来年10月の消費税再増税見送りか?

本日の日経には下記の記事が出ていましたが、11/5のTV「アンカー」で青山繁晴氏は「消費税10%の判断について、早ければ11月17日、7月から9月期のGDP速報値発表のタイミングで。また2つめは12月8日、7月から9月期のGDP速報値改定値発表のタイミング」「速報の段階で、もう、いやもう、再増税やるんですと言って、解散するわけがないんですよ。それからもう一点、これは国民に意見をお聞きするんじゃなくて、安倍総理が決めた上で、それを実行するための力を得るためにやるんで、決めてから必ず解散するんですよ。ね。で、だから、ここ(11/17)でやるとしたら、再増税やらないってことです。延期っていうことをやって、そして国民の皆さん、力を貸して下さいってことで、ここで早期解散があり得てですね。そしてこれは皆さん思い出して下さい、政治はくり返すんですが、安倍政権できた時の考え、ことを思い出していただくと、2012年の11月16日に解散して、ね、12月16日に総選挙やって、12月26日に第2次安倍内閣発足してるんです」と発言しています。飯島参与が11/2TVで12月解散を言って、11/3TVでそれを否定するのはおかしいです。官邸からストップがかかったのでは。ルー財務長官やクルーグマン教授も経済が離陸する前の再増税には反対しております。「増税を先送りすれば国際信認を失い、長期金利が跳ね上がる」論者の根拠は失われつつあります。今日の日経に谷垣幹事長は11/10発売のvoiceで「衆院の早期解散はやりにくい」と述べたとありますが、煙幕の気がします。「たかじん」も「アンカー」も関東では見れませんが、関西の方が正しい情報がキャッチできていると思います。12月解散は予算編成に影響を与えると言われますが、過去に12月解散はありました。Wikiで調べても戦後は①昭和23年12月23日の吉田内閣の馴れ合い解散②昭和41年12月27日の佐藤内閣の黒い霧解散③昭和44年12月2日の佐藤内閣の沖縄解散④昭和51年12月9日の三木内閣のローキード解散とあります。多分、「再増税見送り」で「12月衆院解散」の線で行くのでは。

 

消費再増税、綱引き激しく 「予定通り」か「延期」か

2014/11/7 2:00日本経済新聞 電子版

2015年10月の消費税率の10%への引き上げを巡り、政府・与党内のせめぎ合いが激しくなってきた。菅義偉官房長官らは再増税延期もにらんだ動きを見せ始め、予定通りの増税を主張する与党執行部や財務省と温度差が目立つ。政府は増税する場合と先送りする場合の両にらみで予算編成作業を進める見通しだ。

 

11月2日に放送された読売テレビの番組「たかじんのそこまで言って委員会」で、小泉純一郎元首相の秘書官を務めたことで知られ、現在は安倍晋三内閣の内閣官房参与を務める飯島勲さんが、「12月2日に衆議院が解散、14日に投開票が行われる」と発言しました。番組では、大臣を辞任した小渕優子さんが、議員辞職するのではないかというテーマで議論が進行。そのなかで「(中曽根康弘さんの孫と選挙区が重なるという)選挙区事情があって、小渕優子さんは今どうしても辞められない」のではないか、という話になりました。その話に、飯島勲さんはメモを手に取り「私は、(小渕優子さんが)辞職して、補欠(選挙)やったあとに、(消費増税を決断する材料である)7月から9月の経済状況が分かる。11月17日くらいにわかりますから、11月20日くらいに(安倍晋三)総理が消費税を10%に上げるかどうか決断する」と、今後の政治日程を説明。さらに、飯島勲さんはメモを読みながら「その後の、12月2日にね、思い切って衆議院解散して。12月14日に投開票、24日に内閣改造。予算は・・・」などと発言。 司会の辛坊治郎さんはその飯島勲さんのメモを見ながら「すごい、もう日程決まってる。12月14日、投開票です!」「ホントだったらエライことです」とコメントしました。 長谷川幸洋さんも「僕もまったく同じ予想していて。投開票日は友引ですよね。ただ解散は、大安だと思うと11月19日」と同調していました。 一方、加藤清隆さんは自民党にとってメリットがないとして年内解散の見方を否定していました。ネットでは、そんな飯島勲内閣官房参与の発言に 「飯島さんが言うとリアルやなww 」「凄い!飯島さんが衆議院解散日程発表しちゃった」「飯島さんが言うことよく当たるんだよな~ww」 などという声があがっています。果たして本当に12月に衆議院は解散するのでしょうか・・・。今後の展開に注目です。

 

飯島勲内閣官房参与は3日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、年内の衆院解散・総選挙について、「そんな余裕はない。一つの選択肢だが、国民生活が大事だ」と述べ、経済政策を優先するべきだとの認識を示した。一方で、飯島氏は総選挙の時期に関して、来年4月の統一地方選と同時に行うのが「もっと良い」と語った。

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