『「武漢で大学生が大量失踪」は本当にデマなのか 公安局は事件認めず、報じた記者は処罰も、謎は消えず』(10/13日経ビジネスオンライン 北村豊)について

10/13<習邀請江還是胡出席十九大 港媒揭謎底=習近平は江沢民と胡錦濤を19回共産党大会に招待 香港メデイア報道>。「元政治局常務委は大会に招待されるが、江は出席は気まずいし、危険に晒されるので欠席、胡は出席するかもしれない、胡を引き上げた宋平は100歳になるが出席するかもしれない」との記事。

http://chinaexaminer.bayvoice.net/b5/ccpsecrets/2017/10/13/375364.htm%E7%BF%92%E9%82%80%E8%AB%8B%E6%B1%9F%E9%82%84%E6%98%AF%E8%83%A1%E5%87%BA%E5%B8%AD%E5%8D%81%E4%B9%9D%E5%A4%A7-%E6%B8%AF%E5%AA%92%E6%8F%AD%E8%AC%8E%E5%BA%95.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook

北村氏記事の学生の失踪は、記事の通り、騙されて殺され、臓器摘出された可能性があります。公安もグルの可能性もあり、捜査を真剣にやってくれるかも疑わしいです。公安も捜査するとなると賄賂を要求しますので、払えなければ捜査しません。勿論社会を揺るがすような事件は、金がなくても動きますが。

臓器摘出は、法輪功囚人が生きたまま為されたケースが多く報告されています。真偽の程は確かめようがありませんが、カニバリズムで医食同源の思想を持つ中国人であればさもありなんと思われます。下の記事で「中国衛生部は2015年、死刑囚の臓器を移植手術に使用することを禁止したと発表した。最近では、臓器提供者の増加により、移植手術は可能になっていると主張している。」とありますが、何せ中国人は平気で嘘がつけますし、法律があっても賄賂で何とでもなる世界ですから。2003年のSARS事件でも衛生部長が患者数の隠ぺいを図り、更迭されたではないですか。嘘が当り前の世界です。

http://news.livedoor.com/article/detail/12759510/

こちらの記事も真偽の程は分かりませんが<臓器狩りよりも恐ろしい!脳みそを?!>という、猿の脳みそを食べるのではなく、生きた人間の脳みそを食べるという記事です。

http://secret-china.com/%E6%9C%80%E6%96%B0%E8%A8%98%E4%BA%8B/%E8%87%93%E5%99%A8%E7%8B%A9%E3%82%8A%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82%E6%81%90%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%84/

よく中国人と日本人とは「一衣帯水」、「同文同種」と言って、友好を勧める人がいますけれど、こういう記事を読んだら、とても同じ発想をする民族とは思わないでしょう。中朝韓は騙す民族です。「従軍慰安婦」や「南京虐殺」何て嘘に決まっているのに、マスメデイアの影響で未だ信じている人が多いです。我々の父祖の行動と中朝韓人のどちらを信じますかという事です。「南京虐殺」を記憶遺産に登録させたユネスコは存在意義がありません。政治的な動きをしますので、米イに続き日本も脱退した方が良いでしょう。軍艦島の登録の時も外務省の佐藤大使は、韓国の言うが儘になり、日本の名誉を守らなかった訳ですから。こんなところが決める世界遺産なんて有難がる方がどうかしています。

記事

中国の国営通信社“新華通訊社”(略称:新華社)は9月28日付で湖北省“武漢市”から“馮国棟”記者が発信した『「武漢の大学生30数名が神秘的失踪」というデマをばらまいたネットユーザーが拘留される』と題する記事を配信した。当該記事の内容は以下の通り。

“デマ”を報じた記者を10日間の拘留

(1)「よくよく考えるとものすごく恐ろしい! 武漢で30人以上の大学生が神秘的失踪」(以下「武漢で大学生が神秘的失踪」)と題する文章が27日にネット上で広く伝播し、武漢の大学生や地方の父母の間に憶測を引き起こした。記者が28日に“武漢市公安局”から聴取したところでは、この情報は事実でなく、武漢市公安局は28日に法に照らしてデマをバラまいた“王某”に対し行政拘留10日間の罰を科した。

