発見した。
「我々は、太陽活動の現在の劇的な変化が、低軌道衛星に前例のない影響を与えていることを明確に観察した。特に太陽活動のピークと衛星数が今回過去最高に達しているピークという状況を考えると、より詳細な研究に値する」と研究報告書は述べている。
太陽活動は約11年の周期で、ピーク時には多数の黒点、フレア、磁気嵐が発生する。太陽から放出されたプラズマが地球に到達すると、大気が加熱・膨張し、衛星は運用中に強い抵抗に遭遇し、最終的には軌道制御を失う。
中国の科学者たちは、スペースXのスターリンク衛星に対するシミュレーション運用において、中国はわずか99基の衛星で12時間以内に最大1,400基のスターリンク衛星を効果的に捕捉できることが示されたと主張している。
スターリンク衛星は高速通信サービスを提供するために比較的低い地球近傍軌道で運用されるため、平均寿命は約5年しかなく、太陽活動の影響をより大きく受ける。
しかしながら、研究者は、いくつかの異常現象が完全に解明されていない点も指摘している。例えば、磁気嵐での落下現象のほとんど(約70%)は、最も激しい磁気嵐の時期ではなく、中程度、あるいは軽度の磁気嵐の時期に発生した。この研究は、これが弱い磁気嵐の長期的な影響に関連している可能性があると推測している。磁気嵐は衛星の軌道をゆっくりと「侵食」し、最終的には制御不能に陥らせる可能性がある。
太陽活動は今後数年間も活発に続くと予想されるため、衛星運用者はより大きな技術的およびリスク上の課題に直面する可能性がある。
https://www.aboluowang.com/2025/0610/2230834.html
6/10阿波羅新聞網<罕见!温家宝流露真性情 改变中国?–温家宝等元老“露面”北京传来许其亮内部消息=珍しい!温家宝が本性を現す、中国を変えるのか?――温家宝等長老が「登場」、北京は許其亮から内部情報を入手>アポロネット王篤若の報道:6/8、中共中央軍事委員会前副主席の許其亮が北京市八宝山で火葬された。習近平と常務委員6人全員が出席した。中共の党メディアは、式は盛大に行われたと強調報道し、「団結と安定」を示そうとした。しかし、中央TVは興味深い詳細を捉え、激しい議論を巻き起こした。弔問の席で、習近平と対面した許其亮の未亡人は、まっすぐに立って眉を下げ、何も言わず、軽く頷いただけで、直接目を合わせず敬礼もせず、態度は冷淡だった。一方、趙楽際、蔡奇等の常務委員と握手した際には、明らかに熱意が表れ、特に王滬寧と握手した際には、30度近く体を傾け、礼儀作法の対照が際立っていた。内モンゴル自治区の元高官である杜文は、セルフメディアで、未亡人の表情は仇敵と対峙しているかのような嫌悪感に満ちており、背後に激しい恨みが渦巻いていることを示唆していると分析した。外界は、許家が習近平は軍内で失権したことを知っているのではないかと推測した。
https://www.aboluowang.com/2025/0610/2230830.html
6/9看中国<胡锦涛特别方式亮相 央视给单独镜头 彭丽媛消失与“他”有关?(组图)=胡錦濤が特に現れ、CCTVが特別に名前を挙げて報道。彭麗媛の失踪は「彼」と関係があるのか?(写真)>中共の政局はますます異様さを増している。習家軍が多数失脚・行方不明となり、彭麗媛でさえ20日以上も表舞台から姿を消している。さらに、元軍事委員会第一副主席の許其亮が最近、不審な死を遂げ、葬儀は控えめなものから盛大なものに紆余曲折を経て、外部から多くの疑念を招いている。分析では、これらすべては北京で何か異常なことが実際に起こっていることを反映しており、中共の政情の不安定さと動揺を示していると考えている。
異変の兆候が頻繁に現れ、中共の政情は不安定だ
誰が優勢なのかは、最終的にカードを見せ合うまで分からない
許其亮の葬儀は、軍内の駆け引きが熾烈であることを物語る・・・習派と反習派
CCTVは胡錦濤の花輪だけ目立つように撮影
彭麗媛が李克強を殺害、長老たちが捜査を要求・・・「習近平が自らそれを実行するのは適切ではないため、彭麗媛に山東チームを組織させ、一連の秘密計画をまとめさせ、最終的に李克強を水泳中に心臓発作で急死させる」とある。
彭麗媛が李克強殺害の指令を出したかどうかは分かりませんが、薄熙来の妻の谷開来が息子の英国人家庭教師を殺害した例もあるから、高位、女性だからといって殺人しない訳でない。まあ、中国人だからかもしれませんが。
https://www.secretchina.com/news/gb/2025/06/09/1083511.html
何清漣 @ HeQinglian 3h
私が「国」を削除したって?アメリカ合衆国は国ではないのか?各州が許可なく外交を行うのか?通貨を発行するのか?主流の価値観とは何なのか?
