8/26The Gateway Pundit<MAJOR UPDATE: Missouri AG Schmitt’s Lawsuit FORCES Zuckerberg to ADMIT the FBI TOLD FACEBOOK TO CENSOR THE BIDEN LAPTOP During the 2020 Election>
FBIは正義の追求ではなく、民主党の手先となって、今もトランプ追及に走っているのが分かる。SNSプラットフォーマーは皆民主党の下働きをさせられる。
Since then, the AG Schmitt’s team has been engaged in a slug-fest with the government and Big Tech to turn over the demanded documents. Neither the government nor Big Tech want to disclose the damning evidence against them and they’ve fought like hell to stop the disclosure.
However: THEY’RE LOSING. FREEDOM IS WINNING.
Yesterday, Joe Rogan interviewed Facebook’s Mark Zuckerberg. During the interview, Zuckerberg casually admitted that Facebook algorithmically censored the Hunter Biden Laptop Story for 7 days following a request from the FBI to censor election “misinformation.”
Zuckerberg’s admission is a turning point in the battle for the preservation of the First Amendment and Free Speech in America. It’s a political and legal earthquake.
NOW, the government’s collusion with Big Tech to censor American’s is decisively NOT CONSPIRACY THEORY, but conspiracy FACT. And we know this because billionaire boy god Zuckerberg admitted it himself.
But why would Zuckerberg admit this? Because he’s being forced to turn over documents in the Missouri v. Biden lawsuit, and the efforts of the Missouri and Louisiana Attorneys General.
He and his pathetic PR team are trying to get ahead of the news cycle on this. But he has failed.
This admission will eventually prove to be the death knell of previously unstoppable Big Tech censorship.
8/26The Gateway Pundit<President Trump Releases One of His Best and Shortest Statements Yet>
下のトランプの声明は公開されたFBIの宣誓供述書の大半が黒塗りだったのを揶揄したもの。
https://www.thegatewaypundit.com/2022/08/president-trump-releases-one-best-shortest-statements-yet/
8/26The Gateway Pundit<TRAILER RELEASED to Hunter Biden Movie — And THEY’RE NOT HOLDING BACK!… Corn Pop, Crack, Hookers, and China Deals All Made the Cut!>
中間選挙前に公開されるのがタイミング的に良い。
https://twitter.com/i/status/1562977621666762753