(2)27日に大学生の神秘的消失に関する文章がネット上に掲載されると、社会の注目を集めた。記者は当該文章の中に2011年から2017年9月までに武漢で失踪した大学生と言われる若者の写真数十枚が添付されているのを見た。同文章は除外法を用いて、彼らが“傳銷(マルチ商法)”の罠にはまった<注1>、“綁架(誘拐)”されて殺害された、犯罪を行って拘束された、甚だしきは“外星人(宇宙人)”に誘拐されたなどの可能性を除外した上で、「大学生の神秘的失踪は依然として謎である」と結論付けている。

<注1>中国におけるマルチ商法については、2017年9月16日付の本リポート「大卒青年たちを死に追いやる中国マルチ商法の闇」参照。

(3)28日、記者は武漢市公安局に事実を確認した。武漢市公安局は初歩的調査を経て、文章中に言及されている32人の失踪者の中に武漢市の学生は6人だけで、その中の1人はすでに発見されているし、2人は“春節(旧正月)”休暇後に学校へ戻った届けをまだ提出していないだけだし、残る3人は“長江(揚子江)”周辺で失踪したものであることが判明した。なお、文中にある“林飛陽”はロシアから武漢市へ戻った後に連絡が取れなくなったもので、武漢市公安局はこの件をすでに立件して調査している。

(4)武漢市公安局の調査で、ネット上に文章を書き込んだのは39歳の男で武漢市“黄陂区”に居住する“王某”であることが判明した。王某は武漢市公安局の事情聴取において、林飛陽の父親からの要請とネット検索の結果に基づき、当該文章を書いてネットに掲載したと説明したが、文章中のデータと内容は事実確認を経ていないずさんな代物であることを認めたのだった。28日、武漢市公安局“江漢区分局”は『中華人民共和国治安管理処罰法』第25条第1項中の「デマばらまきにより故意に社会公共秩序をかく乱した」ことに対する処罰規定に基づき、法に照らして王某を行政拘留10日間の罰に処した。

王某は“網站(ウェブサイト)”の取材記者であるらしいが、王姓で武漢市黄陂区に居住すること以外は何も分かっていないので、以下「王記者」と呼ぶ。王記者は2年前に新聞で父親が行方不明の息子を探し続けている記事を見て興味を覚えた。王記者は父親の“林少卿”に連絡を取って知り合い、その後彼の息子探しに協力することで親しくなった。王記者が林少卿から聞いた息子探しの概要は以下の通り。

「息子探し」に奔走する父親

【1】息子の名前は林飛陽、失踪当時20歳、身長185cmで、下顎に傷跡がある。林飛陽は2015年6月に河南省の“安陽理工学院”を卒業したが、電子や電路、電磁場に特に興味を持っていた。林飛陽にはその方面で天賦の才があると考えた林少卿は、彼をロシアのモスクワ大学へ留学させることにした。留学は自費で専攻は物理学だった。2015年8月、林飛陽はモスクワへ旅立ち、モスクワ到着後は大学で勉学に勤しんでいた。モスクワの林飛陽とは家族が頻繁に国際電話で連絡を取っていた。

【2】2015年11月26日、家族が林飛陽に電話を入れたがつながらなかった。2日連続で電話がかからないので奇異に感じた家族は、モスクワに居る親戚に林飛陽を探してもらったが、見つからなかった。その後、林飛陽の通話記録を調べてもらった結果、林飛陽は25日に“中国南方航空”のフライトで武漢の“天河機場(天河空港)”へ向かったことが判明した。天河空港に到着した後の林飛陽の動向は、懸命の調査の結果、ある監視カメラの映像に空港付近のある学校に入った林飛陽が着ていた赤色のダウンコートを黒色の外套に着替えて出て来て、人混みに消えて行くところが映っていた。その後の林飛陽の行方はようとして知れなかった。

【3】林少卿は武漢市公安局に市内の至る所に張り巡らされている監視カメラの映像から林飛陽の行方を捜査するよう依頼したが、市公安局が協力したのは天河空港に設置された監視カメラの映像だけで、それ以外については何らかの犯罪行為があり、林飛陽が負傷したなどの確たる証拠がない限り協力はできないと拒否された。最終的に武漢市公安局が林飛陽の失踪を事件と認定し、立件して調査を始めたのは失踪から1年半後の2017年6月であったから、監視カメラの映像は保存期間を経過してすでに廃棄されていた。

【4】どうして林飛陽は家族に黙って密かに帰国したのか。林少卿はいくら考えてもその理由は分からない。但し、林飛陽が失踪する半月前に、林少卿は最後となった電話で林飛陽と話をしたが、林飛陽から「どうして父さんは俺を留学させたの、一体何をすれば良いの」と言われ、さっぱり訳が分からず、口から出まかせに息子を慰めていたことを覚えている。林飛陽は林家の長男で、下に中学生の妹が1人いる。跡取り息子が失踪したことは林少卿には大きな打撃だった。彼は広東省“深圳市”で営んでいた商売を投げ捨て、妻に娘を任せ、1人で息子探しに専念することとした。自家用車を宣伝カーに改造し、上部に「“尋找林飛陽(林飛陽を探しています)”」と書いた公告板を掲げ、拡声器を取り付けて呼びかけができるようにした。

【5】こうして林少卿は1人宣伝カーに乗り、湖北省武漢市から湖南省、広東省、さらには江西省、実家のある河南省と息子探しの旅を続けた。林少卿は通過する地区毎に尋ね人のビラを張り、拡声器で人々に協力を呼びかけた。400日以上続けた旅の走行距離は4万kmを突破した。また、当初は10万元(約170万円)であった情報提供料は50万元(約850万円)の懸賞金に引き上げられた。こうして全ての財産を投げ打って息子探しに奔走する林少卿に友人たちはもういい加減諦めて、商売を再開して息子が戻るのを待つよう説得しているが、林少卿は全く聞く耳を持たない。なお、林飛陽が失踪した2015年11月26日から王記者の文章がネットに掲載された2017年9月27日までに671日が経過した。

さて、林少卿は息子探しを続ける中で、同じく失踪した子供を探す親たちと知り合い、情報交換を行うようになった。そうして林少卿が集めた失踪者情報は32人を数えたが、その内訳は女性1人を除く31人が男性であり、その大部分が“武漢大学”、“武漢理工大学”、“武漢工程学院”などを主体とする大学生であり、年齢は19~22歳で、身長180cm前後の人が多いのが特徴的だった<注2>。林少卿はネットを通じて情報提供を呼びかけようと考え、自分が取りまとめた失踪者リスト(氏名、年齢、失踪時期、失踪状況および写真)を王記者に提供したのだった。

<注2>31人の男性のうちの1人で2017年2月に失踪した武漢大学生は溺死体で発見された。

「我々中国人の息子がいなくなったら…」

林少卿の期待に応えようと、王記者が失踪者リストを組み込む形で書いたのが「武漢で大学生が神秘的失踪」と題する文章だった。そこには次のように呼びかけるネット画面の写真が添付されていた。すなわち、

日本人の自転車がなくなったら、“你們(あなた方)”は探すことができる。  米国人の馬がいなくなったら、あなた方は探すことができる。  ドイツ人のバッグがなくなったら、あなた方は探すことができる。  ロシア人のパスポートがなくなったら、あなた方は探すことができる。  我々中国人の息子がいなくなったら、あなた方も手伝って探さねばならないだろう。

上記の「“你們(あなた方)”」が警察部門(“公安部”およびその傘下の“公安局”)を指していることは明らかである。「日本人の自転車がなくなった」というのは、2012年2月に自転車で世界一周旅行中に武漢市へ立ち寄った日本人の河原啓一郎が自転車を盗まれ、警察が懸命の捜査を展開した結果、4日目には自転車が本人の元へ戻った事件。「米国人の馬がいなくなった」というのは、2012年3月に北京で米国人経営の休暇村から飼っていた馬が逃げ出し、通報を受けた2人の警官が車の通れない山道を徒歩で20kmも馬を追いかけて、4時間後に馬を連れ戻した事件。ドイツ人のバッグは河南省“洛陽市”、ロシア人のパスポートは浙江省“寧波市”で、それぞれ地元の警察が総力を挙げて捜査した結果、それぞれ本人の元へ戻された事件だった。この報道がなされると、外国人の事件は解決率が高く、自国民の事件は解決率が低いと、警察部門を批判する世論が盛り上がったものだった。

中国には歩行者の性別、年齢まで判別する能力も持つビデオ監視システム“天網”があり、監視カメラが全国に2000万台、武漢市だけで90万台以上設置されているという。この“天網”を活用すれば、失踪者の行方を追跡するための情報が容易に得られると思うが、この種のハイテク設備は失踪者の捜索には使われることはない。だからこそ、“天網”を活用して日本人の自転車の行方を突き止めたであろう武漢市公安局を揶揄したのが上記の意味なのである。

