『中国・配車アプリ運用タクシー、性暴力の温床に シェアリング・エコノミーを標榜したサービスの実態』(9/7日経ビジネスオンライン 北村豊)について

9/10阿波羅新聞網<北京掉入比美苏争霸更深陷阱 川普要制止美对中共疯狂援助——斯里兰卡抗议中共“一带一路”=北京は米ソの覇権争い時より深刻に トランプは中共の狂った援助を止めさせようとしている スリランカは中共の一帯一路に抗議>政治評論家の陳破空は「米中関係はレーガン時代に入った」と。意味するところは①ソ連と軍拡競争をして最後にはSDIを持ち出し、ソ連を崩壊させた②日本をプラザ合意で円高にし、日本の経済力がグローバルに及ぶのを防いだ。中共は既にこの二つの陥穽に陥っている。この場面での対決は不可避であると。

9/5スリランカ・コロンボで数万人がラジャパクサ前大統領の指導の下に抗議デモ。(彼が中共と関係していて、賄賂を取ったと思われるのに、シリセーナ政権を打倒するために動いているとしか思えません。民衆は純然たる反中・反売国で動いていると思います)

http://www.aboluowang.com/2018/0910/1171820.html

9/11看中国<王岐山将会晤华尔街高管 半数受邀者缺席(图)=王岐山はウオール街の高層との会議を準備 しかし招待者の半数は欠席 >FTの報道によると、「9/16北京で米中円卓会議を開催予定。半年に1回開催され、今回は周小川前人民銀行総裁とジョン・ソーントン前ゴールドマンサックス・現バリック・ゴールド会長が司会を務める。招待を受けたのはブラックストーン、シテイバンクG、ゴールドマンサックス、JPモルガン・チエース、モルガンスタンリー等。欠席が多いのはトランプ政権を説得するのが難しいから。

「消防隊長」の渾名を持つ王岐山はエマニュエル・シカゴ市長(オバマの腹心)やイーロン・マスクと会ってから2ケ月後に登場。王岐山と雖も米国の方針を変えるのは難しいだろう。

https://www.secretchina.com/news/gb/2018/09/11/870567.html

9/11NHKニュース 6:43<キム委員長の書簡「非常に友好的」米政権も再会談に前向き>北は事大で米中どちらでもつけるように動いていると思われます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180911/k10011623711000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_045

北村氏の記事で、配車アプリの白タクが如何に危険か分かろうと言うものです。利便性と安全性どちらを取りますかと聞かれれば、確率論にも依りますが安全性を取るでしょう。それでも、自動車の運転、飛行機の利用はします。まあ、配車アプリで強姦殺人に遭う確率も低いのかも知れませんが、民度の問題もあります。

日本で配車アプリを使った白タクを認めれば、タクシーの運転手が食い上げになります。タクシー会社に配車手配、相乗りを認めた方が良いのでは。タクシーが足りないというのであれば、新規のタクシー会社を認めれば良いでしょう。知らない人間の運転する車に乗るのは危険としかおもえません。まあ、小生は糖尿対策で歩きますけど。

記事

運転手が利用客を殺害した滴滴出行のアプリ(写真:Imaginechina/アフロ)

2012年6月、“北京小桔科技有限公司”が開発した配車アプリを運用したタクシーの配車サービスを北京市で始めた“滴滴出行”は、当初は北京市内だけに限定していたタクシー予約サービスを順次全国各地へ拡大している。これと並行して、滴滴出行は、配車アプリを通じた“滴滴順風車(相乗り車)”(以下「順風車」)、大中都市における“礼橙専車(中高級商務専用車)”、さらには“滴滴外売(料理の宅配)”なども展開している。ちなみに、“滴滴出租車(滴滴タクシー)は、全国380カ所以上の都市に180万人の運転手を抱えている。

滴滴出行の発展を見越した米国アップル社は、2016年5月に滴滴出行に対して10億ドルの投資を行った。また、同年8月に滴滴出行は米国配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies Inc.)が中国に設立した「Uber中国」を株式交換で傘下に収めると同時に、ウーバーに対し10億ドルを投資し、ウーバーの株主(比率1.47%)となった。滴滴出行は世界進出も視野に入れており、メキシコ、香港、日本、ラテンアメリカに照準を定めている。日本ではソフトバンクと提携し、今秋にも大阪で配車サービスの試験運用を予定している。

さて、滴滴出行が運営している順風車は、“順路(道すがら)”に“併車(相乗り)”する車という意味で、“同路人(同じ所へ行く人)”が1台の車に同乗することで、交通混雑を緩和し、環境保護にも貢献するというシェアリング・エコノミーを標榜するものである。順風車を利用したい人は順風車のアプリ上の地図で自分の場所をクリックすると、その周辺にいる順風車の運転手に指示が行き、その場所で待っていると、順風車が到着して目的地まで運んでくれる。但し、目的地に向かう途上でアプリ上に他の乗客からの利用希望が入れば相乗りとなる。この際、他の乗客の目的地によっては迂回して、先の乗客の目的地到着が遅れることも有り得る。

なお、順風車の運転手として登録するには、4ドアで、価格が8万元(約132万円)以上、車齢が6年以内の乗用車を所有し、1年以上の運転歴を持ち、スマートフォン(以下「スマホ」)を所有していることが基本条件となっている。単純化して言うと、その条件を満たしている人が、自分の氏名、身分証明書番号、運転免許証番号、スマホ番号などを順風車アプリに登録し、自分の顔写真を添付すれば、滴滴出行の審査を経て、誰でも順風車の運転手になれる。この安易さが順風車の運転手による犯罪を誘発する原因となっているのである。

2018年8月24日の13時15分頃、浙江省“温州市”の管轄下にある“楽清市”の“虹橋鎮”に住む19歳の“趙培晨(ちょうばいしん)”は、友人の誕生日を祝うために、自宅前からの配車を依頼した順風車に乗った。趙培晨を見送った母親は、彼女が自宅から100mほど離れた場所で黒色の乗用車に乗り込むのを見届けてから家に戻った。友人の家は温州市に属する“永嘉県”にあるが、虹橋鎮からは60km前後の距離なので1時間位で到着し、趙培晨は友人と落ち合った上で一緒に温州市内へ向かう予定だった。

虹橋鎮は楽清市の中部にあり、中国十大名山の一つで風光明媚な“雁盪山(がんとうさん)”の南麓に位置する。趙培晨は中学卒業まで虹橋鎮で育った。中学を卒業すると、“温州大学”の「5年制幼稚園教諭コース」に進学し、5年の時間をかけて“大専(高等専門学校)”卒業の資格を取った。卒業間近に温州の幼稚園で実習に入り、そこで1年間働いた後に、“杭州市”にある親戚が経営する会社へ移り、事務員として1年間働いた。しかし、趙培晨は彼女を心配する父親に呼び戻されて、1カ月前に親戚の会社を退職して、虹橋鎮へ戻ったばかりだった。

情報開示を拒絶した滴滴出行

趙培晨が乗った順風車は国道104号線を永嘉県へ向かって走っていたが、いつの間にか104号線を外れて脇道に入り、山道を上り始めた。これはおかしいと気づいた趙培晨は、14時10分頃にメッセージングアプリ“微信(WeChat)”を通じてある友人宛に「この運転手は車が1台も通っていない山道を走っている。すごく怖い」と連絡を入れた。それから5分後に趙培晨は別の友人宛に「助けて、急いで助けて」と連絡した。この救助要請の連絡を見た友人が趙培晨に状況確認をしようとした時には、趙培晨のスマートフォンは電源が切れていた。

15時頃、趙培晨の母親は趙培晨のスマホへ電話を入れて、彼女が永嘉県に到着したかを確認しようとしたが、電話はつながらなかった。一方、趙培晨から連絡を受けた友人は、15時42分、16時、16時13分、16時28分、16時30分、16時42分と計7回も滴滴出行へ電話を入れて、事情を説明して趙培晨が乗った順風車の車両番号と運転手の電話番号を教えるように依頼したが、先方は警察から正式な依頼がなければ個人情報は教えられないと情報開示を拒否した。16時頃、趙培晨の家族は当該友人と連絡が取れ、友人から状況を確認した後に地元の公安局へ事件を通報した。ところが、公安局は車両番号がなければ立件できないとして、滴滴出行に連絡して失踪事件として立件した。滴滴出行が素直に情報を提供していれば、すぐにも公安局が動いたのに、滴滴出行の杓子定規な対応により貴重な時間を数時間浪費した。

一方、楽清市には民間人が自発的に組織した“龍之野救援隊”という名の救助隊がある。彼らは17時頃に趙培晨の家族から順風車に乗って永嘉県へ向かった趙培晨が行方不明との連絡を受け、捜索の要請を受けた。32人で構成される龍之野救援隊は速やかに準備を整えて捜索に出発した。彼らに同行したのは、地元派出所の警官および趙培晨の親戚と友人たちで、合計130人程が捜索を行った。日付が変わった8月25日の早朝には雨が降り出した。捜索は雨を突いて朝4時頃まで行われたが、天候悪化と捜索範囲が広すぎることから一時中断することになった。

“楽清市公安局”は、滴滴出行から提供された情報を基に趙培晨を載せた順風車の運転手を特定し、25日午前4時頃に楽清市の“柳市鎮”に住む27歳の“鍾元(しょうげん)”を逮捕した。鍾元を公安局へ連行して取調べを行った結果、鍾元は趙培晨を強姦した後に殺害したことを認め、遺体を遺棄した場所を自供した。この自供に基づき公安局が現場へ急行すると、遺体は“淡渓山区”の樹林の中に隠されていた。公安局に同行した龍之野救援隊隊長の“劉暁光”によれば、「趙培晨の遺体は頭を上に、脚を下にして斜面に横たわり、両脚を縛られていたが、衣服に乱れはなかった。但し、どのように傷ついたか分からないが、左手に傷口があり、あたり一面に血痕が飛び散っていた。また、趙培晨の表情には苦しんだ様子はなく、両眼は閉じていた」という。

遺体発見後、公安局員と救援隊員は趙培晨の遺体を担架に乗せて樹林の中から運び出した。劉暁光は、「趙培晨の遺体を発見したのは、雨が最も激しく降っていた時だった。長年の捜索で、道に迷ったり、転落死した人を見て来たが、このような事件に巻き込まれた遺体は初めてで、心が重く感じられた」と述べた。

事件の全貌が公表されると、インターネット上に重要情報の書き込みがあった。それは次のような内容だった。すなわち、事件発生の2日前に“林”姓の女性が虹橋鎮の“紅杏路”で順風車の配車を依頼したところ、楽清市“翁●鎮”へ向かう順風車が到着した。彼女が車に乗り込みと、運転手は口実を設けて予約を取り消し、本来の道から脇道にそれた。異常を察知した女性は、車のドアを開けて飛び降りると必死で逃げた。運転手は彼女を数百メートル追いかけて来たが、彼女が「まだ追いかけてくるなら、警察に通報する」と叫ぶと、運転手は元来た道を引きかえって行った。彼女は当該順風車のナンバープレートを写真に撮っていたので、微信を通じて滴滴出行宛に状況説明を行うと同時に、ナンバープレートの写真も送付していた。その2日後に発生したのが趙培晨の事件だった。

その後に判明したところでは、この林姓の女性を乗せた順風車の運転手は逮捕された鍾元であった。林姓の女性から情報提供があったにもかかわらず、滴滴出行はこれを放置し、鍾元を野放しにしたことが、趙培晨の殺害につながったことは隠しようのない事実である。中国のネット上には、目元を隠した趙培晨の写真が何枚か掲載されているが、そこに写っているのは映画やテレビに出て来そうな可愛い美人で、楚々とした風情は際立って魅力的である。このような鄙(ひな)には稀な美人が強姦されてから殺害されたと思うと、犯人に憤りを禁じ得ないし、“掌上明珠(最愛の娘)”を失った両親の落胆ぶりが想像できる。

ところで、順風車の運転手による殺人事件は、2018年5月5日にも河南省“鄭州市”で発生していた。殺害されたのは“祥鵬航空”の“空姐(スチュワーデス)”で、21歳の“李明珠”であった。彼女は勤務を終えて鄭州空港から鉄道の鄭州駅へ移動する際に順風車を利用し、順風車の運転手によって強姦された後に殺害されたのだった。この時、滴滴出行は100万元(約1650万円)の懸賞金を出して、犯人の“李振華”(27歳)の手掛かりを追及したが、5月13日に李振華は遺体となって市内の川に浮いているのが発見された。自殺したものと考えられている。

サービス停止後、わずか1週間後に再開

事態を重く見た滴滴出行は、5月12日に順風車の配車サービスを停止し、22時から翌朝6時までは順風車の営業を停止するなどの改善策を策定し、わずか1週間後の5月19日からサービスを再開した。それから98日目の8月24日に順風車の運転手による強姦殺人事件が再発したのである。一般の免許所有者が登録するだけで運転手となれる相乗りサービスの順風車は、配車を行う滴滴出行が運転手の身元保証も含めて乗客の安全を保障するから成り立つのであって、強姦殺人を犯すような性的異常者を野放しにしていたのであれば、順風車を利用する乗客が滴滴出行に求める「信用」と「安全」を喪失するのは当然のことである。

50件の性暴力と滴滴の業務改革

5月19日に滴滴出行がわずか1週間で業務改善を行ったとして順瘋車の営業を再開したことを受けて、広東省の週刊紙「南方週末」は5月24日号で「50件の“性侵犯(性暴力)”事例と滴滴の業務改革」と題する記事を報じた。その概要は以下の通り。

【1】過去4年間にメディアが報じたり、関係部門が処理した滴滴出行の運転手による性暴力やセクハラ事件は少なくとも50件あり、ほぼ毎月起こっている。50件のうち、“故意殺人事件”は2件、強姦事件は19件、強制猥褻事件は9件、行政処罰事件は5件で、まだ立件されていないセクハラ事件が15件であった。犯罪行為を行った運転手は50人で、被害者は53人で全て女性であり、そのうち7人は性暴力を受けた時には酩酊状態にあった。

【2】事件を起こした運転手50人の年齢は、年齢が公開された21人のうちで、最高が40歳、最小は22歳であった。また、53人の被害者の年齢は、年齢が公表された22人のうちで、最高が33歳、最小は16歳だった。50人の運転手のうち、少なくとも3人は人身の安全に危険を及ぼす前科が有ったが、“三証験真(身分証明書、運転免許証、車検証が本物かどうかの検査)”をパスしていた。これら運転手の学歴は、学歴が公表された10人のうちで、中学卒業が3人、高校卒業が7人で、総じて高学歴ではなかった。

【3】2018年5月12日から滴滴出行は史上最大の業務改善を行ったというが、5月19日に順風車の営業を再開してからも“咸猪手(広東語の「痴漢」)”の魔の手は依然として女性乗客に伸びているのが実情である。5月5日にスチュワーデスの李明珠を殺害した劉振華は、以前運転免許を取り消され、新たに免許証を取得してから1年未満だった。これだと運転歴が1年以上という基準を満たさず、順風車の運転手にはなれないはずであったが、劉振華は父親の運転免許証を使って“三証験真”と“人臉識別(顔認識)”をパスしていた。順風車は予約を受けて出発する前に運転手の顔認識を行う決まりだが、本人が顔認識を行った後で、別人と入れ替わることも可能である。順風車の運転手をやっている人物によれば、顔認識が採用されてからは、犯罪のコストは高くなり、順風車の危険性は相対的に減少したという。しかし、性的変質者は少なからずいるので、順風車の犯罪を根絶する方法はないのが実情である。

8月24日に乗客の趙培晨が順風車の運転手である鍾元によって殺害されるという強姦殺人事件が発生したことを受けて、滴滴出行は順風車の営業を停止した。自家用車を所有し、運転免許を持つ庶民を相乗りタクシーの運転手に起用するという発想は、中国のシェアリング・エコノミーを牽引する画期的なものだったが、皮肉なことに、性的変質者に性欲を満たす格好の場を与える結果となったのだった。

なお、8月27日、“楽清市人民検察院”は趙培晨殺害の容疑者である鍾元に対し、強奪罪、強姦罪、故意殺人罪による逮捕を承認した。今後、滴滴出行は順風車の営業を再開するかどうかは分からないが、性犯罪を防止する抜本的な対策が打ち出せないのであれば、順風車は廃止を余儀なくされるだろう。企業が信用を失っては、たとえそれが便利なものであったとしても、ビジネスは成り立たないし、社会がそれを許さないはずだからである。

順風車は中国のシェアリング・エコノミーを牽引する画期的なものだったが……(写真はイメージ、PIXTA)

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