8/27大紀元<トランプ氏SNS「トゥルース・ソーシャル」ダウンロード数急増 FBI家宅捜索後に>
「米連邦捜査局(FBI)がトランプ前大統領の邸宅「マール・ア・ラーゴ」を家宅捜索したことを受けて、同氏が立ち上げたSNSアプリ「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」のダウンロード数が急激に増加していたことが分かった。
米国メディア「VICE」が報じた。アプリ調査企業「Data AI」によると、FBIによる家宅捜索が行われた後の1週間で、トゥルース・ソーシャルのダウンロード数が前週比5.5倍近くに跳ね上がったという。
FBI家宅捜査の前週のダウンロード数は2万回未満で、毎日平均約2500回ペースだった。いっぽう、家宅捜査後の8 月 8 日 〜15 日までのダウンロード数は10万7500回で、毎日平均約1万3400回と大幅に増加した。Data AIによると、トゥルース・ソーシャルのアプリダウンロード総数は、現在300万回を超えているという。
トランプ氏のフォロワー数も増加している。家宅捜索前日の7日には、フォロワー数は約370 万人であったが、18 日には390万人を超えた。
昨年1月6日、全米から集まったトランプ支持者などが首都ワシントンに集まり、その一部が連邦議事堂の建物内に侵入した事件(1月6日連邦議事堂事件)を受けて、トランプ氏のツイッターやフェイスブック、ユーチューブのアカウントが凍結された。新たな情報発信ツールとして、トランプ氏はトゥルース・ソーシャルを立ち上げ、2月にアップルの米国向け「アップストア(App Store)」でリリースされた。
(翻訳編集・河原昌義)」(以上)
8/27看中国<快讯:搜查宣誓书被公开 一半被涂黑 川普回应(图)=速報:捜査の宣誓供述書が公開されたが、大半が黒く塗りつぶされる。トランプが反応 (図)>8/26正午、米司法省は裁判官の要請により、トランプのマール・ア・ラーゴ捜索に関する宣誓供述書を公表したが、共和党は内容の半分が黒塗りされたことに不満を持っており、トランプも反応した。
フォックス、CNN、他の多くのメディアの報道によると、金曜日の正午に米国司法省が公開した38 ページの宣誓供述書の内、約 20 ページが塗りつぶされていた。
宣誓供述書は FBI 捜査官によって書かれた。その人物の身元は、潜在的な脅威から保護するために公開された文書では隠されているが、宣誓供述書の編集されていない部分に、捜査官の職業的背景に関するいくつかの情報を明らかにしている– バージニア州クアンティコのFBIアカデミーで「防諜およびスパイ捜査」の訓練を受けた。
「政府は、授権していない場所での機密情報の不当な移送・廃棄と保管、および政府記録の違法な移送・廃棄について犯罪捜査を行っている」と捜査官は宣誓供述書に書いた。
FBIは裁判官に対し、機密の国家安全の資料がトランプ邸宅という「授権されていない」場所に不適切に持ち込まれたと「信じるに足る理由」があり、捜索により「妨害の証拠」も見つかる可能性があると語った。信じるに足る理由があるといのは、機密(防衛情報)または記録保持の制限を受ける大統領記録を含む他の文書が現在も(マール・ア・ラーゴ)に保留されている。また妨害の証拠を見つける可能性もある」と宣誓供述書は続けた。
まあ、民主党とFBIの茶番劇でしょう。
https://www.secretchina.com/news/gb/2022/08/27/1015255.html
8/26看中国<库什纳:川普是华府权势的生存威胁(图)=クシュナー:トランプはワシントンの権力に対する実存的な脅威である (写真)>トランプ元大統領の娘婿で元WH上級顧問のジャレッド・クシュナーは、8/25(木)に、彼の新しい本“Breaking History: A White House Memoir”についてのインタビューで、トランプは、民主党と共和党エスタブリッシュメントを含むワシントン権力にとって、生きるか死ぬかの脅威を構成していると述べた。
8/23(火)に出版されたクシュナーの新しい本“Breaking History: A White House Memoir”は、義父のドナルド・トランプから賞賛された.
木曜日(25日)のニュースマックスの「ロブ・シュミット・トゥナイト」で、クシュナーはシュミットにトランプのWHへの彼のユニークな見解を与えた。クシュナーは、トランプ政権は、ワシントンのエスタブリッシュメントの影響力を拒否して初めて、約束を実行することができると主張したため、エスタブリッシュメントにとって、トランプは彼らに対する生死の脅威になったと考えている。
