1/17朝日新聞デジタル『日米にも「ドアは開き続けている」 AIIB総裁が会見』と1/18ZAKZAK 田村秀男『AIIBに参加すれば中国リスクに取り込まれる 韓国には「奉加帳」が回ってきた…』について

中国が如何に経済的に苦境にあるかを表す記事です。韓国も中国の尻馬に乗ったツケが回ってきたという事です。事大主義の国、蝙蝠人間ですから、米中共に信頼されないでしょう。愚かですからそこまで気が付きません。日本は中韓とは『非中韓三原則』を貫いた方が良いです。

金立群は安倍首相の「対話のドアは常に開いている」をもじってAIIBに日米が入ってほしいと訴えましたが、会計処理が不透明な銀行に出資するのは愚かの極みです。中国企業は財務諸表を3通りも作る国です。賄賂も当たり前。

いよいよ人民元の暴落が秒読みになって来たという所でしょう。FRBの利上げがあれば、キャピタルフライトが起きるでしょう。米国の覇権に中国は軍事・経済面で挑戦してきている訳ですから、米国は戦争をしないで相手を潰すことを考えるでしょう。中国の外貨準備高は「昨年末約3・3兆ドルだが、対外負債約4・4兆ドル」と記事にはあります。人民元が暴落すれば対外負債の人民元換算は増えることになります。

朝日記事

Jin Liqun talking about AIIB

就任後初の記者会見に臨む金立群・アジアインフラ投資銀行(AIIB)初代総裁=北京市内

 アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群・初代総裁が17日、北京市内で就任後初めて記者会見した。透明性や開放性、独立性といった点で「最高基準の機関にする」と強調。「中国主導」の色が強くなりすぎることを避け、新銀行に距離を置く日米などにも参加を促す考えだ。  金氏は前日に始まったAIIBの設立総会で総裁に選ばれたばかり。「無駄がなく(lean)、清潔(clean)で、環境に優しい(green)」を掲げ、「実行力を伴う21世紀型の国際開発銀行にする」と語った。官僚的な組織の非効率さなどを指摘される既存の国際機関の欠点を乗り越えることで、存在感を発揮したい考えだ。  AIIBには日米などが参加を見送っている。金氏は「ドアは開き続けている」として、引き続き、参加を歓迎する考えを示した。国籍を問わず専門家をネットで公募し、「その採用責任者も中国籍ではない」と、開かれた機関であることをアピールした。

ZAKZAK記事

日米不参加のままアジアインフラ投資銀行(AIIB)が開業した。日本では昨年前半、朝日新聞や日経新聞などメディアの多くが「バスに乗り遅れるな」とばかりに参加論の大合唱だったが、今では静まり返っている。バスに乗ると中国リスクに取り込まれることが、明らかなのだ。  好例が韓国である。中国市場シェアほしさのあまり、米国の反対を押し切って参加したのだが、中国のバブル崩壊と安値輸出攻勢のあおりで韓国産業が痛んでいるばかりではない。AIIBは当面、15億ドル以上の融資を計画しているが、原資が要る。アジア開発銀行のように、債券を国際市場で発行するのだが、米国の債券格付け機関はジャンク(くず)債並みの信用度しか認めないので、北京のメンツ丸つぶれである。そこで、AIIBは縁故債引き受けを韓国に要請している。  AIIB出資比率ではインド、ロシア、ドイツが韓国を上回るし、欧州最大の国際金融センターを持つ英国もメンバーだ。だが、各国はプロジェクトこそ欲しいものの、返済リスクの大きい融資に応じるのは、割に合わないから、拒否しているのだろう。  AIIB最筆頭株主の中国はどうか。事実、金立群AIIB総裁は以前に、「中国国内で200億~300億ドルを低金利で調達できる」と断言した。ならば、韓国に「奉加帳」を回さなくてもよい。韓国は外貨準備に不安を抱え、日韓通貨スワップ協定の復活を水面下で働き掛けている。  実は中国自体、それどころではない。人民元安とともに巨額の資金流出が加速している。外準は昨年末約3・3兆ドルだが、対外負債約4・4兆ドルを下回り、中国から外資が一斉に引き揚げると底を突く。

残る手段は人民元の活用だが、株式など金融市場はがんじがらめに規制され、公安当局が情報統制するので、中国人ですら元建ての資金や資産に投資したがらない。最後の一手は、習近平指導部による強権の対外発動だ。東南アジア各国などに元建て融資を受け入れさせ、中国企業がインフラを受注する。その結果、起きるのは乱開発と環境破壊だ。アジアは元経済圏に組み込まれ、対中依存が強まり、外交・安全保障上でも立場が弱体化する。

 欠陥だらけのバスは党の強権で何とか始動しても、必ず暴走する。制止に向け日本は米国と結束すべきだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください