11/1日経の日米同盟と中韓の受験不正の記事について

ジョセフ•ナイというのはどうしようもない輩と思っていましたが、その印象は今回も変わりませんでした。朝日新聞とかニューヨークタイムズが好きそうなタイプです。戦後日本が出しゃばれないように精神的に、軍事的に縛りつけておこうとしています。キッシンジャーと同じです。歴史解釈において勝者たるアメリカの言うことを聞け、聞かない奴はリビジョニストの烙印を押すぞと脅す人間です。朝日新聞が慰安婦で誤りを認めたのに、河野談話維持を要求する姿勢は真実追求からは程遠い。韓国系から金かハニーを疑ってしまいます。「米の大学進学適性試験、中韓で大規模不正か」にあるように不正が常態としてある国と「誠」を求める国とどちらが信用できるか考えた方が良いのでは。こんな人間に日本政府は旭日重光章を与えるというのですから。褒章基準が狂っているとしか思えません。ルメイに与えたのと一緒です。戦時作戦統制権も韓国に返還しないから韓国をつけあがらせることになります。朝鮮戦争の時に李承晩が、北の攻撃に我先に逃げたのでアメリカが仕方なく、指揮したといういわくつきのもの。この民族の性格はセウオル号の船長でも見られるように、トップが我先に逃げ出します。日本の今の民間人もそういう所がありますが。でも明日シンシアリーの本について書こうと思っていますが、それによると北と南が戦えば北に負けると軍幹部が言っているそうです。それでは、朝鮮戦争で米兵4万人を失ったアメリカも韓国には任せられないとなったのかもしれません。でも戦争再開時、集団的自衛権に反対したのだから、日本の協力は当てにしないでほしいと思います。

 日本経済新社と米戦略国際問題研究所(CSIS)は30日、第11回シンポジウム「第ニ次安倍改造内閣と同盟の新展開」(協賛•日本経済研究センタ—)を共催した。参加者は日本政府による集団的自衛権の行使容認決定を評価し、環太平洋経済連携協定(TPP)の早期妥結を求める考えを示した。北朝鮮、ウクライナ、中東など地政学リスクへの対処を巡っては日米の連携強化に加え、日中、日韓の関係改善が重要との指摘も相次いだ。

日米安保を取り巻く課題

リチャード•アーミテージ元米国務副長官とジョセフ•ナイ米ハーバード大学特別功労教授が日米の安全保障を取り巻<課題について、会場の聴衆の意見も交えて議論した。

アーミテージ氏:集団的自衛権の行使により、日本は自分の運命を自分で決められるようになる。我々は同盟国としてその決定を支持する。集団的自衛権の行使は(日本のような)主要国が責任を果たすことであり、世界の公益に対して貢献するということだ。

ナイ氏:アーミテージ氏と一緒に、日本は集団的自衛権を国連憲章に従った形で行使する権利があると10 年以上も前から書いている。今回の日本の内閣の決定を軍国主義への回帰と批判する声があるが、そうではない。責任を果たす普通の国になっただけだということだ。

--日韓関係はこの半世紀で最も悪いと感じる。日本では嫌韓ムードが広がっている。

ナイ氏:日本は1930 年代という時代を過去のものにしなくてはならない。 河野談話を蒸し返したり、 靖国神社に大臣が参拝したりするのは、30年代の日本をほうふつとさせる。まるで日本が民主主義を踏襲していないかのようなイメ-ジを醸し出す。 中国と韓国に日本パッシングのチャンスを与えてはならない。

アーミテージ氏:日本は長年にわたって韓国に政府開発援助(ODA)を続けたのに、韓国からは常に苦情が寄せられてきた。日本が(歴史問題を)もう過去の問題にしたいと思うのも無理はない。一方で韓国でも日韓関係の支持がわずかに増えてきている。日韓には北朝鮮を脅威、米国を同盟国とする共通点がある。本来であれば、より良い関係を築き上げる要素がある。

——中国の覇権主義を警戒する人が多数いる。中国との関係をどうすべきか。

ナイ氏:米政府は日米安保条約第5条が沖縄県・尖閣諸島をカバーすることを再確認した。米軍が(クリミア半島をロシアに一方的に編入された)ウクライナで軍事行動を取らなかったからといって、尖閣諸島で取らないということではない。日米は尖閣諸島では明らかに軍事的優勢、すなわち抑止力がある。日米安保がしっかりしていれば、中国は覇権主義を主張できない。

アーミテ—ジ氏:日中関係の改善を望む。11月に日中の間で首脳会談が開かれると良い。日本側のアプローチが重要で常にオープンだという安倍首相の態度は正しい。

ナイ氏:日本とロシアは中国の台頭に対して利害.が一致している。ロシアを.完全に孤立させたり、冷戦状態にしたりするのは避けるべきだ。

(リチャ—ド•ア—ミテージ氏)1967年、米海軍兵学校卒。ベトナム戦争では3度戦闘任務に就いた。国防の専門家で、レ-ガン政権の国防次官補やブッシュ前政権の国務副長官などを歴任。現在は政策コンサルティング会社代表。知日派の重鎮で、共和党系ながらオバマ政権の対日政策に影響力がある。

(ジョセフ•ナイ氏)米ハーパード大で博士号を取得。力―夕—政権で国務次官補、クリントン政権で国防次官補など歴任。著作は学術書のほか、政策雑誌などへの200を 超す寄稿がある。2013年には「大統領のリーダーシップとアメリカの時代の創造」を著す。前ハーパード大ケネディ行政大学院長でもある。

ナイ教授ら「日米安保が中国抑止」強調 日経・CSISシンポ

2014/10/31 1:35日本経済新聞 電子版

日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)は30日、第11回シンポジウム「第二次安倍改造内閣と日米同盟の新展開」を共催した。ジョセフ・ナイ米ハーバード大学特別功労教授は「日米が安全保障分野でしっかり結束すれば、中国は覇権主義を主張できない」と日米関係の重要性を強調した。日韓関係の早期改善を求める声も相次いだ。リチャード・アーミテージ元米国務副長官は沖縄県・尖閣諸島で有事があれば「米国は自衛隊と共に努力する」と述べた。ジェームズ・スタインバーグ前米国務副長官はパネル討論で「力による現状変更は許されず、中国は他国の国益を尊重すべきだ」と主張した。ミシェル・フロノイ元米国防次官は講演で「アジアの秩序に中国を取り込むべきだ」と述べた。カート・キャンベル前米国務次官補は「中国に(地域安保の)責任を持たせれば北朝鮮を幻滅させる」とし、北朝鮮問題でも中国との連携が有効との認識を示した。議論を総括したジョン・ハムレCSIS所長は、集団的自衛権の行使による地域安保の維持を、車の運転に例え「米国に加え、今や日本も一緒にハンドルを握ろうとしているが、韓国も思いは同じだ。3本の強い腕で運転していくことが大切だ」と訴えた。

ナイ氏「日韓関係改善を」 日経・CSISシンポ

日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)は30日、都内で第11回シンポジウム「第二次安倍改造内閣と日米同盟の新展開」を共催し、ジョセフ・ナイ米ハーバード大学特別功労教授はリチャード・アーミテージ元米国務副長官らとの特別鼎談(ていだん)で「河野談話の細部を蒸し返すよりも、北朝鮮問題などで日韓は協力すべきだ」などと語った。 「集団的自衛権行使の意義と日米同盟の新展開」と題するパネル討論では、カート・キャンベル前米国務次官補が北朝鮮問題について「同国と経済関係の深い中国への圧力を強めなければならない」と語り、中国が責任を持って対応するよう求めた。シンポジウムを総括したジョン・ハムレ元米国防副長官は「日本と米国と韓国はともに(アジアの安全保障という名の)同じ車のハンドルを一緒に握るべきだ」などと語り、日米韓の協力強化を訴えた。自らの伯父が若くして硫黄島で戦死したことに触れながら、日米両国の犠牲から始まり、戦後70年かけて築き上げた繁栄の意義を強調した。

米の大学進学適性試験、中韓で大規模不正か 公表延期

2014/11/1 11:48

【大連=森安健】米国の大学に進学する人が受験する適性試験「SAT」を巡り、中国と韓国で大規模な不正行為があった可能性が高いとして、実施主体の米非営利法人カレッジボードは、中韓の全受験者の点数公表を遅延すると発表した。試験は米国以外でも受験可能だが、両国の一部の語学学校が不正に試験問題を入手し、生徒に見せていた疑いがあるようだ。対象は10月11日に実施したSATで、本来なら同28日に結果を発表する予定だった。不正の有無を再点検するため、4週間程度発表が遅れる。米大学が願書を受け付ける11月に間に合わない恐れもあり、受験生の間で不安が広がっている。韓国では昨年も試験問題が流出した疑いで一部の試験が中止されたが、複数の国で集団カンニング疑惑が浮上し、調査に乗り出すのは異例の事態だ。中国と韓国の米留学熱は高く、2012~13年度に米大学に入学した海外留学生の計37%を両国が占めた。

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