文章すら理解できない人たちと時間を無駄にする暇はない。
引用
Joel Lu @ Vastzhuo 5h
返信先:@ HeQinglian 、 @ KELMAND1
なぜ先ほど言及した「国家」の中の「国」を削除したのか?「このような変わった州知事は、国家概念がない極左派だから選ばれた」。ここでの「国家概念」は何を意味するのだろうか?国風文化、あるいはより広義の集団主義文化は、集団実現と集団の利益を第一に重視する。これは、米国文化における個人の成功と自己肯定の追求とは明らかに対照的である。国家文化は儒教文化に由来し、中国特有のものだ。字数制限があるので絵で表す。
何清漣 @ HeQinglian 8h
これは「ソビエト連邦最後の日々」から着想を得たものかもしれない。しかし、絵に表現されている雰囲気がどうであれ、やはり原因、暴動の本質は全く異なる。それでも、パレスチナとハマスを支持する人々がそれを空想するのを邪魔することはない。昨日、脳に水が入っていてここに来た投稿者は、何と6月4日と比較した。
私は暴動を鎮圧するトランプ政権を支持する。
引用
国土安全保障省 @DHSgov 21h
秩序は回復されるだろう。
何清漣 @ HeQinglian 3h
翻訳:独占:ロサンゼルスで発生した反移民局暴動の背後には、納税者から資金提供を受けた非営利団体がいる。
過去2日間、ICE(移民税関捜査局)の捜査官はロサンゼルス地域で標的を絞った作戦を実施し、40人以上の不法移民の容疑者を拘束した。これらの執行措置は大規模なデモを引き起こし、一部は暴力的対立へと発展した。
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引用
ローラ・パウエル @LauraPowellEsq 6月8日
独占記事:ロサンゼルスで発生した反移民局暴動の背後には、納税者から資金提供を受けた非営利団体がいる。
ここ2日間、ICE(移民税関捜査局)の捜査官はロサンゼルス地域で標的を絞った作戦を実施し、40人以上の不法移民の容疑者を拘束した。これらの執行措置は大規模なデモを引き起こした。
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何清漣 @ HeQinglian 3h
翻訳:あなたがもしカリフォルニア州民なら、現在のロサンゼルス暴動は、あなたの税金が使われている好例と言えるだろう。移民執行措置に対する暴力を扇動する主犯の一つは、人道的移民権利連合(Coalition for Humane Immigrant Right-CHIRLA)で、ロサンゼルスを拠点とする非営利団体であり、移民問題に関して過激な立場をとってきた歴史がある。例えば、2018年には
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引用
ローラ・パウエル @LauraPowellEsq 17h
あなたがカリフォルニア州民であれば、現在のロサンゼルス暴動は、税金がいかに有効に活用されているかを示す好例である。
人道的移民権利連合(CHIRLA)は、移民執行措置に対する暴力的な反応を扇動する主要な役割を担う団体の一つで、ロサンゼルスを拠点とする非営利団体である。
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塩原氏の記事では、本当にゼレンスキーはウクライナの指導者にふさわしいのか?第三次大戦になったら、核戦争を引き起こしかねない。ゼレンスキーはもっと真剣に停戦交渉するようにすべきでは。ウクライナ人の犠牲が増える。
ネタニヤフもゼレンスキーと同じで、両方ともに冷酷さを感じる。国家の大義のために戦争しているのではなく、私利私欲のために戦争を引き伸ばししているようにしか見えない。勿論、敵性国家ロシアを応援するものではないが。
記事
前回の拙稿「ウクライナで恐ろしい「バス化」=路上強制兵役連行が頻発中!」で指摘したように、新聞やテレビといったオールドメディアは、「人々が聞きたくないことを伝える権利」である「言論の自由」を放擲している。英BBCのわずかばかりの報道が気を吐いているにすぎない。
そこで、今回は最近のウクライナ戦争をめぐる「人々が聞きたくないことを伝える権利」に基づく情報を読者に提供したい。
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戦争継続派ゼレンスキーの暴挙
戦争停止を求めている側であれば、敵に対して「汚い戦争」は仕掛けないだろう。敵を怒らせて、停戦・和平が遠のくだけだからだ。逆に言うと、そんな「汚い戦争=奇襲攻撃」をするということは、その当事者に停戦・和平の意向がまったくないことを証明している。
こう考えると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がそうした部類に属し、戦争継続を心から願っていることが最近の戦闘を通じて明示されたと断言できる。このサイトで私が何度も指摘してきた「ゼレンスキー=戦争継続派」という命題が正しかったことになる。
6月1日の奇襲攻撃の意味
問題の「汚い戦争」とは、6月1日に実施された奇襲攻撃(surprise attack)のことである。今回の奇襲は昨年8月に突如、ウクライナ軍がロシアとの国境に位置するクルスク州に侵入した奇襲につぐ二番目の暴挙だ。最初の奇襲については、拙稿「「越境攻撃」と称される「ウクライナ版・真珠湾攻撃」……最後はロシアの核兵器を浴びるぞ」のなかで詳しく論じたことがある。このとき、「人々が聞きたくないことを伝える権利」を放棄した日本のオールドメディアは、日本軍が行った卑怯千万のパールハーバー(真珠湾)攻撃を思い起こさせるウクライナの奇襲のことを、あえて「越境攻撃」と表現することで、ウクライナ軍の卑劣さに蓋(ふた)をしようとした。明らかに、ウクライナ軍の肩をもったと言える。
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4つの空軍基地を奇襲
今回の奇襲攻撃は、その激烈さにおいて、前回よりもその打撃はずっと甚大である。その理由を説明する前に、何が起きたかについて簡単に説明しておきたい。なお、5月30日には、極東のウラジオストクにあるデサントナヤ湾付近で二度の爆発があった。ウクライナ侵攻にも参加している第155海兵旅団が駐留していた場所で発生したもので、その背後には、ウクライナのキーロ・ブダノフ中将が率いる国防省情報総局(GUR)がいた(「キーウ・インディペンデント」を参照)。つまり、奇襲は、本当は5月30日からはじまっていた。
6月1日の奇襲攻撃は少なくとも四つの空軍基地に集中し、もっとも遠い基地はキーウから4000km以上離れていた(The Economistを参照)。ウクライナは100機以上の無人機(ドローン)を使い、トラック内の隠し区画からほぼ同時に出現させ、自爆させた。作戦を指揮したのはウクライナ保安局(SBU)であった。SBUは、核兵器搭載可能な爆撃機や早期警戒機を含む、少なくとも41機の航空機を損傷または破壊したと主張、衛星画像によれば、13機以上の損失が確認されている。
ロシア空軍基地の41機を爆撃
もう少し詳しく、この奇襲攻撃をみてみよう。6月2日付のNYT(ニューヨークタイムズ)によれば、ウクライナは、6月1日、117機のドローン攻撃を行い、ロシアの数十機の航空機に損害を与えたとした。ロシア国防省は同日、ウクライナの無人機が五つの地域の飛行場を攻撃したと発表した(下の写真)。ウクライナ保安局(SBU)はこの計画を「蜘蛛の巣作戦」(Operation Spider’s Web)と呼び、ドローンはロシア全土の軍事基地の近くに設置され、同時に起動するまで待機していたとされる。
ウクライナ側は、ロシア空軍基地の戦略巡航ミサイル輸送機の約3分の1にあたる41機が被弾したと発表した。NYTは、「4機のTu-95爆撃機(下の写真)と1機のアントノフ貨物機が被弾したことを確認した」と報じている。
2025年6月1日、ウクライナ保安庁が公開したビデオから引用した、シベリアの飛行場に駐機していた戦略爆撃機に対するドローン攻撃の余波を示す画像。
(出所)https://www.wsws.org/en/articles/2025/06/02/jgyh-j02.html
2015年5月9日、モスクワの赤の広場上空で戦勝記念日のパレードを行うTu-95MS。 写真:Yuri Kochetkov / EPA
(出所)https://novayagazeta.eu/articles/2025/06/02/kakoi-uron-operatsiia-sbu-nanesla-armii-rossii
核戦力を攻撃したゼレンスキー
この奇襲攻撃は、核戦力を構成する戦略爆撃機を攻撃したという重大な意義をもつ。通常、核戦力には、核弾頭に加えて、核弾頭を運搬するための地上・海上・空中発射ミサイルという核戦力「3本柱」がある。具体的には、地上発射の大陸間弾道ミサイル(ICBM)のほか、潜水艦発射弾頭ミサイル(SLBM)、さらに戦略爆撃機から発射される戦略巡航ミサイルがある。
つまり、核兵器搭載可能な戦略爆撃機を攻撃したゼレンスキーは核戦力を破壊したのだ。もしその爆撃機に核弾頭が搭載されていれば、その空港周辺は間違いなく放射能に汚染されていただろう。その意味で、彼のやったことは「核攻撃」に近い。ゆえに、激怒したプーチンが報復としてウクライナを核攻撃したとしても、それを一方的に非難するのは難しい面をもつ。
それだけではない。第一期トランプ政権で、国家安全保障問題担当大統領補佐官だったマイケル・フリンは6月4日につぎのように今回の奇襲攻撃の問題点を指摘している。
「ロシアと米国の戦略爆撃機は一般的に、衛星監視から視認できることが協定で義務づけられているため、このような視認可能なターゲットへの攻撃はこれまでだれも行ったことがない。ロシアの爆撃機が堂々と攻撃できるのであれば、米国の爆撃機も同様だ。この行動によって、ウクライナ政府はロシアを弱体化させただけでなく、米国を危険にさらしたのだ。こうして、空爆を命じたウクライナ政府関係者は、ロシアだけでなく米国をも敵に回したことになる。さらに悪いことに、この不当な攻撃の後には、ロシアとクリミアを結ぶケルチ海峡橋へのウクライナ軍の攻撃がつづいた」
「米国を敵に回す」奇襲だけに、ゼレンスキーは米国に知らせずにウクライナだけで行ったのだろう。それは、最初の奇襲攻撃と同じである。もし米国が今回の奇襲攻撃を事前に知っていれば、確実に止めるように命じただろう。なぜなら奇襲攻撃がロシアの核兵器による報復を誘発し、それが第三次世界大戦勃発の起爆剤になりかねないからである。
ゼレンスキーとネタニヤフの論理
ゼレンスキー自身は、作戦終了後、ウクライナ保安局のヴァシル・マリウク長官から報告を受け、「まったく見事な結果だ」とXに投稿した。「計画開始から効果的な実行まで1年6ヶ月と9日」とまで書いている。つまり、今年3月、トランプに脅されて仕方なく停戦に合意して以降、プーチンには「30日間の無条件停戦」を要求しておきながら、実際には停戦などまったく眼中になかったことがこの記述からわかる。
それだけではない。ゼレンスキーは同じXにおいて、「ウクライナは自国を守っており、それは当然のことだ。私たちは、ロシアにこの戦争を終わらせる必要性を感じさせるためにあらゆることをしている」とのべた。
これは、ゼレンスキーの屁理屈にすぎない。この男は、ウクライナという国家を名目にしながら、自分の権力の維持だけのために「あらゆることをする」と宣言しているのだ。
それを確信できる言葉がつぎに出てくる。「ロシアがこの戦争をはじめたのだ」というのがそれである。この言葉は、ガザでパレスチナ人を根絶やしにしようとしている、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の理屈に符合している。
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2023年10月7月未明、ガザを牛耳るパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスは、イスラエルに向けて2000発以上のロケット弾を発射、1000人以上のハマスの戦闘員がイスラエルとガザの国境を越え、イスラエルの国民を人質にとる事件が起きた。ネタニヤフはこれを理由に、5万人以上のパレスチナ人を殺害した。攻撃をはじめた側が悪であり、殲滅の対象になるというのである。
ゼレンスキーはこのネタニヤフと同じく、損害を受けた側は加害者をどんなに痛めつけてもかまわないという論理を振りかざしていることになる。そこには、軍人と民間人の区別は存在しない。
第三次世界大戦に巻き込む気か
6月4日、事態を重くみたトランプとプーチンは1時間15分間、電話会談をした。その後、トランプはTruthSocialに、「私たちは、ウクライナによるロシアのドック入り航空機への攻撃や、双方で起きているその他のさまざまな攻撃について話し合った。良い会話だったが、すぐに和平につながるような会話ではなかった。プーチン大統領は、最近の飛行場への攻撃には対応しなければならないと、非常に強く言った」、と投稿した。
