7/6The Gateway Pundit<IT’S HAPPENING! HE’S BACK! President Trump Releases Video of Revamped Plane — Includes SECRET PHOTOS of TRUMP 2024 FLAGS in Background! –VIDEO>
7/7The Gateway Pundit<In Excellent Opening Tucker Carlson Calls for Joe Biden’s Impeachment – He’s Destroying America>
バイデンだけでなく、民主党支持者の判断基準がずれているのでは。
https://www.thegatewaypundit.com/2022/07/tucker-carlson-calls-bidens-impeachment/
7/8阿波羅新聞網<习近平二十大准备好了! 外媒 : 肖建华案“被养”到现在审 这些人不敢吭声…=習近平は20大の準備が整った!外国メディア:肖建華事案は引き延ばされ、現在「審理」中、これらの人々はあえて一言も言わない・・・>中国の「明天系」のトップであり、政治上層と関係の深いカナダ系中国人で億万長者である肖建華は、4日、中国の秘密裁判に出廷した。外国メディアは、習近平は、中共の第20回全国大会に備えて、彼の力を示し、彼の政権を堅固にするために、元公務員の被告を清算するのにこの時期をわざと選んだと述べた。
この見方は、肖建華は習派に押さえられているということ。福島氏は別な見方も紹介している。
https://www.aboluowang.com/2022/0708/1772674.html
7/8阿波羅新聞網<乌克兰法院下令永久取缔共产党 没收所有财产=ウクライナの裁判所が共産党の永久禁止を命じ、すべての財産を没収>ウクライナはロシアの侵略に遭い、国内の親ロ勢力を一掃し続けてきた。ウクライナの裁判所は、ウクライナ共産党を徹底的に取り締まり、そのすべての資産の没収を命じた。
ウクライナ裁判所の公式ウェブサイトによると、第8行政上訴裁判所は、7月5日にウクライナ共産党の永久禁止を命じ、党と地域・地方自治体・地区の組織、その他の財産、資金、その他すべての資産は、国に引き渡されるものとする。
この裁決は、ウクライナ共産党がウクライナ司法省に提起した裁判で、司法省は、ウクライナ共産党を禁止し、すべての財産を没収するよう裁判所に要請した。
裁判所はまた、この裁決は一旦公表されれば上訴できないと述べた。
ウクライナはかつてソ連共産党によって統治されていた。ロシアの侵略後、ウクライナは親ロシアと指摘された多くの左翼政党を禁止した。
早くも2015年4月9日、ウクライナは共産主義の宣伝を禁止する法案を可決した。法案が可決された後、ウクライナ政府は直ちに関連部門にウクライナ共産党を起訴するよう指示し、ウクライナ共産党の政治活動への参加を禁止した。
自分自身を守るために、ウクライナ共産党はこの法案に反対する訴訟を起こし、再び法的地位を求めて戦おうとした。裁判所の最新の判決は、ウクライナ共産党の努力が失敗に終わったことを意味する。
やはり、ロシアは共産主義者を使って侵略の駒にしていた。ロシア自体が共産主義時代に作られた組織(KGB等)を活用しているのでは。共産主義は浸透するのが早く、如何に恐ろしいか。
https://www.aboluowang.com/2022/0708/1772673.html
7/7阿波羅新聞網<台湾海峡是国际水道!美军列“纪录”:中共声明“自打脸”= 台湾海峡は国際水域である!米軍は「記録」を列挙している:中共の声明は「自らの顔を平手打ち」>中国外交部の「台湾海峡に対して主権を有する」という声明と「台湾海峡は国際水域ではない」という中共の声明については、米国インド太平洋司令部が出版した軍事専門誌「インドパシフィック・デフェンスフォーラム」の報道によると、中国の主張は、米国と同盟国、パートナーが水路を通過するのを防ぐことを目的としている可能性があり、台湾問題に関する中共の侵略的なレトリックと一致しているが、台湾海峡に関する中国の声明は「矛盾している」。
以前、中共は台湾海峡で無害通航権を認めていた。何の説得力もないが、力で押し切ろうとする。
https://www.aboluowang.com/2022/0707/1772542.html
7/7阿波羅新聞網<美国强化关键技术控制 中共大喊“技术恐怖主义”= 米国は鍵となる技術の管理を強化し、中共は「技術的テロ」と叫ぶ>米国の金融メディア、ブルームバーグは水曜日(7/6)、この問題に詳しい米国の情報筋は、米国がオランダ政府に圧力を加え、主流のチップ製造技術の中国への輸出を禁止するようオランダの半導体メーカーASMLに要請していることを明らかにしたと報じた。
中ロには当然の話。
https://www.aboluowang.com/2022/0707/1772391.html
7/7阿波羅新聞網<中共宫廷政变风险加剧?专家披露两次未遂政变内幕 美媒刊文又删=中共の宮廷クーデターのリスクが高まる?専門家は2つのクーデター未遂の裏話を明らかにし、米国のメディアの記事はまた削除される>Voice of Americaは最近、2012年の中共クーデターの裏話を紹介した新しい英語の本の著者にインタビューした。著者はポスト赤時代の人で、すぐ削除された。中国問題の専門家である袁紅氷は、大紀元時報に中共の2回のクーデター未遂の裏話を明らかにし、宮廷クーデターが急増する可能性があると指摘した。
本当に習が打倒されるか?
