10/10The Gateway Pundit<Unhinged Former CIA Director Michael Hayden Calls for Assassination of GOP Sen. Tommy Tuberville=錯乱した元CIA長官マイケル・ヘイデン、共和党トミー・テューバービル上院議員の暗殺を要求>
CIAも左翼に乗っ取られてきたのが分かる。殆どキチガイレベル。
元CIA長官マイケル・ヘイデン氏は火曜日、共和党のプロライフ推進派上院議員トミー・チューバービル氏の抹殺を呼びかけ、過去最低値を記録した。
ヘイデン氏はこの脅威をTwitter-X に投稿しました。
10/10Rasmussen Reports<2024: Most Trump Voters Say VP Choice Doesn’t Matter=2024年: ほとんどのトランプ支持者は副大統領の選択は重要ではないと言う>
米国の有権者の半数以上は、来年の選挙ではドナルド・トランプ前大統領に投票する可能性が高いと述べており、大半はトランプ氏が副大統領候補に誰を選ぶかはあまり気にしていない。
ラスムッセン・レポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者である可能性の高い人の53%が2024年の大統領選挙でトランプに投票する可能性が高く、その中には前大統領に投票する可能性が非常に高い人の38%が含まれている。43%が来年トランプ氏に投票する可能性は低く、その可能性は全くないとの34%も含まれている。
10/11阿波羅新聞網<华尔街日报:以色列犯了大错—华尔街日报:以色列备战方向错误 让哈玛斯有机可乘=WSJ:イスラエルは大きな間違いを犯した—WSJ:イスラエルは間違った方向で戦争を準備し、ハマスに機会を与えた>イスラエルは7日、パレスチナの武装組織ハマスによる奇襲攻撃を受け、多数の死傷者が出た。専門家は、近年のイスラエルの防衛整備がハイテク分野に重点を置き、伝統的な地上攻撃の防止を怠ってきたからこそ、ハマスがそれを利用したのだと分析している。 イスラエル軍はサイバー能力、情報収集、先進兵器の開発に重点を置き、テロ攻撃作戦の限界と闘うことに重点を置いている。 比較的ローテクな地上攻撃は明らかにイスラエル軍の不意を突いた。
https://www.aboluowang.com/2023/1011/1964434.html
10/11阿波羅新聞網<第三次世界大战要来? 以巴战火3大疑点3大巧合=第三次世界大戦は来るのか? イスラエル・パレスチナ戦争に関する3つの大きな疑問と3つの大きな偶然>パレスチナ自治区を統治するイスラム組織ハマスは7日、イスラエルに対する大規模な攻撃を開始し、イスラエル軍はただちに国家は戦争状態にあると宣言し、外界は長年にわたる地政学上および宗教上の紛争は、大規模な中東戦争、さらには世界戦争など、より深刻なものに発展することを懸念している。飛天大学人文科学系副教授の章天亮は最近、「新唐人テレビ」の番組「キーニュースレビュー」で、イスラエル・パレスチナ戦争に関する3つの大きな疑問と3つの大きな偶然を指摘した。
3つの大きな偶然
章天亮は、「第一の偶然は、現時点でサウジアラビアとイスラエルが国交を樹立しようとしていることである。このように混乱を起こせば、国交樹立は吹き飛んでしまうかもしれない。第二の偶然は、バイデン米国大統領が捕虜交換作戦の準備のために60億ドルのイラン資金の凍結を解除したばかりであり、3番目の偶然は、バイデン政権が攻撃の数時間前に突然パレスチナに7,500万ドルの援助を提供したことである。
3大異常
章天亮は、「最初の大きな異常は、ハマスはイスラエルを倒すことができないことを明らかに知っているのに、なぜ自ら死を求めるような方法で主導的に攻撃したのだろうか。もしイスラエルが本気になってすべてのことを進めたら、カザ回廊は間違いなくイスラエルに完全占領されるだろう。ハマスがこれほど自殺的な方法で攻撃しなければならないのは、非常に異常だと指摘した。
2番目の異常は、ハマスが今回イスラエルを攻撃する際に使用した兵器だ。章天亮は、ハマスはロケット弾だけでなく、無人機も使って戦車を攻撃したと指摘した。ハマスがこれほど多くの兵器をどこから入手したのか知っているだろうか?それらの兵器にはお金がかかる。
3番目の異常は、なぜイスラエル諜報機関が事前に情報を受けなかったのかということだ。イスラエルの諜報機関モサドが世界で最も強力な3大諜報機関のうちの1つであることを知っておく必要がある。
https://www.aboluowang.com/2023/1011/1964429.html