ところで、王記者は「武漢で大学生が神秘的失踪」と題する文章の中で、大学生が失踪した理由に、(a)マルチ商法の罠にはまった、(b)誘拐されて殺害された、(c)宇宙人に誘拐された、(d)犯罪を行い拘束された、という4つの説を提起した上で、これら全てを否定し、「彼らが失踪した具体的理由は一体何なのか。それは依然として謎である」と述べて結語としている。

臓器移植の“闇”

王記者は中国のメディア人としての制約から敢えて提起しなかった説が「臓器移植」である。失踪した大学生は19~22歳の若者であり、なおかつ彼らの多くが身長180cm前後であることから、体格が良く、健康な若者の臓器を移植用に使うという理由が考えられて不思議ではない。中国では長年にわたり死刑囚の臓器が移植用に使われて来たことが国際的な批判を浴び、少なくとも表面上は死刑囚の臓器を移植用に使うことは禁止されている。このため、中国国内の医院では移植用臓器が払底し、犯罪集団が暗躍して武漢市の大学生に狙いを付けて、次々と誘拐して臓器を摘出した可能性は否定できない。王記者の文章を読んだネットユーザーの多くが、大学生の失踪から闇の臓器移植を連想したと述べているが、肝心な王記者の文章はすでにネット上から削除されている。

一方、林少卿を始めとする失踪大学生の家族は、互いの交流を深めるべく交流サイト(SNS)の“微信(WeChat)”で48人から成るグループを結成したが、わずか2日で当局から解散を命じられたという。家族たちは王記者が書いた文章の内容は真実であり、新華社が報じた武漢市公安局の初歩的調査結果なるものは欺瞞に満ちていると主張している。どうして武漢市公安局は多数の大学生が失踪していることを認めようとしないのか。現実に失踪大学生の家族が多数存在し、彼らが林少卿を中核とするグループを結成した事実は、武漢市公安局のいかなる弁明もむなしいものにする。

真相の前に立ちはだかる壁は

失踪大学生の1人、“帥宗斌”の父親“帥金付”はメディアの取材に応じて次のように述べている。

(1)失踪した大学生が何人いるのか、その具体的数字は分からないが、王記者は嘘を言っていない。自分が所属した微信グループの中に十数人の失踪大学生の家族がいたことは事実である。息子の帥宗斌は2016年3月17日の午前2時30分に失踪したが、当時22歳の彼は武漢理工大学の4年生で、180cmの体格だった。彼は失踪前に卒業後は大学院へ進学する推薦を受けており、自殺する可能性は皆無だった。

(2)帥金付は息子が失踪する前の通信やチャット記録を閲覧させるよう武漢市公安局に要求したが、事件が立件されない限り、人権侵犯を理由から閲覧させるわけにはいかないと拒否された。武漢市公安局は王記者の文章をデマだと言うが、十数人の失踪大学生の家族がいることは事実であり、デマであるはずがない。武漢市公安局に門前払いをされたので、今年3月頃、失踪大学生の家族が集まって湖北省の“信訪辦公室(陳情受付事務所)”に出向いて2人の“処長(部長)”に陳情を行ったが、今に至るも何の音沙汰もない。

2016年5月に北京市の若き研究者“雷洋”が買春容疑で逮捕され、連行中に暴行を受けて死亡する事件があった。雷洋は全くの無実で買春などしていなかったが、手柄を立てたい私服警官が通りがかりの雷洋を理由なく逮捕したもので、暴行して殺害した後は証拠をでっち上げて、雷洋を買春者に仕立てていた。この事件では“北京市公安局”が雷洋は冤罪であるとの世論をデマと決めつけたが、そのデマを打ち消すために出した証拠がでっち上げだった。あるネットユーザーは、この雷洋事件<注3>を引き合いに出し、公安局のデマ打ち消しは毎度のことながら嘘であると指摘した。

<注3>雷洋事件については、2016年5月20日付6月17日付7月15日付の雷洋事件に関する一連の本リポート参照。

王記者が言うように上述した多数の大学生が失踪している事件は謎である。謎の早期解明が待たれるが、果たして武漢市公安局が重い腰を上げるかどうかは分からない。彼らを動かすには世論の喚起が必要だが、言論統制が厳しい中国では悲しいかな、それは望み薄である。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください