『中国、服装も規制?「中華民族精神を傷つける」を根拠に恐怖の警察国家時代へ 日本アニメのコスプレもアウトか?』(9/16JBプレス 福島香織)について

9/17The Gateway Pundit<“The Political Repression is Immoral – It’s Un-American, and It’s Very Dangerous” – President Trump Announces He Will Appoint Task Force to Review Joe Biden’s Numerous “Political Prisoners” (VIDEO)=「政治的弾圧は不道徳だ – それは非アメリカ的であり、非常に危険だ」 – トランプ大統領、ジョー・バイデンの多数の「政治犯」を調査するための特別委員会を任命すると発表(ビデオ)>

民主党政権は中共とやっていることは同じでは。

ニュースマックスは演説を生中継した。

トランプ大統領:「政権内のマルクス主義者とスターリン主義者たちは、ワシントンDCの陪審に、単純な抗議行為で現在最長11年の懲役刑に処せられているプロライフ活動家5人に有罪判決を下させた。あなたはそれについてすべて読んでいます。バイデン政権下では、政治的信念に対する報復として10年から15年、さらには20年の懲役刑を言い渡されている人もいる。アンティファと他のグループがミネアポリスやポートランドのような都市を焼き払う一方で、彼らはシアトルに進出した。彼らがシアトルでやったことは、基本的に市の大部分を占拠したということだった。彼らは人を殺します。彼らは略奪し、不法占拠し、そして自由になります。

政治的弾圧は不道徳であり、非常に非アメリカ的であり、彼らがそのようなゲームをすることは非常に危険です。今夜、これらの残酷な正義の茶番劇を逆転させるために、私は選挙に勝ち次第、バイデン政権または代替機関によって不当に迫害されているすべての政治犯の事件を迅速に調査するための特別委員会を任命することを発表します。(拍手)就任初日から活動したいと思います。初日は何が起こっているのか見てみたいと思います。恐ろしいことが起きているんです。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/political-repression-is-immoral-its-un-american-its/

9/17The Gateway Pundit<Maria Bartiromo Blasts Speaker McCarthy After He Says Hunter Biden Will Get Subpoenaed at the Right Time (VIDEO)=マリア・バルティロモは、マッカーシー下院議長がハンター・バイデンは適切な時期に召喚されるだろうと述べた後、激しく非難(ビデオ)>

上下両院の共和党リーダーはヘタレばかり。更迭したほうが良い。

マッカーシー氏は数日前に下院委員会に対し、ジョー・バイデン氏に対する正式な弾劾調査を開始するよう指示したが、ハンター・バイデン氏に対する召喚状はすべて発行されていない。

マリア・バーティロモはマッカーシーを非難した。

「弾劾調査はどうなるのか?ハンター・バイデンを召喚しますか?つまり、トランプ・ジュニアには20時間費やし、何の証拠もなかったのに、彼らは彼を連行し、尋問した。なぜハンター・バイデンを連れてこなかったのですか?」バーティロモはマッカーシーに尋ねた。

マッカーシー氏は同僚の共和党員に向かって発言した。

「私は誰も召喚状を出しません。私は委員会に任せた――」と彼は言った。(クロストーク)「ジム・ジョーダン!」

「委員会に仕事を任せます!」マッカーシー氏は語った。「ハンター・バイデンは召喚されるだろうが、適切な時期はいつだろうか?」

https://twitter.com/i/status/1703418150082032001

ゲーツ下院議員は、マッカーシー氏が任期制限に関する投票を行わなかったこと、1月6日のテープ全文の公開を拒否したこと、バイデン犯罪一家に対する説明責任が不十分であったこと、バイデン氏の支出を促進したことなどを非難した。

ゲーツ氏はさらに、「もし民主党がマッカーシー氏を救済すれば、私はこの単一政党と彼らが構築しようとしているバイデン・マッカーシー・ジェフリーズ政権に対する抵抗勢力を率いることになるだろう。」と続けた。

ゲーツ氏はまた、ハンター・バイデン氏がまだ召喚されていないという事実に対しても怒りを表明した。

https://twitter.com/i/status/1701635980392890544

https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/maria-bartiromo-blasts-speaker-mccarthy-after-he-says/