10/11阿波羅新聞網<习家军内斗严重 这二人开始互殴=習家軍内で深刻な内部抗争があり、この二人は戦いを始めた>中共20大後、習近平派以外の政治家はほぼ全員が政策決定の中枢から排除され、習近平は徐々に習家軍と呼ばれるトップレベルの腹心を形成していったが、このグループ内で複雑な権力闘争が勃発した。習家では李強が首相を務め、党務主管で習近平の大執事でもある蔡奇は寵愛を受けている重要な人物である。しかし、両者の関係は緊迫しており、最近では秦剛元外相や李尚福・国防相ら中共幹部の事件が相次ぎ、李強国務院首相までもが汚職スキャンダルにさらされており、習家軍は権力の座を巡って争っていることを示しており、深刻な内部抗争が存在している。
https://www.aboluowang.com/2023/1011/1964422.html
10/10阿波羅新聞網<哈玛斯5千导弹哪来?乌克兰军情局提出警告=ハマスの5000発のミサイルはどこから来たのか? ウクライナ軍事情報局が警告を発した>ウクライナ軍事情報局(HUR)は9日、ハマスが攻撃用ミサイル5000発をどこから入手したのか、外界が疑問を抱いていると警告、ロシアはロシア・ウクライナの戦場で鹵獲した西側兵器をガザ地区に送る計画を立てているが、ウクライナが密かにハマスに武器を販売していると偽りの非難をしながら、中東で激化する紛争の火を煽り、西側諸国のウクライナへの援助を削減させようとしている。
https://www.aboluowang.com/2023/1010/1964222.html
何清漣 @HeQinglian 11時間
「アクサ洪水」作戦への米国介入の可能性
https://chinese.aljazeera.net/middle-east/question-of-palestine/2023/10/10/%E7%BE%8E%E5%9B%BD%E5%B9%B2%E9%A2%84 %E9%98%BF%E5%85%8B%E8%90%A8%E6%B4%AA%E6%B0%B4%E8%A1%8C%E5%8A%A8%E5%8F%AF%E8 %83%BD%E6%80%A7
WSJは昨日、イラン当局者がイスラエル侵攻の準備中にイスラム抵抗運動(ハマス)をないがしろにしたと報じたが、ブリンケン米国務長官はこの主張を否定し、米国当局者は「イランがこの攻撃を指揮したとか、背後にいて攻撃したという証拠はまだ見ていない」と強調した。…
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何清漣 @HeQinglian 11時間
この日をずっと恐れていた。 しかし、過去2年間のバイデンの統治とメディアエリートの倒錯した黒白逆転の反常識行動から判断すると、集団で薬物を吸っている夢幻の状態から彼らを目覚めさせるには大規模な流血事件しかないと私は考えている。
現時点では、これらの人々は十分な教訓を得ていない。
2015 年以前に欧州左派が夢中になっていたノートルダム大通りの劇を見てください。「あなたは銃を持つ、私は花を持つ」が上演されていた。彼らは今でもこの劇を上演しているのか?演技しないとしたら、自分を慰める代替品がある。
引用
天降偉人包由検 @fading_you1 16h
イスラエルの国境管理は非常に厳しく、ほとんどのイスラエル人は軍事訓練を受けたことがあるが、殺されて、その血が川のように流れた。
米国について考えてみると、その門戸は大きく開かれており、どれだけ多くの米国の敵が大手を振ってやって来て、ただで飲食するだけでなく、独自のコミュニティを構築し、米国の機能的な政府部門や軍隊に入り込んでいるのか。…
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何清漣 @HeQinglian 5m
台湾の重要性は時勢によるものであり、イスラエルの重要性は両党の政治的命運に関係している。ユダヤ人は半世紀以上にわたり、米国の金融界、教育界、メディア界で熱心に働いており、長らく米国政治の方向性を決定する重要な勢力となっている。イスラエルに対する態度は、自分の党の存続に関係している。そしてそれを支持しない人は誰もいない。 …
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引用
爱闹你 @iknowu_nn 22時間
返信先:@KELMAND1
そこで問題が出てくる。
イスラエルと台湾、どちらがより重要か? 😉
何清漣 @HeQinglian 11時間
米英メディアは態度表明に忙しいが、この記事は主に私の疑問点を説明している:なぜハマスは今回アクサ洪水作戦を開始するという危険を冒したのか?
「アクサ洪水」はどのようにしてイスラエルの地域的野望を覆したのか?
https://chinese.aljazeera.net/middle-east/question-of-palestine/2023/10/9/%E9%98%BF%E5%85%8B%E8%90%A8%E6%B4%AA %E6%B0%B4%E5%A6%82%E4%BD%95%E9%A2%A0%E8%A6%86%E4%BB%A5%E8%89%B2%E5%88%97%E5 %9C%A8%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%9A%84%E9%87%8E%E5%BF%83…
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近藤氏の記事では、中国の原潜の沈没事故については本ブログでも取り上げました。そこからの新しい情報として、この記事はBRICSで習が雲隠れした理由はこの事故の可能性があると。憶測ですが当たっているかもしれない。秘密主義の中共ですから、真相は藪の中です。
この事件は本当に酸素欠乏で水兵が亡くなっただけなのか?核事故を起こして、海が汚染されている可能性はないのか?日本のメデイアももっと大々的に報じたらよい。ヘタレばかりだから、強きを助け、弱きを挫くことしかできない左翼メデイア人。情けない。
記事
中国の8連休はつつがなく
別々の点と点とが、いつのまにか一本の線となってつながっていく――まるで松本清張の名著『点と線』のような、中国のミステリアスな話をお届けしたい。
まずは、前座の話から。中秋節と国慶節の8連休(9月29日~10月6日)が明けた10月7日、CCTV(中国中央広播電視総台)のベテラン女性キャスター・梁艶が、作り笑いを浮かべながら滔々と述べた。
「この連休の間、中国の交通はフル稼働しました。全国の鉄道は、延べ1億6000万人以上を運び、特に9月29日は延べ2000万人以上も運んで、わが国の鉄道輸送記録を塗り替えました。
自動車も、全国の高速道路の通行量は、延べ4億8700万台に上りました。航空輸送も、この連休中に延べ1710万人の旅客を運んだ模様です。1日平均では、延べ213万7000人です。飛行機としては、計13万4112便もが飛行しました。1日平均で、1万6764便です。
船舶による輸送も、延べ1014万2600人が利用しました。1日平均では、126万7800人です。こうしてわが国の交通産業は、1日当たり前年同期比で20%も伸びたのです……」
このように、鉄道・自動車・船舶と、中国の8連休中は、大きな事故もなく中国の乗り物がフル稼働したことを伝えたのだった。
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真夏の黄海で起きていた破滅的な事故
さて、ここからが本題である。そんな大型連休中の10月3日夜(イギリス時間)、中国の官製メディアがまったく報じない仰天ニュースを、英紙『デイリー・メール』がスッパ抜いたのだ。
タイトルは、「独占:黄海で中国が英米船用に仕掛けていたトラップ(罠)に中国の原子力潜水艦が引っ掛かった後、55人の船員が死亡した模様 黄海で死亡した55人中、22人の士官が含まれていた 中国はこのことを否定し、国際的救助を拒否した見込み」。長文の記事だが、その要旨は以下の通りだ。
〈 イギリスの極秘レポートによれば、潜水艦の酸素システムの故障という破滅的状況によって、55人の中国人船員が命を落とした模様だ。中国人民解放軍海軍の潜水艦「093-417」の船長は、他の21人の士官と共に犠牲となったと見られる。公式には、中国は事故の発生を否定している。また北京は、事故に遭った潜水艦の国際的な救助活動の申し出も拒否した。(中略)
イギリスのレポートは、致命的な任務について記す。諜報機関は、8月21日に黄海で任務を遂行中に船内で事故が起こったと報告している。事故は現地時間の8時12分に起こった。船長の薛永鵬大校(大佐)を含む22人の将校、7人の将校補、9人の下士官、17人の船員からなる55人が死に至った。
われわれの理解では、潜水艦のシステム障害による低酸素症が原因だった。中国海軍がアメリカ軍とその同盟国の潜水艦をトラップするために使うチェーン(鎖)とアンカー(錨)に、潜水艦がぶつかったのだ。それによって潜水艦がシステム障害を起こし、修理と浮上に6時間かかった。破滅的な事故の後、船内の酸素システムは毒されていった…… 〉
このニュースが事実だとしたら、真夏の日本近海の黄海で、とんでもない事故が起きていたことになる。
だが一般に、潜水艦の事故というのは、どの国も極秘にしたがるものだ。公にしたとたん、それまでひっそりと行ってきた軍事行動の一端が、他国にバレてしまうからだ。密かな軍事活動を行いたいから、潜水艦を使用するのである。
最近の潜水艦事故で最も有名なのは、2000年8月にロシアで発生した原子力潜水艦クルスクの事故だろう。
1994年に就役したロシア最新鋭の巡航ミサイル原子力潜水艦クルスクは、アメリカの一個の空母打撃軍全体を破壊する攻撃能力を持っていた。全長154m、最大幅18.2m、基準排水量は1万4700tだ。
2000年8月10日、クルスクはロシア海軍の大規模な演習に参加した。二日後の8月12日午前、魚雷の発射準備中に船内で爆発事故が発生。後の調査で、魚雷の溶接が不完全で、燃料が漏れ出したことが原因と判明した。
クルスクは爆発によって推進力を失い、そのまま水深108mの海底に沈んだ。乗組員118名が閉じ込められたのだ。
クルスクの模型(Wikipediaより)
アメリカなどが救援を申し出たが、その3ヵ月前に就任したばかりのウラジーミル・プーチン大統領は、外国からの救援を一切拒否した。ちなみにプーチン大統領は、大事故が発生しても夏休み中のソチから戻らなかったことで、後に非難された。
結局、乗組員118名は、そのまま潜水艦内で窒息死した。クルスクが引き揚げられたのは、翌2001年のことだった。
人民解放軍海軍「北海艦隊」とは
さて、中国の話に戻ろう。英紙『デイリー・メール』が「事故現場」としたのは、黄海である。そして人民解放軍海軍の中で、黄海を担当しているのは、山東省の青島に司令部を置く北海艦隊だ。
青島駅の南側には、一般人立入禁止の「海軍の街」が広がっている。青島には、中国唯一の海軍博物館もあり、私が訪れた時は、習近平主席の命令で、大改装が行われている最中だった。
中国共産党中央機関紙『人民日報』(2016年10月25日付)の「中国艦隊の海軍三大艦隊最詳細資料」では、北海艦隊についてこう記している。
〈 海戦の経験はないが、装備が最強の大艦隊が北海艦隊である。人民解放軍海軍の三大艦隊(北海・東海・南海)の中で、成立時期が最も遅い。(中略)1960年に旅順基地をソ連から取り返し、海軍直属の青島基地を基礎として成立したのが北海艦隊である。これによって人民解放軍海軍の近海防御が完成した。(中略)
北海艦隊は、首都(北京)の海上の入口を守護している。日本・アメリカ・韓国の海上の脅威を警戒する重責を負っていて、戦略的に非常に重要である…… 〉
また同資料では、北海艦隊が保有する原子力潜水艦について、以下のように記している。
〈 1992年以前は、わが国の原子力潜水艦はすべて、北海艦隊に配備されていた。その後、海軍首脳機関は均衡ある配備を考慮し、何隻かの原子力潜水艦を、東海艦隊と南海艦隊に差し向けた。
それでも北海艦隊は、わが国最強最大の原子力潜水艦隊を編成していて、現役は(下記の)6隻だ。他に「093第二世代新型原子力攻撃潜水艦」が現在、北海艦隊で各種の試験を行っている。まだ就役していないが、将来は北海艦隊に配備されるかもしれない。
「091型(NATOが言うところの「漢級」)原子力攻撃潜水艦」4隻、うち1隻は改良型;401艇(長征1号)、402艇(長征2号)、403艇(長征3号)、404艇(長征4号)。
そのうち403艇は、アメリカ軍のキティホーク空母打撃軍と72時間、接近戦を行った後に離れ、中米海軍の海上対抗事件となった潜水艦だ(2006年10月に、沖縄近海を航行中の米空母キティホークを基幹とする艦隊の後方至近距離で、中国海軍の宋級潜水艦が突如浮上して、アメリカ軍を驚愕させた事件)。中米両国が「海上衝突回避規範」に署名したのは、この事件が引き金になったものだ。
「092型(NATOが言うところの「夏級」)核弾道ミサイル潜水艦」2隻;406甲艇(長征6号甲)、406乙艇(長征6号乙)。
長年にわたって、NATO(北大西洋条約機構)が各種の偵察ルートを通じて発見した中国の弾道ミサイル潜水艦は、号数が406の1艘だけだった。しかし、1艘だけという認定は誤りだ。
406という号数がつく潜水艦は、計3艘ある。それぞれ406甲、406乙、それに406丙だ。人民解放軍がこのようにしたのは、(敵を)惑わせる目的か、それとも他の目的があるのかは不明だ 〉
以上である。今回、英紙『デイリー・メール』がスッパ抜いた原子力潜水艦「093-417」が、上記のどれに当てはまるのかは不明だ。また、上記の解説は7年前のものなので、もしかしたらそれ以降に建造された原子力潜水艦なのかもしれない。
BRICS首脳会議の会合を欠席した理由
ところで、実はこの記事に書かれた「8月21日午前8時12分」と言えば、習近平主席が、南アフリカのヨハネスブルグで開かれるBRICS(新興5ヵ国)首脳会議に出席するため、専用機で北京を飛び立った時間帯だ。
北京からヨハネスブルグまでは、専用機で約17時間半の道のりである。そして両都市の時差が6時間あることを鑑みれば、習近平主席はおそらく、現地時間の21日夜7時半頃に、ヨハネスブルクの空港に到着したはずだ。
だが習近平主席は翌22日、現地でいきなり行方をくらましてしまう。8月23日の米CNNは、「BRICS首脳会議 習近平氏がビジネス会合を欠席、理由は不明」と題した記事を出している。
Gettyimages
〈 中国の習近平国家主席は22日、南アフリカで開かれている新興5ヵ国(BRICS)首脳会議のビジネス会合を予想に反して欠席した。代わりに王文濤商務相が習氏の名前で激烈な声明を読み上げ、米国の覇権を非難した。
習氏は21日にヨハネスブルクに到着。翌日午後のビジネス会合でインド、ブラジル、南アの首脳と同席し、演説を行う予定だった。ところが当日、会場に習氏は姿を見せなかった。中国政府からの公式な発表や説明もなかった。(中略)
BRICS首脳で会合を欠席したのは習氏のみ。ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻をめぐり国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているため対面での参加とはならなかったが、それでもビデオ演説を行った。
ジャーマン・マーシャル・ファンドのインド太平洋プログラムを統括するボニー・グレーザー氏は、「中国の指導者が多国間会議の開催国を訪れながらその開幕イベントを欠席するというのは極めて異例だ。とりわけBRICSのように中国が深く投資している国々の会合では」と述べた。
戦略国際問題研究所(CSIS)で中国関連のプロジェクトに携わるブライアン・ハート氏は「会合を欠席せざるを得ない事情があったように思われる。健康面のことかもしれないし、差し迫った問題が起きて、自ら注意を振り向けなくてはならなくなった可能性もある」と分析。(中略)ビジネス会合に関する中国国営新華社通信の報道は、習氏の欠席に言及しなかった 〉
この間、習主席が原子力潜水艦の事故処理に追われていたとすれば、辻褄が合うではないか。おそらく地球の反対側まで来た習主席は、自国の不慮の事故のことで、気が気でなかったのではないか。
次に、人民解放軍機関紙『解放軍報』に、何かヒントになる記事が出ていないかと思い、8月21日以降のバックナンバーを、日めくりで確認してみた。しかし、さすがに原子力潜水艦の事故そのものに関する記事は、どこにも載っていなかった。
だが、これは日本でも大きな話題を呼んだが、李尚福国防相が、8月29日に北京で開かれた「中国アフリカ平和安全フォーラム」で演説したのを最後に、消えてしまった。時期的に見て、この原子力潜水艦事故の責任問題で、詰め腹を切らされた可能性も否定できない。
ちなみに、同日以降の『解放軍報』で確認しても、分かるのは李国防相が「消えてしまった」ことだけだ。
軍幹部への批判が意味するもの
9月に入ると、8日に習近平主席は、黒竜江省の省都ハルビンの「78集団軍駐屯地」を視察している。そのことは11日付『解放軍報』が、一面トップで伝えている。
だが78集団軍は陸軍であり、記事を読むと、夏の洪水で彼らが献身的役割を担ったことについて、多々記している。ここの部隊が洪水の支援で活躍したことは、8月中旬から日々CCTVなどで伝えられていたので、不自然なところはない。
ただ、習近平主席は本来、9月9日、10日にインドで行われたG20(主要国・地域)サミットに出席するはずだったのを、ドタキャンした。代わって国内の78集団軍駐屯地を視察したのは、大いに不自然だ。もしかしたら、G20のドタキャンと人民解放軍の問題に、関連性があるのかもしれない。
続いて、9月16日付『解放軍報』の2面に、「『軍隊における習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を主題とする教育の学習貫徹』の第1期の総括、及び第2期の設定会議を北京で開催」と題した記事が出ていた。
〈 何衛東中央軍事委員会副主席は指摘した。軍隊の第1期の習近平思想の主題教育は重要な段階的成果を得た。
共産党員の幹部は、「2つの確立」(習近平同志の党中央、全党の核心的地位の確立と、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想の指導的地位の確立)の決定性の意義をさらに深く悟り、「2つの維持」(習近平総書記の党中央と全党の核心的地位の維持と、党中央の権威と集中的な統一指導の維持)と軍事委員会主席の責任制の貫徹をさらに堅固に自覚し、国防と軍隊建設は新たな歩みに踏み出した。
第2期の主題教育の特長を的確に把握し、知識と行動の一致と上下の工夫を真摯に学び悟り、官僚と兵士は共産党の話をしっかり積み重ね、共産党と共に歩んでいく思想政治の根幹としていくのだ 〉
このように人民解放軍に対して、強烈な引き締めを図っていることが分かる。
翌18日付『解放軍報』の2面にも、「幹部の有為な担当行為の奮発を激励する」と題した意味深な記事が出た。
〈 正確な政治業績の観念の樹立と実践を推進し、作為の乱れた問題をうまく解決するのだ。現在、リーダー幹部たちの乱れた作為現象が一定程度存在する。ある者は功を急ぎ利に近づき、喜び勇んでいる。ある者は思つきで決定を下し、「形だけの工程」「政治実績工程」を作り上げている。ある者は乱れた蛮行で規律に基づかず行動し、仕事上の失態をもたらしている…… 〉
普段は美辞麗句ばかりが並んでいる『解放軍報』に、このような人民解放軍幹部への批判が載ることは、極めて異例である。これはもしかしたら、原子力潜水艦事故の責任問題を、婉曲的に指摘しているのかもしれない。
なぜ習主席はザクロ農園を訪れたのか
さらに、9月26日付『解放軍報』は1面で、9月24日の習近平主席の「山東省視察」について報じている。
習主席は20日と21日、2002年から2007年までトップを務めた「古巣」の浙江省を視察した。23日には、浙江省の省都・杭州でアジア大会の開会式が開かれた。開会式に合わせて多くの外国首脳が杭州を訪れたため、習主席は前日の22日から、「アジア大会外交」に追われた。
奇妙なのは開会式の後だ。開会式は23日夜8時から、2時間10分にわたって、杭州のオリンピックスタジアムで行われた。ところが翌24日朝、習主席は真っ直ぐ北京に戻らずに、わざわざ回り道して、山東省に立ち寄ったのである。『解放軍報』が26日付で報じた、その関連記事は以下の通りだ。
〈 9月24日午後、北京へ戻る途中で、習近平は山東省書記の林武和及び省長の周乃翔に付き添われて、棗庄市を視察した。棗庄市はわが国のザクロが集中し、作付面積が最大で、品種も最多。インダストリアル・チェーンが最も整った地域の一つだ。
習近平は嶧城区の冠世ザクロ園のザクロ種質資源庫を訪れ、ザクロの樹を観察した。そして当地のザクロ栽培の歴史と収集・保存・産業発展の状況を理解した。さらにザクロ植物園の中で、現地の人々に、今年のザクロの栽培具合や収穫、収入の状況について問い質した。
現地のザクロ加工ザクロ盆栽の栽培が大いに発展し、農民の収入増をもたらしたことに、習近平はとても喜んだ。習近平は述べた。人日の生活レベルが上がり、良質な特産品市場の需要が伸びれば、ザクロ産業はまだまだ発展する。
ブランド作りをうまくやり、品質を向上させ、インダストリアル・チェーンを延ばすことによって、産業の市場競争力と総合的な利益を増強させ、さらに多くの共同の富をもたらすようにするのだ。地元の人々の生活が、ザクロの実のように赤々と燃え盛ることを願う 〉
CCTVの関連ニュースも見たが、見渡す限りのザクロ農園の中に習近平主席が仁王立ちし、農民代表たちに説教していた。何とも不可解な映像だった。
習主席は、北京への帰路にどうしても新鮮なザクロが食べたかったのだろうか? ちなみに、このザクロ農園から青島の北海艦隊司令部までは、高速道路で約200km。車を飛ばせばわずか1時間半の距離である。
・・・・・
さらに関連記事『「台湾侵攻戦争」中国軍上陸の「Xデー」は…!? 日米の参戦、その意外な結末を、自衛隊元陸将が完全シミュレーションする』では、中国の指導者・習近平はなにをきっかけに侵攻を決断し、どのような準備に着手するのかするのか、詳細に報じています。
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