『にわかに浮上した李克強待望論、「北戴河会議」に集う長老たちの本音とは 習近平の続投で中国共産党は生き延びる』(6/17JBプレス 川島博之)について

6/16The Gateway Pundit<RAND PAUL BRINGS THE FIRE! Grills Fauci on Royalties NIH Research Doctors Received from Vaccine Companies! (VIDEO)>

ファウチは製薬会社から金を貰っているのでは。トランプ糾弾よりこちらが大事。

Two days ago Senator Paul (R-Ky.) told One America News that he intended to ask the National Institute of Health about possible royalty payments that Dr. Anthony Fauci said he donated to charity. During his interview Dr. Paul said Fauci should have been immediately fired for several reasons including the fact that he lied to the American public about his funding of the Wuhan lab where the COVID outbreak took place.

On Thursday, Senator Rand Paul asked Fauci, “From 2010 to 2016, 27,000 royalty payments were paid to 1,800 NIH employees. We know that not because you told us but because we forced you to tell us through the Freedom of Information Act. Over $119 million dollars was given to these 18 employees. Can you tell me that you have not received a royalty from any entity that you ever oversaw in the distribution of money in research grants?… Have any of them ever received money from people who make vaccines?”

Fauci refused to answer the question and then responded by citing convenient government regulations that protect scientists from disclosing royalties.

Dr. Paul cut him off, “No, that’s the question. Have you ever received a royalty payment from a company that you later oversaw money going to that company?… Why won’t you let us know?… It’s not just you! Everybody from the vaccine committee, have any of them received money from those who make vaccines?”

https://twitter.com/i/status/1537447840846188547

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/rand-paul-brings-fire-grills-fauci-royalties-nih-research-doctors-received-vaccine-companies-video/

6/16The Gateway Pundit<“That’s Not Science, That’s Conjecture” – Sen. Rand Paul On Fire After Fauci Admits ‘Not Enough Data’ to Show Booster Shots Reduce Hospitalization and Death in Children>

https://twitter.com/i/status/1537453228618563586

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/not-science-conjecture-sen-rand-paul-clashes-covid-stricken-fauci-promoting-booster-shots-children-without-scientific-evidence-support-decision/

6/17阿波羅新聞網<哈佛被恒大收买?美参议员致信质疑新冠起源—美参议员致信哈佛 质疑其被中共收买助长偏向性新冠病毒起源学说=ハーバードは恒大に買収されたのか?米国上院議員は、新型コロナの起源を質問する書簡を送った-米国上院議員は、中共が買収して偏った新型コロナウイルスの起源理論を流布した疑問についてハーバードに書簡を送った>上院情報委員会の副委員長である米国上院議員のマルコ・ルビオは、最近、ハーバード大学のローレンス・バコウ学長に書簡を送り、中国の不動産開発業者恒大集団がハーバード大学を買収し、WHコロナウイルスタスクフォースメンバー兼大統領主任医療顧問のアンソニーファウチを説得して、新型コロナウイルスは武漢ウイルス研究所から漏洩した可能性を否定するようにした可能性について質問した。

ファウチ達DSメンバーが事件を引き起こしたのでは?

https://www.aboluowang.com/2022/0617/1763345.html

6/17阿波羅新聞網<警告!中俄悄悄开启新战场,西方该醒了=警告!中国とロシアは密かに新しい戦場を開き、西側は目を覚ます必要がある>英国のシンクタンクであるCivitasは、中国とロシアが北極圏での勢力圏を拡大し続けており、西側諸国は北極圏の軍事化の潜在的な危機にもっと「目覚め」るべきと警告した。調査の著者の一人であるロバート・クラークは、「西側政府が緊急の行動を取らなければ、北極圏はまもなく将来の地政学的戦場となるだろう」と述べ、ロシアは過去10年で北極圏に50の軍事基地を建設したと述べている。この地域の30兆ドル相当の天然ガスおよび鉱物資源を完全に管理する予定かもしれない。さらに、北京は北極域での足跡を急速に拡大しており、砕氷船を航海に送り、ヨーロッパの北極圏諸国に研究機関や観測所を設立している。これらはすべて、軍民両用の目的を持つ可能性がある。

西側はボーとしすぎ。

https://www.aboluowang.com/2022/0617/1763285.html

6/16阿波羅新聞網<川普报了一箭之仇!国会调查没伤到 美媒:期中选举拜登恐迎“滑铁卢”= トランプが復讐する!議会の調査は傷つけなかった 米国メディア:バイデンは中間選挙で「ワーテルロー」に直面するかもしれない>米国議会は現在、昨年1月6日に発生した議会での暴力事件に関する公聴会を開催し、ドナルド・トランプ前大統領が多くの人を殺した騒乱事件の責任があるかどうかを明らかにする狙いである。しかし、トランプは殆ど影響を受けていないようで、共和党のサウスカロライナ州予備選挙で、トランプの弾劾を支持した現職のライス議員は、トランプに支持された候補者に敗れ、トランプに復讐させた。

1/6事件は民主党の茶番。

https://www.aboluowang.com/2022/0616/1763121.html

何清漣 @HeQinglian 9h

CNNアンカーは、バイデンが出した石油会社への脅迫状について大きな問題があることを明らかにした:バイデン政権は、米国が石油とガスから脱却することを望んでいると就任初日から明らかにし、ガス価格の危機を祝うことさえして、シフトを加速させた。しかし、どうすれば石油会社を悪魔化するのと同時に、より多くの石油生産を要求できるのだろうか?

バイデンは、石油価格の高騰はプーチンと石油会社が第一と第二の犯人であると述べた。

theblaze.com

CNNアンカーのジョン・ベルマンは、石油会社へのバイデンの脅迫状に関する大きな問題を明らかにする:しかし、それは・・・。

CNNのアンカーであるジョン・バーマンは、水曜日にエネルギー長官のジェニファー・グランホルムと、ジョー・バイデン大統領が最近石油会社に送った脅迫状をめぐって対峙した。

何清漣 @HeQinglian 9h

この書状には、中国人が聞けばすぐ分る2つのポイントがある。

1.悪いことはすべて黒いカラスのせいであり、良いことのすべては歌劇≪花おばさん(鵲)≫に帰する。

2.馬を走らすには、草を食べさせないようにする必要がある(エネルギー会社の生存空間を抑制して徐々に圧迫し、生産を増やすためには政府が困難を解決するのを助けるようにする)。

何清漣 @HeQinglian 8h

これは初めて:英国は東方正教会の教皇キリルを制裁https://rfi.my/8VSc.T

@RFI_Cn

英国は本日、ロシアの各分野で、ウクライナへの侵略戦争の責任を負っている疑いがある人に対する制裁を拡大し、初めてロシア正教会のキリル大司教を制裁リストに含めた。キリルの立場は、プーチン大統領がウクライナ侵略戦争を開始したことを明確に支持している。 EUはこれまで、制裁リストにキリルを入れることを拒否してきた。

rfi.fr

英国は本日、ロシアの各分野で、ウクライナへの侵略戦争の責任を負っている疑いがある人に対する制裁を拡大し、初めてロシア正教会のキリル大司教を制裁リストに含めた。キリルの立場は、プーチン大統領がウクライナ侵略戦争を開始したことを明確に支持している。 EUはこれまで、制裁リストにキリルを入れることを拒否してきた。

何清漣はリツイート

北明BeiMing  @RealBeiMing  8h

◆挑発は禍につながり、国のボスの支持率は低すぎ、恥ずかしくて怒っているが、進むことも退くこともできず、身動きが取れない。

◆軽い約束とわずかな信頼、兄弟たちはしばらくの間怒っていて騒々しく、制裁は効果がなく、地元経済はそれに耐えられず、撤退したいと思っている;

◆利益が重なる、ロシアと中国の経済協力パートナーの設立。

◆重要!!-サンクトペテルブルク国際経済フォーラムは、ダボスで開催される「世界経済フォーラム」と対峙し、人類秩序の神聖な原則を提唱し、世界の「勢力均衡」メカニズムを確立しつつある。

今日のITARニュース

引用ツイート

正念先生-東ヨーロッパの視点 @FightForJiuCai 15h

ヨーロッパの降伏を勧めるミッション団がキーウに到着

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何清漣 @HeQinglian 8h

クリントンは、「我々が誤った決定をし続けると、数十年以内に憲政民主主義を完全に失うリスクがあると思う。・・・民主政府の構造について、今ほど心配したことはない」と語った。

6/15に発表されたYahoo News-YouGovの世論調査では、民主党員の55%と共和党員の53%が、米国は「おそらく」いつの日か民主国家でなくなると信じていると述べた。

引用ツイート

ヒル @thehill 8h

ビル・クリントン:「公正なチャンス」 米国は民主主義システムを「完全に失う」可能性があるhttps://trib.al/mp92tnr

何清漣 @HeQinglian 8h

1972年2月、85の同性愛組織から約200人のリーダーがシカゴに集まり、州や連邦政府で係争中の17の問題を含む≪同性愛権利政治綱領≫を公布した。最も重要な4項目は次のとおり。

同性結婚を合法化する

男性と女性の売春の合法化

法的な性交可能の年齢制限を廃止する

結婚は人数と性別に制限をなくすべきで、集団結婚には法的な福利を与えるべき(ボストンのサマービルで既に実現)

https://ccgaction.org/downloads/1972GayRightsPlatform.pdf

何清漣 @HeQinglian 8h

上記の4項目のうち、第一項目は2015年に全米で実現;

項目2と3は、ほとんどの民主党の州で実現。

4項目は、ボストンのサマービルですでに法制化されており、複数の伴侶のいる家庭を合法化した。 「複数のパートナーの家族」は、「一夫多妻制」、「一妻多夫制」、および交叉関係を含む「群婚」システムである。

A US first? Massachusetts city votes to recognize polyamorous relationships in domestic partnership…

usatoday.com

米国初?マサチューセッツ市は同棲関係における複数の愛人関係を認めるために投票する・・・。

同棲関係を「二人で形作られた実体」と定義する代わりに、サマービルの条例はこの用語を「人によって形作られた実体」と定義している。

何清漣 @HeQinglian 5h

これは、バイデンがWHに入って1年半の中で、最も正しいことを言っている。

彼がいつか別の真実を言うことを願っている:私のリーダーを支持する米国人は、私と同じか、私の息子と同じ人達である。

引用ツイート

jiang shangrong @JiangShangrong 6月16日

バイデンは、米国経済は彼と同じくらい健康で活気に満ちていると述べた。

https://t.me/JShangrong

何清漣 @HeQinglian 5h

ウクライナへの支援はまだ完了しておらず、台湾の対中対抗を支援するため集結の呼びかけが行われ、その費用は2023年度の支出に含まれる予定である。米国は数千億ドルを必要としている。

今回も40カ国連合軍になるに違いないので、習近平はこの滴が落ちる音を聞いて、寒い冬にいるように、中南海でぶるぶる震えているだろう。

引用ツイート

DW中国語-ドイツの声 @dw_chinese  15h

「中国は多額の投資を行ってきたが、それでも技術で台湾に追いつくことができない。これは台湾を武力侵攻する理由かもしれない。中国はこのチップ生産拠点を自ら奪おうと必死に試みるかもしれない」。https://p.dw.com/p/4CoYc

何清漣はリツイート

李江琳 @JianglinLi  5h

USA Todayは、この女性記者が偽の情報源を使って書いた23の記事を削除した。

メインストリームメディアしか読まない人はバカになるのも不思議ではない。

USAトゥデイはレポーターガブリエラ・ミランダが捏造したため23の記事を削除する。https://nypost.com/2022/06/16/usa-today-reporter-gabriela-miranda-fabricated-sources-for-23-articles/?utm_source=twitter_sitebuttons&utm_medium=site%20buttons&utm_campaign=site%20buttons

via @nypost

nypost.com

USAトゥデイはレポーターガブリエラ・ミランダが捏造したため23の記事を削除する・・・

USAトゥデイは、調査の結果、23件の記事をウェブサイトから削除したと発表した。調査の結果、記事を書いた記者は偽造された情報源を使った。

何清漣 @HeQinglian 4h

聞くところによれば、中国と台湾の間の戦争も、まず情報戦が先行すると。

西側メディアは、プロパガンダの面で中国はロシアよりも下手だと常に言ってきた。今回ロシアの情報戦は完敗であり、中国はもっと惨めになる可能性がある?

中国語圏の半分は中国の大勝利でなければならず、他の言語は台湾側が中国を粉砕している必要がある。

ドラマの観客は、支持の態度を表明するために列に並ぶことを余儀なくされ、デマが空に満ちている。

引用ツイート

白月玲珑🇨🇳 @WhiteMoonShiner 20h

中国の国防科学技術レベルの継続的な改善により、中国は世界最小のミサイルの製造に成功した。兵士は一度に多くのミサイルを運ぶことができ、兵士をスーパー戦士に直接変えることができる。これは、国産QN202ミニチュアミサイルで、射程2kmのきゅうりの大きさで、狙撃手は頭皮がうずくのを見た。

川島氏の記事では、北戴河会議で長老たちは習の3選に反対しないだろうという読みです。今の経済規模では、クーデターや文革のようなことは起こしにくいのでは。既得権者が損する話になるし。小生もその展開になると思っています。それより、3期目の続投決定後の台湾侵攻が心配。

記事

訪中した国連人権高等弁務官とビデオ会議を行う習近平国家主席の映像(2022年5月25日、写真:ロイター/アフロ)

(川島 博之:ベトナム・ビングループ、Martial Research & Management 主席経済顧問)

毎年夏になると渤海湾に面した保養地、北戴河(ほくたいが)に中国共産党の現役指導部とOBが集まり、話し合いが行われる。これは水泳好きの毛沢東が夏になると避暑をかねて北戴河に滞在し、そこでお気に入りの幹部と密談したことが起源とされ、俗に「北戴河会議」と呼ばれる。

その内容が公表されることはないが、秋以降に行われる人事や政策の骨格を決めるものとされる。今年(2022年)は秋の共産党大会で習近平国家主席が続投するか退任するかを決める年なので、特にこの会合に注目が集まっている。

そんな北戴河での会合を前にして、にわかに李克強待望論が語られるようになった。それは習近平の続投に対する批判と言ってもよいのだが、少し前までは習近平が3期目に突入することは既定路線とされていた。ここに来て変化があったのだろうか。本稿では中国政治の底流から、習近平続投について考えてみたい。

李克強待望論は「牽制球」

結論を先に言えば、長老たちによって習近平続投が阻止されることはない。長老たちが一枚岩になって習近平を辞任に追い込むようなことは起きないだろう。

北戴河会議は秘密会議であるから、確実なことを知るのは不可能だが、おそらく今年の北戴河会議は長老たちが続投以降も自分や自分の一族が安全に暮らせるように、習近平に懇願する場になるのではないか。

李克強待望論は、そんな長老たちが習近平に投げた牽制球と見るべきだ。牽制球によって習近平の続投を阻止したいわけではない。牽制球はあくまでも牽制球。習近平が必要以上に自分たちの権益を犯すことを阻止することが目的である。

長老たちは練達の政治家であり馬鹿ではない。そして、現在の中国共産党が置かれた状況をよく理解している。天安門事件、あれから33年が経過したが、彼らはそれをよく覚えている。あの事件をうまく乗り切ったからこそ今の地位がある。

緊迫した1989年6月を思い出す。どちらに転んでもおかしくなかった。鄧小平の決断があり、彼が軍を完全に掌握していたからこそ天安門前広場に集まった群衆を鎮圧することができた。群衆の中には北京大学の学生などインテリが多数含まれており、もしあのデモで政権が倒れれば、現在とは全く異なる政府が作られた可能性が高い。そうなれば長老たちの多くは、うだつの上がらない地方幹部として一生を終えることになったはずだ。

なんとしても現体制を維持したい長老たち

天安門に集まった同胞に発砲し多くの人の恨みを買った政権が、33年間も存続した。その理由は、共産党が経済を急速に発展させたことに尽きる。鄧小平が考え出した「政治は共産主義、経済は資本主義」というキメラのような体制は中国に奇跡をもたらした。

このシステムが成功した最大の理由は、土地が国有化されていたことにあった。都市近郊の開発が進むと農地の価格が高騰した。日本などでは土地売却益は農民のものになったが、中国ではその利益を地方政府が独占的に手に入れた。それを原資にインフラ整備を行ったが、地下鉄や道路が造られるほど周辺で宅地化が進み、それによって地方政府はさらなる利益を得ることができた。現在、中国のGDPの3割は不動産業に由来する。

ただ、このシステムに少々悪乗りし過ぎたようだ。上海の不動産は2000年頃既にバブル化していると言われていたが、そんな状態を20年以上も放置してきたために、バブルが全国に広がってしまった。それはソフトランディングが不可能な状態に陥っている。

日本は1990年代初頭にバブルが崩壊するとまもなく金融危機に襲われ、その後、「失われた20年」と呼ばれる停滞期に突入した。中国の不動産バブルは日本をはるかに超えている。そうであるならば、中国は日本が経験したよりもはるかに深刻な経済危機に見舞われるはずだ。

日本でバブルが崩壊すると自民党は政権を維持できなくなった。細川政権、村山政権、そして2009年には民主党政権が作られた。バブル崩壊は政権交代の引き金になる。

銃口によって天安門事件を乗り切った長老たちは、なんとしても現体制を維持したい。それが彼らの本音である。共産党体制が崩壊すれば、天安門事件が蒸し返される。そうなると犯罪者になる長老も出てくる。現在、支配者として振る舞っている多くの共産党員にとっても、政権崩壊は悪夢以外のなにものでもない。

経済が順調に発展しなくなった今、民衆に不満を口にする機会を与えれば、それは必ずや政権の崩壊につながる。独裁政権はもろい。少しでも自由を与えると蟻の一穴になる。経済成長という飴によって民衆を従わせることができなくなった現在、鞭によって民衆を従わせるしか方法がない。習近平に続投させて、より統制を強化する。これが不動産バブルが崩壊した後も、共産党政権が存続する最善の方策である。

同時に外交では民衆の心の中に潜む西欧コンプレックスを刺激する。中国人にはアヘン戦争以来の西欧コンプレックスが存在する。そんな民衆に「中国の夢」を語り、米国との対立を演出すれば、民衆に夢を与えるとともに非常時を認識させることができる。非常時なのだから勝手な言論は慎むべきだ。戦前の日本も「贅沢は敵だ」や「欲しがりません勝つまでは」などの標語を作って、民衆を抑え込んだが、非常時の演出は政権の基盤強化に有効である。

続投が決まった習近平は何を行うのか?

このように考えれば、習近平の行っている極左路線(それを21世紀の文化大革命と呼んでもよいと思うが)を理解することができよう。

もし李克強が共産党総書記になって習近平の極左路線を否定するような政策を行えば、民衆が自由に発言するようになり、ゴルバチェフの出現によってソ連が崩壊したように中国共産党政権も崩壊する可能性がある。それは長老が最も恐れる事態である。

だから長老たちは習近平続投を支持している。そして共産党が存続するためには、自分たちが持っている利益を民衆に渡す必要があることも、頭では理解している。格差是正は必要だ。だがそれでも自分の利権は守りたい。それが人の性というものであろう。そんな長老の心理が李克強待望論という牽制球を生み出した。

今後、習近平の続投はさしたる混乱もなく決まるはずだ。そして続投が決まった習近平は国内では締め付けを強化する。また対外的にはさらなる強硬策をとる。GDPの3割を占める不動産セクターが崩壊し金融危機が発生しかねない状況下において、それは中国共産党が生き延びるための最良の方法である。

日本人と日本企業は隣国がこのような状態にあることをよく知った上で、今後の付き合い方を考える必要があろう。

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『習近平が突然署名した「非戦争軍事行動綱要」とは一体なにか 台湾侵攻を「戦争」と呼ばないため?』(6/16JBプレス 福島香織)について

6/16The Gateway Pundit<Elon Musk Says He Would Support Florida Gov. DeSantis for President – DeSantis Responds (VIDEO)>

トランプが下りなければデサンテイスは共和党大統領予備選に出ないでしょう。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/elon-musk-says-support-florida-gov-desantis-president-desantis-responds-video/

6/15阿波羅新聞網<中共称台湾海峡非国际水域 美国回应了=中共は、台湾海峡は公海ではないと主張し、米国はこれに反応>中共は最近、台湾海峡は公海ではないと繰り返し述べているが、米国国務省のネッド・プライス報道官は14日、ロイター宛ての電子メールで、台湾海峡は公海であり、台湾海峡は国際法によって保証された公海の自由区域で、航海や飛行の自由を含んでおり、台湾海峡を今後も通過し続けることを繰り返し述べた。

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762586.html

6/15阿波羅新聞網<重磅!美国会再推法案 禁中共官员使用美社媒平台=重大!米国は、中国の役人が米国のSNSプラットフォームの利用を禁止する法案を推進する>米国の下院の多くの共和党議員は火曜日(6/14)に法案を提出し、中共の上級役人が米国のSNSプラットフォームの利用を、中共政府が中国人に米国のSNSプラットフォームへの自由なアクセスを許可し、米国の当局者が中国のSNSプラットフォームの検閲や使用制限を受けなくなるまで、禁止する。

相互主義の観点から当然の措置。日本は相互主義をしているのか?