クシュナーは、トランプチームは共通の目標に向かって船を漕ぎ出す人々のグループだと説明し、「(トランプ)政権の驚くべき点は、誰も単独では何も成し遂げられず、共通の目標を設定し、その目標を達成するための計画を一緒に立て、それを達成するために全員が同じ方向に漕ぎ出す。だからあなたは、人物が間違っているか、違った目標を持っている場合、物事は混乱すると気づく」と。
トランプ政権のチームが、頻繁に人が入れ替わったのは、行動するというトランプの妥協のない決意を示している。クシュナーは、トランプの仲間は、民主党やメディア、さらには共和党エスタブリッシュメントの要求に応えずに、自分たちのやり方で物事を進めなければならず、それで彼らは一緒になってトランプを攻撃すると述べた。
「彼(トランプ)はワシントンのルールに従って行動し、彼らの手順に従うことに適応しなかった。彼は彼らの権力にとって実存的な脅威だったが、ワシントンの指導者の多くは軍の将軍ではなかった。トランプと私は、これを従来から右派対左派の対抗と見なしたことはない」
「私はずっとそれを外部の人間の内なる問題への機能的な役割と見なしてきた。彼(トランプ)は本当にこの国の忘れられてきた男性と女性のために戦っている。職業政治屋は基本的に彼ら・彼女らの子供たちを戦場に送り、彼ら・彼女らの仕事を海外、中国やメキシコに送って、ダメな貿易協定を結んだ。トランプはそれを見て、彼は自分の立場を堅持した。私はそれを本当に尊重する」
トランプは、エスタブリッシュメントの原則に逆らわなければならないことを知っている。どんな1つの状況でもすべての人を満足させることはできないからである。トランプがWHを去って数年後も、彼はワシントンのエスタブリッシュメントから攻撃され続けた。
ジョー・バイデン米国大統領は木曜日(8/25)、トランプ前大統領の「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」(MAGA)運動は基本的にファシズムであると信じている。
高濱賛氏の8/23JBプレス<虫のいいクシュナー回顧録、義父トランプをFBIに売った?NYTは「大学入試の論文並みのゾッキ本」と酷評>の中に、トランプの姪のメアリー・トランプはクシュナーがFBIにトランプを売ったと。クシュナーがFBIにトランプを売って、何のメリットがあるのか?メアリー・トランプや高濱氏等左翼はすぐでっち上げる。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71482
https://www.secretchina.com/news/gb/2022/08/26/1015242.html
8/27阿波羅新聞網<震撼!拜登最新讲话戳破习近平…=衝撃!バイデンの最新の演説は習近平を突き刺す・・・>「彼(習近平)はどのようにしたらよいかわかってない」とバイデンは述べた。 「過去の彼の広告看板は何だったか?“中国に投資すれば、巨大な人口市場がある。”’それで、今何が起きているのか? — 彼はこの能力についてまったく確信が持てない。中国は自分たちの将来について非常に不確実である。中国人は自分たちの将来について確信が持てない。」
何を今更。
https://www.aboluowang.com/2022/0827/1794949.html
8/27阿波羅新聞網<深圳,10万人大排长龙=深圳、10万人が長い列に並ぶ>中国のゼロコロナ政策の下で、「緑色コード」を持たない人の移動は制限される。地方政府はまた、突然、市民を黄色または橙色のコードに変え、核酸検査 (PCR) を強制する可能性もある。 24日の微博では、深圳市科興科学園区の10万人のコードが突然「黄色のコード」に変わり、科学園区を出る前に核酸検査をしなければならないと報じられた。台風接近の影響で午後になる前に多くの核酸検査場が閉鎖され、スクリーニング検査場に長蛇の列ができる光景は圧巻である。また、重慶では24日、千万人の市民がオレンジ色のコードに変わり、高温下での人々が列を作って検査を受けるのは、外国メディアを驚かせた。
「深圳市科興科学園区の防疫」のトピックが微博で熱く検索され、あるネチズンは「空が落ちて来ても核酸検査が必要になる」と書いた;もう一人は科学園の長い列に並んで息ができないと;ある人は熱中症で気絶した。
あるネチズンは微博で不満を述べた:「疫病、黄色のコード、台風の日に、多くの同僚が24時間核酸検査結果を持って仕事に来て、入場時のスキャンで黄色のコードを割り当てられたので、入ることができなかった。台風が来る前のうだるような暑さでも核酸検査をやめるわけにはいかない。しなければ生きられない」。