さらに、5日、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相との大統領執務室での会談で、トランプは、「2人の幼い子供が狂ったように戦っているのを見ることがある。お互いに憎み合っていて、公園で喧嘩している。彼らは引き離されるのを嫌がる。しばらく喧嘩させた方がいいこともある」とメルツと並んで話した。そしてプーチンに、その例えを電話で伝えたと付け加えたという(WPを参照)。
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だが、さすがにゼレンスキーのひどさをトランプも気づいているらしい。米「アトランティック」は5日、情報筋の話として、「今回の無人機による攻撃は、大統領が長年抱いていたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対する不快感を再燃させ、ホワイトハウス内で米国がウクライナを放棄すべきかどうかについての新たな議論を促したという」と書いている。この文章につづいて、「戦争を通して、トランプはゼレンスキーを「悪者」(bad guy)で「熱血漢 」(hothead)であり、世界を第三次世界大戦に向かわせる可能性のある人物とみなしてきた、と外部アドバイザーは語った」とも記されている。
この記述をみて思い出してほしいのは、拙稿「ウクライナ戦争衝撃の結末…ゼレンスキーは核開発を目論んで米新政権に暗殺される?」において指摘したように、ジョー・バイデン前大統領も同じ意見、すなわち、ゼレンスキーが第三次世界大戦に巻き込もうとしているという見方をいだいていたことだ。それは、David E. Sanger, New Cold Wars: China’s Rise, Russia’s Invasion, and America’s Struggle to Defend the Westのなかに記述されている。
さらに、6月4日付のNYTは、複数のアドバイザーの話として、トランプがウクライナとロシアの両首脳に苛立っており、ゼレンスキーに対しては長い間特別な憎しみ(animosity)を抱いていると報じた。「トランプはウクライナへの武器の流れを断ち切ることを口にし、ゼレンスキーは世界を核戦争の崖っぷちに追い込んでいる『悪者』(bad guy)だと何度も側近に語っている」とも指摘している。私もその通りだと思う。
元米軍幹部のゼレンスキー批判
今回の奇襲攻撃に対する「ゼレンスキー批判」を紹介しよう。前述したフリンは、「注目してほしい! つまり、ゼレンスキーはドナルド・トランプに報告することなく、滑走路にいるロシアの核爆撃機を攻撃するゴーサインを出したということだ(もし大統領が本当に相談も報告も受けていなかったことが判明すれば、これは単なる規約違反ではない。これは地政学的な侮辱であり、警鐘である。ウクライナがホワイトハウスに通知することなく、戦略的結果を伴う攻撃を仕掛ける用意があるのなら、我々はもはや、ある種の同調を欠いた同盟国ですらなく、盲目的に飛行し、コントロールを失った共同同盟国側なのだ)」とXに投稿した。
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同じく、第一期トランプ政権で首席戦略官だったスティーブ・バノンは6月2日遅く、インタビューに答えて、厳しい対ロ制裁を科そうとしているリンジー・グラハム上院議員(サウスカロライナ州選出)への批判を強めるなかで、「とくにゼレンスキーが、ロシアへの深部攻撃を伴う第三次世界大戦に我々を導くことはできない」と発言し、第三次世界大戦へ巻き込もうとしているゼレンスキーを厳しく批判した(The Hillを参照)。
沿ドニエストル共和国も危険
奇襲攻撃は一度行ってしまうと、同じことは難しい。敵も警戒するからである。だが、まったく別の奇襲攻撃を行う道も残されている。戦争継続派のゼレンスキーは、ウクライナ戦争をつづけるためにまだまだ奇襲作戦を考えているらしい。
WP(ワシントンポスト)のコラムニスト、デイヴィッド・イグナティウスは6月5日付の記事のなかで、ゼレンスキーのたくらんでいる新たな奇襲攻撃の一端を明らかにした。ウクライナは、6月1日に使用した奇襲戦術の海軍バージョンを検討しているというのだ。
記事には、「情報筋によれば、ウクライナ保安局(SBU)は北太平洋のロシアとその同盟国の船舶を攻撃するため、貨物コンテナに隠した海上ドローンを送り込むことを検討していたという」と書かれている。ただ、「これまでのところ、彼らはまだこれらの作戦を開始していないようだ」としている。
まだ他にもある。ゼレンスキーは戦線を、モルドバ東部を流れるドニエストル川とウクライナの間にある、未承認国家「沿ドニエストル共和国」に拡大しようとしているというのだ。もう忘れたかもしれないが、昨年9月、イスラエルは、ポケベルやトランシーバーを遠隔操作で爆発させるという大胆な作戦を成功させた。この攻撃によってシーア派武装組織ヒズボラは壊滅的な打撃を受け、現在も完全には回復していない。これによって、ネタニヤフは戦線をレバノンに拡大したのだが、同じように、沿ドニエストルを戦争に巻き込むことで、ウクライナ戦争の解決をより難しくしようというのである。そこには、ロシア兵が駐留している。
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イグナティウスは、「ウクライナと国境を接する国々は、戦争がつづけば新たな戦場になるかもしれない」と書いている。実は、ウクライナは以前からロシアからの亡命者やその他の地元勢力を使って、そこにいるロシア軍を攻撃する作戦を検討したが、これまでのところ、新たな戦線を開くことは断念してきた。だが、6月4日付のFT(フィナンシャルタイムズ)は、モルドバのドーリン・レセアン首相の話として、ロシアはモルドバの離脱地域である沿ドニエストルに、追加で1万人規模の軍隊を配備することを望んでいる、と伝えた。どうやらこの地域に、きな臭い動きを感じているらしい。
なお、昨年10月の情報として、「現在、約1500人のロシア軍が沿ドニエストル共和国に駐留している」。ロシア側の情報では、平和維持軍としてのロシア兵とは別に約1000人のロシア軍兵士からなる部隊も駐留しており、弾薬庫を警備しているという。
念のために書いておくと、2022年10月の段階では、ロシア保安局(FSB)がモルドバの親欧米政権を転覆させようとしているとの報道があった。
いずれにしても、ウクライナ西部で事件が起きれば、近隣のベラルーシ、ポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、そしてドイツ、バルト三国、ノルウェー、フィンランドなどを巻き込んだ大混乱となるリスクがある。まさに、第三次世界大戦への導火線になりうる。
「聞きたくないこと」を伝える重要性
もちろん、ここで紹介した話は可能性でしかない。だが、少なくとも2回にわたる対ロ奇襲攻撃は、ゼレンスキーによる挑発そのものだ。そう、それは戦争をつづけたがっているゼレンスキーという「悪者」の本性丸出しの暴挙と言える。何しろ、彼の権力保持という身勝手な理由から行われる奇襲攻撃が第三次世界大戦の引き金になりかねないのだから。
6月7日、トランプは大統領専用機エアフォース・ワンのなかで記者団に対して、「昨夜、彼らは、プーチンに空爆する理由を与えた」と語った。つまり、ゼレンスキーは、プーチンを怒らせることで報復を誘発し、ウクライナ国民の死傷者を増やしたのである。それによって戦争を長引かせ、ともかくも自分の権力(昨年5月の大統領職の任期切れから1年以上が経過)だけは安泰というわけである。まさに、ゼレンスキーは「悪者」そのものではないか。
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私は今回の記事で、「人々が聞きたくないことを伝える権利」である「言論の自由」を行使した。できるだけ出所を辿れるように、URLも埋め込んだ。丹念に情報を収集・分析すれば、ここまでの考察が可能なのである。
だが、読者のなかには、この記事を不愉快に思った方もいるかもしれない。それは、言論の自由を放棄し、「人々が聞きたくないこと」を伝えようとしないオールドメディアに毒されているからにほかならない、と私は思う。
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