9/17The Gateway Pundit<“Everyone Will Have to Prove Their Identity Before They Vote” – Robert Kennedy Jr. Proposes Plan to Prevent ID Fraud at Voting Booths and More (VIDEO)=「誰もが投票する前に身元を証明する必要がある」 – ロバート・ケネディ・ジュニア、投票所などでのID詐欺を防ぐ計画を提案(ビデオ)>

RKJは真面すぎて、腐敗した民主党ではやりにくいのでしょう。

民主党と支配層がロバート・ケネディ・ジュニアを恐れていることは周知の事実である。

ロバート ケネディ ジュニアは、数十年来の社会問題に対して創造的な解決策を出し続けています。

最近、RFKジュニアは投票所でのID詐欺を防止し、同時に貧しい米国人を助ける計画を発表した。

これが、民主党がロバートを有権者から隠している理由である。彼はあまりにも理にかなっています。

https://twitter.com/i/status/1695650623641776169

https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/everyone-will-have-prove-their-identity-before-they/

9/17The Gateway Pundit<GOP Senators Cotton, Wicker, Collins, and Graham Urge Joe Biden to Send Tactical Missile Systems to Ukraine: “Not Doing So Will Only Prolong the War”= 共和党のコットン、ウィッカー、コリンズ、グラハム上院議員、ジョー・バイデンに戦術ミサイルシステムをウクライナに送るよう要請:「そうしなければ戦争が長引くだけだ」>

バイデンのやっていることは、戦力の逐次投入そのもの。

トム・コットン上院議員(共和党、アーカンソー州)、ロジャー・ウィッカー上院議員(共和党、ミシシッピ州)、スーザン・コリンズ上院議員(共和党、メイン州)、リンジー・グラハム上院議員(共和党、サウスカロライナ州)はジョー・バイデンに書簡を書き、MGM-140陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)をウクライナへ送るよう要請した。上院議員らは、そうしなければウクライナとロシア間の「戦争が長引くだけ」になると主張している。上院議員の提案は見当違いであり、米国と世界の安定にとって危険である。

上院議員らの書簡は、国防総省がウクライナに長距離ミサイルを派遣することを上院軍事委員会が全会一致で承認したことに続いて提出された。

上院議員らは、米国は「自国の戦闘能力に重大なリスクを与えることなく」これらの兵器を提供できると主張している。さらに、ウクライナは「備蓄されたATACMSのほんの一部しか必要としない」ため、米国は在庫を容易に補充できると主張している。

この切迫感と、米国が無限にミサイルを供給できるという考えはばかげている。ゲートウェイ・パンディットは以前、ジョー・バイデンが米国の軍用弾薬が不足していると述べたと報じた。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/gop-warmonger-senators-cotton-wicker-collins-graham-urge/

9/18阿波羅新聞網<在武汉,医生知道真相…但他们被下令保持沉默=武漢で医師たちは真実を知っていたが…沈黙を強いられた>2020年の初めの数週間、中国・武漢の新華病院の放射線科医は、問題が大きくなる兆しを感じた。 彼は武漢出身で、放射線科で29年の経験があった。 彼の仕事は、コンピューター断層撮影スキャン (CT スキャン) を実行して、患者の肺に感染の兆候がないかどうかを調べることである。

武漢で起きたことは一つの間違いや誤った判断ではなかった。それはこのシステムへの忠誠の要求と完全なコントロールの押し付けの結果である。マスクの着用は命を救う可能性があるが、医師は着用しないよう命令された;報告の遅れにより警告が妨げられ、国民とのコミュニケーションが遮断され、危険なウイルスが蔓延している間は医師に何も書面に残さないように命令されている。これらは巧妙に選ばれている。その結果は、中国人民と全世界に想像を絶する大規模な死と苦しみをもたらすことになった。

悪の根源は中共。

https://www.aboluowang.com/2023/0918/1955393.html

9/18阿波羅新聞網<军中打虎变高级黑,习近平遇严重挑战=軍の虎を打つことは高級黒に変貌し、習近平は重大な挑戦に直面>中共軍内で動揺と不安が生じている。 大紀元は最近、中共国防部長の李尚福が逮捕され、装備システムの高官8人が摘発されたというニュースを複数のチャンネルから受け取った 専門家は、習近平の3期目に入って汚職撲滅キャンペーンは高級黒となっており、軍部の粛清も習近平の権力が深刻な課題に直面していることを裏付けていると述べた。

台湾国防安全研究院国防戦略資源研究所所長の蘇紫雲は17日、大紀元に対し、最近、秦剛国務委員、ロケット軍幹部、退任した魏鳳和国防相らに問題があるとの報道があり、現国防相の李尚福も問題を抱えている。 このグループの高層の人物の相次ぐ解任は、実は習近平にとって高級黒の状況を生み出している。

中共の公式声明によると、中共20大で、特に今年の両会の後、習近平の正式な4(?)期目が始まり、中央委員以上の高官は全員「習自身が選んだ」。

蘇紫雲は、習近平が権力を握った直後に粛清された党、政府、軍の高官の多くは習近平自身によって昇進したわけではないと述べた。 しかし、今回はまったく異なる。

「この上級指導者グループのほとんどは就任直後に粛清されたが、これは中共の政治文化と完全に矛盾している。もし習近平が依然として100%権力を掌握できているなら、これらの人々は就任2年後にその職を去ることになるだろう。就任から半年も経たないうちに辞任することは不満があるためで、習近平にとって深刻な打撃である」

蘇紫雲は、これは中共軍内の上級指揮系統が緩んでいることを示している可能性があり、また習近平の政治権力が内部で深刻な挑戦を受けている可能性を反映していると考えている。

彼は、反習近平勢力がこうした人の黒い情報を利用して、習近平に自らの顔を平手打ちに追い込んでいるのではないかと疑っている。なぜなら「この人たちを倒すことは習近平を倒すことになる」からだ。

習はドンドン粛清すべき。

https://www.aboluowang.com/2023/0918/1955276.html

9/18阿波羅新聞網<快讯:乌克兰传捷报!宣布收复主要前线城镇=速報:ウクライナから朗報! 主要前線都市奪還のお知らせ>ウクライナは本日、主要前線都市バフムトの南にある戦術的に重要な町クリシュキフカの制圧を同国軍が取り戻したと発表した。ウクライナは苦戦を強いられるロシアに対し反攻を続けている。

https://www.aboluowang.com/2023/0918/1955311.html

9/17阿波羅新聞網<举报间谍要从娃娃抓起.多观察你爸爸妈妈可疑举动.有情况告老师!=スパイの通報は子供の頃から始めましょう。親の不審な行動を観察し、何かあれば先生に通報してください!>

殆ど人倫に悖る世界。

https://www.aboluowang.com/2023/0916/1954729.html

9/17阿波羅新聞網<全跑了 1.37万亿元人民币外资流出 中国经济风雨飘摇=全員逃亡、外資は1兆3700億人民元流出、中国経済大混乱>海外ファンドは中国株・債券投資を大規模に撤収しており、中央銀行の最新データによると、今年6月末時点で外国人投資家が保有する中国株・債券は約1兆3700億元(=1880億$に相当)減少した。これは、中国が世界の他の市場とデカップリングを加速していることを示している。 欧米の引き締め政策とは対照的に、中国人民銀行の緩和的な政策スタンスは人民元安をもたらし、外国人に国内資産を避ける理由を与えている。

デカップリングこそ戦争を避ける唯一の道。

https://www.aboluowang.com/2023/0917/1955152.html

9/17阿波羅新聞網<暗合政变预言? 军委副主席如今和习近平关系微妙—周晓辉:张又侠获得习的全然信任了吗?=クーデター予言と一致? 軍事委員会副主席は現在、習近平と微妙な関係にある – 周暁輝:張又侠は習近平の全幅の信頼を得たのか?>ロケット軍司令官と副司令官の事件に続き、中共国防部長の李尚福も20日以上「行方不明」で捜査を受けていることが確認されたとの報道もあった。ほかにも軍装備部の将軍8人が調査を受け、彼らの落馬につながったと述べた。 現在の軍事委員会副委員長でトップにある張又侠はかつて軍備部長も務めており、「中国の予言書」でクーデターを起こす将軍の一人ではないかとの憶測もある。外界は彼の動向、そして習近平がまだ彼を信頼し、細心の注意を払っているかどうかに注目している。

中共軍ネットによると、9/15、中共中央政治局員で党副委員長の何偉東が、習近平思想を学ぶ軍のテーマ別教育の第1回総括会議と第2回展開会議が北京で開催され、会議に出席して演説を行った。中央軍事委員会の張又侠委員、統合参謀長の劉振立、李尚福は欠席した。

この教育テーマに関する第1回動員・展開会議は4/10に開催され、この時、張又侠と何偉東が出席して発言し、軍事委員会委員の劉振立、苗華、張升民も同席した。張又侠は演説の中で習への忠誠を改めて表明し、習の思想の「魂と輪郭」を学び、「2つの確立」を理解し、「2つの保障」を達成し、軍事委主席の責任を貫徹すべきだと述べた。

その後、4月と7月に開催されたこのテーマに関する第1回と第2回の教育会議には、張又侠も劉振立も出席せず、何偉東が出席し、主導グループのリーダーとして発言した。さらに、4月以降の何偉東の活動に関する公的報道から判断すると、習近平が最も懸念している軍部の洗脳問題、つまり習近平に対する軍の忠誠心の強化に焦点を当てているようだが、これは習近平が最も関心のあるところである。

胡麻すり野郎しか上へ行けない。

https://www.aboluowang.com/2023/0917/1955127.html

何清漣 @HeQinglian 9時間

オバマ大統領の政治指導者であるビル・エアーズは、1960 年代と 1970 年代に米国の左翼運動の中心人物であった有名なマルクス主義者である。彼は後にテロ組織に指定された「ウェザー・アンダーグラウンド」を設立した・・・ もっと見る

引用

ジョン @CrabNJ 18時間

西洋には、女性のスカートの下で犬のふりをするのが好きな人がどれくらいいるのか?その内、何人が延安に行ったことがあるのか?一人は延安に行ったことがあり、後に彼は犬のふりをすることに夢中になったが、このたった一つの現象がなぜ西側共産主義者の古いトリックであるという結論に至ったのだろうか? 因果関係はどのように成り立つのか?

論理力がすごい😂😂😂 twitter.com/heqinglian/sta…

何清漣 @HeQinglian 10時間

上の情報は、4/11の査察後の習主席の演説は政府ウェブサイトで閲覧できる。

李尚福が軍備開発大臣だったとき、李の履歴を見に行ってみて。

「軍の調達審査の専門家が検査と浄化を実施、6年間に亘り違反を調査」、2023-07-30、https://sohu.com/a/707549853_100120059

記事の中に調査表があり、頭を働かせれば理解できるので、少し確認してから公開した。 … もっと見る

引用

Citizens003@citizens003 14 時間

返信先:@HeQinglian

何さん、この情報はどこから来たのか? 国防部のウェブか、それとも李部長か?

何清漣 @HeQinglian 9時間

昨日、ツイ友の勧めで「The Capture」のシーズン2を見たが、シーズン1はあまり興味が無く、前に見たものの途中で断念した。

最大の感想は、中国(華為、もちろん名前は出ていない)がついにドラマに登場し、英国情報機関と正式に対決するということだが、英国で華為5Gがずっと使われてきた、あるいは使われなかった本当の理由がおそらく分かった気がする。 … もっと見る

何清漣 @HeQinglian 9時間

私は米国の LGBTI+ の価値観がどのように形成され、いつ始まり、何を主張しているのかについて、合計 50,000 ワードを超える非常に完璧な論文を書いたが、発表する場がない。注釈はすべて英国の歴史かつ現実の資料からのものであり、合計で100数条ある。

信頼できる数人のツイ友に送って読んでもらっている。

何清漣 @HeQinglian  14m

中国の李尚福国防相と軍産複合体の粛清の全貌

https://upmedia.mg/news_info.php?Type=2&SerialNo=182467

この記事は完全に中国の公開情報に基づく。 … もっと見る

upmedia.mg

何清漣コラム:中国国防相李尚福と軍産複合体の粛清の全貌 -上報

中国の高官が逮捕されるたびに、必ず誰かが権力闘争について語り、党内にハイレベルの反習同盟を強制的に作り上げようとする。 しかし、李尚福が逮捕されたのは、本当に・・・。

何清漣 @HeQinglian 6時間

サリバン、王毅と会談:米国は台湾海峡の平和と安定の重要性を指摘

https://rfi.my/9wOE.T

王毅は失踪したのではなく、中国が国連総会に出席するのを嫌がっただけであることがわかった。 韓正は儀式に出席するために派遣された。

rfi.fr

サリバン、王毅と会談:米国は台湾海峡の平和と安定の重要性を指摘

9/16から17にかけて、ジェイク・サリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は、マルタで中共中央政治局委員、中共中央外務弁公室長兼外相の王毅と数回会談を行った。WHと中国外交部は、双方が「率直で実質的かつ建設的な」対話を行ったと発表した。

