10/4The Gateway Pundit<BREAKING: Donald Trump Says He is Willing to Serve as Speaker – “We’ll Do Whatever’s Best for the Country” (VIDEO)=速報:ドナルド・トランプ氏、下院議長を務める意向を表明 – 「我々は、国のために最善なことは何でもする」(ビデオ)>
下院議長は下院議員でなくともなれるとのこと。
マージョリー・テイラー・グリーン下院議員を含む数人の保守派は、トランプ大統領に再び大統領になることの手助けの一つの方法として、下院議長に就任するよう求めている。
さて、トランプ大統領はこれらの保守派に朗報がある。彼はそれを実行する意欲がある。
ドナルド・トランプ前大統領は本日、NYの裁判所から、次期下院議長就任の可能性について聞かれたことを認めた。
トランプ大統領は、その役割を喜んで引き受けるつもりであると述べ、「国と共和党にとって最善なことは何でもする」との決意を強調した。
バイデンとトランプが同じ部屋で交渉しているところを想像してみてください。聞き耳を立てよう。
https://twitter.com/i/status/1709582973400727790
https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/breaking-donald-trump-says-he-is-willing-serve/
10/4The Gateway Pundit<Japan’s ‘Slim’ Lunar Lander Successfully Entered ‘Lunar Transfer’ Orbit, Will Make First Approach to the Moon Today – Long Mission Expected to Touch Down Weeks From Now=日本の「スリムな」月着陸船が「月転移」軌道への進入に成功、本日月に初接近 – 長期ミッションは数週間後に着陸予定>
是非成功してほしい。
日本は月面着陸クラブへの加盟に一歩近づいた。
日本の月探査計画は今週、月着陸船である月探査用スマート着陸船(SLIM)がいわゆる「月転移軌道」への進入に成功し、最終目的地である地球の衛星(月)へ向かっており、大きなマイルストーンを達成した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SLIM探査機がエンジンの燃焼に成功し、土曜日(30日)に地球の軌道を離脱したと発表した。
スプートニクは次のように報じた。
「『SLIMは2023年10月1日午前2時40分(日本時間)[日本時間土曜日17時40分]に軌道変更に成功した後、月へ向かうために月転移軌道に移行した」と宇宙機関は述べた。
https://twitter.com/i/status/1699614496531095690
ミッションは9/7に種子島宇宙センターから打ち上げられた。当初は8/26に予定されていたが、天候不良のため2度延期された。
「月着陸船は打ち上げ後3~4ヶ月間月の周回軌道を回り、4~6ヶ月後に月面に着陸する予定です。SLIM は 2 台の車両を搭載しています。LEV1 は月表面の写真を撮影する予定で、LEV2 は月の軌道をスキャンする予定の超小型の月探査車です。SLIM自体が天体観測を行うことになります。
モジュールが無事に着陸して任務を完了すると、ミッションのデータはNASAに転送され、米国のアルテミス1号月面ミッションの計画を支援することになる。日本はまた、月にモジュールを着陸させる5番目の国となるだろう。
「スリム」着陸船は、地球の軌道上に残るXRISMと呼ばれる強力なX線望遠鏡とともに打ち上げられた。
これは、3月に新型H3ロケットが失敗して以来、日本の宇宙機関による初の打ち上げとなる。
Space.com は次のように報じた。
「SLIMは土曜日、南大西洋の上空約410マイル(660キロメートル)を飛行中に、主エンジンを39秒間噴射したとJAXA関係者がX(旧Twitter)を通じて述べた。」すべてが計画通りに行けば、探査機は水曜日(10月4日)に月に初遭遇することになるだろう」と彼らは付け加えた。
日本のチームはエンジンを燃焼させた状態でSLIMを月に送り込みましたが、XRISM望遠鏡は地球周回軌道に留まります。
月面軟着陸に成功したのは米国、ソ連、中国、インドだけだ。今、日本はこの非常に高級なクラブへの加盟を目指している。
SLIM の着陸は、月の表側にある小さなクレーター内の目標点からわずか 328 フィート (100 メートル) 以内に着陸することを目指しています。
そのため、この探査機には「ムーンスナイパー」というあだ名が付けられました。
JAXA関係者らは、「これほど正確な着陸が可能であれば、将来のミッションでは、月や地球外の世界にある、挑戦的だが科学的に興味深い場所にアクセスできる可能性がある」と述べた。
10/4The Gateway Pundit<Carnage! Acting Speaker Patrick McHenry Orders Former Majority Leader Steny Hoyer to Vacate His Capitol Hideaway Office=大惨事!パトリック・マクヘンリー議長代理、ステニー・ホイヤー元多数党院内総務に議会議事堂の隠れ事務所から立ち退きを命令>
共和党議員が隠れ事務所を持っているかどうかは確認できませんが、民主党議員だけだとすると特権になる。今まで認めてきたのがおかしい。下にはペロシも追い出されたと。
パトリック・マクヘンリー議長代理は水曜日、マッカーシー氏の退陣後、ステニー・ホイヤー元下院多数党院内総務に対し、議会議事堂の隠れ事務所から立ち退くよう命じた。
パトリック・マクヘンリーは小槌を打ち下ろした後、時間を無駄にすることはなかった。
ステニー・ホイヤー
10/3The Gateway Pundit<BREAKING: Acting Speaker Patrick McHenry Orders Pelosi to Vacate Her Capitol Hideaway Office by Wednesday – PELOSI FREAKS!=速報:パトリック・マクヘンリー議長代理、ペロシに対し、水曜日までに議会議事堂の隠れ事務所から立ち退くよう命令 – ペロシフファン!>
パトリック・マクヘンリー下院議員は議長代理としての最初の行動として、ナンシー・ペロシに対し、議会議事堂の隠れ事務所を水曜日までに明け渡すよう命じた。
マッカーシー氏の失脚後、パトリック・マクヘンリー下院議員(ノースカロライナ州)が議長代理に任命された。
マッカーシー氏は今年初めにマクヘンリー氏を臨時下院議長に選出し、現在は下院議長の全権限を掌握している。
パトリック・マクヘンリー
マクヘンリーはナンシー・ペロシ前議長に議会議事堂の隠れ家オフィスを即時明け渡すよう命じた!
こちらは午後8時頃のオフィスの外からの画像です。
10/4Rasmussen Reports<Mixed Verdict on Speaker McCarthy’s Ouster=マッカーシー下院議長の更迭に対する評決はまちまち>
共和党はトランプ下院議長で纏まるか?
カリフォルニア州共和党議員ケビン・マッカーシー氏が下院議長から追放される前に行われた調査では、複数の有権者が同氏の罷免が大きな変化をもたらすとは考えていなかった。
ラスムッセン・レポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者と思われる人の24%がマッカーシー氏を議長の座から外すのは議会にとって良いことだと答え、26%は議会にとって良くないと考えていることが判明した。しかし、41%は大きな違いはないと答えた。
https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/biden_administration/mixed_verdict_on_speaker_mccarthy_s_ouster?utm_campaign=RR10042023DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email
10/5看中国<印证川普警告正确 北约承认俄乌战争耗尽武器库存(图)=トランプ大統領の警告が正しかったことを証明、NATOはロシア・ウクライナ戦争で武器在庫が枯渇したことを認める(写真)>ロシア・ウクライナ戦争はいまだ休戦と和平交渉の兆しはなく、北大西洋条約機構(NATO)は西側諸国がロシア軍に対抗するウクライナを支援するのに十分な武器弾薬を持っていないと警告した。 今日、NATO が直面する苦境は、2017 年の NATO 首脳会議でのトランプ前米国大統領の警告が正しかったことを裏付けるものでもある。
AP通信、ロイター通信、AFP通信の報道によると、2017年5月25日、ベルギーの首都ブリュッセルでNATO首脳会議が開催された。 当時のトランプ米大統領はNATO加盟国に対し、テロとの戦いに全力を尽くし、軍事費の分担という目標をできるだけ早く達成するよう呼び掛けた。
トランプ大統領は、NATOは将来テロと移民問題に注力する運命にあり、当然ロシアとNATOの東国境からの脅威にも対処しなければならないと述べた。「NATO加盟国は最終的には軍事費の分担金を負担し、経済的義務を果たさなければならない。現在、加盟国28カ国中23カ国が負担すべき分担金を支払っていないが、これは米国の納税者にとって不公平だ。」
トランプ大統領は、NATO加盟国ができるだけ早く国防支出を国内総生産(GDP)比2%まで増額できるよう希望している。 同氏は、過去の過大な国防費滞納のせいで、たとえNATO加盟国が国防費をできるだけ早くGDP比2%まで増額したとしても、各国が軍事装備や設備をアップグレードし、軍を拡大しても、焼け石に水である、と考えている。
CNNは今年5月11日、トランプ前大統領がインタビューで2024年の米大統領選に勝利すればウクライナへの軍事支援は行わないと述べたと報じた。「私たちはあまりにも多くの軍事装備を供与したため、今では武器も弾薬もない。与え過ぎだ」と彼は語った。
『ニューズウィーク』の報道によると、ノースウェスタン大学の政治学教授ウィリアム・リノはメディアとのインタビューで、「トランプは正しい…的確であった。米国を含め、NATO加盟国は武器弾薬の生産に十分な投資をしていない」と語った。
ジョージ・ワシントン大学国際関係副研究教授エルワン・ラガデックは、GDP2%目標を達成したNATO加盟国の数は10カ国に増加し、より多くの国がこの目標達成に向けて懸命に取り組んでいると述べた。
日本は中共の台湾侵攻を考えれば2%では少ない。似非平和主義では平和は守れない。
https://kzg.secretchina.com/news/gb/2023/10/05/1046690.html
10/5阿波羅新聞網<遭乌军袭击后,俄黑海舰队多艘舰艇撤出克里米亚基地=ウクライナ軍の攻撃を受け、ロシア黒海艦隊の多くの艦船がクリミア基地から撤退>10/4のWSJの報道によると、ロシアはロシア占領下のクリミアの主要基地から黒海艦隊の大部分を撤退させており、これはウクライナ軍のミサイルと無人機攻撃がモスクワのクリミア半島支配への挑戦の強力な証拠である。西側当局者や海軍専門家が確認した衛星画像によると、ロシアは、より良い防御を提供するため、攻撃型潜水艦3隻とフリゲート艦2隻を含む強力な船舶艦隊をセヴァストポリ海軍基地からロシアとクリミアの他の港に移動させた。 ロシア国防省はコメントの要請に応じなかった。
クリミアから黒海艦隊を追い出されれば・・・。
https://www.aboluowang.com/2023/1005/1962007.html
10/5阿波羅新聞網<菲律宾出手“南海战局” 试探中共底牌与套路=フィリピン、中共のボトムラインと戦術を試す「南シナ海戦争」を開始>フィリピンは最近「南シナ海問題」にこれほど強硬姿勢をとったことはなく、米国の支援を受け、新冷戦における新たな地政学的競争に加わった。
フィリピンが中共と対峙しているのに、日本の弱腰ぶりは見ていられない。
https://www.aboluowang.com/2023/1005/1962022.html
10/5阿波羅新聞網<中共搞砸了 !野心收割全世界 结果都被老常委玩进去了【阿波罗网报道】=中共はしくじる! 野心は全世界を収めるが、結果は古い常務委員の関与を招いた [アポロネット報道]>中共問題の専門家、何清漣はラジオ・フリー・アジアに分析記事を掲載し、中国の銀行システムが「対外融資に対する国内保証」と呼ばれるツールを発明したと指摘した。 つまり、某氏が上海のA銀行に住宅を抵当に入れると、上海のA銀行は米国のB銀行に保証状を発行し、「某氏がうちの銀行に3000万元相当の家を抵当に入れた。融資限度額は物件の70%で、2100万元が融資可能で、融資と返済は現在の為替レートに基づいて行われる」ことを証明する。そこで、某氏が米国のB銀行から300万米ドルの直接融資を受けた。銀行保証制度に詳しい人なら、これは上海のA銀行がその某氏に信用保証を提供しているのと同じであることがわかる。米国のB銀行の元金と利息が償還期日になっても返済できなければ、上海のA銀行は自行の外貨を使って米ドルを米国のB銀行に送金し、その後、中国の某氏と財産を清算するために訴訟を起こさなければならない。
上海の A 銀行の場合、某氏が期限までにローンを返済できなかった場合、最良の結果は中国にある某氏の高級住宅を没収・清算することだが、某氏がすでに米国で米ドルを受け取って、たとえそれが 70% だけであっても、海外への資産移転は順調に終わっている。30%は資産移転手数料と考えればよい。許家印と銀行との関係から言って、国内保証を申請する際に彼の資産は過大評価されたに違いなく、許家印は米国で破産保護を申請し、上海のA銀行は許家印の国内融資の担保を没収・清算できず、保証金額全額の損失を負担しなければならなくなった。
許家印は長年ゲームしてきて、非常に勇敢になり、恒大の債務はもう返済できないことに気づき、離婚、資産分割、米国での破産保護申請という一連の手続きを開始した。
何清漣は、中共の「国内保証と対外融資」政策により、国際企業が資産を移転できる裏口が開かれ、資本家の許家印は国内大手企業から国際大手企業に昇格したと指摘した。中国の銀行システムは、国際資金送金のための「国内保証と対外融資」ツールの開発に熱心であり、本来の目的は国内企業が海外に出て世界から収穫することを支援することにある。
アポロネットの王篤若首席評論員は、中共の当初の意図は全世界を収めることであったが、その結果、白手袋派が全資産を海外に移転し、つまり最終的には資金は古い指導者のポケットに入れられ、古い常務委員や首長がそれを分けたことを意味するとコメントした。
許家印は死刑になっても、彼の財産の大部分は彼の家族の手に入った。中共を手玉に取った許家印の勝利では。
https://www.aboluowang.com/2023/1005/1961926.html
10/5阿波羅新聞網<新型铁链女?大批残疾女孩被挂上网标价“出售” =新型の鉄鎖女? 多数の障害のある少女がオンラインで売りに出されている>中共当局は長年にわたり人身売買を容認していると非難されており、「鉄鎖女」事件は人身売買業者の気焔を上げるだけだった。最近、障害のある少女たちが「結婚勧誘」の目的で「結納」の金額を明示してネット上に公開され、女性の人身売買に関与している疑いが持たれている。 10/3、オンライン名「才哥(全国見合い)」の快手というインターネット有名人が、多くのWeiboネットユーザーの注目を集めた。ネチズンが送ったスクリーンショットによると、このネット有名人のIPアドレスは雲南省だった。快手アカウントの紹介文には「#即結婚」というタグが付けられており、「全国見合」の紹介や「他人に代わって結婚広告を配信」している。
人権の概念のない国。
https://www.aboluowang.com/2023/1005/1961860.html
10/4阿波羅新聞網<中国人“润”美有解放军成员 专家:动机不单纯—不单纯:解放军成员纷纷走线 要在美制造恐怖?=中国人の米国密航に、人民解放軍のメンバーもいる 専門家「動機は単純ではない―単純ではない:人民解放軍のメンバーは続々密航 米国でテロを引き起こす?>今年米国に入国した中国人不法移民は約1万8000人で、専門家らは、これらの人たちは中国に絶望し、より良い生活を求めていると分析しているが、その中には人民解放軍のメンバーが含まれており、懸念が高まっている。米国の安全を損なう可能性があるからだ。
日本には不法移民はいなくても、テロや騒乱を起こす輩がいる。外国人(特に左翼)には注意しておかないと。
https://www.aboluowang.com/2023/1004/1961848.html
何清漣 @HeQinglian 9時間
共和党は9か月間下院を支配してきたが、やるべき3つのことを何もしていない。
- 新しい選挙法案は可決されなかった。2019 年に民主党が下院の多数派を掌握した後、最初にやったことは、2020 年にすべての不正行為を合法化する人民サービス選挙法を可決したことである。
- J.6の「反抗」(この言葉を借りるしかない)の救済の遅れは、共和党有権者の心を大きく傷つけ、民主党をさらに暴走させた。
- バイデンの弾劾は遅れており、最近になって始まった。
民主党はなぜそのような従順な協力者を追放したのか? マッカーシーが最近バイデンを弾劾することに同意したことに彼らが非常に怒っているからといって、「トランプは米国史上で弾劾された唯一の大統領である」とはもはや言えない。それに、マッカーシーはほとんど役に立たない。議会議員も来年選挙を控えており、政務に気を配る暇はない。
トランプ大統領の在任期間の最初の2年間、政府も両院も共和党の掌中にあったが、共和党の好い手がRINOによってズタズタにされたことを覚えている。
何清漣 @HeQinglian 10時間
たった今見た:
全米放送協会(NBC)によると、現地時間10/3、ペロシ元下院議長は、マクヘンリー下院臨時議長から議会議事堂の執務室を「直ちに」明け渡すよう通告されたと報道した。 … もっと見る
何清漣 @HeQinglian 2時間
1968 年の反ベトナム戦争はパリの五月コミューンを招いたが、それは結果であって原因ではない。
あなたと興味のあるツイ友には、この記事を読むことをお勧めする。
「かつて米国共産主義の都だったNY」
https://cn.nytimes.com/opinion/20171023/new-york-american-communism/
共産党員は労働組合主義の福音を広める主な推進者であり、縫製産業を超えて、運輸労働者など、これまで組織化されていなかった産業や職場にまで広がった。・・・もっと見る
引用
ヤオ・ファン @cfrtopjoy 4時間
返信先:@HeQinglian
米国における白人左翼ができた原因について何先生にお聞きしたいのですが、二つの意見があります: 1. ルソーやサルトルの思想に基づく1960年代の米国の反戦民主運動は、主に極端な個人主義の強調に焦点を当て、家族や社会に対して極めて無責任な態度をとっていた。2. 米国のメディア、映画、テレビ、イデオロギー界はユダヤ人によって支配されており、彼らの資本は民主党を支配してソロスのように大きな発言力を獲得している。
FTの記事では、共産主義者はソ連=ロシアの図式でロ・ウ戦争を捉え、西側資本主義国に支援されているウクライナを悪者のように見ている。共産主義の害悪は今の中共、北朝鮮を見ても、充分すぎるくらいわかる話で、イデオロギーに脳を犯された目には邪悪さが目に入らないらしい。
ショインカ氏が言っているように、ウクライナは主権国家で、その領土を侵すことは明白な国際法違反に当たる。昔の恩義は感じたとしても、今の不正義に目を瞑ることはできない。不正義が戦争であれば、なおのこと。人命尊重は究極の人権尊重では。
記事
(英フィナンシャル・タイムズ紙 2023年9月29日付)
ナイジェリアの偉大な文人、ウォーレ・ショインカ氏(2021年10月28日撮影、写真:AP/アフロ)
時折、道徳的な悟りは稲妻のように訪れる。
今年8月、南アフリカでそのような落雷があった。
ナイジェリアの偉大な文人でノーベル文学賞受賞者のウォーレ・ショインカ氏(89)がステレンボッシュ大学の学生たちからウクライナ戦争についての見解を問われた時のことだ。
中立の立場は建前だけ
公式見解としては、南アフリカはこの戦争について中立の立場を保とうとしてきた。
だが、多くの若手を含む与党・アフリカ民族会議(ANC)の一部メンバーは公然とロシアの味方をした。
昨年、ANC青年同盟が送り込んだ使節団は、ウクライナ東部、南部4州でのインチキ住民投票は「美しく素晴らしいプロセス」だったと宣言した。
これは党内の年配政治家がわざわざ正す必要もないと判断したナンセンスだった。
1990年から南アフリカ労働組合会議(COSATU)とともにANCと3者同盟を組んでいる南アフリカ共産党は決まって、ロシアによるウクライナ侵攻を「NATO(北大西洋条約機構)が誘発した戦争」と呼ぶ。
今年2月にはロシアの侵略行為を記念するかのごとく、南アは自国沖合でロシア、中国両国との海軍合同演習を実施した。
また、急進左派の「経済的解放の闘士(EFF)」の党首で、ANCに連立パートナーが必要になった場合には未来の南ア副大統領になる可能性があるジュリアス・マレマ氏は、アンチ西側の姿勢をロシアへの忠誠と同一視している。
同氏は今年、ある集会で「我々はプーチンであり、プーチンは我々だ」と語った。
不正義と戦ってきた文人の道徳心
ショインカ氏はそうした浅はかな考え方を痛烈に批判した。
「今日のロシアはアフリカの解放の味方についたロシアではない」と同氏は言った。
「ウクライナは人間が暮らしている主権国家だ。ロシアは侵略者だ。なぜ我々はそうじゃないふりをしているのか。この義務感は一体何なのか」
ショインカ氏はその道徳心を証明してきた。
1960年代終盤には、ビアフラ戦争(ナイジェリア内戦)で仲裁を模索した後、投獄されて2年間独房で過ごした。
刑務所でトイレットペーパーに文章を書き、後に『The Man Died』として出版される獄中記を綴った。
だが、ショインカ氏は死ななかった。生涯にわたり、どこで見つけようとも見つけるや否や、不正義を不正義として糾弾した。
確かに、侵攻直後のパニックに駆られた日々にウクライナから避難した一部のアフリカ人学生は同国で人種差別に遭った。
(アフリカの黒人に対する人種差別はロシアでも決して未知の現象ではない)
また確かに、イラクとリビアに対する悲惨な侵攻をめぐって西側の偽善を批判することができる。
だが、ほかの誰かの愚行に基づいてロシアの侵略を応援することは、道徳の破綻というものだ。
ソ連に郷愁を抱く歴史
南アにおけるソビエト連邦に対する郷愁は本物だ。
世界の大部分が喜んで白人至上主義者とビジネスをしていた時、ロシアは国外に亡命したANCに資金を提供し、訓練に協力した。
ウォルター・シスル氏やクリス・ハニ氏など、ANCの指導部数人は南ア共産党のメンバーだった。
危険を顧みずにアパルトヘイト(人種隔離政策)に反対した白人の多くも共産党員だった。
伝記作家のジョニー・スタインバーグ氏はマンデラ一族に関する新著で、ズールー語を話す清掃員が1961年に、当時逃亡中だった故ネルソン・マンデラ氏がユダヤ系白人男性のウォルフィー・コデシュ氏の部屋に一緒にいるところを見かけたシーンを回想している。
これはスタインバーグ氏があの時代の「最も奇妙なシーン」と呼ぶものだ。
「黒人と白人の男性が2人だけで部屋にいて、2人の関係は明らかに対等だった」。ほとんど必然か、コデシュ氏は共産主義者だった。
もちろん、ソビエト連邦に対する忠誠心には二重思考の離れ業が必要だった。
スターリンのグラーグ(強制収容所)では何百万人もの人が殺され、ソ連はハンガリーの街頭に戦車を送り込んだ。
共産主義の理念がどういうわけか自由と平等を表していたとすれば、それは間違いなくソ連では実践されていなかった。
ロシア非難=西側信奉ではない
それでも、刑務所で拷問を受け、僻地ブランドフォートへ追放されたウィニー・マンデラ氏はモスクワと解放の可能性とを結びつけた多くの人の一人だった。
同氏は護衛のために飼っていたジャーマンシェパードをフルシチョフと名付けていた。
それはもう過去のことだ。
ソ連崩壊から30年以上経った今、南アはロシアにどんな義理もない(いずれにせよ、ウクライナはソ連の一部だった)。
ウラジミール・プーチンの醜悪な体制に敬意を払うANCのメンバーは、危険な思想に手を出している。
モスクワを非難することは盲目的な西側信奉を意味しない。
忠誠心が世界的に変わるなか、南アとしては自国の国益に従って取捨選択するのが正しい行為だ。それは道徳的な信念の放棄を意味しない。
「もし自主性があるとすれば、独立していることへの誇りがあるべきだ」
ショインカ氏はステレンボッシュの学生たちにこう語った。
「私たちは一式の鎖を外し、その後、成熟した人間として自分たちの足に別の鎖をはめることなどできない」
By David Pilling
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