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762500.html

6/15阿波羅新聞網<上海市封控严重冲击 美国商会:1/4在华美企削减投资 超90%下修营收预测=上海市の都市封鎖の深刻な影響 米国商工会議所:在中国の米国企業の1/4が投資を削減し、収益予測を90%以上下方修正した>上海の米国商工会議所は本日、中国上海での長期にわたるCOVID-19(2019年コロナウイルス病)の防疫管理措置により、米国の現地企業の1/4が投資計画の削減を余儀なくされ、ほぼすべての米国企業が収益予測を90%以上下方修正したという報告を発表した。

上海米国商工会議所(American Chamber of Commerce Shanghai)による調査の悲観的な結果は、中国の防疫政策の影響の最新の例である。中国は、封鎖と大量検査を通じてすべての発生源をゼロにするという目標を今なお追求している唯一の主要経済国である。

しかし、これら防疫措置により、中国最大の都市である上海が約2か月間封鎖され、その間にトラックドライバーの不足により港に物資が積み上げられ、商店の閉鎖が企業に大きな打撃を与えた。

上海米国商工会議所が発表した報告によると、調査した上海の米国企業の90%以上が、今年の収益予測を下方修正した。

また、米国の133社を対象にした調査では、4分の1の企業が、収益が予想より20%以上低くなると考えていることがわかった。

上海米国商工会議所も、調査対象の企業の25%近くが投資計画を削減したと指摘した。

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762629.html

6/16阿波羅新聞網<克里姆林宫公告普京与习近平打电话内容更翔实:加强制裁下经济合作并”发展军事关系”=クレムリンは、プーチンと習近平の電話はより有益だったと発表した:制裁の下での経済協力を強化し、「軍事関係を発展させる」>ロシアのプーチン大統領と中国の習近平主席は水曜日の電話で、ロシアは、モスクワのウクライナ進攻に対する西側の制裁の結果に直面し、ロシアは中国と経済協力を強化したいと述べた。会話の内容に関するクレムリンの報告は、習近平が主権と安全の問題についてプーチンを支持すると述べた中国の公式メデイア新華社通信が報道したものとは異なっていた。

習がプーチンに約束したとしても、守らないでしょう。中国人だから。今までだってオバマに「南シナ海の人工島は軍事基地化しない」と平気で嘘をついたではないですか。

https://www.aboluowang.com/2022/0616/1762734.html

6/15阿波羅新聞網<普丁最新影片惊见“不受控动作” 情报官:肯定病了=プーチンの最新のビデオは、「制御できない動き」を見てビックリ 情報官:間違いなく病気>ニューヨークポスト、デイリーエクスプレス等の外国メディアは、ロシアのプーチン大統領が最近公開イベントに出席したとき、彼の両足が「制御不能で絶えず揺れ動き」、立つ姿は不安定であるのが撮影されたと報じた。米国情報官は、プーチンは「必ず病気である」と言った。

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762619.html

6/15阿波羅新聞網<乌军配合M777榴弹炮发威 摧毁俄军BM-21 BM-27多管火箭发射系统—乌炸毁俄BM-21 BM-27多管火箭发射系统画面曝光=ウクライナ軍はM777榴弾砲を使い、ロシアのBM-21、BM-27多連装ロケット発射システムを破壊した—ウクライナはロシアのBM-21、BM-27多連装ロケット発射システムを爆破した画像を露出>外国メディアの報道によると、ウクライナの特殊作戦部隊は月曜日にルハンスク地域でロシアのBM-21ロケットランチャーを破壊したビデオ映像を公開した。一方、ウクライナの空中攻撃部隊もロシアのBM-27ウラガン多連装ロケット砲とドンバスの東部地域の戦闘ユニットを破壊したと述べた。

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762545.html

6/16阿波羅新聞網<“这是拿我儿子的命换来的钱”! —他没了肾脏和儿子,又失去了“拿命换来的钱”= 「これは私の息子の命に代えたお金である」! -彼は腎臓を取り、息子を失って、また「彼の命に代えたお金」を失った>群れの中の誰かが「鄭州駅の南西出口」の場所コードをスキャンすると、彼の健康コードは「魔法のように」「赤いコード」になると言ったのを見て、李東枝も自分で試した。それで、しばらくして、湖北省武漢に住む李東枝は本当に「レッドコード」の人になった。

最低限の生活手当を除けば、労働能力はほとんどないので、楊宝東の家族の唯一の貯蓄は、息子が亡くなったときの会社からの100万元の補償である。 「これは息子の命と交換したお金である」。楊宝東が駅にやって来て、電車に乗る数分前に、彼はスマホを見た。魔法のようなシーンが起こった。彼の赤いコードが緑のコードに変わった。

楊宝東は銀行引き出しができなくなった河南村鎮銀行の預金者とか。金利がいいために預けたとのこと。銀行の懐柔策で、金は返ってこないでしょう。

https://www.aboluowang.com/2022/0616/1762814.html

6/15阿波羅新聞網<心疼小女孩街头卖花 暖男“我全包了”听下句却傻眼了 网络掀热议=路上で花を売る少女に心が疼き、心の温かい男は「私がすべて買う」と言ったら、次の句にびっくりしてものが言えなくなった。ネットで熱い議論になる>ある大きな交差点や通りでは、花を売る勤勉な売り手、特に高齢者や身体の不自由な人をよく見かけ、多くの人がいつも花を買っている。最近、中国湖南省の路上で花を売っている女の子がいて、花束をたくさん持っている彼女は、とても小柄に見えたが、頭脳がとても活発に働いた。お客との興味深い会話が話題になった。

男は彼女が賢明でかわいいと賞賛し、女の子の花束をすべて買うことを申し出たが、拒否された。女の子は、彼女を憐れんでいる人でなく、花を必要としている人に売りたいと思っている。あなたがこうするのは私を憐れんでいるからと。

男はその場で反論し、「じゃあ、どうして私は必要ないと思うの?」と尋ねた。少女は「あなたは彼女がいないから」と直接語った。この年端も行かない女の子の話はまた、男を唖然とさせ、笑わせた。そのニュースも話題になり、ネチズンは「女の子のEQは本当に高い」「一生懸命頑張って勉強や仕事をし、ユーモアも忘れない」「応援したい」などのメッセージを残した。

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762683.html

https://twitter.com/i/status/1536698302183489537

何清漣はリツイート

KimPR @QQzk_prs 6月14日

コンゴのコバルト鉱山で約40,000人の子供たちが働いているから、グリーンに固執する蝿のようなエリートの思想家は環境に優しい電気自動車を運転できる・・・🤡

何清漣 @HeQinglian 1h

この2日間、私は過去数年間の米国の歴史を研究し、興味深い現象を発見した:左派陣営がトランプのMAGAに対処するために、塵の中から部族主義を拾い上げ、ナショナリズム(愛国主義)を批判した。部族主義者は偏狭で利己的、派の利益、反コスモポリタニズムについてのみ話すと。

今年のウクライナ・ロシア戦争で、ロシアは間違いなく部族主義であるが、ウクライナの愛国主義をどのように定義するのか、左翼はそれを普通に説明できるか?

ところで、今や、その言葉は歴史に入った。

福島氏の記事で、中国は昔から国際ルールに則った戦争はしてきませんでした。便衣兵がそう。孫子の言う詭計を得意とします。「騙すほうが賢く、騙されるほうが馬鹿」という民族なので当然といえば当然。デイスインフォメーションの流布も得意。要は勝つためにはルール抜きで何をやってもよいという民族です。

こういう怪物を大きくした責任は、米国が一番大きい。アジアで日本と戦争を起こさなければ、日本はソ連と中共に対抗できる国になったかもしれないのに。米国はあの当時から左翼に汚染されて、戦争を選ばされました。日本の情報の取り方のまずさと発信のまずさもありましたが。キッシンジャー(ユダヤ人)の浅知恵と強欲が招いたこと。米国は台湾を守り、中共を打倒する責任がある。

記事

(写真:AP/アフロ)

(福島 香織:ジャーナリスト)

6月13日夜、CCTV新聞聯播、新華社通信が相次いで、習近平が「軍隊非戦争軍事行動綱要」(試行)発布に署名し6月15日から施行されると報じた。

これは突然の発表で、綱要も全文はまだ報じられていない。非戦争軍事行動とは一体何なのか。そしてなぜ、突然、アジア安全保障会議(シャングリラ対話)が閉幕したタイミングで、習近平はこの綱要に署名したのか。

台湾侵攻を「戦争」と呼ばないため?

新華社の最初の記事は極めて短い。

「習近平中央軍事委員会主席は、このほど、軍隊非戦争軍事行動綱要(試行)に署名し発布した。2022年6月15日から施行される。

綱要は、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想による指導を堅持し、習近平の強軍思想を徹底的に実行し、国家安全保障の総体的な概念を堅持し、リスクと課題を効果的に予防・解決し、突発事件に対応して処置し、国民の生命財産安全を守り、国家主権、安全、発展利益を維持し、世界の平和と地域の安定を維持し、軍事パワーの運用を創新し、軍隊の非戦争軍事行動にルールを課し、効果的に新時代の軍隊の使命、任務を履行させることに重要な意義をもつ。

綱要は6章59条からなり、任務の実践経験を真摯に総括し、軍の関連する理論の成果を汲み取り、主に基本原則、組織指揮、行動類型、行動保障、政治工作などの系統だった規範を進めることで、部隊が非戦争行動を遂行するための法的ルールの根拠を提供するものである」

これだけだ。なので、具体的に何を狙ってのことかは様々な意見がある。

一般的に言えば、非戦争軍事行動とは、国連平和維持軍のような活動や、大災害などの救援活動、あるいは反テロ活動、密輸や麻薬の取り締まり、または国内の暴動・動乱の鎮圧、あるいは軍事威嚇などだ。

ネット上では「これは、プーチンの言う『特別軍事行動』と同じようなことを、習近平がするつもりではないか」「戦争をするつもりだが、戦争と呼びたくないのだろう」といった声があふれた。

つまり、一部のネット民たちは、シャングリラ対話の最終日に中国の魏鳳和国防相が「もし台湾を(中国から)分裂させようとする勢力がいれば、我々は戦争をいとわない。代価を惜しまず最後まで戦う」と演説したのを思い出し、「戦争をいとわない」と言ってしまった国防相の失言を補うために、台湾侵攻を「戦争」と呼ばないための綱要を発布したのではないか、と想像したのだった。

以前からあった「非戦争軍事行動」法制化の動き

実は人民解放軍はかなり長らく「非戦争軍事行動」について研究してきた。

2015年に「世界非戦争行動軍事年鑑2014」が軍事科学院非戦争軍事行動研究センターから発行されている。主に紙幅を費やしているのは、世界のイスラム過激派によるテロ事件はじめ様々な国際テロ事件の事例と分析、その対抗手段に対する考察、研究である。そのほかに、暴動・暴乱、災害救援救難、国家権益維持活動、安全保障警戒行動、国際平和維持活動、国際救援行動、国連演習などを非戦争軍事行動と位置付けていた。

「香港明報紙」によれば、軍事科学院世界軍事研究部元副部長の羅援が2010年ごろ著書で、解放軍も非戦争軍事行動に関わることが今後多くなってくるので、早急に非戦争軍事行動に関わる法整備を急げ、と主張していたという。解放軍が海外に出て活動する場合、その活動が合法的でありルールに従った非戦争軍事行動であってこそ、軍が国外に出ることが正当化されるからだ。

羅援は当時、中国の改革開放がさらに進み、戦略的利益の開拓がさらに進めば、解放軍の国外での非戦争軍事行動は日増しに多くなるだろうと指摘していた。そして、それが中国の国際イメージに直接関係し、主権と戦略利益にも関わってくる。そうした行動において法律による国家利益と軍人の権益を守り、軍隊と軍人の行為を規範化することは、解決すべき喫緊の課題だ、と主張していた。

2010年当時の中国を取り巻く国際環境を考えると、羅援は国際社会において、中国が大国化し、解放軍が米軍のような世界の警察の役割をする日をイメージしていたのかもしれない。

羅援は、こうした非戦争軍事行動にかかわる法整備が、国家が関わる軍事行動における主権、尊厳、戦略的利益を守るものだと訴えていた。だが、習近平政権になってしばらく、この非戦争軍事行動に関する法制化の動きは止まっていた。

台湾進攻の準備の一環か

では、今回、習近平が突然「軍隊非戦争軍事行動綱要」に署名したのはどういうわけか。なぜ今のタイミングなのか。背景について、ネット上のチャイナウオッチャーたちの見方は大まかにいえば4つに分かれる。

1つは、これは習近平の台湾進攻の準備の一環ではないか、という見方だ。プーチンがウクライナに対する侵略戦争をあくまで戦争とはいわず、宣戦布告もせず、「特別軍事行動」と位置付けたことにならって、習近平も台湾進攻を行うときは、戦争という言葉を使わず「非戦争軍事行動」と言うために、急いで法整備をするためにまず綱要を発布した、というわけだ。

台湾の軍事評論家、亓楽義は、米メディア「ラジオ・フリー・アジア」の取材に答える形で次のように解説していた。

「(長年、中国共産党が研究してきた非戦争軍事行動について、今、初めて綱要が公布されたのは)ロシアのウクライナ戦争と直接関連があるだろう。ロシアはウクライナ戦争を特殊軍事行動と定義し、侵略ではないとしている。その目的は反ナチズムを主張するためだ(ロシアはウクライナのアゾフ大隊がナチズム、レイシズム組織であると主張)。共産党はこの綱要を実施することで、将来の台湾、南シナ海に対する軍事行動の定義を、法的に非戦争であるとすることができる」

「今後、中国が武力で台湾を侵攻しても、習近平はこれを戦争とは言わない。なぜなら、戦争とは2つの国の間に起きるもので、習近平はこれを特殊軍事行動、あるいは非戦闘軍事行動と主張し、国内の分裂問題を解決するためだと言うだろう」

さらに亓楽義は、綱要が「軍事パワー運用の創新」に触れていることに注目する。「この言葉は非常に重要だ。これは一種の伏線で、将来の軍事パワーは必ずしも戦争発動のため、いわゆる伝統的戦争のために運用されるものではないということだ。では、どのような創新(イノベーション)を行うのか?」「これは、未来の台湾作戦、南シナ軍事行動で運用するために、今後さらに深化させて定義され、法的根拠も作られていくだろう」

具体例として考えられるのは、戦争を引き起こすまでには至らない軍事行動、しかし問題を解決できるようなもの。たとえばコソボ戦争で、米国はユーゴスラビアの中国大使館を爆撃したが、この攻撃で中米戦争は引き起こさなかった。このほか、米国はかつてドローンを使ってイラン軍のソレイマーニー司令官を殺害したが米国・イラン戦争はおきなかった。こうした米国の過去の戦いを参考に、中国は非戦争軍事行動の定義、ルール作りを行っていくかもしれない。

習近平が打倒しなければならない反体制派

2つ目の見方は、天安門事件のような国内動乱や反体制派の鎮圧に軍事力を使うための法整備を考えているのではないか、ということだ。

天安門事件の学生リーダー、王丹はフェイスブックで、この綱要署名は、国内の反対勢力を脅し、台湾を対象にしたものだろう、と指摘していた。

在米中国人学者で政治思想家の劉仲敬はツイッター上で、「習近平は信頼できる部下がおらず、将来2~3年内に反体制集団を打倒しなければならない。彼は日常任務の中で、特別なプロセスを経ずに必要な資源を徴発し、フルシチョフ式の政変を行い、毛沢東式の軍による大衆管理を行って走資派(筆者注:右派、親米派)を打倒し、鄧小平式の大衆弾圧事件を起こし、江沢民式の災害救援を行い、習近平式の感染症対策を行い、プーチン式の戦争を行う」と指摘していた。

つまり、習近平が非戦争軍事行動綱要に署名した目的は、反体制派打倒、大衆管理や走資派打倒、天安門事件のような軍を使った大衆動乱鎮圧、あるいはゼロコロナ政策実施に軍を動員する状況から、台湾や南シナ海(あるいは日本の尖閣諸島)でプーチン式戦争を行うなど、あらゆる軍事行動を想定している、というわけだ。

南太平洋の警察にならんとする中国

3つ目は、中国が「世界の警察」になるための準備、という見方だ。

4月、中国とソロモン諸島が安全協議に調印し、人民解放軍がソロモン諸島政府の要請を受ければ、ソロモン諸島内で軍事行動を行うこともできるようになった。

南太平洋島嶼国10カ国との包括的地域協力の合意調印は失敗したが、南太平洋島嶼国の中には、中国との安全保障協力に積極的な国もあるという。自国の安全を自軍で守れない一部の途上国は、米国など先進国に安全保障を頼らざるを得ないが、植民地の歴史やアングロサクソン的蔑視への反感から、米国よりも中国に頼りたいという意見もある。本当は中国の方が差別意識が強いのだが、そのことはあまり知られていないからだ。

中国はこうした要請に応える形で、米国に代わって地域の警察を名乗り、「世界の安全保障枠組みのリーダー」にならんという野心を抱きつつある。それは一帯一路沿線に軍事基地を設置し、米軍と対峙していこうという野心にもつながっている。

オーストラリアメディア「ABC」は、北京在住の政治評論家、呉強の次のようなコメントを紹介していた。

「(綱要への署名は)中国とソロモン諸島の安全協議と関係があると思う」「ソロモン諸島内で社会の不安定化、政変など安全問題が起きた時、ソロモン諸島政府が許可すれば解放軍はこれに干渉できるようになった。この綱要は、中国がこうした軍による外国内政干渉を行うための法律を作る基礎となる」

軍のトップの立場から反習近平派を恫喝?

4つ目は、習近平による軍事政権化の意図を反映しているという見方だ。

YouTuberの江森哲は、この綱要の署名が、党中央軍事委員会主席としての単独の署名であることに注目。普通ならば総書記、国家主席、中央軍事委員会主席の3つの肩書を羅列することが多い。このことから、この綱要署名が軍のトップとしての単独の行動、決定なのではないかとみる。

新華社配信記事には、いつも言及する「習近平を核心とした党中央」という言葉もない。ここから想像をたくましくして、党大会を前に、党中央指導部内で、習近平の次の党大会での引退を求める声が強まり、習近平はこれに反撃すべく軍のトップの立場で「突発事件の対応処置」を含めた非戦争行動綱要に署名、発布したとも考えられる。突発事件として、党内アンチ習近平派からの宮廷クーデターっぽいものを想定しているとしたら、この綱要署名は、党内反習近平派に対して、軍のトップの立場からの恫喝、というわけだ。ならば、習近平は党中央の集団指導体制をつぶすために軍事政権化するのではないか、党中央と軍の分裂、対立する可能性を反映しているのではないか、と江森哲は言う。

習近平は軍の政治干渉をずっと警戒して、軍制改革を行った。万一、軍事クーデターがあるとすれば、軍の有志が習近平から政権を奪う、というストーリーが想像されていた。中国共産党史における“軍事クーデター”事件といえば、葉剣英元帥らによる「四人組」(毛沢東とともに文革を主導した4人の政治指導者)逮捕があるが、習近平は四人組ではなく葉剣英側になる、ということだろうか。さすがにそれは想像力を羽ばたかせすぎだろうか。

いずれにしろ、この綱要署名は我々中国周辺の民主主義国家からすれば喜ばしいニュースではない。単なる党大会前の習近平の政治パフォーマンスならばよいのだが、習近平が軍事行動に打って出るという最悪の事態を想定して受け止めるべきだろう。

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『中国社会に奇妙な「コロナ後遺症」…理不尽な命令、思考停止の蔓延に困惑』(6/15ダイヤモンドオンライン ふるまいよしこ)について

6/14The Gateway Pundit<EXCLUSIVE: Mayor Rudy Guiliani Gives Statement to The Gateway Pundit Regarding the Fraudulent January 6th Hearing. “WHAT ROLE DID ANTIFA AND THE FBI PLAY?”>

法執行機関が党派性を帯び、公正な執行ができないのでは、内部崩壊するだけでは。1/6委員会はジュリアーニの意見を真剣に聞くべきだが、ハナから無視するでしょう。

This is Mayor Giuliani’s full official statement to The Gateway Pundit:

“The Jan 6th committee is not trying to seek the truth. Otherwise they would look at what the various states found about election irregularities and illegalities in their states . Watch my latest podcast at RudyGiulianiCS.com to see Antifa’s involvement. As a law abiding citizen my questions are why did Speaker Pelosi refuse National Guard offered by President Trump? Why were some Capitol Officers seen opening doors and inviting people in? What role did the FBI and Antifa play? Did some violent protestors get paid? Why did the committee infer Capitol Officers were killed that day when no officer was killed?  Why are they ignoring the murder of unarmed veteran Ashli Babbit? Who is the peaceful protester outside the Capitol who allegedly was beaten by officers? What is going on with the investigation into the pipe bombs left at RNC and DNC?

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/exclusive-mayor-rudy-guiliani-gives-statement-gateway-pundit-regarding-fraudulent-january-6th-hearing-role-antifa-fbi-play/

6/14The Gateway Pundit<DOJ Inspector General: Senior FBI Official Assigned to Trump-Russia Probe Had Unauthorized Contacts with Media – DOJ Declined Prosecution>

役人が民主党に肩入れして、平気で法を破る。

Michael Steinbach, Getty Images

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/doj-inspector-general-senior-fbi-official-assigned-trump-russia-probe-unauthorized-contacts-media-doj-declined-prosecution/

6/14The Gateway Pundit<Latest Polls Have DC Rat Liz Cheney Down 28 Points in Wyoming House Race – With Unfavorability Rating as High as 71%>

リズ・チエイニーは、この数字では中間選挙の共和党予備選で絶対に勝てない。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/latest-polls-dc-rat-liz-cheney-28-points-wyoming-house-race-unfavorability-rating-high-71/

6/15希望之声<崩溃前兆?传“傀儡接班人”将取代普京 俄拟至少打到10月底=崩壊の前兆? 「傀儡後継者」がプーチンに取って代わると噂されており、ロシアは少なくとも10月末まで戦う計画である>ロシアは約4か月間、ウクライナ侵略で出兵した。ロシア軍は北ドネツクの都市部の約80%を支配した。ウクライナは、より重火器の支援を求めている。ゼレンスキー大統領は、ドンバス戦争が欧州史上最も残酷な戦争の一つになると批判した。西側陣営はウクライナを積極的に支援しているが、リトアニアの外相は、ロシアが失敗しない可能性は非常に高いと述べ、戦争が長引くと、世界の地政学問題は極度に危険な状況になるだろうと述べた。ウクライナの情報機関は、ロシアが今後4か月間の戦争計画を作成したと指摘した。元ロシア首相(Mikhail Kasyanov)は、戦争は最大2年間続く可能性があり、プーチンは「傀儡後継者」に取って代わられると見込んでいる。投資移民会社は、ロシア富豪の迅速な逃亡が国の崩壊への前奏曲であることに気づいた。

https://www.soundofhope.org/post/629099

6/15阿波羅新聞網<不寻常!这人打破习近平清零钦定政策常规 “14亿人的大游戏”【阿波罗网报导】=尋常ではない!この人物は、習近平のゼロコロナという欽定政策を打破した あるネチズンは「14億人の大ゲーム」と[アポロネット報道]>アポロネット方尋の報道:丹東市政府の公式ウェブによると、郝建軍市長は13日にシンポジウムを主催し、郝建軍は「この機会を使い、謝罪を表明したいと思う」と述べたと言われている。原稿に引用されている内容は、具体的な質問や個々の事案に対応したものではない。

AP通信によると、共産党上級幹部が間違いを公に認めることは非常に珍しく、国の指導者習近平のリーダーシップの下で、上級幹部は特にその厳しい「ゼロコロナ政策」を支持しなければならなかったと思っている。

郝建軍は謝罪を表明したが、具体的な問題や個々の事件には対応せず、人々の要求に対する解決策を見つるため、率直に交流しただけと強調した。

https://twitter.com/i/status/1536709460223217667

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762405.html

6/15阿波羅新聞網<习近平特殊军令“包山包海” 虚张声势还是追随普京=習近平の特別軍事命令「包山包海=何でもあり」 虚勢を張り、プーチンに従っているだけ>中共の公式メディアによると、習近平は、《軍隊の非戦争軍事行動要綱(試行)》命令に署名した。学者の分析によると、要綱は何でもありで、中共の将来の利益を以て「出兵の大義名分」とした。軍事専門家は、「国家主権の維持」と「軍事力の革新運用」に言及しており、これは中共解放軍がロシアの例に倣い、台湾海峡と南シナ海でいわゆる「特別軍事作戦」を開始する道を開き、「合法戦争」の準備をする。

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762304.html

6/15阿波羅新聞網<习近平危险动向 将限制外国船只进出台湾港口?—中共两动作“急统”台湾 他曝下一步危险动向=習近平の危険な動き 外国船が台湾の港に出入りすることを制限するのか? –台湾を「急ぎ統一」するための中共の2つの動き、彼は次の危険な動きを見せた>日本の「産経新聞」台北支局長の矢板明夫はFacebookの投稿で、「中共当局は最近2つの動きがあり、どちらも台湾の将来に大きな影響を与える可能性がある。ひとつは《軍隊の非戦争軍事行動要綱)》であり、もう1つは、中共が突然、台湾海峡は中国の内海であると国際社会に主張し、中共は“台湾海峡は内海”を以て、外国船舶の台湾の港への出入りを制限する口実として使う可能性が高い」と述べた。

やはり、バイデンの内に戦争するつもりか?

https://www.aboluowang.com/2022/0615/1762303.html

6/14阿波羅新聞網<美国2024年大选 川普卷土重来?民主党“自欺欺人”?专家:这个人是“灾难”= 米国の2024年選挙 トランプはカムバックする?民主党員は「人を欺きまた自らをも欺く」?専門家:この人は「災難」である>保守派の政治アナリストは13日、米国民主党が現大統領ジョー・バイデンの老衰によって引き起こされた多くの問題について「人を欺きまた自らをも欺いた」所以は、2024年の選挙で彼を戦わせるつもりであり、現在のカマラ・ハリス副大統領は「災難」と見なされており、民主党は捲土重来を期したドナルドトランプと彼女を戦わせたくないからであると述べた。

民主党は誰が大統領候補になろうとも不正選挙をしなければ勝てない。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1762146.html

6/14阿波羅新聞網<摧毁共军对台两栖攻击 美军F35辗压中共歼20占得制空权=台湾に対する中共軍の水陸両用攻撃を破壊し、米軍F35は中国J-20を粉砕して制空権を得る>やや前のペンタゴンの報告は、中国が台湾を武力で迅速に統一する勢いを増している可能性があることへの懸念を表明したが、分析は、太平洋地域の地理的位置、そこでの動員可能な軍事力、米軍の前方展開の可能性、F-35は台湾に対する共産軍の水陸両用攻撃を破壊する最良の戦闘機のようであり、それは非常に可能であるように思われると指摘した。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1762130.html

6/14阿波羅新聞網<牵制中共!日本准航母“出云号”部署印太 北京跳脚=中共を牽制!日本の準空母「いずも」はインド太平洋に配備 北京は地団駄を踏む>海上自衛隊は13日、準空母であり、多目的護衛艦である「いずも」を、本国横須賀港からインド太平洋地域に4ヶ月間の配備任務を開始し、地域のパートナー国と協力関係を深め、インド太平洋の平和と安定を確保し、中共の継続的な軍事拡張を牽制する。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1762074.html

6/14阿波羅新聞網<年轻人对习近平的软性抵抗?新东方双语带货翻红!—这两天网络上最火的可能要数“新东方”了=習近平に対して、若者のやわらかい抵抗?新東方のバイリンガル放送が人気に! –この2日間で、ネットで最も人気があったのは、「新東方」>過去2日間で、中国で最も人気のあるオンライン生放送は、中国語と英語の「バイリンガル」放送の「新東方」であり、多くの若い顧客を魅了している。このニュースを見て、余敏洪のような中国知識人の粘り強い活力に敬服せざるを得ない。どんなに挫折しても、新しい道を見つける方法を見つけなければならない。同時に、中国人は外国語を学びたいという強い願望を持っていることがわかる。ある意味で、これらの若者は習近平主導のナショナリズムと鎖国政策に対する柔らかな抵抗である。この「バイリンガル配信」はどのくらい続くことができるか?観察し続けよう。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1762063.html

ふるまいよしこ氏の記事では、「潤学」=海外移住を成功に導く知識とノウハウとのこと。上述の記事の「新東方」のバイリンガル放送が人気なのも「潤学」の影響かも。ただ、米国留学の門戸は厳しくなっており、何でも緩い日本が留学や移住先に選ばれるかもしれない。8年間の中国滞在で、悪い中国人を多く見たせいか、中国人の来日は歓迎しない。朱に交われば赤くなる。日本社会の劣化の一因に挙げられるのでは。エリート層という頭から腐って、不祥事が続出するようになった。

そもそも、共産国の監視社会に気づかず、人権派弁護士、法輪功、モンゴル人、チベット人、ウイグル人に対する弾圧を見て見ぬふりし、うまい汁を吸ってきて蓄財したから、海外移住とか考えるのでしょう。ウクライナの地で戦わずに逃げる男性みたいなもの。海外移住という安易な道を選ばず、国内にとどまり、中共打倒で戦ってほしい。海外へ逃げるというのは橋下徹の“すぐ降参”と同じくらい卑怯だと考えないのでしょう。流石は中国人。

記事

上海の観光地、外灘(バンド) Photo:DOL

中国・上海で約2カ月にわたり実施されていたロックダウンが、6月1日に解除された。街は活気を取り戻しつつあるが、すぐに「すべてが元通り」とはいかなさそうだ。社会は硬直し、人々は「自由な生活はうれしいが、3カ月前とは何かが違う」と感じている。(フリーランスライター ふるまいよしこ)

上海のロックダウンがようやく解除されたが……

6月1日、やっとのことで上海のロックダウンが解除された。4月1日から全市で始まったロックダウンだが、実際にはすでに70日以上も封鎖されたままの団地もあった。そして、残念ながら一斉に解除というわけにもいかず、その後も封鎖が続いた地区もある。

「ようやく外出の自由を満喫!」と皆が思った矢先、筆者の友人が暮らすマンションではSNSの住民チャットグループに「住民から陽性者発見」の一報が流れた。ロックダウン解除後も引き続き義務付けられている72時間ごとのPCR検査で陽性者が出たらしく、居住マンションは再び封鎖されることに。「わずか2日半の自由だった……」とつぶやいていた。

だがその後、それが間違いだったことが分かり、幸運なことにこのマンションの封鎖は回避された。しかし、友人は言う。「封鎖回避はうれしいけれど、とにかくこうやって振り回され続けるのはキツイ」……たしかにその通りだ。普通の生活からすれば自由を奪われるか否かという時に、「幸運」なんて言ってはいけなかったのだ。

自由な生活はうれしいが、3カ月前とは何かが違う

まだ完全なる「コロナゼロ化」は達成できておらず、また自分ひとりがどんなに気を付けたところで、本人も知らないうちに感染する人が出る可能性は常にある。そうなったところでその人物を責めるわけにもいかず、しかし政策は恐ろしいほどの堅苦しさで相変わらず執行されている。

ロックダウン解除直後には花火が上がったり、久しぶりに車を駆って上海の観光地・バンドに大勢の人たちが詰めかけたりと、上海は文字通り盆と正月が一緒に来たような騒ぎとなった。しかし、だからといって政府や商店が期待したほどの「リバウンド消費」は起こらなかった。人々はやっと外に出て、以前のように店に入って、そこに並ぶ商品を手にとって買うことができるようになったとはいえ、何かがバカ売れして品切れになるといったことも起こらなかった。

「自由な生活に戻れたのはうれしい。だが、もう3カ月前とは何かが違う」――上海に暮らす誰もが、今はそう口にする。

ロックダウンの「後遺症」

上海ほどではないものの、約1カ月間、レストラン店内での飲食が禁止されてきた北京でも7日からやっと通常営業に戻り、人々は「以前の生活」を取り戻しつつある。だが、長期にわたって極度の緊張感を強いられた結果、あちこちでなんとも奇妙な「後遺症」が出現している。

たとえば今月初めの北京では、各団地の来訪者に「48時間以内のPCR検査陰性証明」の提示を義務付けていた。ある団地に入ろうとした人がそこに立つ警備員に「24時間以内の陰性証明」を見せたところ、「48時間以内という決まりだから48時間でなければならない」と言われた。「24時間ならもっと近い結果だから問題ないはず」と反論しても聞き入れてもらえず、もみ合いに発展。その後警察が呼ばれて警備員に説明し、やっとその人は団地内に入ることができたという。

理不尽な命令を押しつけられ、判断力を失う人たち

あるコラムニストはこの笑い話のような「事件」について、「これは警備員の理解力がどうこうという問題ではない」と述べている。長期にわたって「任務遂行」を押し付けられ、極度の緊張感の中で繰り返し繰り返し、「上からの命令」だけを遂行させられ続けた結果、「彼は判断力を失い、頭の中には単純化された命令だけが記憶されてしまった」。そして、その彼が警官の説明を聞き入れたのは、警察が「権力」を代表する立場だったからだという。

こうした“硬直した”ケースはロックダウン中の上海でもよく伝えられた。急に発熱した子どもを病院につれてきた母親が、まずはPCR検査を受けろと言われ、その結果が出るまで寒空のもと子供とともに数時間待たされたこと。あるバイオリニストが激しい腹痛を訴えて救急車で病院に運ばれたものの、コロナ対策に駆り出されていた病院側が受け入れを拒絶、仕方なく自宅に帰った後、あまりの痛みに耐えかねて飛び降り自殺した事件。その他、急病や別居中の親族のためにどうしても団地を出なければならないという住民の懇願を、警備員や居住委員会(隣組のようなもの)が「決まりだから」とはねつけたなどという話題が、毎日のようにごろごろネットに上がっていた。

上海が制限から解放された6月になってからやっと、国家衛生健康委員会が記者会見を開き、全国の感染状況が相対的に落ち着き始めたことを報告する一方で、硬化した対応や、やりすぎ、勝手な拡大解釈を行わないように呼びかけを行った。だが、前述したとおり、ここ数カ月の間、理不尽な「命令」にさらされてきた庶民にとって、「なにをかいわんや」状態でしかなかった。

PCR検査の担当者はパンク寸前

ロックダウン後の上海、さらに北京でも7日から、住民は72時間に1回PCR検査を受けることが義務付けられている。上海や北京など大都市ではすでにあちこちに24時間運営の検査サンプル取得所ができていて、市民は三々五々、都合の良い場所と時間を選んで検査を受けられるようになっているという。

だが、その分析を担当するラボの様子は、まるで工場の流れ作業ラインだという。メディアが紹介していたある地方都市のラボでは、1日に2万本あまりの検査サンプル入り試験管が届けられる。その街では1日あたり延べ22万人が検査を受けなければならない計算で、その分析を市内六つのラボが担当する。だが、検査はすべて手動で行わなければならないが、分析基準を満たす検査担当者の数は約120人しかいない。

検査担当者はまず、届けられた試験管の蓋をそれぞれ開け、検査薬を注入し、一本一本の中身をスポイドで吸い取ってリアクションプレートと言われる容器の中に移す。リアクションプレートには黒豆ほどの96の穴があり、そこにブレることなく正確に吸い取った検査薬入りのサンプルを落とす――という行為を、1日に数千回、淡々と繰り返す。検査の結果をオンラインに反映するまでをすべてそのラボで行う。さらに毎日届けられる大量のサンプル処理をこなすため、ラボはほぼ24時間稼働状態、シフト制で運営が続けられている。

中国のPCR検査は数人分を一つの試験管にまとめて検査を行うため、1本の試験サンプルで陽性反応が出ると、さらに改めて「仮陽性」となった被検者たちが呼び戻されて個別の検査が行われ、そこから陽性者個人を突き止めるという手段を取っている。このため、ラボはちょっとした手違いで起こる「仮陽性」や「陽性」を防がなければならないという重責を負っている。

単純だが、緊張感を強いられる作業の繰り返しは工場の流れ作業そっくりで、週末も祝日も繰り返されるその作業に担当者たちはへとへとになっている。さらには、もともと近隣の医療機関の職員である彼らは、万が一に備えて自宅通勤ではなく、ホテルなどに集められての生活が義務付けられており、気晴らしの場もない。1日6、7時間の「作業」を終えて解放されると、完全に感覚は鈍くなり、さらには夢にも試験管に試薬を流し込む様子が出てくるという。

国家衛生健康委員会によると、全国のPCR検査資格合格者は約15万人で、人口14億人で単純計算すると、1人の検査員が1000人分を担当することになる。各地で人材募集をかけてはいるものの、すぐには人は見つからず、医療資源がぎりぎりの現在、そう簡単に研修を行うこともできない状態にある。

なしくずし的に全員PCR検査は消えていく?

さらに、5月末には国家医療保障局がそれまで国の医療保険基金が支えてきたPCR検査を、地方財政の負担に切り替えると発表したことで混乱も起き始めている。一部地方都市はすぐさま、PCR検査を個人負担とし、「常態化検査」を「それぞれが実際的な事情にかんがみて意識的に検査を受ける」形へと調整すると発表した。

一人あたり1回のPCR検査にかかる費用は約3.5元(約70円)だが、住民全体の強制検査となると数百万元単位で金が掛かることになる。このため、北京や上海に代表されるような財政的に余裕のある都市はともかく、財源が乏しく、さらには新型コロナで産業の萎縮が著しい地域では、地方政府がその費用を負担し続けるのはほぼ無理。だが、個人負担とすることで強制的な実施は不可能となり、これにより全員PCR検査は地方から次第に強制力を失っていくのではないかという指摘も上がる。

さらに冒頭で触れたように、「検査の間違い」も起きており、市民の間からは「検査を受けなければ間違いも起こらない」という声も起こり始めている。以前の48時間単位から72時間単位へと「緩和」されたこともあって、その習慣的な実施が崩壊していくのではないかともいわれる。

その一方で、PCR検査を回避しようとする住民の増大に危機感を覚えた地方政府が、「決められたスパンでの検査を2回以上受けなかった者には10日間の刑事拘留と罰金500元(約1万円)」といった罰則で対応するケースも出現した。さらには、金融サービスや公共交通移動などで利用される「失信者(信用失墜者)ブラックリスト」に入れると言い出す地方政府も出現し、大きな反発も起きた。

もう脱出したい……疲れ果てた人たちから生まれた新語「潤学」

こうした政策の変化と、それに対する過剰な行政側のリアクションに、すでに人々は疲れ切っている。そんな状態に置かれた人たちの中から、「潤学」という言葉が生まれ、ささやかれている。

「潤」は中国語で「るん」と読むが、ピンイン表記は「run」となる。これを英語の「run」(逃げろ)にひっかけて、こうした行政の強制的な施策や、厳しい措置が続く都市、さらには中国から脱出したいという人たちが出現、ネットではその手法が飛び交うようになった。

「run」といえばもう一つ、あるネットユーザーが調べたところ、上海の離婚手続き窓口の予約が、なんと1カ月先までいっぱいになっているそうだ。「ロックダウン解除後の上海で離婚激増?」のタイトルは刺激的だが、日本でも緊急事態宣言期間中に家庭内暴力が増えたことを考えると、あながちありえないことではない。

ロックダウンや強制措置はこうした目に見えない形で傷ついた人たちを大量生産した、ということだろう。人々の気持ちが逃避に向かう中、中国社会が完全に元通りに戻り、経済が回復するにはまだまだ時間がかかりそうだと言わざるを得ない。

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『米国は互いに口もきかない2つの国 議会襲撃の公聴会、ウォーターゲートとのこれだけの違い』(6/14JBプレス FT)について

6/13The Gateway Pundit<President Trump Predicted All of What We’re Seeing Today from the Biden Administration Before It Happened (VIDEO)>

民主党政権になれば、米国の弱体化と米国民の不幸はトランプでなくとも予想できた。まさか不正選挙してまでと大多数の米国人は想像もできなかったのでは。

https://twitter.com/i/status/1536353154731745280

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/president-trump-predicted-seeing-today-biden-administration-happened-video/

6/13The Gateway Pundit<Flashback: Former AG Barr Shut Down Investigations into a Trailer Load of 288,000 Ballots into PA from New York in 2020 Election – Barr Refused to Provide Whistleblower Protection – Now the USPS Won’t Provide Investigation Report – What Gives?>

ビル・バーが如何にいい加減か。所詮はDSメンバー。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/flashback-former-ag-barr-shut-investigations-trailer-load-288000-ballots-pa-new-york-2020-election-barr-refused-provide-whistleblower-protection-no/

6/14阿波羅新聞網<美国的暴力共产主义成功夺权 遭遇华人大反击 惨变滑铁卢=米国の暴力的な共産主義は権力を奪うのに成功した 華人からの大きな反撃に遭う 惨めにワーテルローに変わった>サンフランシスコ市民は、主に彼の過激な刑事司法改革のせいで、ボウディング(Chesa Boudin)を嫌っている。ボウディングが就任してから、現金保釈政策が廃止され、刑事保釈金を支払う必要がなく、生活の「質」に関する犯罪は起訴せず、一般的に窃盗は犯罪としてカウントしない。たとえば、路上での強盗では、被害額が950ドル未満の場合、警察はまったく事件として扱わない。だから、路上で強盗をする人は、被害者の財布を手にして数え、900ドルを超えると、謙譲の美徳のように、財布を戻された人もいる。

サンフランシスコ市民は6/7に、ボウディング市司法長官(検事総長)のリコール投票をして、60%以上の票で罷免した。ボウディング一家はユダヤ系で、父(40年服役)も母(現金トラック襲撃事件)も犯罪人とのこと。こんなのがよく司法長官に選ばれたと思う。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1761952.html

6/14阿波羅新聞網<最残酷战争:俄军毁逃生路线 泽伦斯基最新表态=最も残酷な戦争:ロシア軍が脱出ルートを破壊する ゼレンスキーの最新の声明>アルジャジーラの報道では、ルハンスクの争奪戦はますます激しくなっており、ウクライナ軍は現在、セベロドネツクからの撤退を発表し、近くのリシチャンスクはドンバス戦争の次の主な衝突地域になる。ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、ドンバスでの戦闘はヨーロッパ史上最も残酷な戦争の1つになると述べた。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1762038.html

6/14阿波羅新聞網<习近平签署非战争军事行动纲要 引外界猜测=習近平が非戦争軍事行動要綱に署名 外部は憶測する>数日前、中共中央軍事委員会の習近平主席は、「軍隊の非戦争軍事行動要綱」の施行命令に署名し、憶測を呼んだ。専門家の分析によると、習近平は内政で極めて大きな困難に直面しているので、「どんな犠牲を払っても」台湾のカードを持ち出すかもしれないが、間違いなく失敗するだろう。

中国軍が「台湾海峡は公海でない」というのは、勿論台湾海峡で他国の介入を防ぐ意味があり、「軍隊の非戦争軍事行動」というのは、ロシアと同じく戦争という言葉を使わず、「(台湾)での暴動鎮圧」で実際戦争を起こしやすくしたものでしょう。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1761985.html

6/14阿波羅新聞網<【微博精粹】要打压了! 原因很简单:他们没料到的事发生了=[Weibo 精髄]弾圧する!理由は単純:彼らが予期していなかったことが起こった>Jam79922967:洪水が街を包囲し、橋が壊れ、家が倒壊した。高速道路が流され、39人が死亡か行方不明になった。これは、湖南省、広東省、広西チワン族自治区等多くの地で猛威を振るった洪水のシーンである。 習は先ず四川に行き、上海と北京の防疫を指揮し、広東、広西、湖南の洪水対策を指揮したと言われている。四川は1日に11回地震が起き、すぐに北京に戻って地震対策をした。彼はとても忙しく、20大を過ぎるとさらに忙しくなる。

人民弾圧に忙しくなるのでは。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1762040.html

6/14阿波羅新聞網<上海服装城商户退租大游行 遭暴力镇压=上海衣料品モールのテナントの家賃返還デモは激しく鎮圧>上海のいわゆる「封鎖解除」から2週間近く経ったが、事業と生産を再開することはさらに困難である。地元の最大の衣料品モールは消費回復の到来を告げず、家賃の払い戻しを要求するテナントのデモをしたため、その後公安によって激しく鎮圧された。

所詮自由のない国。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1761831.html

6/14阿波羅新聞網<网传被打花季少女真容 唐山公安的表演狼狈不堪=殴られた見目麗しい少女の本当の姿 唐山公安局のパフォーマンスは甚だ悪い>唐山のBBQレストランで女性客を殴打し重傷を負わせた事件は、ネット上で数日間発酵している。過去2日間で、暴力の犠牲者や暴力団とグルの警察の実名による通報が少なくとも10件ある。または、怪我や地下世界のギャングが警察と衝突した。今後数日でさらに増える可能性があり、地元や他の場所での同様の社会的事件の黒幕や被害者がこの機会を利用して暴露する。唐山のこの事件を処理する方法は「顔向けできない」とのコメントもあった。

https://www.aboluowang.com/2022/0614/1761998.html

https://twitter.com/i/status/1536172238357020673

何清漣 @HeQinglian 7h

《西側の自殺》に私はついにこの一節を見つけた:「21世紀以降、西側世界のエリートは民主主義、言論の自由、資本主義に対してますます友好的でなくなってきた。その理由の1つは、多くの人が、権威主義社会は自由市場の民主主義社会よりも速く、より良く発展していると感じているから。この種の考えは昔からあり、すべての世代で消滅していたのが復活している」

米国の政治の衰退は中国の台頭に結びつけられるだろう。理由があるかどうか、ご意見をお聞かせください。

何清漣はリツイート

一土2.0🇺🇸🇮🇱🇷🇺🇨🇦 @Jessie2021626 6月13日

1 /生涯を通じて強く直立しているナバロ氏👍👍すべての米国人はこの国にこのような監視人がいることを誇りに思うべきである🙏彼は豊かな学識と修養されており、国家に対する忠誠心は堅く、米国憲法の擁護者である。彼の言葉、行動のすべては憲法を尊重している🙄🙄恥ずべき民主党員は常に合衆国憲法を踏みにじっている。 FBIは実際に彼を逮捕し、足枷と手錠をかけた。! ️

FTの記事では、何故40%の米国人がトランプの言うことを信じるのか、メデイアはきちんと分析したほうが良い。大統領支持が党派に分かれたのは2004年くらいからで、バイデンの支持率が20%というのは歴代で見ても低い。不正選挙については“2000 mules”の上映やいろんな映像が出回り、SNSがいくら抑制しても、人の口には戸が立てられない。何の証拠もなく米国人がトランプの主張を信じるほどバカと思っているのか?左翼メデイアは口では民主主義を標榜するが、その実は大衆を見下したエリート主義を民主主義と思っているのでは。少なくとも保守派がアップした映像について「編集or捏造」の反証を挙げるべき。それをしないで「嘘を広めている」というのは、公平性に悖る。

1/6事件はワシントン市長とペロシが組んで事件を引き起こすよう仕組んだとの噂もある。議会議事堂に招き入れた映像もある。これは政権を握る政党に関係なく、事実を追い求めるべき。

またウオーターゲート事件より悪質なのは、ヒラリーのトランプ選対の違法監視事件でしょう。サスマン弁護士が無罪になるのは、司法にも党派性が持ち込まれているから。メデイアは党派性を言うなら、司法部門も指摘しないと。

記事

(英フィナンシャル・タイムズ紙 2022年6月10日付)

米下院特別委員会の公聴会で副委員長として進行役を務めるリズ・チェイニー氏。左は委員長のベニー・トンプソン氏(6月9日、写真:ロイター/アフロ)

米国のテレビ局はこぞって高齢の君主の在位70年を祝う式典を生中継したが、自国の民主主義への攻撃をめぐって開催される公聴会については対応が分かれた。

これは一体、どう理解するべきなのか。

楽観的な解釈は、米国においても英国の女王は政治を超越した存在だということだ。

逆に悲観的に解釈するなら、今では米国の民主主義の存廃そのものが党派的な問題になったということだ。

9日を皮切りにテレビ中継される「1月6日特別委員会」は、1974年にリチャード・ニクソンを大統領辞任に至らしめたウォーターゲート事件の公聴会をまねようとしている。

しかし今のところ、目立つのは両者の差異の方だ。

ウォーターゲートの公聴会は、米国のあらゆるテレビネットワークが生中継した。中継は数カ月間続き、米国民のほぼ4分の3が視聴した。

片やニクソンの時代には存在していなかったフォックス・ニュースは今回、下院特別委員会の公聴会を放送しない方針を明らかにした。

50年間で様変わりした米国社会

ちょうど50年前に起きたウォーターゲート事件から2021年1月6日の米連邦議会襲撃事件までの道のりは、社会がいかに大きく変わったかを表している。

ウォーターゲート事件について調査を始めるか否かが連邦議会上院に諮られた時、ニクソンは地滑り的な勝利で再選を果たしたばかりだった(大統領選挙での得票率61%は共和党史上最高だった)。

それでも上院は調査開始を満場一致で承認した。

共和党員も誰一人として反対しなかった。大統領が「悪者」かもしれないとの疑惑はあまりに深刻で、通常の政治案件として扱うことはできなかったのだ。

これとは対照的に、2021年1月6日の米連邦議会襲撃について議会下院が調査しようとした時、ドナルド・トランプは再選をかけた大統領選挙で敗れたばかりで、それでも共和党員は2人を除く全員が調査開始に反対した。

勇気を発揮したリズ・チェイニーとアダム・キンジンガーは、共和党員としてのキャリアが終わってしまいそうな雲行きだ。

共和党は、上院での委員会設置の試みもフィリバスター(議事妨害)で退けた。時代がいか大きく変わったかを表す出来事の一つだ。

隠蔽に憤慨し、ニクソンを辞任に追い込む

大きく変わったことがもう一つある。

ウォーターゲート事件とは民主党のオフィスが入居するビルへの侵入事件だった。死者は1人も出ていない。

片や連邦議会襲撃事件は暴力的で、最終的に7人が命を落としている。

確かにニクソンは、政敵へのスパイ行為や選挙計画の窃取、邪魔者の排除などにおいて自らの権力を濫用した。だが、選挙の転覆を企てることはしなかった。

ニクソンの怒りの一部は恐らく、1960年の大統領選挙の際にシカゴのクック郡でしまい込まれた票の箱のせいで、民主党のジョン・F・ケネディ候補が得をしたのはほぼ間違いないという指摘によるものだった。

ニクソンはこの選挙で潔く敗北を認めており、今度こそはだまされてなるものかと思っていたのだろう。

ニクソンの心理はともかく、ニクソンがやったことの暴露に米国はショックを受け、熱心な共和党員を含む数千万人が心変わりをした。

だが、世間のムードを変えたのは不法侵入という発端の犯罪ではなく、それを隠蔽しようとニクソンが駆使した犯罪的なやり口だった。

では国民の4割がトランプに同調

これとは対照的に、トランプは開けっぴろげだ。

選挙結果をひっくり返すことを公の場でけしかけ、集会のロゴには「Stop the Steal(選挙泥棒をやめさせよう)」を掲げていた。

しかも、今は1973年の米国ではない。今では国民のほとんどがすでに心を決めている。国民の40%以上がトランプに同調しているのだ。

1月6日特別委員会の公聴会はこうした状況を変えられるだろうか。その可能性は低そうだ。

トランプは史上初めて2度弾劾された大統領だったが、いずれの弾劾裁判でも目立った変化は起こらなかった。今後の公聴会がこれまでとは大きく異なると考える理由は見当たらない。

仮に、トランプ政権の副大統領で1月6日に思いがけずヒーローになったマイク・ペンスがゴールデンタイムのテレビ中継で何らかの秘密を暴露することがあっても、トランプはすでにペンスに裏切り者の烙印を押し、MAGA(米国を再び偉大な国にしよう)と叫ぶ群衆にそう刷り込むことに成功している。

1973年の委員会では共和党の大物ハワード・ベーカーが、「大統領は何を、いつ知っていたのか」と問いかけた。

片や2022年の共和党員は、この調査は魔女狩りだと語り、トランプが何をいつ知ったのかを調べることには全く関心を示さず、バイデンには大統領としての正統性がないというトランプの主張を繰り返すばかりだ。

ウォーターゲート時代への郷愁

その皮肉な結果がウォーターゲート時代への郷愁だ。

ウォーターゲート事件は、米国という共和政体が人気も能力もある現職大統領の攻撃に耐えられることを証明した。システムがしっかり機能した。

片や1月6日の事件は、不人気な前大統領が民主主義の運命に対して拒否権を振り回せることを示した。

この皮肉の源は、政府に対する信頼の低下がウォーターゲート事件を機に始まり、今日になって大底に達しているという事実に求められる。

政府は常に、あるいは大抵正しいことをしてくれるという国民の信頼感はウォーターゲート以来、1980年代のロナルド・レーガンの時代や1990年代のビル・クリントンの時代の一時期を除いてほぼずっと下落基調を描いている。

今では20%という記録的な低水準に達している。

2つの党派が互いを嫌悪する今日の状況を治すにはどうすればよいのか。その答えの一つは、ウォーターゲート委員会で示された見事な客観性を発揮することだろう。

だが、あまりの事態に唖然としてニクソンを辞任に追い込んだ米国は、その米国が駆逐した専制政治と同様に、遠い過去へと消え去ったように思える。

格言にあるように、過去は異国だ。今日の米国は、仲が悪くてほとんど口をきかない2つの国のように感じられる。

(文中敬称略)

By Edward Luce

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『実はロシア衰亡の前奏曲、戦時景気とルーブル高 「大国妄想」プーチンが忘れた「いつか来た道」』(6/13JBプレス 伊東乾)について

6/12The Gateway Pundit<It Was Always About Trump: Fresh Off Disastrous ‘Show Trial,’ Sham J6 Panel Announces It Has “Uncovered Enough Evidence” to Indict President Trump>

民主党は阿漕。

According to The AP, Pelosi’s hack committee is “considering” issuing President Trump an unprecedented criminal indictment for “seeking to overturn the results of the 2020 election.” An announcement on their decision is expected soon and should come following the release of more evidence this week when the show trials continue with more witnesses.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/always-trump-fresh-off-disastrous-show-trial-sham-j6-panel-announces-uncovered-enough-evidence-indict-president-trump/

6/12The Gateway Pundit<’81 Million Vote Getter’ Biden’s Poll Collapse Continues: New Low of 33 Percent Approval with Only 21 Percent Approval by Independents in New Survey>

バイデン民主党は無能。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/81-million-vote-getter-biden-poll-collapse-continues-new-low-33-percent-approval-21-percent-approval-independents-new-survey/

6/13阿波羅新聞網<狂轰!俄军精准弹快用完 将用很不准确的5.5吨老爷反航母导弹=狂ったような爆撃!ロシア軍は精密弾を使い果たし、非常に不正確な5.5トンの古い対空母ミサイルを使う>英国国防省は、ロシア軍は間もなく近代的な武器を使い果たし、民間人に深刻なリスクをもたらす可能性のある冷戦時代のミサイルに依存すると述べた。

そもそもロシアの領土にミサイルが撃ち込まれないのであれば、ウクライナ側だけ被害が出る。これはおかしいのでは。

https://www.aboluowang.com/2022/0613/1761621.html

6/13阿波羅新聞網<超出想像!4天速配心脏?武汉市协和医院器官移植供体异常…=想像を超えて! 4日間で心臓を配達?武漢市協和病院の異常な臓器移植ドナー・・・>中国の蘭州大学の教師は最近、心臓移植の待機リストに載せられてからわずか4日後に、心臓移植を受けた。米国では通常180日を超える。中国で移植に必要な人間の臓器を迅速に入手できるのはなぜか?

当然、ウイグル人、法輪功、反体制派の囚人(無辜の人々)からでしょう。

https://www.aboluowang.com/2022/0613/1761568.html

6/13阿波羅新聞網<上海女当街遭砍杀 浴血惨叫 影片疯传 官方封禁话题=上海の女性が通りで斬られ、血を浴びて叫ぶ ビデオが広まり、この話題は公式に禁止>河北の唐山のバーベキューレストランで、酔っぱらいとの会話を拒否した女性が酔っぱらいに激しく殴られ、センセーションを引き起こした。偶然にも、上海の金山で同日、路上で人を切る事件があり、女性が悪党に狂ったように切られたが、中国では関連ニュースが一時的に禁止され、当局は何も発表していない。事件現場のコミュニティは翌日、加害者は通行人に制圧された後、逮捕されたと述べた。

被害女性は死んだとの噂も。切り付けられた原因は不明。

https://www.aboluowang.com/2022/0613/1761516.html

6/13阿波羅新聞網<惊爆唐山案异地审理不是送廊坊!是送狼窝了=衝撃的な唐山事件は、別の場所での裁判となり、廊坊には送られなかった!狼の巣窟に送られる>6/11の夕方、河北省廊坊市公安局広陽分局は、省公安部の指定管轄によると、 唐山市路北区のBBQ店の殴打事件は、廊坊市公安局によって調査・処理されたと。河北警察が公正な調査をしているというのは、世論によって疑問視された。唐山市公安局の現局長である趙晋進は、かつて廊坊市公安局長を務めていたが、現在の廊坊市公安局長と交際していた。多くの人が地下社会の保護傘を指摘し、「唐山政府と地下社会のグループは同じ穴のムジナである」、「唐山の政法は必ずや、この地下社会グループの保護傘である」と。

共産主義は悪が栄える。

https://www.aboluowang.com/2022/0613/1761565.html

何清漣 @HeQinglian 9h

ウクライナの良き大統領は、自分の家を掃除せず、世界の他人の家を掃除する志がある。

彼は新たな軍事援助の種を探しているような気がする。台湾の蔡総統はすでにLGBTQIを推進し、米国民主党の新しい価値観に合わせている。また訳が分からないことは言わないで。「北京が武力行使する前に」は良い提案ではない。 https://twitter.com/RFI_Cn/status/1536034120605630465

このツイートはツイートの作成者によって削除された。詳細

何清漣 @HeQinglian 9h

このネチズンは結論を非常にうまくまとめた。 🤣

一点補充する:ウクライナが叩かれているときだけ、世界はあらゆる暗い面を忘れている:政権は腐敗を改めない、世界で最も物が揃っている地下経済、ネオナチ。

引用ツイート

豚の骨粒 @sorrymaoli 17h

1.米国は爛熟しつつあるが、目下は中国よりも優れている。

2.米国が爛熟することの影響は世界的であり、中国は一部にしか影響を与えられない。

3.ロシアはもともと世界にほとんど影響を与えていなかったが、彼を怒らせたので、彼が大きな影響力を持っていることに気づいた。

4.ウクライナは、叩かれた場合にのみ影響力を持つ。

5.欧州連合はもっと悲惨。仕事は少なくないが、収入は最も落ち込んでおり、その影響力は増していない。

何清漣はリツイート

jiang shangrong @JiangShangrong 6月12日

米国人はウクライナにうんざりしている。

民主研究所(米国で一番尊敬されている大手シンクタンク)は、ウクライナの事件とバイデンの外交政策に関する米国市民の意見に耳を傾けることを決定した。

結果は失望させるものであった。回答者の36%は、バイデンのキーウ・ナチス政権の政策を支持し、53%が否定的な回答をした。別の詳細-米国人はウクライナ人に関心がなく、回答者の45%は「広場革命」の失敗を気にしない。5%は、米国にとって、ウクライナ危機の重要性を強調している。

研究所の創設者であるバシャムは、次のように指摘した:

何清漣 @HeQinglian 3h

トランプ元米国大統領:もし私だったら、中国は勝つことはできない。

米国現職大統領のジョー・バイデン:すべてはトランプの誤りであり、加えてプーチンの誤りである。これらの誤りがなければ、ビルドバックベターの計画は本当に美しい。

引用ツイート

EzioMao☢ @KELMAND1 6月6日

米中貿易戦争で敗者は誰か?明らかに、米国は4年間の貿易戦争の後にいくつかの歴史的記録を達成しており、米国が勝ったと言わざるを得ない。

-過去40年間で最悪のインフレ

-過去最高の30.5兆ドルの負債

-歴史上初めて、金融政策は打つ手なし

米国の内部矛盾の激化に伴い、我々は反省しなければならない、何を反省すべきかは明日考えよう・・・まず反省しよう

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何清漣 @HeQinglian 5h

私はジョナ・ゴールドバーグの《西洋の自殺》の中国語訳の序文を書いた。最初の3つの章を読んだ後、私は米国の保守主義がいかに弱いかを理解し、国家本位(米国を偉大にする)は部族主義に帰せられる;進歩派のさまざまな欠点は現象で理解するが、それは部族主義によって引き起こされると思う。部族主義は国際主義と相対化して初めて克服することができると。

その中のいくつかに同意するが、これにはまったく同意しない。

何清漣 @HeQinglian 5h

私は編集長に自分の考えを書き、尋ねた:そのような序文は必要か?

伊東氏の記事で、プーチンの帝国主義侵略と「八紘一宇」の意味合いは違う。当時の日本は軍国主義であったが、大東亜会議を開いて、欧米の植民地解放を訴えた。プーチンは逆のことをしている。21世紀にもなって、まだ領土的野心を持つ人物は、他国から信頼されないし、今のように集団安保として多国間の同盟を結ぶようになるでしょう。所詮ロシアは意のままにする思いが強いため、他国から嫌われるのがずっと続くのでは。

中共も同じ。領土的野心を持っているが、ロシアよりうまいのは、金とハニーで雁字搦めにするところ。でも馬鹿にしてはいけない。日本人でもひっ掛かっているのがたくさんいるのでは。

記事

ピョートル大帝生誕350年展示会を視察するプーチン大統領(6月9日、写真:ロイター/アフロ)

またしてもプーチンの危ない誇大妄想が報じられました。

6月9日、ロシアの「ピョートル大帝」生誕350年記念展を訪れた際「(ウクライナなどの)領土を取り戻し強化するのは、われわれの責務だ」と発言(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022061000688&g=int)したというものです。

「大北方戦争」の結果、ピョートル・アレクセイエヴィチ・ロマノフは、スウェーデン領だった「イングリア」を奪い取り、西欧先進圏への玄関口、悲願だったバルト海進出を果たします。

わざわざ自分の名をドイツ語読みペーターに改めて都を「ぺテルスブルク」ペーターの町と名付けました。

ところがプーチンはぬけぬけと嘘っぱちの三百代言を並べます。

「皆さんは彼(ピョートル)がスウェーデンとの戦争で何か奪ったという印象を抱いている。だが、何も取っていない。取り戻したのだ」

「欧州各国は当時(サンクトペテルブルクを)ロシア領ではなくスウェーデンの一部だと考えた。しかし、そこには太古の昔からスラブ人も住んでいた」

そもそもこのタイミングで「ピョートル大帝350年」なぞという官製イベントが、大戦中に「神武天皇」や「神功皇后」を祭り上げるのと同根のフェイクと言わざるを得ません。

ここでプーチンの言う「皆さん」とはロシア人で、当のロシア民衆ですら「占領地」と常識的に判断している。

それを「元来固有の領土」とプーチンはフィクションで強弁しているわけです。

しかし、実際は、現在ぺテルブルクの位置するエリアはイングリアと呼ばれる地域で、12世紀以前からアジア系ウゴル・フィン族のイジョラ人の居住地として知られていました。

イングリアは、スウェーデン率いるバルト帝国に占領されるのですら1611年。たかだか徳川幕府開府の時期のことで、ごく最近の出来事に過ぎません。

日本でいえば飛鳥奈良鎌倉室町戦国時代と、ずっとイジョラ人の国。ロシアなど関係ありません。

それをロシアが奪い取るのは、7代将軍吉宗「暴れん坊将軍」が幕政改革を進めていた「享保6年(1721年)」です。

ついこの間盗んだだけのもので、さっさと西欧に返すのが本来の筋の可能性も高い。

というのもこの1721年「大北方戦争」でスウェーデンに勝利したロシアが「ニスタット条約」で奪い取ったのは「カレリア」「イングリア」「エストニア」「リヴォニア(ラトヴィアの一部)」などだからです。

すでに「エストニア」や「ラトヴィア」は、スターリン時代以降、極く一時期ソ連に併合したとはいえ、とっくに西欧側に返還され、EUメンバーになっている。

ロシアはどう頑張っても、たかだか700~800年ほどの歴史、日本で言えば平安後期以後しか史実確認できない浅い歴史の国が「太古」の昔から、とは、へそが茶を沸かすレベルの茶番です。

西側経済制裁は「失敗」したか?

そんなプーチンは、ウクライナ戦争開始から約2か月後の4月18日、「西側の経済封鎖が失敗」し、ロシアが「前例のない圧力に耐えている」との、実質的な「経済封鎖」勝利宣言を、オンラインの閣議で発表しています(https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220419-OYT1T50072/)。

背景として、ウクライナ戦争勃発直後に暴落したルーブルのレートが4月中旬には戦前の水準まで回復した経緯が挙げられるでしょう。

参考まで、2022年1月から6月上旬までのルーブル、ならびにウクライナ・フリヴニアの対ドルレートの推移を示しておきます。

すでにご案内のように、ルーブルは5月以降も値を上げ続け、ロシア中銀は立て続けに金利を引き下げます。

開戦直後の暴落時こそ、金利20%まで引き上げますが、6月10日には4度目の引き下げで9.5%の戦前水準に戻りました。

ロシア中銀のナビウリナ総裁は「西側経済制裁の影響は懸念されたほど深刻ではない」との声明を発表しています。

西側の経済制裁は「失敗」したのでしょうか?

実際、ここまでの推移はプーチン指導部も織り込み済みだったと思われます。

ルーブルの価値が上がったのは、端的に言って今回の戦争と経済制裁のために石油、天然ガスなど価格が上昇し、経常収支が黒字になったためでしょう。

ルーブル値の上昇でロシア国内の物価上昇圧も下がり、直ちにハイパーインフレーションなどは起こりそうにもありません。

かつてウラジーミル・プーチンがペテルブルク大学法学部を卒業しKGBに採用(1975年)される直前、第4次中東戦争を引き金に、アラブ産油国がイスラエル支援国への原油供給を制限しました、1973年、いわゆる「第1次オイルショック」です。

日本を含む親イスラエル国家は物不足と物価高騰に見舞われ、当時の日本の主婦はトイレットペーパーなどを買い占めた。

OPEC(石油輸出国機構)の国際経常黒字は70倍に膨れ上がった。そうしたアラブ産油国の背後にはソ連の影がありました。

こうした経緯を、新人KGBのプーチンは研修などで間違いなく指導されていたことでしょう。

当時はデタント(東西緊張緩和)ムードが強く、第4次中東戦争は継続不可能となり「省エネ」などの言葉が生まれたのもこの時期でした。

ソ連末期の失敗に学べなかったプーチン

続く1978~79年、イスラム教シーア派が主導する革命による「イラン・イスラム共和国」建国が引き金になって1979年には「第2次オイルショック」が発生します。

イラン革命に際しては。米ソが協力して事態収拾にあたるまで、デタント・ムードは高まっていました。

直前までパーレヴィ王朝期のイランは親欧米でしたが、イランの指導者ホメイニ師は反米・反共を掲げ東西冷戦下の二大巨頭をものともせず、イスラム国家が現在まで40年以上続いています。

「宗教はやばい」

「イスラムを放置するとまずい」

「文明の衝突」

などと東西双方が警戒する端緒となったこの頃、日本では「インベーダーゲーム」が流行り始めていました。

そこで代理戦争的にイランの敵として作り上げられたのが隣国イラクの「英雄」サダム・フセインであり、米ソ双方の軍事的支援のもとで事態の収束が図られます。

しかし第4次中東戦争の英雄から一転、古代メソポタミア以来のアラブ世界の栄光の盟主といった誇大妄想を抱くに至ったサダムの末路がどのようであったか、今さらここに記す必要もないでしょう。

1978年1月に勃発したイランのシーア派イスラム革命動乱を横目に、隣国で勃発したのが背後でKGBが動いた「アフガニスタン人民民主党」による共産党系の「4月革命」でした。

イスラムを放っておいたらエライことになる、と「アツモノに懲りてナマスを吹いた」ソ連の焦りが引き起こした革命と言えるでしょう。

これに対して西側が応援して作られたのが当時の先端武装で訓練された反共イスラム戦士「ムジャヒディン」でした。

この「ムジャヒディン」を支えるべく、当初は経済支援から合流したのがウサマ・ビン・ラディンであり、のちに彼らが樹立した武装勢力「アル・カイ―ダ」が21世紀最初の10年までどのような経緯を辿ったかも、今さら記す必要はないでしょう。

「KGB支援」のアフガン共産勢力 VS 「西側武力」背景のムジャヒディンの死闘は武力に勝るイスラム戦士「ムジャヒディン」優勢となり、アフガニスタン人民民主党の支援要請でソ連軍が動いたのが「アフガニスタン侵攻」(1979-88)だった。

結果、西側は揃ってソ連に背を向け、1980年「モスクワ五輪」はボイコット。

結局これ以降ソ連は滅亡することになるわけですが、どうしてプーチンはこの歴史に学ぶことができなかったのか。

「デタント」ムードを代表するようであったジミー・カーター民主党政権はイラン・アメリカ大使館人質事件への対処失敗で降板、1981年1月にスタートしたロナルド・レーガン共和党政権は明確な反ソ政策を断行。

続く1982年に成立した日本の中曽根康弘政権では「ロン・ヤス」という微妙にヤスっぽい呼び名が流布され、強い関係をアピール。

米国に媚びを売るかの如き中曽根首相の「不沈空母」発言が新聞一面の見出しに記され、受験を控えた高校3年生、17歳だった私は、大学に願書か何かを取りに行った本郷三丁目駅のキヨスクでそれを目にし、暗澹たる気持ちになったのを、いまもありありと覚えています。

前後して中曽根首相が発言した「フィンランドみたいな状況になったら終わり」みたいな表現も、多感なハイティーンでしたので鮮明に記憶しています。

翌1983年、当時の西ドイツに留学するとベルリンの壁の前には無数の十字架が立っており、同世代の少年が機銃装備するソ連兵などを目に焼き付けざるを得ませんでした。

それからたった6年であの壁が崩壊すると、誰が想像したでしょうか?

そしてこの当時、東ドイツで負け戦収拾の工作に当たっていた若いKGBの一人に、30代のプーチンがいたわけです。

元上司アンドロポフの二の舞踏むプーチン

閑話休題

西側の経済封鎖は失敗したのでしょうか?

今示したソ連滅亡の歴史が、そっくりそのままプーチン=ロシアの将来を予言しているでしょう。

レートだけ上がっても、ロシアは先進国の主要産品を輸入できません。

一般市民の食生活などを支える物品は供給できても、パソコン程度の戦略物資にも事欠く状況が永続すれば、レーガン政権が描いたソ連滅亡シナリオの縮図が繰り返されるでしょう。

ソ連のアフガン侵攻に舵を切ったのは、ブレジネフ書記長晩年経済停滞の中、KGB議長であったユーリ・アンドロポフでした。

のちにKGBからソ連トップに上り詰めたアンドロポフは、元部下であったプーチンがやたらと持ち上げ、それこそ「ペテルブルク」市内に銅像を建てたり、偶像崇拝が著しかったりもします。

KGBトップとしてモスクワ五輪ボイコットを招き、ブレジネフ一派を陰謀で抑え込んで権力の中枢に就きながら、1年3か月ほどで死んだユーリ・アンドロポフ。

彼の失敗の本質的な理由は何か?

アンドロポフがソ連を立て直せなかったのは、一方では軍事支出を強要するレーガノミクスの作戦勝ちですが、予算の7割近くまで軍事費を引き上げざるを得なかったことに起因しています。

プーチンはまさに同じ轍を踏んでいます。

もう一つは、スターリン以来の領土外交、計画経済への固執が足かせになった。

ここもプーチンはソックリというより、さらに「ピョートル大帝」など振り回すあたりは、むしろサダム・フセインの「メソポタミアの栄光」に近い、やや狂気走ったものすら感ぜられます。

遠い将来、プーチンの銅像を建てる人が出るかは、いまヒトラーの銅像が立っているかを想起するに留めましょう。

プーチンはアンドロポフの失敗のみならず、いまやサダムの愚挙の二番煎じにまで陥っている。ピョートル350年祭そのものが「八紘一宇」にも似た末期症状かもしれません。

西側経済制裁は、中長期化することで、プーチンのロシアに「1980年代ソ連」が受けたのと同様の決定的な効果を上げることが予想されます。

一過性のレート浮上や戦時景気は長続きしません。

突出する軍事費、入ってこない主要産品、地盤沈下する国民生活。西側の経済制裁はボクシングのジャブのように確実にロシアの体力を奪い続けるでしょう。

先に2ページの末尾に挙げたグラフに示した、開戦後も一定のレートを堅持するウクライナの通貨フリヴニアの為替推移が、未来を控えめに示していると言えそうです。

つまりウクライナは安定、ロシアは乱高下の先に「変化」が到来することが予測されます。

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『いま襲い来る「複合危機」の8つの顔に真正面から向き合ってみる 生き残りたいなら敵の姿を知るべし』(6/12現代ビジネス 大原浩)について

6/11The Gateway Pundit<Jan 6 Sham Hearings a Ratings BUST for Big Networks – Look How They Compared to Normal Week Night>

左翼は嘘つき。

The Jan 6 Committee’s presentation on prime time was a major league BUST on Thursday night.  No one watched and no one cares about the lies the corrupt media and corrupt politicians have to share.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/jan-6-sham-hearings-ratings-bust-big-networks-no-one-believes-lies-anymore/

6/11The Gateway Pundit<Poll: Nearly Half of Men Under 50 in the Democrat Party Support Political Violence Including Assassination>

左翼の暴動を取り締まらないのはおかしい。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/poll-nearly-half-men-50-democrat-party-support-political-violence-including-assassination/

6/11希望之声<坚持不懈 27位专家再度调查新冠病源 北京心惊=弛まず研究 27人の専門家が新型コロナの起源を再調査 北京は心穏やかならず>武漢から広がり、世界に禍を齎した中共ウイルスの真の起源は、今日でも中共当局によって隠蔽されている。数日前、WHOによって任命された幅広い分野をカバーする27人の専門家が再びウイルスの起源に疑問を呈し、ウイルスの発生源はさらなる調査に値することを示唆し、中共当局を心胆寒からしめた。

6/10のAFPの報道によると、WHOが任命した27人の新しい疫病の起源の調査に関する専門家チーム(SAGO)の専門家は、ウイルスがコウモリから未確認の中間の動物を介して人間に広がったという理論を策定し、追加研究のリストを作成した。

彼らは、パンデミックの起源は、どれであっても可能性があり、より深く探究する必要があると考えている。新型コロナウイルスが中共の研究所から流出したという明確な証拠はないが、チームはウイルスの起源に関する研究からさらに多くの情報を必要としていると彼らは言った。

AFPは、この専門家チームの使命は、新型コロナウイルスの起源を調査するだけでなく、この方面にすべての注意を向けるよう努めると述べた。

報道によれば、現在、中共のせいで、新型コロナウイルスの起源に関する議論は科学界で非常に熱くなり、中共体制が齎した欺瞞と隠蔽のために、調査は政治の干渉によってさらに複雑になっている。

中国外交部の趙立堅報道官は、WHOが新型コロナウイルスの起源を調査し続けることを知った後、中共が調査員と充分に協力しなかったという主張に反論するため、すぐに前に出た。彼は、ウイルスが武漢研究所から漏洩したという理論は「反中勢力によって捏造された嘘」であると主張した。

報道の分析によると、国際的な専門家がウイルスの起源を何度も調査する要求は、本当に北京を居ても立ってもいられなくした。

以前は、国際的な専門家と中国の専門家の最初の混合チームが、中共当局との長い交渉の末、2021年初頭に中共ウイルスの起源について調査を実施した。しかし、彼らはさまざまな仮定にすぐ行き詰まり、結果は何もでなかった。

中共は証拠隠滅したから起源の特定は難しいのでは。疚しくなければ総てオープンにしたはずだから中共が意図的か意図的でないかは別として世界に広めたのは間違いない。所詮中国人というのはこすい。

https://www.soundofhope.org/post/628181

6/11阿波羅新聞網<惊人大逆转 习近平松手 彭博被放风【阿波罗网报导】=驚くべき大逆転、習近平はほったらかす、ブルームバーグは噂を広めさせられる[アポロネット報道]>ブルームバーグは、事情通が9日、中国証券監視委員会がAnt GroupのA株上場を再開するためのフィージビリテイスタデイを評価するためのワーキンググループを設立したと述べた。これは、関連部門がこれまでのところ科学技術業界に対して放置していることを示す明確な兆候の1つである。 アポロネットの王篤然評論員は、ブルームバーグは、習近平は深刻な挫折に遭い、科学技術業界への攻撃を放置しなければならなかったと噂を広めさせられた。しかし、習近平の側では、当局者はすぐに反応し、Ant Groupは上市する予定はないというメッセージを送信し、驚くべき大逆転を行い、噂を広めた顔を平手打ちした。

習と反習でやりあっているから、全部を信じるのは危険。

https://www.aboluowang.com/2022/0611/1760867.html

6/11阿波羅新聞網<陷债务危机 中共抛弃斯里兰卡 印度南亚重拾影响力=債務危機で、中共はスリランカを棄て、インドと南アジアはその影響力を取り戻した>南アジアの国であるスリランカの債務危機は政府の転覆につながり、最大の債権国である中共はリップサービスだけで、何も提供しなかった。隣国のインドはタイムリーに援助の手を差し伸べ、スリランカに通貨スワップ、融資延長と信用貸付額で35億米ドルの援助を提供し、医療支援、食品運送、必須医薬品の提供もする。 Voice of AmericaとインドのメディアNews18は、インドが南アジアでの影響力を取り戻すためにこれを採用していると述べた。

スリランカも中国人を信用するのが間違い。ラジャパクサ一族が賄賂を受け取ったとしか思えない。

https://www.aboluowang.com/2022/0611/1760906.html

6/11阿波羅新聞網<俄乌战争进入新型态 乌克兰扭转局势:关键取决于“它”= ロシア・ウクライナ戦争が新たな状態に突入し、ウクライナは状況を逆転させた:鍵は「それ」に依存する>「アル・ジャジーラ」(Al Jazeera)は11日、ウクライナの軍事情報副局長であるヴァディム・スキビツキーがイギリスの「ガーディアン」(The Guardian)に、ウクライナ東部の戦場は現在「砲撃戦」にあり、ウクライナ軍の火力は深刻に不足しており、ロシアの火砲との比率はわずか1対10~15でで、現在の戦争状況の鍵は西側の軍事援助であると強調したと報じた。

ロシアの火砲との比率は差がありすぎ。これでは勝てない。

https://www.aboluowang.com/2022/0611/1760948.html

6/11阿波羅新聞網<赵薇遭封杀9个月后心痛发声我一无所有 火速删文=趙薇は9か月間ブロックされ、私には何もないと心の声を発すると、すぐに記事を削除した>彼女は9か月間声を出すことができずにいたが、父親を哀悼した:「一葉の落ち葉、空を舞う花、かすかな煙のようなもの! これら人間が想像できる叙述は皆生気と比べられない! 雑草のように終わりがないのは、私の限られた知識の中でもわかる。私とは離れられない、私もあなたと離れられない。離れるとは何なのか?基本的に離れていない。「空」に行こう!あなたのすべては言わずにおこう、私には何もない・・・」

発言の自由を認めない共産主義の恐ろしさ。

https://www.aboluowang.com/2022/0611/1760847.html

6/12阿波羅新聞網<唐山打人案 传一男曾当村官侵吞巨资 涉奸杀案=唐山の殴打事件、かつて村の役人を務めていた男で、莫大な金額を使い込み、強姦殺人事件に関係したと噂されている>

2022年6月10日、唐山の男性が女性に性的嫌がらせをして拒絶され、彼と仲間が彼女を取り囲んで殴打し、重傷を負わせたことがインターネットで報じられた。 (Webビデオのスクリーンショット)

唐山の悪い男の殴打事件は世論を騒がせ、ネチズンは続々事件の関係者の背景を探し、そのうちの一人はかつて地元の村の委員会委員長であり、家族の背景に頼って村人の巨額の資産を使い果たし、以前には強姦殺人で逮捕されていたと分かった。

現地時間6月11日の0:時41分、新浪財経の報道によれば、曹建華という名の男がバーベキューレストランの殴打者の1人であると報道した。 曹建華は、3つの地元企業と関係がある。

しかし、午前2時ごろ、曹建華自身が殴打への関与を否定するビデオを投稿した。その日の午後、「曹某華は唐山で人を殴ったとの非難を否定している」もホットサーチに登場した。

ネチズンによって提供されたスクリーンショットで、曹建華は犯罪が起こったときに現場にいたことを認めたが、彼は「喧嘩をやめるよう説得した」と。ネチズンは「椅子を投げつけたのはあなたか?」と尋ねると、「私だったら、どうするんだ!」と答えた。

その日の午後、地元の警察は、事件に関与した9人の男性全員が逮捕され、裁判にかけられると発表した。そのうち5人は地元の人であった。警察は9人の身元を公表しておらず、曹建華が逮捕された9人の中にいるかどうかは明らかではない。

多くのネチズンのプロフィール探しと事情通が調べた結果によると、11日の早朝の曹建華の「噂に反論する」ビデオは、河北壠鑫億農業会社の公式ビデオアカウントで公開された。この会社の登録資本金は2000万元であり、曹建華が株式の50%を保有している。同社の登録住所は、唐山市豊潤区銀城埔鎮東馬庄村である。

この関連でのネチズンの議論の内容によると、曹建華は強姦殺人で逮捕されたことがあると、地元の公式メディアで報道されたが、後に彼の共犯者は死刑執行されたが、彼は釈放され、補償を受けた。

ネチズンはまた、曹建華の村の幹部としての任命には、黒社会勢力と選挙の賄賂が関係している可能性があると述べた。 曹建華の叔父である劉宝軍は、別の候補者の門を塞ぐために車を運転し、多くの黒社会勢力メンバーのところに行ったと言う人もいる。

左翼社会は悪がのさばる。中共がヤクザの元締。

https://www.aboluowang.com/2022/0612/1761094.html

何清漣 @HeQinglian 10h

実際、ハンター・バイデンのコンピューター内に関連資料がある。ビクトリア・ヌーランド国務副長官は、2022年3月8日にワシントンD.C.での上院外交委員会のウクライナに関する公聴会で証言し、この件を認めた。 New York PostとWashington Postは、どちらも関連報道を発した。

ウクライナに興奮する人たちが私のところにやって来て喧嘩をふっかけ、「そのようなことはない」と言って、ハンター・バイデンを擁護した。そのウクライナに興奮する女性は、道理をもって悟らせることができない。

引用ツイート

聯合早報 @zaobaosg 6月10日

ペンタゴンは木曜日(6/9)に公式ネットで声明を発表し、過去20年間で46のウクライナの生物学施設に資金を提供したことを認めた。ペンタゴンがウクライナで政府が支援する生物学施設の特定の数を明らかにしたのはこれが初めてである。 https://zaobao.com.sg/realtime/world/story20220610-1281539

大原氏の記事で、彼の予想がどれだけ的中するのか楽しみである。

記事

考えられるリスクは色々あるが

昨年11月30日公開「習近平ですら吹っ飛ぶインフレの脅威…2022年、世界『大乱』に立ち向かう7つのポイント」を執筆して以来、1月19日公開「インフレと金融危機の挟み撃ち、複合危機で実はEUが危ない」、3月22日公開「“リーマン級”で済めば幸運、これから『大恐慌クラスの経済混乱』やってくる…!」などで、その「大乱」がどのようなものであるかについて述べてきた。

また、2月24日のウクライナ侵攻以降、地政学リスクも大きく意識されるようになった。

しかし、実のところ、昨年10月4日公開「中国恒大は前座!後に控えるリーマン級危機に世界は対処できるのか」を執筆したときよりも、現在の方が私の「不安感」は減少している。

実際、昨年秋の中国恒大破綻危機の直後に「自分史上最高の割合」にまで(まさかの備えのための)現金比率を高めたのだが、現在は現金比率を急速に減らし、インフレ抵抗力が強い「優良な企業」に積極的投資を行っている。

最近まで有り余る(運用益をほとんど生み出さない)現金保有が悩みの種であったバフェットも、現在はその潤沢な資金を充分に活用して、次々に大型の投資を行っている。

バフェットも「大乱」のリスクは十分に承知しておりそのための「備え」は怠らないが、チャンスであると判断すれば、過去においても「人々が恐怖におびえている時に大胆に行動」してきたことはよく知られている。

ウォーレン・バフェット  by Gettyimages

例えば、2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)を世間が騒いでいるときに、バフェットとしては初めての海外への本格的投資(ペトロチャイナ)を始め、大成功したことは、2020年4月14日公開「コロナ危機で、じつは日本が『世界で一人勝ち』する時代がきそうなワケ」冒頭ページで述べた通りだ。

重要なことは、「(まだ)姿の見えない敵と戦うことは難しいから備えるしかない」が、「姿が見えた敵とは真正面から対決することが可能」だということだ。

昨年の中国恒大危機の時点では姿が見えない敵であった「大乱」の姿も、おぼろげながら見えつつあり、そのような「敵」とは充分戦えると考えるから、私は積極的な投資に舵を切った。バフェットも同じではないかと思う。

それでは「大乱」の姿とはどのようなものか? 概ね次の8つに分けられると考える。

  1. 資源・食料の不足
    2. 気候問題(冷害)
    3. インフレ
    4. 地政学リスク
    5. 金融危機
    6. 格差拡大 (国内および南北)
    7. 政治の腐敗、弱体化、既得権益の増大(に対する反発が過激化する)
    8. 全体主義の台頭

資源もエネルギーも不足している

1の資源・食料の不足については、2月14日公開「『うまい棒』43年目の値上げは70年代型狂乱物価の号砲となるか」で述べたように、オイルショック以来の激しいものになるであろうと考える。

この記事の3ページ目「1979年の意味」で、今後原油価格が500ドル/バレルにまで達する可能性について触れたが、過去のオイルショックの際の原油価格上昇率はそのくらい激しかったのである。それなりの確率で我々は500ドル/バレルを体験することになるであろう。

2の気候問題(冷害)は、1月29日公開「トンガ海底火山噴火で地球寒冷化は必至、慌てふためく『脱炭素』勢力」で述べた。

火山噴火以外でも、「地球寒冷化」はいつ起こってもおかしくは無い。歴史的に見て、飢饉の原因は干ばつの場合も多いが、冷害の場合も非常に多く、日本では天保の飢饉を始めとしてその傾向が顕著だ。

「地球温暖化論者」は、「脱炭素エネルギー危機」を起こしただけでは無く、寒冷化への備えを怠らせたという点で、食料不足に対する責任も負うことになるのではないだろうか。

ウクライナ紛争長期化は悪夢だ

3のインフレについては、昨年10月30日公開「4半世紀デフレの後の『反動インフレ』は起きてしまったら制御不能か」で述べた見解に変わりはない。

歴史を振り返ればほぼ類例が見られない、長期にわたるデフレの後のインフレの「反動」はものすごいものになるであろう。社会・経済が「デフレ型」になってしまい供給の制約があるのだから、いきなりインフレに対応しようとしても無理である。社会・経済が「インフレ型」に転換するまで少なくとも数年の間は、激しいインフレを覚悟すべきだろう。

だが、第1次世界大戦後のドイツのような「ハイパーインフレ」になる可能性も排除はできないが、過大に見積もる必要はないと思う。社会・経済がデフレ型になっているが、戦争や社会的混乱によって生産設備が破壊されでもしない限り、(日本での)ハイパーインフレの可能性は低いと考える。

4の地政学リスクだが、4月30日公開「ウクライナ戦争で戦時体制に拍車、米国の「民主主義」は大丈夫か?」で述べたバイデン政権が続く限り、ウクライナ紛争は「続・ベトナム戦争」となり長期化すると思われる。

ウクライナ紛争の長期化でウクライナ国民は苦しむが、バイデン政権には大きなメリットがあるからだ。もし、トルコなどの尽力で和平に至ったとしても、バイデン政権はすぐに次のターゲットを探すかもしれない。我々にとっては恐ろしいことだが、6月9日公開「思い出せゼロ戦を生んだ国! 日本の製造業技術は国防の最高の武器」で述べたように、次のバイデン政権の標的は「台湾」であるかもしれないのだ。

結局、4月28日公開「経済制裁に対する『資源制裁』のブーメラン…『小麦危機』で新興国政情不安が加速している」で述べたように、地政学リスク対応を大義名分にした「経済制裁」が、エネルギー・食糧不足を背景とした大ブーメランのインフレとなって、日米欧をはじめとする世界中の国々に返ってくる可能性が非常に高い。

「金融危機」と「格差拡大」による激震

5の金融危機だが、チャイナリスクはもちろんだが、4月11日公開「インフレの最中の経済制裁、その『大ブーメラン』でドルが崩壊するシナリオ」で述べたように、米国の金融システムも危ない。

ただ、米国発の金融危機は、(少なくとも現在は)「世界の金融システム崩壊」につながる可能性が高いから、世界中の政府がそれを阻止するためにあらゆる手段(禁じ手も含めて)を講じるだろう。したがって、実際にどうなるかは不透明だ。

また、米国の世界シェアの約4割を占める軍事力は、ドルの価値の裏付けだ。経済・金融システムとしてだけ考えれば、ドル中心のシステムはいつ崩壊してもおかしくはないのだが、「棍棒を振り上げた米国」を破産させるのは難しいかもしれない。

ただし、ウクライナ侵攻を理由とするロシアへの経済制裁は「やりすぎ」であり、「(米国の)ご機嫌を損ねると没収される米国主導の金融システムは『世界』の信用を失った」といえる。したがって、今後ドル中心の金融・経済システムから離脱する動きが加速され、ドルの覇権の終了は英国ポンドの没落と同じようなソフトランディングになるかもしれない。

6の格差拡大(国内および南北)について言えば、長期的にインフレは格差縮小要因ではあるが、短期的には所得の低い層に打撃を与える。

前記「インフレの最中の経済制裁、その『大ブーメラン』でドルが崩壊するシナリオ」冒頭ページで、スリランカを始めとする国々がエネルギー価格の高騰などのインフレで政情不安になっていることを述べた。だが、これらはまだ導火線にすぎず、インフレの痛撃を受ける庶民の怒りが先進国を含む多くの国々の政治に大きな影響を与えるはずである。

一国の国民の間だけではなく、国家間の貧富の差も明らかになるから地政学リスクもさらに高まるわけだ。

アフリカやインドは、「最後のフロンティア」として将来に期待しているが、短期的にはインフレ対応に追われるかもしれない。

「民主主義」「自由主義」の危機

7の政治の腐敗、弱体化、既得権益の増大がこれまで続いてきたが、「大乱」の中で閉塞した既得権益だらけの社会を変えようという動きが激烈になるかもしれない。

バブル崩壊以来、日本人の平均給与はほとんど上がっていないと言われる。だが、その間にデフレが進行し、多くの物を100円で買えるようになった。また、ハンバーガー1個59円、牛丼一杯280円という時期もあった。さらには、ネットでは、フリーソフトやウィキペディアなど「0円」で供給される商品があふれるようになった。

つまり、所得は増えていないかもしれないが、日本人の暮らし向きは決して悪くなかったのである。だから、若者たちも火炎瓶を投げるような過激な活動には参加せず、自分の世界の中に「引きこもる」ようになったといえよう。

だが、電気代を始めとする光熱費や、食品の価格が高騰するようになれば、彼らの「生存権」が脅かされるようになる。したがって、若者達の意識も変化してより過激な行動に向かうようになるだろう。

この傾向は日本だけではなく、世界共通だといえる。所得がそれなりに上昇している国でも、それ以上に物価が上昇すれば、やはり生存権が脅かされる。

その若者たちの「怒り」が「社会変革」を促すから、短期的には混乱が生じても長期的に社会はより良い方向に向かう。だが、そのエネルギーが誤った方向に向かうと8の「全体主義の台頭が何よりも恐ろしい」ということになる。

4月1日公開「いつの間にか大政翼賛会が形成されてないか―恐ろしい戦時体制ムード」や昨年5月27日公開「日本とアメリカ、ここへきて『100年前の世界』と“ヤバい共通点”が出てきた!」で述べた通りだ。

希望の光は差している

8つの要素が指し示す未来は確かに暗い。だが、冒頭で述べたように「その姿が見えただけで一歩前進」である。

バフェットも私も決して未来を甘く見ているわけではない。だが、その未来の姿がおぼろげにでも見えれば対策の立てようがある。姿が見えないよりもはるかにましなのだ。

その対策の一つが(インフレに強い)「優良企業」への投資だといえよう。

さらに詳しい対策に関する記事については、近日中に公開するつもりであるのでお待ちいただきたい。

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『「こんな要求は前代未聞」中国ビジネスに異変続出で、日本の中小企業が困惑』(6/10ダイヤモンドオンライン 姫田小夏)について

6/10The Gateway Pundit<President Trump Says Bill Barr “Was Played” and Did Nothing About “THE CRIME OF THE CENTURY” – Now with Unselect Committee ” Our Country is in Such Trouble”>

バー元司法長官は共和党エスタブリッシュメントに属し、民主党と長らく談合政治をしてきたのでは。それがトランプの出現でできなくなり、邪魔だから民主党と結託して「不正選挙をなかった」ことにするのが彼の与えられた役割だったと思います。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/president-trump-says-bill-barr-played-nothing-crime-century-now-unselect-committee-country-trouble/

6/10The Gateway Pundit<“It Was Unethical… They Doctored their Tape – They Defrauded Viewers – Trump Committed NO CRIMES!” – Attorney Dershowitz on Primetime Jan. 6 Hearing (VIDEO)>

証拠のテープが編集され、反論も許されないのであれば、魔女裁判と同じ。

Alan Dershowitz: It was unethical. Why was it unethical? Take for example President Trump’s speech on January 6th. I opposed that speech. I don’t think it was done well. I don’t think he should have done it. But he said at the end of the speech he wanted people to show their voices patriotically and peacefully. They doctored the tape! They edited those words out. If a prosecutor ever did that they’d be disbarred! You can’t present part of the tape and deliberately omit the rest of the tape in order to mislead the audience. Especially when the other side has no opportunity to cross-examine. And has no opportunity to put on its own evidence. There is a special obligation not to cheat! Not to defraud the viewers. That’s exactly what they did… And Donald Trump committed no crimes.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/unethical-doctored-tape-defrauded-viewers-trump-committed-no-crimes-attorney-dershowitz-primetime-jan-6-hearing-video/

6/11阿波羅新聞網<泽伦斯基这动作透露风声 专家惊爆:情况不妙=ゼレンスキーの行動は伝聞となって明らかに 専門家は驚くことを明らかに:状況は良くない>ロシアがウクライナとの戦争を開始してから3か月以上が経過し、現在、ロシア軍はウクライナ東部のルハンスク州のセベロドネツク市を猛攻撃し続けており、ウクライナ軍は撤退を余儀なくされている。国防専門家で国民党立法委員の林郁方は、ウクライナ軍の撤退、ゼレンスキーによるウクライナ東部の最前線の視察、そして彼の態度の軟化から判断して、ウクライナ軍の現在の状況は再び逆転したと指摘し、“あまりよくない”!と。

和平交渉を取り持つ国がないのが痛い。ウクライナ人の流血と資産の損壊の被害が膨らんでいく。阿漕なロシアを非難しても、プーチンは蛙の面に何とやらでしょう。

https://www.aboluowang.com/2022/0611/1760731.html

6/11阿波羅新聞網<美日专家:习近平的许多亲密助手都在互相竞争 为生存激烈权斗—习近平要在20大挑选弱者上位吗?=日米専門家:習近平の多くの側近が互いに競い合い、生き残りを賭けて激しい権力闘争している-習近平は、20大で弱者を上位に選ぶか?>WPは木曜日(6/9)に、習の10年にわたる党内での腐敗防止と忠誠心競争運動の後、どのグループが彼に挑戦するのに十分な影響力を持っているのかは不明であると述べた。これは習近平にライバルがいないということではない。日経の中澤克二は、「習近平の目標は(20大で)偉大な肩書を得ることであり、彼の側近の多くは彼が権力闘争の中で成功するのを助けるために、互いに競い合っている」と述べた。

独裁者の周りは茶坊主だらけと相場が決まっている。

https://www.aboluowang.com/2022/0611/1760683.html

6/11阿波羅新聞網<观察中共内斗重要线索 习近平还能狂多久=中共の内部闘争の重要な手がかりを観察し、習近平がまだどれだけ狂えるか>今年の初めから、北京は中共の内部闘争の情報が絶えず出てきて、内情を実証することは難しいが、中共内部に矛盾があることは明確に見てとれる。たとえば、習近平はずっとゼロコロナを主張してきたが、国務院衛生健康委員会は、5日に「防疫の9つの禁止事項」に関する新しい規則を出した。これはゼロコロナを「合理化」し、極端な封鎖管理を減らし、PCR検査費用の無駄を減らす:別の例として、李克強は経済を救うために行動し、「10万人の会議」を招集し、33項目の経済刺激策を押し出した。習のスタイルによれば、彼は李克強をトップとして絶対に立たせない。前線に立ち、話す権利、行動する権利を奪っている。

やはり習の3選になるのでは。

https://www.aboluowang.com/2022/0611/1760738.html

6/10阿波羅新聞網<中国全网暴动!性骚不成!6男往死里打妙龄女 警方反应诡异 动图=中国の全ネットワークが大騒ぎ!性的嫌がらせは不可! 6人の男性が若い女性を殴って半殺しにし、警察は奇妙な反応を示した 映像>アポロネット唐寧の報道: 10日の朝、中国河北省唐山市でひどい傷害事件が発生し、ビデオでは、緑色の着衣の男性が若い女性をからかって拒否された後、彼と5人の男性が若い女性の頭と顔を酒瓶で叩き、引きずり、踏んだり蹴ったりし、彼を説得しようとした同行の2人の女性も殴打された。その後、若い女性は店の外の歩道に引きずり出され、多くの男性が殴ったり蹴り続け、止めようと近づいた人も殴打された。若い女の子は全身血まみれになって死にかけていたが、悪い男達はまだ彼女に暴力をふるい続けた。最後の画面は、女性の仲間が逃げ出し、男性が酒瓶を持って彼女を追いかけていることを示している。

この男たちは役人かその関係者、或いは政治要人に繋がっているので、すぐには逮捕できなかったのでは。

https://twitter.com/i/status/1535192883862863872

https://www.aboluowang.com/2022/0610/1760502.html

https://twitter.com/i/status/1522165923896983553

何清漣 @HeQinglian 10h

このビデオは、西洋人の金持ちが暇を持て余し、退屈の極みにあることを鮮明に示している、八方手を尽くして受け入れがたい社会的傾向を見つけようとしている。:蟻は噛み付かず、八方手を尽くして蟻を体に乗せようとする。

引用ツイート

ユニタイガーライフ @@UnitigerLife 5月5日

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何清漣 @HeQinglian 9h

米中の経済貿易関係の動揺の時期は終わりに近づいている。

https://rfa.org/mandarin/pinglun/heqinglian/hql-06102022115609.html

戴琪はイェレンの提案を「フィクションか興味深い学術活動の間の何か」と呼び、半分正しく半分間違っていると。中国が世界のグリーンエネルギーの産業設備のトップを占めているのは事実であり、関税免除が米国のインフレを減らすことができる(フィクション)ことを願っている。ハーバードの学者であるニール・ファーガソンは、6/5にブルームバーグで「“金融緩和政策”の歴史的な塵を一掃し、中国と関わり、発展する」と発表した。

rfa.org

評論|何清漣:米中の経済貿易関係の動揺の時期は終わりに近づいている。

5月中旬から、ロシア・ウクライナ戦争の話題が薄れるにつれて、中国の話題が西洋メディアの注目の焦点に戻り始めた。今回最初に戻ってきたのは、米中の経済貿易関係における関税の話題である。

姫田氏の記事では、日本の中小企業の日本回帰は遅きに失した感はありますが、“better late than never”でしょう。そもそも中国を世界の脅威に仕立て上げたのは西側諸国です。日本の大企業も、中小企業も中共経済を大きくし、結果軍拡に手を貸してきたという自覚が足りない。日本人で中共が日本に核ミサイルの照準を合わせているのを知っている人は何人いるのか?核軍縮を唱える人は先ず、中国に行って説得してきたら。

記事

上海のビル群(著者撮影)

中国の対外貿易の窓口といわれる上海で断行されたロックダウンは、一部の日本の経営者の心理にも微妙な影を落とした。新型コロナウイルス感染拡大から約2年半が経過した今、中小・零細企業の対中ビジネスには微妙な変化が表れ、中国との距離が一段と広がっている。(ジャーナリスト 姫田小夏)

「海外からの輸入品は要注意」 比較的自由だった貿易も“終わり”の兆候

今年3月末から上海で強行されたロックダウンによって、世界の物流網が大混乱したことは報道のとおりだ。上海は2021年に4.3兆元(約85兆円)のGDPをたたき出した中国最大の経済都市だが、同市における物流のまひは多くの日本企業に打撃を与えた。

夫婦で貿易業(本社・東京都)を営む林田和夫さん(仮名)も、上海のロックダウンで通関を待たされた一人だ。中国向けに日本製の生活雑貨を輸出している林田さんは、「貨物は3月中旬に上海に到着しましたが、通関したのは6月1日。2カ月半も止められていました」と打ち明ける。

林田さんの対中貿易はこれまでトラブルもなく順調だった。ところが今回は、上海の税関から「製品に含まれる成分について、追加資料を提出せよ」と要求され、植物由来の成分についてはラテン語の学術名訳まで求められたという。

約20年にわたり対中貿易に携わってきた林田さんだが「こんな要求は前代未聞です。コロナ禍の2年半で、対中貿易がとてもやりにくくなりました」と嘆く。輸出製品は毎月同じだが、抜き取り検査(ランダムに一部を抜き取って検査)も頻度を増した。

一方、2020年に武漢のロックダウンが解除され、「中国はコロナの感染拡大を抑え込んだ」と宣言して以降、中国では「感染ルートは海外から輸入した貨物にある」という解釈が定着した。

その後も中国内で局所的に感染者が出るが、中国政府はその原因を「海外からもたらされたものだ」と主張し、今春の上海市におけるオミクロン株の拡大についても、同様の説明を行った。習近平指導部は「海外からの輸入品は要注意だ」と警告して国内の防疫体制を強化したが、“海外”を過剰に意識したアナウンスは「別の目的があるのではないか」と疑う声もある。

コロナ禍直前まで、林田さんのビジネスは、中国での日本製品ブームを追い風に上昇気流に乗っていたが、この2年半で大きく狂ってしまった。林田さんは“時計の針の逆戻り現象”を敏感に感じ取り、「中国が対外貿易のハードルを高めているのは明らか。比較的自由になった対中貿易も、この2年半ですっかり後退してしまいました」と語る。

中国に呑み込まれる前に、国内事業に軸足をシフト

ササキ製作所(本社・埼玉県、佐々木久雄代表取締役)は、自動車・家電部品を中心としたプラスチック材料の金型を製作する中小企業だ。

50年近い歴史を持つが、10年ほど前から中国に加工拠点を設け、仕事をシフトさせてきた。日本で受注した金型を中国で製作し、最終加工を日本で行うというモデルを構築するために、佐々木社長自らが中国に何度も訪れ、現地企業に技術指導を行ってきた。

長江デルタ地帯を中心に同社が築いてきた中国の加工拠点は、約10年の歳月とともに成熟期を迎え、上海のロックダウンでも長年培った信頼関係が力を発揮した。中国からの貨物の遅れに気をもむこともあったが、「中国人パートナーが奔走してくれて、4月23日に上海港を出る船に金型を積んでくれた」(佐々木社長)と、胸をなでおろす場面もあった。

中国には自動運転やEVなど金型の仕事が山のようにある――と語る佐々木社長だが、そこにのめり込むつもりはない。「我々のような金型業界はいずれ苦境に陥る」と楽観を許さない理由を次のように説明する。

「中国の金型業界は資金力もあれば、設備もすごい。早晩ものづくりの主流は中国になり、我々はいずれ中国から金型の仕事をもらうようになるでしょう。放っておけば“お払い箱”になりかねない。そのためにも事業構造の転換を急がなくてはいけないのです」

今、同社が心血を注ぐのは、日本の国内工場での新規事業だ。コロナ禍の混乱とはいえ、そこでつかんだのは、長期安定性が見込める日本の鉄道インフラに関わる通信機器の製造だった。

「不謹慎かもしれないですが、弊社はコロナに助けられた面もあります。銀行から調達できなかった資金を国の支援制度で工面できたおかげで、今は日本国内の3工場がフル稼働しています」(同)

事業構造の転換を進める中、同社の中国事業もメインからサブに存在価値を変えつつある。

中国企業とオープンな会話は不可能 “まるごと中国生産”を見直す

2020年上半期、日本はコロナ感染拡大により、医療用品や衛生用品が品薄となった。

当時、「人命にかかわる医療・衛生用品の中国依存は見直すべきだ」という世論が強まった。

こうした中でも、東京に拠点を置く衛生用品メーカーのA社は、上海からマスクを調達し続けていた。今回の上海ロックダウンを経ても、長年のパートナーである上海企業のB社とは安定的な取引が続いているという。

目下、“サプライチェーンの脱中国”が取り沙汰されているが、A社は「高品質を実現できる中国の生産拠点を別の国にシフトさせる考えはない」という。

その一方、A社管理職の坂場健氏(仮名)は、上海のパートナーであるB社とのやりとりに微妙な変化が生じていることを感じ取っていた。

「今回の上海ロックダウンもそうでしたが、B社の歯切れの悪さを感じています。ロックダウン中も『大丈夫ですか』の一言さえ掛けられませんでした。答えにくいことが想像できるからです。今の中国の状況を思えば、当社としてもメールやチャットに余計な履歴を残さないよう用心しなければなりません。コロナの2年半はB社への忖度(そんたく)ばかりが増え、これまでのようなオープンな会話は、ほとんどできなくなってしまいました」(坂場氏)

長年の協力先でありながらも、日本のA社が上海パートナーB社に対し “虎の尾”を踏まないよう神経を使う様子がうかがえる。幸い、A社がB社から輸入する製品は、長年のリピート注文がベースだ。リピート注文であれば、新たな問題や交渉が生じる余地はほとんどない。

しかし、仮にA社がB社との間で新たな事業を一から立ち上げるとなると話は別だ。中国の地方政府の介入やB社の緊張が高まる中で、取引条件はさまざまな制約を受けることが目に見えているからだ。坂場氏は、今後の方向性をこう見据えている。

「新規事業については、原材料のみ中国から調達して、日本国内で製造する計画です。これができれば、為替リスクも減らせます。確かに中国は“安定したパートナー”ではあるのですが、新たな製品を企画しそれを完成品として生産する場所ではなくなりました」

ちなみに、海外現地法人を持つ日本企業を対象に、国際協力銀行(JBIC)が行った「わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告(2021年度海外直接投資アンケート調査結果・第33回)」を見ると、2020~2021年度にかけて「海外事業は現状維持」「国内事業は強化・拡大」する傾向が高まっていることがわかる。

一昔前、「中国を制する者が世界を制す」といった言葉も流行したものだが、最近は「中国をあてにしていたら、食いはぐれる」という正反対の受け止め方を耳にするようになった。 “コロナの2年半”を経て転換点を迎えた中小企業の中国ビジネスは、今後ますます国内回帰を進める気配だ。

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『国際的に孤立するロシア、身内のカザフスタンでも民主化の兆し トカエフ大統領、プーチン氏に近い終身議長の解任など政治改革を断行』(6/10JBプレス 土田陽介)について

6/9The Gateway Pundit<TRUMP: ‘January 6th Was Not Simply a Protest, it Represented the Greatest Movement in the History of Our Country to Make America Great Again’>

中間選挙で下院は確実に共和党が勝つでしょうから、1/6委員会の欺瞞性を明らかにしてほしい。逮捕された人も釈放してほしいですが、これは大統領特赦でないと難しいでしょうから、共和党が大統領選に勝って、2025年1/20以降になるのでは。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/trump-january-6th-not-simply-protest-represented-greatest-movement-history-country-make-america-great/

6/7The Epoch Times<Obama Approved Accusing Russia of DNC Hack Before FBI Received DNC Server Images>

オバマは本当に悪い奴。

On Oct. 7, six days before CrowdStrike agreed to mail the server images to the FBI, the Department of Homeland Security (DHS) and the Office of the Director of National Intelligence (ODNI) released a statement accusing Russia of hacking U.S. political organizations and disseminating emails allegedly stolen through the hack. The statement was approved and encouraged by Obama, according to then-DHS Secretary Jeh Johnson.

“The president approved the statement. I know he wanted us to make the statement. So that was very definitely a statement by the United States government, not just Jim Clapper and me,” Johnson told the House Intelligence Committee in June 2017, referring to then-Director of National Intelligence James Clapper.

https://www.theepochtimes.com/obama-approved-accusing-russia-of-dnc-hack-before-fbi-received-dnc-server-images_4514033.html?slsuccess=1

6/10阿波羅新聞網<十几亿美元瞬间化为泡影!俄轰炸中粮集团在乌资产—上不封顶的友谊:俄第二次轰炸中粮集团在乌资产=10億ドルが瞬時に泡と消える!ロシアによるウクライナでの中糧集団(COFCO)の資産への爆撃-上限のない友情:ロシアによるウクライナでの2回目のCOFCOの資産への爆撃>6/5、ロシア軍はCOFCOがウクライナのニコラエフ港に多額の投資を行った穀物貯蔵ターミナルを爆撃した。4月に爆撃してから、現地時間の6/5に2回目の攻撃で完全に破壊された。10憶ドルの投資は泡となって消えた。ロシアがこの施設を爆撃したのはこれが2回目で、4月に1回目の攻撃をした。この工場は1日あたり1,500トンのヒマワリ油を生産しており、そのほとんどが中国に輸出されており、大きな影響を与えている。

プーチンの、金を出さない習への面当て?

https://www.aboluowang.com/2022/0610/1760219.html

6/10阿波羅新聞網<断供美国?中共得不偿失—惊慌!中共恐掐断美国此产业命脉=米国への供給停止? 中共は割に合わない-パニック! 中共は、米国がこの産業の生命線を断ち切ることを恐れる>希土類は中国に存在するだけでなく、他にとって代われないものでもない。輸出規制が課せられれば、恐らく米国は独自の希土類供給チェーンを確立するであろう:中共には、採掘、精製の改善の余地しかない。二次加工製品の適用において、欧米諸国にはるかに及ばない。

米国や豪州は自国に希土類がたくさんあるのだから環境対策して採掘し、中共とは縁を切ったほうが良い。

https://www.aboluowang.com/2022/0610/1760275.html

6/10希望之声<环太平洋军演暗含“护台”战术 又触中共神经=リムパックの軍事演習は「台湾を守る」戦術を意味し、中共の神経にさわる>隔年の太平洋海上演習は、6/29~8/4までハワイ諸島と南カリフォルニア海域で行われる。米海軍は最近、軍事演習の詳細を発表したが、その中でも、米海兵隊の演習項目は、「台湾を守る」という戦術を暗示していたため、中共の敏感な神経に再びさわった。

台湾のメディア「新頭殻」によると、米軍報道官は、かつて海兵隊の沿岸作戦グループがした「島跳び戦術」の現代版、つまり「遠征前線基地作戦」戦術訓練をより適切に実施すると述べた。

この演習は、このリムパックの軍事演習にとって重要な戦術訓練になる可能性が高く、近年、米軍によって新たに開発された海上戦術でもあると報道された。この戦術に依拠して、米軍は強力な空軍力に基づき、主な島に海兵隊員と工兵を配備し、F-35戦闘機が燃料を補給するための滑走路を迅速に修復または建設し、数百キロメートルの射程を持つ「ハイマースロケット砲」を配備して、周囲の海域を支配する。

米国海兵隊は、遠征前線基地作戦の重要な実行者となるだろう。沿岸作戦グループは、防空、対艦、海上監視、ロジスティクスを統合して、主な島に配備された後、島全体と周辺海域を迅速に支配する。

これに対し、中共の軍事コラム「海、陸、空の武器と装備」は6/8「その心は誅せられる」というタイトルの悪意のある記事で、米軍の戦略は台湾を守ることを目的としていると推測し、米軍はインド太平洋地域でギャング団を結成し、中国を標的にしていると非難した。

ある分析は、2022年の米国リムパックの軍事演習の拡大は、疫病による2020年の縮小を補うことに加えて、太平洋で中共にインド太平洋戦略と中ロに対して「大国間競争戦略」を示したいと考えている。

中共は2014年と2016年にリムパック軍事演習に参加したが、トランプ政権が2018年に「大国間競争」と「インド太平洋戦略」を実施した後、中共は二度と参加しなかった。

ジョー・バイデン米国大統領は先月の訪日中に、中共が台湾に対して武力を行使すれば、米国は台湾を守ると述べた。早くも昨年10月、バイデンは米国のテレビで「米国は台湾を守る」と約束していた。

統一を嫌がる台湾国民に対し、中国が武力行使するのは侵略そのもの。自由主義国が団結して防がないと。台湾は独自の軍、通貨発行、パスポート発行している国家である。

https://www.soundofhope.org/post/627881

6/10看中国<欧洲议会压倒性通过决议:中共对新疆“种族灭绝”(图)=欧州議会は圧倒的に決議を可決した:新疆における中共の「ジェノサイド」(写真)>6/9、欧州議会は2つの新疆ウイグル人の人権決議を圧倒的に可決した。1つは、強制労働によって製造・出荷された商品の欧州市場への流入を禁止するよう執行委員会に要請することである。2つ目は、中共の新疆ウイグル人へのシステム的な人権侵犯は、 「人類に対する危害の罪と深刻なリスクを構成する」ことと「ジェノサイド」に当たり、世界で10番目に人類に対する危害の罪と「ジェノサイド」の深刻なリスクを認める決議を可決した。

欧州議会は、中共の新疆での「ジェノサイド」を非難する決議を圧倒的に可決した

6/9の朝、欧州議会は最初に「新しい貿易手段として強制労働による製品の禁止」の決議を可決し、賛成503票、反対6票、棄権4票であった。午後、議会は「新疆公安ファイル」を含む「新疆の人権状況」決議を圧倒的に可決した。以前、欧州議会は新疆の状況についていくつかの動議を可決したが、新疆での「ジェノサイド」の犯罪を認めるのは初めてである。

欧州議会の4つの最大のグループは、新疆の現在の人権状況を「ジェノサイド」として特徴付けることを支持している。

日本人も毎日新聞の「新疆公安ファイル」を是非見てほしい。

https://mainichi.jp/xinjiangpolicefiles/special/

https://www.secretchina.com/news/gb/2022/06/10/1008741.html

何清漣 @HeQinglian 8h

「すべき」ことは多すぎるが、惜しむらくは世の中に後悔してもつける薬はない。

引用ツイート

DW中国語-ドイツの声 @dw_chinese  12h

「ロシア人は少なくとも2月23日の前の国境まで押し戻すべきで、クリミアとロシア人が8年間占領していた他の領土の運命は政治外交で解決されるべきである」

https://p.dw.com/p/4CTPd

何清漣 @HeQinglian 10h

米中関係の3種類の見通し:WH、北京、海外の中国語メディア。

誰がより正確か、振り返ってみよう。 2021年のバイデン就任の翌目に発表された中国シンクタンクの研究。

バイデンと新内閣の対中思想の全景図:中国と米国の経済貿易関係はどこに向かっているのか?

http://finance.sina.cn/zl/2021-01-21/zl-ikftpnn0017402.d.html?&m=8a76ce0df2e24093a035949aedfa9c71

2つの主な見通し:1.バイデン内閣メンバーの中国に対する態度は基本的に同じであり、冷戦やデカップリングはない。 2.協力派(ブリンケン)と強硬派(サリバン)

何清漣 @HeQinglian 6h

日本の地政学上の敵は主に中国であり、NATOを使い中国に対処し、間接的に攻撃する。米国のサポートが必要な場合は、日米同盟が直ちにそれを行うことができる。

日本がどんな考えでそうしたのかはわからないが、本当に同盟が必要な場合は、クアッドでの軍事対応でき、せいぜいインドが拒否することである。米国、オーストラリア、日本の3か国でやはりそうすることができる。

引用ツイート

RFI中国語-RFI @RFI_Cn 10h

日本がNATOに参加する可能性はどのくらいあるのか? https://rfi.my/8U63.T

何清漣 @HeQinglian 6h

あなたにお金があるなら、金があるということは全知全能になるということ。

引用ツイート

ウィリアムロング @williamlong 19h

世界で最も裕福な男であるイーロン・マスクは月曜日(6/6)にツイートした。「ほとんどの人は、中国が一人ツ子政策を実施していると今でも思っている。 三子政策の実施にもかかわらず、中国の昨年の出生率は、新たな最低を記録した!現在の出生率では、中国は各世代で人口の約40%を失うだろう!人口は崩壊する!」

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何清漣 @HeQinglian 6h

レポート:多くの欧州企業は、中国でのイノベーションとR&Dに引き続き投資するhttps://p.dw.com/p/4CTW4?maca=zh-Twitter-sharing

感想:欧州の弟たちは、米国の兄貴の心を最も理解している。イェレンは、関税をかけず、風力と太陽エネルギーを発展させると述べた(結果として、必ず中国製機器を購入することになる)。人々は、兄貴の戦略のぶれの態度からそうなると以前に分っていた。レポートは数か月間作業して、今になってやっと結果を出した。

dw.com

レポート:多くの欧州企業は、中国でのイノベーションとR&Dに引き続き投資する

中国にある多くの欧州企業は、中国市場の機会とリスクを再評価し、調査レポートによると、ほとんどの企業は依然として中国を潜在的なイノベーションと研究開発の拠点と見なしている。

何清漣 @HeQinglian 6h

戦争と動乱を心配し、米国では豪華な爆弾シェルターの建設ブームが起きている。https://p.dw.com/p/4CKgz?maca=zh-Twitter-sharing

WHの主とナンシーらが最初のユーザーだったと思う。

私は非常に興味がある。ウクライナ支持と黒い目をした血気にはやる華人バイデンファンは特別資金を受け取ったかどうか?少なくとも彼らを連れて見に行ってほしい。

dw.com

戦争と動乱を心配し、米国では豪華な爆弾シェルターの建設ブームが起きている。|DW| 06.06.2022

ロシアへの懸念はウクライナから米国に広がっている。そこでは、個人の地下室掩体の需要が高まっている。 DWレポーターInes

土田氏の記事では、カザフが国民に目を向けた改革をするのは喜ばしいこと。本当にその路線に沿っているかは絶えずチエックする必要がありますが。民主主義も漸進的に進めていかないと、国民がついて来れない場合もあるかも。教育が大事。

ロシアと中国と2つの専制大国に挟まれて、民主化を進めるのは並大抵ではない。両国から干渉、クーデターの種が蒔かれるかもしれない。民主化の道が潰されないように。

記事

中国の王毅外相と会談するカザフスタンのトカエフ大統領(写真:新華社/アフロ)

(土田 陽介:三菱UFJリサーチ&コンサルティング・副主任研究員)

6月5日、中央アジアの有力国カザフスタンで、大統領の権限を制限する内容を含む改憲案を問う国民投票が実施され、77.2%が賛成した。選挙管理委員会によると投票率は68.1%に達しており、現職のトカエフ大統領が進める政治改革を有権者が信任した形だ。カザフスタンでの民主化の進展が期待されている。

2019年に就任したトカエフ大統領は今年1月、国家安全保障会議の終身議長であったナザルバエフ前大統領を解任した。そして、トカエフ大統領自身が国家安全保障会議の議長に就任すると同時に、終身議長職を廃止させた。その後、大統領は3月16日に年次教書演説を行った際に、民主化に向けた政治改革の指針を発表した。

今回の国民投票は、トカエフ大統領が3月に示した政治改革の方針に則って実施されたものだ。

改憲案では、大統領の権限を抑制するとして大統領が任期中に政党に所属することを禁じる方針が示され、自身も与党アマナトの党首の座を4月に退き、離党している。さらに、大統領の近親者が官僚や政府系機関の要職に就くことも禁止する模様だ。

選挙制度改革も併せて実施される。

2021年1月に行われた前回の総選挙は、下院(マジリス)の定数107議席のうち98議席を比例代表制で選出し、残り9議席を大統領直下の諮問機関である国民総会が選出する形式で実施された。大統領は国民総会による選出をマジリスから上院に振り替え、5議席に減らす意向を持つ。

一部報道によると、その他にも比例代表制に多数代表制を7対3の割合で組み合わせる方針のようだ。多数代表制を組み込むことで、政局を安定させる意図があるものと推察される。また、政党の結成に要する党員数を従来の2万人から5000人に減らし、新たな政党の勃興を促す。

このように、大統領の改革志向は実に野心的である。

ナザルバエフ流権威主義との決別を図るカザフ

先に述べたように、トカエフ大統領は今年1月、ナザルバエフ前大統領を国家安全保障会議の終身議長から解任した。その表向きの理由は、燃料価格の高騰を受けて発生した大規模な抗議デモの責任を取らせることであったが、その実の理由は、ナザルバエフ前大統領の政治的な影響力を排除することにあったと考えられている。

ナザルバエフ氏はソ連時代の1984年に当時のカザフスタンの首相に就任、1989年には同国初の大統領に就任した。1991年12月にソ連が崩壊し、現在のカザフスタンが誕生すると、初代大統領として同国を2019年まで一貫して率いた。ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席とも関係が近いことで知られた。

他方、2019年に就任したトカエフ大統領は外務官僚出身で、副首相、首相、国務長官、外務大臣、上院議長といった要職を務めてきた。今年1月のデモの際、トカエフ大統領はロシアが主導する軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」に平和維持部隊の出動を要請。ナザルバエフ前大統領から権威主義的な路線を引き継いだかに見えた。

しかしながら、3月の年次教書演説の発表以降、トカエフ大統領はカザフスタンの民主化に向けた政治改革に注力するようになった。国民投票に付された改憲案でも、ナザルバエフ前大統領の「国父(エルバシ)」としての特別な地位について、その記載をすべて削除するなど、権威主義から脱却する姿勢を鮮明にしている。

そうした姿勢はナザルバエフ前大統領のみならず、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席とも好対照である。特に、ウクライナ侵攻を巡って欧米と対立するロシアとの印象の違いは鮮明とも言えるだろう。当然、国際社会、特に民主主義を重視する欧米各国のカザフスタンに対する印象は改善すると期待される。

カザフの初代大統領で、「国父」という扱いを受けていたナザルバエフ前大統領の銅像(写真:ロイター/アフロ)

トカエフ大統領が民主化に注力する事情

カザフスタンには石油やガスのみならず、様々な鉱物資源が眠っている。そうした資源のほとんどがヨーロッパに向けて輸出されている。

最大の輸入相手国であるロシアとの関係も重要だが、一方でロシアに付き過ぎれば最大の輸出相手であるヨーロッパを失うことになる。ロシアとの距離感がカザフスタンの運命を左右するわけだ。

【カザフスタンの仕向け地別貿易額(2019年)】

(出所)カザフスタン統計局

それに、豊富な鉱物資源を引き続き生産・輸出していくうえで、欧米の資源会社のノウハウは欠かすことができない。そうした欧米の資源会社はロシアのウクライナ侵攻に伴い、軒並みロシア事業から手を引いている。彼らを誘致することができれば、カザフスタンは資源国としてさらなる経済成長を実現することが可能となる。

欧米の投資家を引き寄せるという観点からも、カザフスタンで政治改革を進めることは必要な要素だ。

欧米の投資家はビジネス環境の整備が進むこともさることながら、投資先が民主的な環境であることを重視する。人権が尊重されているか、法の支配が確立しているか。こうした観点を、欧米の投資家は近年、特に重視している。

欧米、特にヨーロッパ側にも、カザフスタンとの関係を緊密にしておきたい理由がある。

カザフスタンで取れるウランの多くがフランスの原発向けに輸出されており、その生産にはフランスの原子力大手アレバも密接に関わっている。脱炭素化と脱ロシア化の両立を模索するヨーロッパにとって、カザフスタンとの関係は重要度を増す一方だ。

カザフスタンの政治改革に待ち受ける難路

このように、民主化に向けた政治改革が期待されるカザフスタンだが、一方でナザルバエフ前大統領の下で権威主義的な政治運営が定着しており、汚職も蔓延している。例えば、国際NGOであるトランスペアレンシーインターナショナルの腐敗指数による評価は2021年時点で180カ国中144位と、依然として厳しい。

そうしたカザフスタンの政治風土を改善させていくには、不断の努力と長期の時間が必要となる。とはいえ、1953年生まれのトカエフ大統領の年齢は69歳であり、まだ若いとも言えるが、相応に年を重ねている。政治改革路線を継承する後任候補をどう育成していくかも、トカエフ大統領に課された極めて重要な責務となる。

トカエフ大統領が政治改革を推し進めるとともに、その路線を継承できるならば、カザフスタンの国際的なプレゼンスは向上するだろう。反面で、政治改革が後退するのみならず、ナザルバエフ前大統領時代のような権威主義的な政治運営に回帰すれば、カザフスタンもまた欧米を中心とする国際社会から厳しい扱いを受けるだろう。

国際社会によるロシアに対する厳しい姿勢は、カザフスタンにとっては一種の追い風となっている。もちろん、カザフスタンにとってロシアとの関係も極めて重要だが、追い風が吹いている間にどこまで政治改革を推し進めることができるか、そして欧米の信用をどれだけ得ることができるかが、カザフスタンの将来を大きく左右する。

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『中国が警戒、高まりつつある日本の軍事プレゼンス 南太平洋の安定のために日本には何ができるのか?』(6/9JBプレス 福島 香織)について

6/8The Gateway Pundit<Protest Planned at Home of Supreme Court Justice Kavanaugh Tonight in Wake of Assassination Attemp>

左翼は裁判官を脅すようになった。人間の屑。

https://twitter.com/i/status/1534613319478300677

https://twitter.com/i/status/1534646030746238976

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/protest-planned-home-supreme-court-justice-kavanaugh-tonight-wake-assassination-attempt/

6/9阿波羅新聞網<吓阻威胁的对手 美关键战力重返亚太=相手を脅すのを阻止する  米国の主な戦力がアジア太平洋に戻る>軍事ニュースサイトのAirforce Technologyは、第28爆撃連隊第34爆撃中隊の司令官であるロス・ホブス中尉が、このユニットは2つの戦略目的があってグアムに配備されたと報道した。「実際の軍事行動を通して、地域の同盟国への安全保証を維持する」、「世界の外交、軍事、経済の領域に脅威を与える米国の相手を抑止する」と。

https://www.aboluowang.com/2022/0609/1759803.html

6/9阿波羅新聞網<厉害了?海上航舰联动 美国有这样的能力 中共还不具备—台湾专家:中共无人系统母舰曝光但目前尚未形成战力=すごい?海上艦船は連動する 米国にはこのような能力があるが、中共にはまだない—台湾の専門家:中共の無人システムの母艦は明らかにされたが、まだ戦力にはなっていない>中共は新しい武器を持っているようである・・・これが我々の第一印象である。しかし、次には分析する必要がある:こうするのは一体どんな機能があるのか。我々は両面からいうことができる:中国海軍に関して言えば、遼寧艦、山東艦の外、開発された003航空母艦は、もともと中国の端午節に進水すると言われていたが、目下まだである。しかし、いずれにせよ、中国海軍は既存の空母を使って多くの小さなUAVを陳列し、1つはUAV関連のテストとトレーニングを行うことであり、もう1つはUAVと海軍空母戦闘グループおよび護衛艦の兵力を以て、海空を連動させる。現在、米国にはそのような能力があるが、中国には(そのような能力)はない。

https://www.aboluowang.com/2022/0609/1759589.html

6/9阿波羅新聞網<传日本拟派现职军官驻台 杨洁篪坐不住了=日本は現役軍人を台湾に駐在させる予定と噂されており、楊潔篪はじっと座っていられない>中共中央外事工作委員会事務局長の楊潔篪は、6日、日本の国家安全保障庁局長である秋葉剛男との電話で、日中関係の困難と課題は軽視できず、台湾、尖閣諸島の彼の立場を強調した。ある台湾の学者は、「中共の現在の国際的なイメージは良くないので、中共はこの電話を通じて存在感を得ようとし、習近平の3期目の任期延長を確実にするために、習によってとられた外交安定化行動でもあると分析した。

https://www.aboluowang.com/2022/0609/1759682.html

6/9阿波羅新聞網<胡锡进呛攻台不留台独活口 日媒狠酸=故錫進は、台湾独立派は生かさず、台湾を攻撃する。日本のメディアは辛辣>中国の「環球時報」の元編集長である故錫進は、数日前にWeiboで、両岸が開戦すると、共産軍は「時間単位」で戦闘を迅速に解決し、台湾独立派を直接消滅させ、彼らを生き延びさせる必要はないと述べた。この点で、日本の「産経新聞」の台北支部長である矢板明夫は辛辣に、「胡さんの偉大な指導者」は特にこのようなナンセンスを聞くのが大好きである。今日の中国では、まるでアンデルセンの童話「裸の王様」が上演されているかのように、誰もが嘘をついている時代になったと。

https://www.aboluowang.com/2022/0609/1759834.html

6/9阿波羅新聞網<谷爱玲自封新角色美国“申奥大使” 中国网友愤怒 美申奥会说法令谷尴尬了=Eileen Guは、米国の「オリンピック会場入札大使」の新しい役目を自称した。中国のネチズンは怒る。米国オリンピック委員会の入札発言は、Guをばつが悪くさせる>中国で人気があるが絶えず物議を醸している冬季オリンピック選手Eileen Guは、火曜日(6/8)に再度注目を浴びることをした。彼女は、ソルトレイクシティで2030年または2034年の冬季オリンピックの会場になるための入札で、米国大使を務めると。このニュースは中国のSNSユーザーの間で怒りを引き起こしたが、ある人たちは支持を表明した。米国オリンピック委員会報道官は、「我々はまだ彼女に具体的な役割を与えていない」と述べた。

https://www.aboluowang.com/2022/0608/1759505.html

6/9阿波羅新聞網<中俄友谊说假的?普丁大骂习近平 殃及俄外长=中露の友情は偽物か?プーチンは習近平を罵り、ロシアの外相に惨事をもたらした>ロシア・ウクライナ戦争の開始後、西側諸国はロシアの残虐行為を批判し、ロシアに対する経済制裁を発動した。外国メディアの報道によると、ロシアのプーチン大統領は、中国が新しい形の経済支援を提供できることを期待して、中国に助けを求めたが、習近平国家主席は言を左右にして難しいと。プーチンは、習近平が助けないのに不満を持って、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相に怒りをぶつけ、「このくそったれ!」と罵った。

https://www.aboluowang.com/2022/0608/1759499.html

何清漣はリツイート

xiaxiaoqiang 夏小強 @xiaxiaoqiang 6月8日

ハハ、民主党は盗票機の鉄板の証拠を晒す

xiaxiaoqiang.net

ハハ、民主党は盗票機の鉄板の証拠を晒す|夏小強の世界xiaxiaoqiang.net

昨日メッセージを見た:なぜトランプの選挙での失敗は陰謀だとしつこく信じているのか?これらのいわゆる「証拠」は偽物ではないのか?あなたは自分が設定した悪循環に陥って、それから抜け出すことができないのでは?

何清漣 @HeQinglian 9h

「日経アジア」は6/6、米国の投資家が中国の「軍事関連」ブラックリストに掲載された企業への投資を終える期限は6/3であると報じた。しかし、締め切り前に、ワシントンの投資禁止の執行機関は、投資家に、関連する株式や債券を保有し続けても罰せられないことをこっそり知らせた。

https://tw.news.yahoo.com/%E9%99%90%E5%88%B6%E6%8A%95%E8%B3%87%E7%8E%A9%E5%81%87%E7 %9A%84-%E7%BE%8E%E5%9C%8B%E5%85%B6%E5%AF%A6%E6%B2%92%E7%BD%B0%E6%B6%89%E8% BB%8D%E4%B8%AD%E4%BC%81%E6%8A%95%E8%B3%87%E4%BA%BA-223529440.html

この問題と比較して、オリンピック会場入札の米国大使としてEileen Guの任命は、米国の国家安全保障にとってはるかに害が少ない。 😂

tw.news.yahoo.com

投資制限は嘘なのか?米国は軍事関連中国企業への投資家を実際には罰しない。

「日経アジア」は月曜日(6日)に先週金曜日(6/3)が中国の「軍事関連」ブラックリスト企業への投資を終える締め切りであると報道した。しかし、締め切りに・・・。

何清漣はリツイート

Judicial Watch ⚖️ @JudicialWatch 6h

NEW:ヒラリーがやった。FBIが助けた。続きを読む:http://jwatch.us/NJ9AyP

何清漣 @HeQinglian 2h

ポストコロナ時代に目覚めた医学の良識

https://epochtimes.com/gb/22/6/8/n13755199.htm

5月の2つの大事件。1つは、世界新型コロナ肺炎サミットは、国際医学界の17,000人のメンバーが共同で署名した公開書簡を発表し、大手テクノロジー企業、メディア、学界、政府機関の腐敗同盟が念入りに計画した災難から利益を得たと直接非難した。あらゆる種類の人権侵犯の防疫公共政策は人類への危害罪である;もう1つは、WHOが新型コロナによる死者数を大幅に少なくしたとの重大な疑いがある。

epochtimes.com

何清漣:ポストコロナ時代に目覚めた医学の良識-大紀元

2022年5月11日、世界各国から17,000人の医師と医学者を代表して、共同声明の《Restoring Scientific Integrity》は、GLOBALCOVIDSUMMITのWebサイトに公開された。この声明は、大手テクノロジー企業、メディア、(医療)学界、政府機関の「平行同盟」が、疫病を悪用したと直接指摘して始まる。

何清漣 @HeQinglian 5h

撤退した企業の中で比較的重要なのは、iPadコンポーネントの生産を中国の工場からベトナムに移すという米国Appleの決定であった。電子書籍販売業者等のサービス業界など、インターネット企業は中国でほとんどビジネスを行っていない。

ロシア・ウクライナ戦争後、中国は発展の方向として、金融ビジネスを含む米国のハイテク企業から抜け出すと私は信じている。鎖国はできないが、「独立自主」には十分な理由がある。

引用ツイート

VOA中国語ネット @VOAChinese 6月8日

米国企業は続々中国市場から撤退する。 分析:より多くの企業が離れる。http://dlvr.it/SRmzbp

福島氏の記事で、日本は南太平洋の国々と良い関係を築いてきたのだから、米豪や悪の中共とは違った付き合いができ、しかも各国の防衛に日本の自衛隊が信頼されて派遣・寄港できることは非常にうれしい。

台湾も含めて、南太平洋の国を邪悪な共産国から守る一員に日本もならないと。傍観者では自由と民主主義は守れない。同調圧力をかけるのが好きな人はこういう時こそ、圧力をかけてほしい。台湾と南太平洋の国々を守るため、日本もその役割を果たさないと。

戦争は起こらないのが理想ですが、ロ・ウ戦争が現実に起こり、台中や日中戦争だって起きるかもしれません。国民は侵略国に抵抗しなければ、自由は守れません。戦闘に従事するだけではありません。国に対していろんな協力の仕方があります。ウクライナの戦い方を見れば分るでしょう。

記事

海上自衛隊の護衛艦「いずも」(2019年10月5日撮影、写真:HIROYUKI OZAWA/アフロ)

(福島 香織:ジャーナリスト)

既に発表されているが、日本政府は6月13日から海上自衛隊の護衛艦「いずも」などをインド太平洋地域に派遣することになった。ソロモン諸島など太平洋の島嶼国のほか、米国やインド、豪州など計12カ国・地域に寄港する予定だ。

この派遣期間中にアメリカがハワイ海域で主催する環太平洋軍事合同演習「リムパック(RIMPAC)2022」にも参加する。今年のリムパックには26カ国の水上艦船38隻、潜水艦4隻、戦闘機170機以上、兵士2.5万人が参加する予定で、史上最大規模の軍事演習と注目を浴びている。当然のことながら中国は招待されていない。

リムパック常連の日本だが、いわゆる空母機能を持つ艦が参加するのは初めてである。また南太平洋に4カ月も日本の「軍事力」が配備されるのも珍しい。

中国は当然、猛反発しているが、西側の識者たちの間には、今回の自衛隊のアクションは日本の太平洋地域における安全保障の役割が大きく変わるきっかけになるのではないかと期待を寄せる声もある。

これを機に南太平洋の安全保障に対する日本の役割と、それに対する中国の反応を考えてみたい。

自衛隊の存在感が変わる節目に

海上自衛隊のホームページによると、期日は6月13日から10月28日まで。参加するのは、F35Bの発着も可能な準空母機能を持つ日本最大の護衛艦「いずも」、護衛艦「たかなみ」と搭載航空機3機、「きりさめ」と搭載航空機1機、潜水艦(名称は不明)、P1哨戒機、UP-3D電子戦訓練支援機とUS-2水陸両用飛行艇。

つまり日本のミニ空母打撃軍が派遣される。今回の演習でいずもがF35Bを搭載するのかは不明だが、米軍のステルス戦闘機F35Bがいずもから離発着する訓練はすでに日本沿岸で行われている。もし、南太平洋でこれを行えば、インパクトは大きかろう。

中国が警戒しているのはまさにこのあたりだ。中国人民日報系タブロイド紙「環球時報」(6月3日付)は、「今回の演習(リムパック)で、いずもがF35Bを搭載していくのかは不明だが、米軍のF35Bがいずもに離発着し、双方の操作能力のレベルアップを図るかもしれない」と解説している。

日本の護衛艦が南太平洋に派遣されることはこれまでもあったが、災害支援や遺骨収集、友好的訪問という建前があり、戦術単位での防衛協力目的で第2列島線の向こう側への長期派遣は、おそらくこれが戦後初めてかもしれない。そういう意味では、5月のフランス軍ポリネシア駐留軍主催の多国間訓練「MARARA2022」に自衛隊が初めて参加し、続いてリムパック、カカドゥ(オーストラリア海軍が主導する多国間軍事演習)に参加する今年は、環太平洋安全保障における日本の自衛隊の存在感が確かに変わってきたと世界に知らしめる節目の年と言えるだろう。

リムパック2022は台湾有事を意識か

2年に1度のリムパックはもともと各国海軍の親交を深める交流会、社交界のような性質の演習であり、中国もロシアも参加したことはある。演習のテーマも非伝統的安全、つまり仮想敵国を持たずに、テロや海賊を対象にすることが多かった。だが今回のリムパックは中国を暗黙のうちに仮想敵としており、また日本と韓国だけは、リムパック中に米軍と特別の小規模演習も行うらしく、雰囲気としては実際の有事を意識しているようだ。早い話が台湾有事だ。

環球時報はリムパック2022について、「近年、米国は軍事手段でインド太平洋戦略を推進しようとしており、中国脅威論を利用して同盟派閥をつくり、地域の安全情勢を挑発する手段をとっている」「特に警戒すべきは、ロシアとウクライナの衝突によって世界の安全情勢が動揺している状況において実施しているということだ、これは太平洋の安全にとって多くの危険なシグナルを発している」と解説。そして、「へぼ軍隊(窮兵)の好戦的な対外的筋肉クレイジーショー」「中国を牽制するための包囲網を練成している」「(太平洋を)大国のための兵器実験のプラットフォームにしようとしている」などと批判した。

最初の「へぼ軍隊」の「筋肉クレイジーショー」というのは、ひょっとしたら、正式の国防軍をもたず国防費もGDP比1.3%に満たない日本が、自衛隊軽空母まで出してきたことを揶揄しているのではないだろうか。

米国議会は国防予算の大枠を定めた2022年国防権限法を2021年12月に可決しており、ペンタゴンは当初、今年のリムパックに台湾海軍も招待するつもりだったらしい。だが、最終的に中国の怒りのボトムラインを超えないよう配慮したのか、公表されたリムパック招待リストに台湾海軍は含まれていなかった。

ただし、クアッド(日米豪印協力枠組み)の4カ国、南シナ海の5カ国はいずれも招待リストに入っている。中国としてはこの演習は、中国に対するあからさまな軍事包囲網であり、挑発だと受け取っているだろう。

環球時報は、さらに中国の匿名の軍事専門家のコメントを引用する形で、「クアッドの最近の発展を見るに、建前上は気候変動、サプライチェーン、ワクチンなどの協力をうたっているが、実際は潜在的な軍事小グループだ」「マラバール演習は完全に(クアッドメンバーの)日米豪印の軍事演習となっており、クアッドの軍事的試みであることは明らかだ。今回のリムパックは、クアッド4カ国がさらに深い軍事演習をする機会を与えるためのものだ」と論評している。

その上で「今年のリムパックで注意すべきは日本と韓国だ。日本は初めて空母機能を持つ大型艦船を参加させている。韓国海軍は強襲揚陸艦・馬羅島をはじめ1000人以上の将兵が参加している」として、日韓がかつてないほど大規模な陣容でリムパックに参加することに強い警戒感を示した。

リムパックには米海軍の4隻の無人艦船(シーハンター、シーホーク、ゴーストフリートプロジェクトの2隻)も投入される。比較的機密度の高い新しい兵器をこうした多国間演習で使うことの意味は、すでに米軍の無人艦技術は成熟しているということのアピールであり、また具体的に有人艦隊との合同運用を実験することで、同盟国、パートナー国との作戦能力を高めていこうということだろう。

「台湾進攻作戦の敵」は自衛隊?

ところで中国としては、米国のような大国が中国を仮想敵視することについてはすでに慣れており、また望むところでもあろうが、これまで中国への配慮を優先し続けてきた大人しい日本が、妙に軍事プレゼンスを発揮してきていることに神経を尖らせているようである。

岸田政権が骨太方針(経済財政運営方針)に、防衛力の5年内の抜本的強化を盛り込み、脚注ながら初めて台湾に言及したことも注目されている。また、産経新聞によれば、この夏に、台北の日本大使館に相当する日本台湾交流協会台北事務所に現役自衛官が派遣されることも決まっているらしい。

6月7日に中国の政治局委員で外交担当の楊潔篪が日本の秋葉剛男 国家安全保障局長と電話会談を行った。報道によれば「目下の中日関係には新旧の問題が交錯しており、その困難とチャレンジは楽観できない」と楊潔篪は言ったそうだが、当然、日本の台湾問題に対する姿勢に釘を刺したであろう。

中国は台湾進攻作戦の前に立ちはだかる敵は自衛隊だと想定しており、例えばタクラマカン砂漠のミサイル実験場には、台湾有事の際に最初に派遣されるであろう自衛隊の早期警戒管制機を模した標的が設置されていると、日経新聞などが報じていた。

私は台湾有事を未然に防ぐためには、日本がより強い国防力をもって東シナ海のみならず南太平洋でもプレゼンスを強めることが重要だと思っているので、「いずも」を中心としたミニ空母打撃群が南太平洋に派遣されるような動きは大いに支持している。

特にこの数年、南太平洋における中国の浸透工作が激化していることは、前回のこのコラム欄(「ぎりぎりで避けられた最悪の事態、中国と太平洋島嶼国の危うい合意が先送りに」)でも触れたとおりだ。もし中国が台湾の向こう側、つまり第2列島線(小笠原・グアム・パプアニューギニア)の海洋を支配し、軍事拠点を持てば、台湾と日本は背後からも狙われることになる。

南太平洋の安定に向けて自衛隊に寄せられる期待

また、南太平洋島嶼国14カ国のうち4カ国(パラオ、マーシャル諸島、ツバル、ナウル)は台湾と国交を維持している。台湾はオーストロネシア語族の発祥地であり、実は中華よりも南太平洋島嶼国と文化・歴史的な絆が深いことを考えれば、台湾を含めて南太平洋島嶼国間に対立がないことが、まず地域の安定と発展の前提条件だ。だが中国が浸透すれば、ここに分断が持ち込まれる。

それは、「台湾と外交を維持する島嶼国 VS.親中国家」の対立という構図だけでなく、例えば「ソロモン諸島内の親中ソガバレ政権 VS.親台スイダニ・マライタ州知事」の対立を先鋭化させたように、各島嶼国の内部も不安定化させるようになる。この不安定化に乗じて、中国が警務や軍事の協力を多くの武器を携えて申し出て軍事基地化を進め、南太平洋島嶼国の中国式独裁国家化が進むことにもなりかねない。

そして、そこに米軍やオーストラリア軍が全面に出張ってくれば、ミクロネシアのパヌエロ大統領が懸念するように米中大国同士の争いに太平洋地域が巻き込まれる形になるかもしれない。

こうした状況で、日本というアジアの民主主義の島国の「自衛隊」こそが、地域の安全保障のために働くことが期待されるのではないだろうか。

今回、自衛隊が寄港する南太平洋島嶼国は、ソロモン諸島、トンガ、パプア・ニューギニア、パラオ、バヌアツ、フィジー 、仏領ニューカレドニア。ちなみにバヌアツには、海自艦艇として初寄港する。

本コラムでも触れたことがあるが、南太平洋島嶼国の安全保障問題専門家で、現地の国家指導者や官僚に対するアドバイザーも務めている早川理恵子氏が、自身のブログ「やしの実通信」で、今回の海上自衛隊のインド太平洋派遣について現地から様々なニュース・情報を伝えている。彼女は、現地の人々の自衛隊に対する肯定的な印象を肌で知っており、マーシャル諸島で核実験を行った米国や、メラネシアを自国の裏庭と言って憚(はばか)らないオーストラリアとは違う態度で日本がインド太平洋島嶼国側に立った仕事ができ、地域を団結させることができるのではないかと期待を寄せている。

日本の林芳正外相が5月初旬にパラオを訪問した際、パラオ政府からはEEZと大陸棚監視に対する支援の要請があった。この件が前進すれば、日本と南太平洋島嶼国の新しい形の安全保障協力のモデルになるかもしれない。

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『「ロシア国内で反戦運動」「クーデターの動きあり」は本当か?鵜呑みにしてはいけない日本の“専門家”によるウクライナ侵略の分析』(6/8JBプレス 古森義久)について

6/7The Gateway Pundit<CNN Admits GOP In Best Position For Midterms “In Over 80 Years”>

Although CNN is claiming that the Republicans only hold a two-point lead currently it is likely much larger.

A poll from Rasmussen found the GOP leading by 8 in the generic congressional ballot.

ラスムセンの数字のほうが実態に合っているのでは。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/cnn-admits-gop-best-position-midterms-80-years/

6/8阿波羅新聞網<上海再封锁 市民反抗 高呼“自由、平等、民主、法治”【阿波罗网报道】=上海は再び封鎖され、市民は「自由、平等、民主、法の支配」と高らかに声を上げて抗議する[アポロネット報道]>最近、封鎖が解除されたばかりの上海の一部のコミュニティが再び封鎖され、益々多くの抵抗に遭っている。怒った上海人は抵抗するために立ち上がり、警察や白装束との衝突がますます増えた。ビデオの中で、警察が民衆を殴ったり、逮捕する中、上海の女性は「自由、平等、民主、法の支配!」と叫んだ。

天安門をなかったことにしてきた中国社会がやっと少し気づきだしたというところ。

https://www.aboluowang.com/2022/0608/1759381.html

6/8阿波羅新聞網<习近平被边控?政治传闻幕后人物浮出水面【阿波罗网报道】=習近平は周りを囲まれている?政治の舞台裏で操る人物が浮上したとの噂[アポロネット報道]>最近、元江曽派の多維ネットの主な書き手の一人が、海外のウェブサイトで「習近平は周りを囲まれ、江沢民の半分傀儡になっている」と驚く発言をした。そして、「この重大な瞬間に反習で立ち上がり、強い民衆ブームを形作る」と公衆に呼びかけ、「習を廃する」目的を達成する。これは、公然と江曽派の人物が反習を求めたことになる。

是非、内部だけで争ってほしい。

https://www.aboluowang.com/2022/0608/1759374.html

6/8阿波羅新聞網<华春莹遭美国打脸!捏造虚假信息危及驻华外交官安全—不忍了 美斥中共虚假信息危及驻华外交官安全=華春瑩は、米国によって顔を平手打ちされた!虚偽の情報を捏造し、駐中国外交官の安全を危険にさらす-我慢できない、米国は中共の虚偽の情報を非難し、駐中国外交官の安全を危険にさらす>中共のSNSに関する最近の投稿によると、駐広州の米国外交官は、米国が新疆の人権問題を故意に誇大宣伝したことを認め、2人の外交官の名前を公表した。中国の米国大使館は7日、中国当局が米国当局に対して虚偽の陳述を行うのをやめるよう要求し、反撃した。中国外交部の華春瑩報道官は、関連するコンテンツを英語に翻訳し、7日にTwitterにアップした。また、彼女はそれを米国の「古典的な嘘外交」と呼んだ。

まあ、中共は泥棒が「ドロボー」と騒ぐのと同じ。それでも世界は騙される人がいる。

https://www.aboluowang.com/2022/0608/1759119.html

6/8阿波羅新聞網<普京以中共为师胆大妄为?—俄罗斯模仿中共冒进主义 世界失败于对中共束手无策=プーチンは中共を師と大胆にも妄想する? -ロシアは中共の冒険主義を模倣しており、世界の失敗は中共に手をつけかねて、なす術を知らなかっため>Indian Observer Research Foundation(ORF)の議長であり、世界経済フォーラム(WEF)地域行動グループのメンバーであるSamir Saranは、今日のロシアの侵略行為は、世界が過去数年中共に外交、政治、その他の面において冒険主義に無策であり、それが今回のロシアの模倣につながったと。

米国民主党と共和党エスタブリッシュメントが中共の傍若無人の振る舞いを見ぬふりをしてきたから。

https://www.aboluowang.com/2022/0608/1759122.html

何清漣 @HeQinglian 17h

なぜドイツはルーブルで支払わずに、ロシアのガスを購入し続けることができるのか? https://p.dw.com/p/4CKL9?maca=en-Twitter-sharing

この記事を読んで、左翼は実際には名を重んじ、事実を重んじないことに気づいた。

制裁の要諦は、ロシアのガスの購入を拒否し、戦争資金を提供しないことである。これは真実である。

購入している以上、やはりルーブルで支払っているが、引き続き購入していることを自慢し、二重口座を使って通貨を交換している。私は(ルーブルで)購入せず、私に代わって銀行が支払った。これは自らを欺くことと呼ばれ、自分をだます虚名である。

dw.com

なぜドイツはルーブルで支払わずにロシアのガスを購入し続けることができるのか?

ますます多くの欧州国家は、ルーブルでガズプロムに支払うことを拒否したため、ロシアに供給切断された。しかし、なぜまだユーロで支払っているドイツが同じ運命に苦しまないのか?

何清漣 @HeQinglian 4h

ドミニオン投票機は改善する必要がある。他の政党からのみ盗むことを許し、自分の政党からは盗むことができないようにして、民主党内の団結を維持することができる。

引用ツイート

蔡慎坤 @cskun1989 6月7日

ジョージア州の民主党の中間選挙では、第2地区の地方官の候補者が3人おり、最後の1人であるミシェルは投票機では0票を示した。彼女と夫は両方ともミシェルに票を投じ、少なくとも2票は獲得している。ミシェルは手動でのカウントを要求し、驚いたことに、彼女は候補者のトップに躍り出た。この投票機は、2020年の総選挙で使用されたドミニオン投票機であり、盗票機と呼ぶことができる。

何清漣 @HeQinglian 14h

WHOは今年5月5日に調査報告書を発表し、2020年1月から2021年12月までに、世界中で1,330万人~1,660万人がパンデミックで死亡したと推定した。報告が発表されてから、各方面から疑問の声が上がった。https://nature.com/articles/d41586-022-01526-0

現時点で5か月と10日追加し、死者数は630万人になる。

しかし、疫病流行を利用して、米国民主党は首尾よく選挙を盗んだ。

猿痘は、患者が主にゲイであり、LGBTQIのイメージを損なっただけで、世界的な流行にはならなかった。

nature.com

COVIDの死者数:科学者はWHOの見積もりの​​誤りを認める。

Nature-世界保健機関の研究者は、ドイツとスウェーデンの注目を集める死亡率の推定値の誤りについて説明している。

古森氏の記事で、西側の報道は往々にして“Wishful Thinking”になりやすいということ。ロシアも中共と同じく嘘ばかり言うから、信じることはできない。まあ、ほどほどに両者の言い分を信じるということでしょう。

でも侵略者を非難するのはどんな言い分があろうとも、当たり前。

記事

対独戦勝77周年の軍事パレードで演説するロシアのプーチン大統領(2022年5月9日、写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)

 ロシアのウクライナ侵略に関する日本の専門家たちの分析や予測はどこまで正しいのだろうか。

 日本の「識者」たちが入手するウクライナ戦争に関する情報は、米国やイギリスの政府機関や研究所、メディアの発信に依存する部分が多いようだ。だが、米英発の情報には基本的に間違った部分が多いということを、ロシア出身の学者が米国の大手外交雑誌への寄稿で指摘した。日本でのウクライナ戦争の読み方にも少なからず誤りがあるという実態が浮かび上がったといえそうだ。

大きく外れた“専門家”たちの予測

 日本のロシアやウクライナの専門家とされる人たちの論評のなかで明らかに読み間違えていたといえるのは、5月9日のロシアの対ドイツ戦勝念日に関してだった。

 1945年5月、当時のソ連の軍隊がナチス・ドイツの政府と軍隊を完全に打ち破った。その勝利を記念して、ソ連の後身となったロシアも毎年この日に盛大な式典を挙行してきた。

ロシアがウクライナに軍隊を投入して2カ月半ほどの今年のこの戦勝記念日では、その直前まで、日本の専門家たちは大多数が、「プーチン大統領はこの日にウクライナへの特別軍事作戦を正式の戦争だと宣言する」「ロシア軍はこの戦勝記念日にウクライナでの勝利を宣伝するために大攻勢に出る」といった予測を述べていた。

 だがこの種の予測はみな外れた。モスクワでの戦勝記念式典は恒例通りの形で行われた。ウクライナでの戦いに絡めたり記念するような特別な動きはなかったのである。

 この種の日本を含めた西側のロシアウォッチ、とくにプーチン大統領に関する分析や論考に大きな間違いがあると指摘する論文が、米国の外交雑誌に6月1日に発表され、国際的にも注目を集めている。執筆者はロシアの女性政治学者、タチアナ・スタノバヤ氏である。

 同氏は米国の民主党系研究機関「カーネギー国際平和財団」のモスクワ支部代表を務めてきたほか、フランスではロシア政治分析専門の研究機関を主宰している。対外的な論文発表も多く、ロシア人ながらプーチン政権に対して客観的な立場をとる学者として米欧でも信頼されてきた。

 同氏は、「西側がなおプーチンについて錯誤していること」と題する論文を、米国の大手外交雑誌「フォーリン・ポリシー」に発表した。同論文はロシアの政治状況を長年、体験し、ウクライナ戦争が始まってからもロシア国内の動向を追ってきたという筆者の立場から、現在の西側陣営でのプーチン大統領考察には大きな錯誤があると指摘していた。

プーチンの支持層は揺らいでいない

 スタノバヤ氏はこの西側の錯誤を5点ほどにまとめて発表している。そのうち日本の識者の論考にも関わってくる項目の要旨は以下の通りである。

・「プーチン大統領はロシア国内の反戦の動きを恐れている」という推測は間違いである。同大統領がいま恐れているのは反対にロシア国内の好戦の動きだといえる。ロシア国民の多数派の間で「ウクライナのネオナチを撃滅せよ」という声が強く、プーチン大統領に対してより強硬なタカ派的で積極果敢な攻撃を強めることを求めている。ロシア国内では以前から反米欧の過激なナショナリズムが強い。プーチン大統領はこの過激な好戦勢力の声に従ってウクライナでの軍事攻撃を拡大すると、ロシアにとってもきわめて危険なエスカレーションにつながると考え、好戦の扇動に乗らないように注意している。

・「プーチン大統領のロシア国内の支持勢力は側近を含めて離反しており、クーデターの可能性も高い」という推測も間違いである。ロシア国内の一部には確かにプーチン政権への反発の動きも伝えられるが、みな散発的、部分的な動きであり、同政権をこれまで支えてきた側近を含む主翼の支持層は揺らいでいない。むしろこれら支持層は現在のロシアの最高指導者にはプーチン氏しかいない、という確信を強めており、プーチン打倒はロシア全体にとっての自殺行為だとみなしている。

 以上の2点は、確かに日本国内での論評の多くとは反対だといえる。日本のメディアでは、官民の“専門家”による「ロシア国内の反戦の高まり」「プーチン大統領へのクーデターの動き」「プーチン氏の余命は短い」といった論評が連日のように発信されている。

 そうした日本側の観測を正面から否定するスタノバヤ氏の分析がどこまで正しいのか、もちろん即断はできない。だが、日本の識者たちよりも深く長くロシア内部に身を置いてきた人物の指摘は、軽視できないだろう。

「領土拡大」ではないプーチンの本当の狙い

 スタノバヤ氏は前記の論文で、さらに以下の点も強調していた。

・「プーチン大統領はロシア軍がウクライナで敗北しつつあると認識している」という推測も間違いである。この推測は、ロシア側の軍事侵略の主目的はウクライナ領土のできるだけ多くを制圧することにあるとする錯誤から生まれているようだ。確かにロシア軍のウクライナ領土の制圧地域の広さだけをみれば、侵略は成功とはみえない。だが、プーチン大統領の狙いはこれまでのウクライナ国家の根幹を破壊して、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を阻止し、軍事力を骨抜きにして、インフラを攻撃し続けることにある。広い領土を支配することではない。その意味では、現在の戦況でも、ロシアが負けているという認識はプーチン氏側にはまったくない。

 以上の見解も、プーチン大統領がウクライナへの侵略で究極的に何を得ようとしているのか、という今回の紛争での大前提の設問につながっている。スタノバヤ氏のこのあたりの認識も日本の専門家たちの多くとはかなり異なるようである。

 同氏のこの論文は発表とほぼ同時にイギリスやフランスのメディアに紹介され、話題を呼んだ。アジアでは韓国の大手新聞が同論文を掲載した。国際的な波紋だといえる。

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