福島氏の記事では、共産主義は独裁政治だから、為政者の思惑で総てが決まる。個人の自由、生命・財産なぞ鴻毛より軽い。三権分立がないため、チエック機能が働かない。賄賂や嘘が横行、もっとひどいのは解放と言って他国を侵略して自分のものにする。悪徳の限りを尽くす体制となることは間違いない。今習がやっていることは正しくそれ、毛が60数年前に発動した大躍進や続く文革で血塗られた混乱した社会を出現させるかもしれない。ゼロコロナ政策で大躍進時の死者と同じ数くらい亡くなっているかもしれない。今後も中国人民には厳しい時代が来るかもしれないが、政権打倒する代わりに、近隣諸国に迷惑をかけることは止めてほしい。

共産独裁は欧米の植民地収奪と同じで、被植民者には考える力を与えず、搾取するだけ。公平な分配なぞ望むべくもない。教育とメデイアのプロパガンダで洗脳し、批判する能力を奪ってしまう。人間は人間でなく、奴隷になってしまうということ。当面は、AIが人間を支配する心配より、共産中国が世界制覇することを恐れた方が良い。

記事

香港にある現代美術館「M+」での展示(2021年のオープン時、写真:AP/アフロ)

  • 中国当局が示した治安管理処罰法の改正案に国内から批判が殺到している。「中華民族精神を傷つける」行為を処罰の対象としているが、そこに服装が加わっているからだ。
  • 「中華民族精神を傷つける」とは何を指すのか基準が明確に示されておらず、個々の警察官レベルで恣意的に運用される可能性がある。
  • こうした条例は文革時代に「階級の敵」を取り締まるために乱用された経緯があり、市民は「恐怖の警察国家時代」が再来するとの懸念を抱いている。

(福島香織:ジャーナリスト)

先日、香港で比較的新しい観光スポットとして話題の現代美術館「M+」を訪れた。「アジア初のグローバル視覚博物館」「アジア最大の現代アート美術館」などと形容されている。

いろいろ面白い仕掛けがあって、アート好きの人ならまる一日いても飽きることはないだろう。ファッションに関する展示も結構あって、中国最初のファッションリーダー宋懷桂の特別展などもあった*1。常設展で驚いたのがヴィヴィアン・タムの毛沢東白黒プリントの衣装の展示*2。自分が持っているのと同じデザインの服が美術館入りしているとは。

*1:宋懷桂:藝術先鋒與時尚教母(M+の公式サイト)
*2:Vivienne Tam Mao Collection—Mao Suit, Spring/Summer 1995(M+の公式サイト)

ヴィヴィアン・タムは1956年、広東省生まれのファッション・デザイナー。3歳のときに香港に移住、香港でデザインを学んだのち、自分の創作した服を数着もって単身、ニューヨークに乗り込んだ。苦労の末、90年にニューヨークで自身のブランド「VIVIAN TAM」を創設。私は、90年代の中国のバイタリティーを象徴するイメージを彼女のデザインに感じて、当初から大好きだった。

ファッションを通じて中国のヴァイタリティーを世界に感じさせているヴィヴィアン・タム(写真:共同通信社)

とりわけお気に入りが、その毛沢東デザインだった。紅衛兵たちがチャイナドレスやシルクの服を「階級の敵」とばかりに破壊した、あの文化大革命を発動した毛沢東をファッションがデザインとして飲み込んだ。なんて、素敵で強烈な諷刺だろう。これが表現の自由だ。90年代、恐ろしい独裁者はパンダと同じく、エキゾチック・チャイナを象徴するデザインに落とし込まれたのだ。

こうした毛沢東デザイン服は2002年くらいまでは北京で着ても問題なかった。中国でこの服が着られなくなったのは、2007年に毛沢東の商業利用禁止の通達が出てからだ。

だから、M+でこの毛沢東デザインファッションが展示されているのを見たときに、「ああ、まだ香港では、この服を着てもいいのだ」とほっとした。M+の展示では、中国の現代アート史を理解する上で欠かせない反共的ポリティカルアートは香港版国家安全法に違反するとして、展示を避けられているが、ファッションに関してはまだいくぶんかの自由は許されているようだ。

だが、それも時間の問題かもしれない。香港でVIVIAN TAMの毛沢東デザインは着られなくなるかもしれないと思うような法改正が今中国で進められている。

まくらが長くなった。ここからが本題だ。

日本アニメのコスプレもNGか

中国で2006年に施行された治安管理処罰法が大幅に改正される見通しだ。改正法案が全国人民代表大会(全人代)の公式サイトで公開された上で、9月1日いっぱいパブリックコメントが募集されている*3。「その内容がひどい」と中国人からも批判の声が山のように寄せられていた。だが、中国メディアは、この批判の声を黙殺している。

*3:中華民族の精神損なう行為を禁止、中国の法改正案に懸念相次ぐ(9月7日付、ロイター)

いったいこの改正法案の何が問題視されているのか。

最大の注目点は第34条だ。英雄烈士の侮蔑などを取り締まる条項なのだが、

第二項:公共の場所で中華民族精神を損ねたり、中華民族感情を傷つけるような服装を着用したり、ワッペンなど印を身に着ける、あるいは他人に強制的に着用させたり、身につけさせるような行為

第三項:中華民族精神を損ねたり中華民族感情を傷つけたりするような物品、言論を制作、伝播、宣揚、散布する行為。こうした行為について、最高5000元の罰金、あるいは最高15日間の拘留という処罰を下せる

こうした行為について、最高5000元の罰金、あるいは最高15日間の拘留という処罰を下せる、とある。

ここで多くの人々が疑問に思うのは「『中華民族の精神』『中華民族の感情』を損なう服装とはどんなものなのか」ということだ。それについて具体的な定義がない。

偉大なる人民領袖の毛沢東を、パンダと同じような感覚でデザインにしたワンピースは中華民族の精神や感情を傷つける、と判断されるかもしれない。

ほかに考えられるのは日本の着物・和服や日本アニメのコスプレだ。

艦隊育成ゲーム「艦これ」やアニメ「ゴールデンカムイ」などの影響で、一部中国の若者の間では、旧日本帝国軍服コスプレが流行ったことがあった。SNSにこうした写真が上がるたびに愛国ネットユーザーが「中華民族の感情を傷つけた」と大騒ぎをした。

日本帝国軍は中国共産党の「仇敵」で、その軍服(もどき)を遊びであっても中国人が着用するとはけしからん、というのは分からなくもない。ではSFや戦闘ものアニメキャラのコスプレはどうか。そういうキャラの中には第2次世界大戦の帝国軍人をイメージしたキャラもある。

「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河英雄伝説」のキャラのコスプレなどはダメなのだろうか。銀英伝は中国で実写ドラマ化の話もあると聞くからOKかもしれない。だが、ヤマトはダメとなるのだろうか。その線引きは誰が決めるのか?

唐服も和服と勘違いされたらアウト

多くのネットユーザーたちの頭によぎったのは2022年8月に起きた「蘇州淮海街和服事件」だ。8月10日夕方、日本風情街と呼ばれる日本風レストランなどが集中する淮海街の「夏祭り」イベントに、女性コスプレイヤーが浴衣風の和服を着て写真撮影をしていた。すると淮海街を管轄する派出所警官がやってきた。

派出所警官は和服の女性とカメラマンを叱責。女性らが反論すると、「挑発罪」で派出所まで連行され取り調べを受けた。このとき警官は「もしお前が漢服を着ていたら、私は絶対にこんなことは言わない。しかし、お前は和服を着ている。中国人なのだから和服を着てはいけない」「お前が和服を着ることは民族の仇恨を扇動することだ」などとこの女性を叱責したという。

この女性は派出所で500字の反省文を書くことで家に帰ることを許された。「和服を着て街中を歩くことは危険な行為だと知っていた」と反省文に書いたという。

このとき、一部ネット界隈で「服装の自由」とイデオロギーの問題、そして刑法の「挑発罪」の警察側の濫用について議論も起きた。だが結局のところ「服装の自由はあるが、周囲に与える影響を考えねばならない」というのが正論だというところに落ち着いた。

だが、周囲に与える影響などというものは主観によって大きく変わる。

今年9月6日には、湖北省武漢市郊外の盤龍城国際考古遺跡公園で、女性観光客たちが唐服を着て記念撮影していたら、職員がそれを日本の和服だと思い込んで、追い出す事件があった。和服と漢服と唐服と韓服の違いを言える人がどれほど中国にいるだろうか。その衣装を着用している女性たちも、職員に問い詰められて和服と唐服の違いを説明できなかったらしい。

つまり、取り締まる側が「それは和服だ」と決めれば、それが中華5000年の歴史が誇る伝統衣装であっても「中華民族の感情」が傷つくことになってしまう。なんてフラジャイルな精神であることよ。

独裁国家で異例の批判噴出

この新たな治安管理処罰法の特徴は、従来法より公安警察の権力が大幅に拡大し、処罰自体も厳しくなっていることだ。罰金は、従来500元程度だったのが1000元から最高5000元までに上がり、拘留日数も10日以下だったものが15日以下に延長されている。

14歳から16歳未満の未成年に対しても「1年に2回以上の違反」で、行政拘留処罰を執行できるように改正されそうだ。第59条では「侮辱、侮蔑、威嚇、取り囲み、バリケードなど警官の法に基づく職務を妨害する場合は重処罰」という規定が増えた。

警察の法執行のプロセスも単純化された。「緊急の状況では、警察は現場で強制召喚、差し押さえを実施し、手続きは後回しでいい」としている。第106条、第120条では警官単独で法執行できることを認めている。

法執行の承認は、従来法では県レベル以上の政府公安機関の捜査証明文書の発行を必要としていたものが、改正法案では単に「公安当局責任者の批准」というあいまいな表現に変わり、一派出所長や隊長、あるいは現場に駆け付けた担当警官の判断で法執行をやってもいい、と読むことができそうなのだ。

さらに怖いのが第100条の生物識別情報の収集に関する規定だ。公安当局者は必要とあればDNA情報や顔や身体、声紋、指紋、血液、尿などの生物識別情報を自由に収集できる。これは公安権力を一気に拡大した格好だ。生物識別情報は「個人情報保護法」で守られるべき「センシティブな情報」だ。中国には違法な臓器売買、臓器移植犯罪が存在する。個人生体情報の漏えいはその人の命にもかかわる。

「中華民族一人ひとりに生活がある。なにがその精神や感情を損なうのかその判断は一人ひとり違う」

「憲法35条では、公民は言論、出版、集会、結社、旅行、デモの自由が認められている。いわゆる中華民族精神がどのようなものか、どのような言論がそれを傷付けるのか、その議論も言論の自由の範疇だ。現場の警官部隊が勝手に決めるべきことではない」

「法律を作るなら、最悪の想像をするべきだ。(反愛国を取り締まるという)立法の発想自体はよくても、執行者が立法者の意図どおりに法執行するかわからない。法律の条文に抽象的概念がでれば、法執行者の自由裁量がそれだけ増え、権力の乱用をもたらすだろう」

パブコメにはこんな批判が相次いだ。パブコメはあっという間に10万件以上あつまり、その多くが懸念や批判を表明するものだった。独裁になれている中国人民がこれだけ反応したことはやはり驚きだ。

思い起こされる悪夢の文革時代

英雄烈士保護法、国家安全法など習近平政権になって反体制派や愛国愛党イデオロギーに不服従な公民を取り締まる法がいくつも整備された。だが、治安管理処罰法改正に服装についての条項が入ることにここまで反響が大きかった理由について、SNSで人気の反体制派の華人評論家、蔡慎坤はこう指摘していた。

「1949年以降、中国人はどんな服を着るかというのは、一つの政治問題だった。旗袍も着ることはできず、背広はさらに腐ったもので放棄すべきものだった。文革時には服装は高度に統一された。文革後期から改革開放当初でさえ、ちょっと個性的な着こなしは奇異に見られ、ズボンがちょっと短いだけでも、攻撃された」

毛沢東の文化大革命(写真:Gamma Rapho/アフロ)

文革時代、服装は皆、黒や藍色、カーキ色の人民服。美しい旗袍(満州民族衣装を原型としたチャイナドレス)も仕立てのいいズボンも、着ていたり、持っていたりするのが発覚すると「階級の敵」とされ、紅衛兵たちがハサミで切り裂いたものだったのだ。

治安管理処罰法の前身であった治安管理条例は、まさに文革時代、「階級の敵」をとっちめるために乱用されてきた歴史があった。今回の法改正は、その恐怖の警察国家時代に退行する予感を漂わせている。集会、言論、報道、宗教の自由が失われたら、次に封じられるのはファッション、デザインの自由。私の大好きなデザイナーを育んだ中国のバイタリティーも香港の極彩色も、こうして色あせていく。

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