健康コードにより移動の自由が制限され、規定に従って検査を受けなければならないため、検査を待つ大勢の人で賑わう場面もある。ネチズンは、「3日間で3回の核酸検査。核酸検査の締め切りに遅れて黄色のコードが与えられた場合、写真のシーンのようになる。この隊列は春節の旅客よりも密度が高い」と述べた。
こんなに密着すれば、感染するだろうに。
https://www.aboluowang.com/2022/0827/1794898.html
8/26阿波羅新聞網<普丁坑了“好朋友”11.08亿美元 中共高层一声不吭! —中企27架飞机遭俄罗斯没收不还=プーチン大統領は「良き友」から 11 億 8000 万ドルを奪う、中共トップは一言も発さず! – 中国企業の 27 機の航空機はロシアに没収され、返還されない>ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、西側の制裁に対抗して 400 機以上の外国航空機を押収し、中国も影響を受け、中国企業は泣き寝入りで、中共の習近平国家主席は沈黙を守っている。ロシアに没収され、3 億 400 万米ドルの資産を減額させられた中国の海南航空の航空機 10 機に加えて、中国銀行の子会社である中国銀行航空リースも 17 機の航空機を押収されたことが最近報道された。資産は 8 億 400 万ドル減額され、両方で 11 億 8000 万ドル(約 333 億台湾ドル)がロシアに奪われた。
押収してもどうやって使うか?自爆機にするには高すぎる。ロシアと航空路を開く国は多くないでしょうし。メンテ部品も入手できない。
https://www.aboluowang.com/2022/0826/1794649.html
何清漣がリツイート
沈良慶二世 @shenliangqing2 9h
プレッシャーで罪を認めるのはよくあるが、勇敢にも怖れを知らず罪を認めない者はより立派である。私はここで黎智英に大きな賛辞を送る👍🏻#愛香港無罪放免黎智英
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何清漣 @HeQinglian 4h
ドイツの対中外交のジレンマ:デカップリングの掛け声の中で依存度はさらに強まる。
https://rfa.org/mandarin/pinglun/heqinglian/hql-08262022143046.html
ロシア・ウクライナ戦争の開始後、ドイツは中国への経済的依存を政治問題として提起し、その解決に努めた。 IWの調査レポートは、ドイツ経済が2022年前半に中国への依存度を高め、直接投資と貿易赤字の両方が新たな高みに達したことを指摘した。
西側の中国との外交は、常に政経分離で検討してきたものであり、一旦有事になれば、政治的正しさによって精神が引き裂かれる。
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rfa.org
評論 |何清漣:ドイツの対中外交のジレンマ:デカップリングの掛け声の中で依存度はさらに強まる。
ロシア・ウクライナ戦争以降、北京は明確に西側陣営に与することを拒否したため、中国と西側との関係は大きな影響を受けた。ただし、この影響は主に口先だけに限定されており、実際には、以前よりも経済・貿易の往来が頻繁に行われている。
何清漣 @HeQinglian 30m
ウクライナ戦争:中国はますます力を入れてロシアを支持している https://rfi.my/8gsX.T
この記事の最大のポイント:【中ロのイデオロギーの専門家は、「復興」と新興勢力について話し、異口同音だったのは「リベラルメディア」で、あらゆる機会を逃さず「新世界秩序」の確立を求める。】
グレートリセットは、同じ名前と混乱を避けるために、自分たちの新世界秩序とリベラルメディア の名前を変えた方が良い。
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rfi.fr
ウクライナ戦争:中国はますます力を入れてロシアを支持している
ロシアがウクライナに侵攻してから 6か月後、ウクライナはロシア戦車の残骸を数えており、EU はウクライナ人に長期に亘り共にあることを約束している。だが、ロシアの侵略を非難しなかった側には中国がおり、中国外交部によれば、それは・・・。
何清漣 @HeQinglian 45m
見たところ、まだグレートリセットの仲間入りを希望するのか?とにかく、ワクチンパスポートはうまく処理されており、他のどの国よりも優れている:大きな(強力な)政府は現実にあり、社会的統制はモデルである:LGBTQI +のみがダメで、北京と上海には種がある、頑張ろう。
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引用ツイート
VOA中国語 @VOAChinese 4h