https://www.aboluowang.com/2022/0707/1772454.html
7/7阿波羅新聞網<“普丁的部队都是白痴”?乌克兰军情局爆料—乌克兰军情局爆料顿巴斯民兵痛骂俄军是战犯军纪太差=「プーチンの部隊は全員白痴」?ウクライナの軍事情報機関は晒す-ウクライナ軍の情報機関は、ドンバス民兵がロシア軍を戦争犯罪者で軍規が劣悪と痛罵した情報を明らかに>ロシア軍とドンバス民兵は、モスクワが形容するように緊密な戦友か?ウクライナの軍事情報は反証を発表し、ドネツク人民共和国からの兵士と妻の通話記録をアップロードした。彼は戦争の混乱について不満を言い、特にロシア軍は彼らを大砲の餌として使っていることで批判し、軍規は非常に劣悪で、「プーチンの軍隊は皆白痴だ」とさえ言った。
ロシアも中共も兵士は使い捨て。
https://www.aboluowang.com/2022/0707/1772401.html
7/7阿波羅新聞網<俄罗斯恐惧:“克里米亚大桥”被炸 不排除用核武=ロシアの恐れ:「クリミア橋」が爆撃されれば、核兵器使用は排除されない>ウクライナが中距離兵器を貰い受けた後、「ケルチ海峡大橋を爆弾で破壊する」ことが話題になり、ロシアはすぐに「橋が爆撃されれば核兵器の使用は排除されない」と答えた。相手を威嚇しただけでなく、ロシアはケルチ海峡大橋付近に煙発生器とレーダーおとり装備を設置していたが、明らかにロシアは橋が攻撃目標となるのを非常に心配している。
https://www.aboluowang.com/2022/0707/1772400.html
何清漣 @HeQinglian 9h
研究で培った習慣があるので、私はいつも物事のプロセス全体を理解するため、初めから終わりまで見るのが好きである。
ジョンソンは最初に「プーチンは辞任しなければならない」と発表してから3か月以上が経った。
世の中はやはり無常にすぎない。人々が喜怒哀楽で忙しいとき、彼らが過去数ヶ月の間に世界で何が起こったのかを真剣に考えてくれることを願っている。
バイデンが辞任しなければ、米国の現在の「民主主義」には絶対に問題がある。英国の首相が自国に害を及ぼしたことより、バイデンが害を及ぼしていることははるかに広範囲かつ多い。
引用ツイート
jiang shangrong @JiangShangrong 10h
ジョンソンは首相の辞任を発表した。
https://t.me/JShangrong
何清漣 @HeQinglian 9h
WSJはついにWHと民主党のボス達が喜ばないことを言った。WHチームと民主党の州は、一部の共和党の州を含め、政治的に準備できていないと言えると。当時、中国が米国との友情を掲げ、州や郡のレベルで、米国の草の根レベルに深く浸透していった。ポンペオは、オフィスを去る数ヶ月前にこれについて具体的に話した。
経済システムは、せいぜい、実体経済の一部や中国と関係のない企業で準備ができている。
引用ツイート
WSJ中国語ウェブ @ChineseWSJ 10h
経済コラムニストのグレッグ・イップは、米国の経済システムは中国との地政学的競争の準備ができているが、政治システムの準備ができているかどうかを判断するのは難しいと書いた。先週起きた重大事件は多くの疑問を提起した。
https://on.wsj.com/3AyyOBw
何清漣 @HeQinglian 6h
今回のロシア・ウクライナ戦争の犠牲の真実—各国民衆の知る権利は、米国とウクライナの情報戦によって奪われた。
これまでのところ、マスコミと当事者は、英国首相が辞任した理由について、いまだ反省することをしない。
エピデミックの最中にパーテイを開いたことが本当の理由だとは思わない。それは単なる口実である。
米国民主党は、バイデン家のさまざまな汚職スキャンダルについてさえ気にしない。
引用ツイート
VOA中国語ネット @VOAChinese 6h
英国のボリス・ジョンソン首相は木曜日(7/7)に辞任を発表した。ジョンソンは、エピデミックの最中に首相官邸でパーテイを開いたことで自党と野党からの圧力に直面し、また、職権濫用の保守党副院内総務を任命したことで世論から広く批判されている。水曜日の時点で、ジョンソン政権の数十人の官員が辞任した。
何清漣@HeQinglian9h
その言や良し、痛快至極。 👍👍👍
引用ツイート
天降偉人包由検 @fading_you1 11h
性別を用いないだけにとどまらない?私は人類を定義するのにこのゴミは使わない。真、善、美は人間の社会倫理の基盤である。これらの3つの基盤を覆すことは、人間社会の既存の価値観を覆すことである。これは、左翼が破四旧を動かす核心と主な手段である。 LGBTを広めることは美を破壊することであり、真実を話す人を黙らせるためにポリコレを使うことは真実を破壊することである。BLMのようなならず者のプロレタリア独裁政権は善を破壊する。文化大革命とまったく同じ。twitter.com/jacob43817149/…
福島氏の記事で、蕭(肖)建華が生きて5年も牢に閉じ込められていたというのは、政治目的のためであることは間違いない。徐明や米国のエプスタイン(ロリータ・エクスプレスで有名)のように普通は消されると思いますが(エプスタインの愛人のマクスウエルは裁判で20年の刑を食らった。ビル・クリントンも関係しているから獄中死するでしょう)。
まあ、中国人だから頭の良い奴ほど悪いことをする。「騙すほうが賢く、騙されるほうが馬鹿」という国なので。中国人はギャンブルが好きだから、命を賭けても危ない橋を渡り、富を自分のものにしようとしたのでしょう。拝金教のなせる業。彼らは精神性を追求することはない。
蕭建華が習派か反習派どちらが握っているか、今のところは分かりません。北戴河会議や20大で習の3選が認められれば、習派が握っていたとなるのでは。習派か反習派どちらが蕭建華を握っていても、20大が終われば、用済みで処分されるのでは。
記事
中国の富豪・蕭建華氏が失踪した香港のフォーシーズンズホテル(2017年2月1日、写真:ロイター/アフロ)
(福島 香織:ジャーナリスト)
2017年1月に、香港・セントラルの五つ星ホテル、フォーシーズンズホテルから大富豪の蕭(肖)建華(カナダ国籍)が連れ去られた。蕭建華はこの5年半の間、行方不明になっていたが、実は中国国内で起訴されていた。
7月4日、蕭建華を裁く裁判がどうやら上海で開かれたらしい。北京のカナダ大使館が確認するも、起訴事実や裁判が行われた場所など詳細は知らされておらず、公聴を申し込むも拒否されたという。
蕭建華の「失踪」は、当時から北京当局による政治目的の拉致であることがほぼ確定と報じられていたが、公式にはなんら発表されていない。6月、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が特ダネとして、上海検察当局が蕭建華を「公衆の預金の違法吸収」の罪で起訴しており、6月中に蕭建華の裁判が開かれるらしいと報じていた。
では、なぜ今のタイミングで蕭建華の裁判が行われることになったのだろうか。これは夏の北戴河会議、そしてその後に予定されている今年最大の政治イベントである第20回党大会(20大)に向けた権力闘争と、どのような関係があるのだろうか。
党中央指導部との癒着で急成長
まず蕭建華失踪事件について簡単におさらいしておこう。
蕭建華は1972年1月、山東省の農村の学校教師家庭に生まれた。神童とよばれるほどの成績優秀者で、14歳で北京大学法学部に入学。在学中、18歳で学生会主席や全国学生連盟副主席を務めた。
天安門事件のときは大学側、共産党側の立場に立ち、民主化運動の学生たちとは正反対の道を歩んだ。このことから、当時の民主化運動に参加した学生たちからは評判が悪いが、そのおかげで実業家として短期間で大きな成功を遂げることができたのだった。
1990年、北京大学卒業後、党委員会学生工作部に就職し、1992年から94年まで北京大学のバイオシティ準備チーム弁公室主任を務めた。93年には北大明天資源科技有限公司を設立、その後、次々と系列企業を創業し、投資企業のトゥモローホールディングスを99年に設立した。2000年以降は、国有、民営の保険、金融会社を次々に買収し、のちに明天帝国と呼ばれる民営最大規模の保険・金融集団を形成していく。
この急速な発展は、中国共産党中央の指導部との癒着を利用したといわれていた。明天集団は派手な企業買収の裏で、江沢民や曽慶紅、そして習近平ら一族のために資金洗浄や資金移転を行う「ホワイトグローブ(白手袋)」(白い手袋をはめて汚れ仕事をする=一見合法的なやり方で違法行為の資金洗浄、資金移転をする組織や人物)と言われてきた。
2016年の段階で、明天集団は金融、証券、保険、不動産、甜菜種子栽培農業など多岐にわたる企業を保有し、蕭建華(と妻)の資産は400億元、英国人エコノミスト、ルパート・フーゲワーフによる中国人長者番付で32位となっていた。
蕭建華の署名が入った不思議な声明
そんな大富豪の蕭建華が2017年1月27日、突然、香港のフォーシーズンズホテルのペントハウスから「失踪」した。午前1時頃、彼が目隠しされた状態で車いすに乗せられて、5~6人の男たちに連れ去られる様子が当時目撃されていた。蕭建華はこのペントハウスに愛人と暮らしていた。
妻が香港警察に捜索願いを出し、警察も出入国記録などを調べるなどしたのだが、途中から動かなくなった。フォーシーズンズホテルも、顧客が失踪したにもかかわらず騒ぎもせず、公式の声明も出さなかった。多くの人たちは、中国当局に秘密逮捕され、すでに中国本土に連行されていると考えていた。
1月31日なって、明天集団が微信のオフィシャルアカウントで、蕭建華の署名入りの声明を発表した。それは以下のような実に不思議な内容のものだった。
「自分は外国で病気治療中である」
「中国政府は文明的で法治国家の政府である」
「拉致されて中国に連行されているという状況は存在しない」
「いかなる国家利益や政府のイメージを損なうような状況に関与したこともなく、いかなる反政府勢力や組織を支持したこともない」
「カナダ公民であり香港永住市民でもあり、カナダからの領事保護も受けているし、香港の法的保護も受けている。また外交パスポート保持者であり外交保護権もある」
この声明はまもなく削除され、アカウント自体も抹消されてしまった。
2018年になると、英フィナンシャル・タイムズが、蕭建華が上海で拘留中であり、当局に協力して「明天」が所有するすべての株を売却し、銀行ローンの返済に充てると報じた。
2019年には明天集団が保有する包商銀行が中国政府に接収され、2020年には明天集団が保有する6つの金融・保険会社(華夏人寿、天安財険、天安人寿、易安財険、指示代信託、信華信託)および新時代証券、国盛証券、国盛期貨などが、中国銀行保険監督管理委員会、中国証券監督管理委員会に委託管理された。
身柄を握ったのはどちらの側か
さて、蕭建華が逮捕されたのは、表立って言われているように「公衆預金を違法に吸収した罪」によるものだとは誰も思っていない。やはり権力闘争の延長にある事件と考えられている。
だが、蕭建華が逮捕された具体的な理由については、意見がわかれる。
蕭建華が付き合いの深かった政治家は、江沢民、習近平、曽慶紅、劉雲山、温家宝、賈慶林らとその一族と非常に幅広い。だからこそ、蕭建華の身柄を先に握ったものが、政治ライバルの汚職の生き証人をつかんだことになり、党内の権力闘争の風上に立てるということになる。
では、蕭建華の秘密逮捕を指示し、その身柄を握ったのは習近平派側なのか、それとも反習近平派側なのか。
ニューヨーク在住の評論家、胡平が米メディア「ラジオ・フリー・アジア」でこう分析していた。
「蕭建華を拉致したのは明らかに習近平派だ。蕭建華の身柄を押さえることで、反習近平派の各勢力は軽率には動けなくなった。もし、反習近平派が動きをみせれば、習近平は彼らに不利な材料を表沙汰にできるからだ」
さらに蕭建華の起訴事実が「公衆預金違法吸収罪」と伝えられているのは、「習近平が党内の反習近平派および家族に対して『その汚職を暴くつもりはない』というシグナルだろう」(だから、権力闘争の落としどころの交渉準備に入った)という見方を示していた。
「もし、反習近平派がこのままおとなしくしてれるのならば、(汚職とは関係ない)この罪名で裁判を結審させる。私(習近平)としては、この問題では君たち(反習近平派)を追い詰めない」というメッセージが込められている、というわけだ。
習近平の第2期目の任期(2017年以降)の暴走を誰も止められなかったのは、蕭建華の身柄を握っていたからだ、というわけだ。
習近平は蕭建華の口を封じたい?
一方、全く反対の見方もある。同じくニューヨーク在住の評論家の陳破空が次のように語っている。
「蕭建華事件は習近平が自分以外の政治ライバルを押さえつけるために利用しようとして起こしたと言われているが、実際のところ、この事件は習近平とその家族にとって不利なものだ」
「2017年、蕭建華はなぜ習近平派によって拉致されたのか。それは、蕭建華が習近平の姉の斉橋橋やその夫の鄧家貴の資産を洗浄していたからだ。その事実を蕭建華自身が公開の場で口走ってしまったからだ」
なので、習近平は蕭建華の口を封じるために、彼を拉致して5年間「失踪」させていた。口封じが目的ならば、そのまま一切の情報を封じ込めて、この世からいないことにすればよかった。それなのに、なぜ今頃、ちょうど北戴河会議が始まろうとする、秋の党大会まで数カ月のこのタイミングで、彼の裁判が行われ、この事件が蒸し返されるのか。
陳破空に言わせると、「党中央の権力闘争で、習近平派が圧力を受けて劣勢に立たされ、追い詰められていることの証だ」という。
「党内の反習近平派、たとえば中央規律委員会書記の趙楽際やその背後の長老たちが蕭建華を利用しようとしている。党中央内部で習近平が次の党大会で引退するか否か、いずれの派閥が指導部でどのポジションをとるか、そういう交渉での切り札になるだろう」
陳破空がこう考える根拠は、蕭建華がホワイトグローブを務めていた党の大物たちは、習近平を除く全員がすでに引退した長老であり、現役の権力者は習近平だけだ、という点だ。蕭建華が関わる案件がすべてが明るみになったとき一番打撃が大きいのは、権力の座を維持しようと画策中の習近平に違いない。
私個人の見方をいえば、もし裁判が上海で行われているのだとしたら、上海の公安・司法システムを習近平が掌握できるかどうかが重要だろう。
中国公安部のトップは郭声琨(政法委員会書記)、司法トップは趙楽際(規律検査委員会書記)で反習近平派。だが、今の公安部書記は、習近平が抜擢した王小洪。王小洪は先日、公安部長の地位も得て、おそらく次の党大会では政法委員会書記を目指している。もし、政法委員会書記に王小洪を就けることができるなら、習近平としては引退しても自分の汚職が暴かれる心配はなくなる。2020年、公安内部の最大勢力で反習近平派の孫力軍グループが芋づる式に失脚し、孫力軍の子分たちが多くいる上海公安も元公安局長の龔道安を含む幹部がごっそり失脚した。
だが、習近平が今の段階で、上海公安を含めて公安全体を掌握できているかというと、まだそこまでは至っていないようにも見える。
また、上海の書記の李強は習近平の忠実な部下だが、ゼロコロナ政策の失敗で足元が揺らいでいる。王小洪と李強を通じて蕭建華の裁判の行方を支配し、この2人を党中央政治局および政治局常務委員に押し込むことができるかが、習近平が引退するか引退しないか以上に、習近平の身の安全にとって重要な、今後の権力闘争の注目点の1つといえるかもしれない。
蕭建華は生きて帰って来られるのか
しかし、蕭建華の立場に立ってみれば、共産党の大物政治家たちのために汚れ仕事を請け負い続け貢献してきたのに、突然拉致されて、5年半も拘留され続け、いつ命を消されるか分からぬまま権力闘争の切り札に利用されるわけだから、共産党政治の恐ろしいことよ。
薄熙来のホワイトグローブであった大連実徳集団総裁の徐明は、2013年、薄熙来裁判で薄熙来の妻に贈賄した証言をしたのち、2015年12月、獄中で「謎の急死」を遂げた。蕭建華が生きて娑婆に戻る日が来るのだろうか。
こんなことなら、天安門事件のとき、他の学生たちと同じように民主化運動に参加して、その罪で獄中に入った方がよほどましだったろうに。彼ほどの頭脳があれば、その後、海外に亡命して自由な国で実業家でも学者でもなれただろうに。
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