バイデン:習近平と中国は将来どのように行くのか確定していない http://dlvr.it/SXJLYm
何清漣 @HeQinglian 3h
ロシア・中国と競争して、米国は北極大使を設置する https://rfi.my/8gw9.T
非常に興味があるのは、駐北極米国大使は星条旗に加えて虹色の旗を翻すのか? 駐華米国大使館は虹色の旗を率先して掲げた。
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rfi.fr
ロシア・中国と競争して、米国は北極大使を設置する
米国は26日、外交を強化するため、北極大使を設置すると表明した。気候変動により船舶が通過できる可能性のある航路ができており、ロシアと中国は今まさに北極圏に進出している。
西村氏の記事では「 11月までには、両軍にとって、大きな戦況の変化が生じているだろう」とあり、ウクライナが優勢に転じるのではと。是非侵略者ロシアを負かしてほしい。
記事
米国がウクライナに供与しているHIMARSは絶大な効果を上げている(写真は沖縄での訓練、2021年10月6日撮影、米海兵隊のサイトより)
1.侵攻から半年間、両軍の戦い方の変化
ロシア軍がウクライナに侵攻して、約6か月が過ぎた。
この間の両軍の戦いを概観すると、侵攻当初は主に戦車・装甲車と対戦車兵器の戦い、これらを支援する砲・戦闘機などによる攻撃が行われた。
その後、次第に戦車・装甲車・戦闘機の損失が大きくなり、これらに代わって対砲兵戦と無人機による攻撃が増してきた。
両軍の近接戦闘(イメージ)
出典:筆者作成
ロシア軍による近接戦闘部隊を支援する火砲と戦闘機(イメージ)
出典:筆者作成
ウクライナ軍による対砲兵戦(イメージ)
出典:筆者作成
つまり、侵攻当初は敵を目視で確認しつつ射撃する最前線での戦い(近接戦闘)、次に、最前線から10キロ以上も離れたところから射撃する砲兵戦の戦い、さらに現段階では、その砲を攻撃する対砲兵戦が増加しているということである。
対砲兵戦には、長射程で精密誘導の砲弾や多連装ロケット、自爆型無人機が多用されている。
対砲兵戦に優れるウクライナが勝ち目を見出しているようだ。とはいえ、その数は少なく、大きな戦果を得るまでは至っていない。
戦闘機や攻撃ヘリコプターは、侵攻当初では活躍が目覚ましかった。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は当時、欧米に「戦闘機が必要だ」と要求していた。
だが、現在、戦闘機などが防空兵器により撃墜されたためか、その出撃は頻繁には行われていない。
2.半年の損耗率から見えるロシア軍の実態
次に、侵攻から6か月間の損耗率を分析し、現在の両軍の戦力の実態(戦える力)や近い将来の戦い方はどうなるのかについて考察する。
具体的には、ロシア軍が保有する戦車など各種装甲車、火砲、多連装ロケット砲、戦闘機等、ヘリコプター、無人機、兵員について、1か月ごとの損耗率を算定して、この結果に基づいて、ロシア軍の実態について考察する。
ロシア軍が保有する戦力の侵攻開始から1か月ごとの損耗率を算定すると、どの時期に大きな損耗を出しているのか、損耗の推移から残存戦力の推移を予測し、今後使える戦力はどの兵器になるのかなどが解明できる。
ロシア軍が保有する兵器の損耗率(各月・トータル)
出典:ウクライナ軍参謀部の報告データを基に筆者が算定
以下、兵器の種類ごとの損耗率を算定し、各戦闘部隊(近接戦闘部隊・砲兵戦部隊・航空戦闘部隊・防空戦部隊・無人機)がどのような状態なのかを考察する。
(1)近接戦闘部隊兵器(戦車・装甲歩兵戦闘車・装甲車)の損耗率と今後の戦闘能力
開始から1か月間の損耗率7~19%が最も大きく、開始から3か月間の累積損耗率も16~38%と比較的大きい。
つまり、3か月間の損失で、大攻勢に出られる能力は失われたとみてよい。
6か月間では、24~50%の損耗率である。装甲車は戦車等の2倍の損耗率であり、装甲車が撃破されやすいことを物語っている。
戦車等や装甲車の損害が大きいのは、ウクライナ軍の対戦車兵器「ジャベリン」や自爆型無人機の「スイッチブレード」が有効であることを証明している。
これからは、小規模の攻撃はまだ可能だが、成果はあまり期待できない。近接戦闘部隊の主力は、壕に入り防御に転移しつつある。
装甲車が50%の損耗率が出ていることから、装甲車は「走る棺桶」と呼ばれるだけあって、各種対戦車兵器に極めて脆弱であることが分かる。
戦車と装甲車が協同して果敢に攻撃に出ることは難しい。
特に、装甲車に乗る兵は精神的に相当なダメージを受けていると思われる。彼らが、果敢に攻勢に出ることはなく、壕に入り身を守る防御を行うだろう。
緊急に募集された志願兵がまともに訓練を受けることなく、前線に出されて、連携した攻撃行動ができるはずがないからだ。
(2)砲兵部隊(火砲・多連装ロケット砲)の損耗率と今後の戦闘能力
侵攻開始後、火砲と多連装ロケット砲の損耗率は、開始後1か月間が11~15%であり、最も大きい。さらに、その後も、高い損耗率で多くの被害を受けている。
火砲の場合は、2か月から6か月までの各月で6~11%の損耗率が継続し、6か月後の損耗率は56%に達していて、他の兵器と比べて損害が最も大きい。
ウクライナ軍には、ロシア軍の砲兵部隊からの射撃で市民が大きな損害を受けていることから、できる限り多くのロシア軍火砲を破壊したい思惑があった。
多連装ロケット砲の場合は、開始2か月から4か月の各月で、6~9%の損耗率であった。その後は、1~2%に減少した。
多連装ロケット砲の射撃を受けると、短時間に大きな損害を出す可能性があったので、ウクライナ軍は、ロシア軍の多連装ロケット砲を最も優先して、破壊したい思惑があった。
しかし、多連装ロケット砲部隊は、ロケット砲の発射が敵から発見されやすいために、射撃したならば、直ちに陣地を変換するという行動をとり、火砲よりも被害を少なくできたのかもしれない。
これらの兵器は、その他の兵器と比較して、最も高い損耗率である。
通常であれば、火砲の射撃は前線から離れているところから射撃するので、通常、戦車や装甲車などよりも比較的損耗が少なくなる。
しかし、この戦争では多くの火砲が損害を受けている。
これは、ウクライナが、米欧から供与された誘導可能弾が発射できる「ハイマース(HIMARS)」や155mm榴弾砲「M777」の射撃で、ロシア軍の火砲や多連装砲を狙って破壊しているからだ。
ウクライナ軍地上軍兵士が、「ロシア軍の砲撃は少なくなったと感じている」と言っていたが、その通りであろう。
しかしながら、現在も、約800門の火砲が残っている。ウクライナ軍を狙って、火砲の射撃は続くだろう。
ロシア軍火砲の損害が、引き続き8~9%の損耗率で推移すれば、1か月に145~165門、2か月で290~330門の損失となる。
ウクライナ軍のHIMARSなどがさらに増加すれば、1か月に200門以上、2か月で400門以上の損失が予想される。
そうなると、ロシア軍が保有する火砲は約400門までに減少する。
現在、ロシア軍の弾薬庫や弾薬集積所が、ウクライナ軍の長射程誘導弾や無人機により爆破されている。
火砲の門数が減少し、弾薬が不足すれば、ロシア地上軍は戦えなくなる。
ウクライナ軍は、旧ソ連軍の兵器から米欧の兵器に逐次換装されている。その数は、徐々にではあるが増加している。
ロシア軍は、グリスアップされた旧式の兵器を倉庫から戦場に運び出している。
火砲や多連装ロケット砲の場合、直接照準射撃と異なり、観測班・射撃諸元を算定する射撃指揮班・実際に射撃を行う戦砲隊が連携しなければならない。
したがって、熟練した射撃技術が必要である。そのため、火砲を倉庫から出してきても、砲兵を訓練しなければ射撃はできない。
火砲部隊が損失を出すと、短期間での補充は不可能である。つまり、ロシア軍の火砲等の損失は、今後、戦えなくなることを意味している。
その時期は、10月末から11月の初めだろうと考える。
(3)戦闘機部隊および防空戦闘部隊の損耗率と今後の戦闘能力
戦闘機・攻撃機は、開始から3か月間で、31%の損耗率であった。その後は、各月に1%の増加であった。
ここから、戦闘機等は、3か月間は地上攻撃への対地支援、重要目標の攻撃を行い、30%の損耗率になってからは、急速に活動が低下して、損耗率も極端に減少したことが分かる。
ヘリコプターは、特に開始の1か月に21%の損耗率であった。ヘリボーン作戦失敗の結果だろう。その後の活動は低調であった。
戦闘機等やヘリを撃墜させる防空ミサイルは、6か月間で12%の損耗率であった。他の兵器に比べて、損耗率は著しく低い。
前線から遠く離れた位置で活動しているからである。
各月には1~4%の損耗率で平均2%だが、6か月目の3%の損耗率は、平均の2%よりもわずかに多くなっている。
自爆型無人機やHIMARSなど遠距離誘導弾の射撃効果がわずかだが出てきている。
戦闘機等の活動は、3~4か月目に著しく低調になっている。一方で、無人機が2か月目以降、多数撃墜されている。
戦闘機の代わりに、自爆用・偵察用の無人機が活発に攻撃に参加しているからだ。
5か月目頃から損耗率がやや少なくなっているのは、運用できる無人機の数が減少していることが原因だろう。
ロシア兵は、イランの無人機の操縦訓練を受けているという情報があるが、ロシアが自国で生産ができなくなっているために、イランの無人機を導入するというのは、事実のようだ。
無人機の損失数の推移(6か月)
出典:ウクライナ軍参謀部の発表データを参考に筆者が作成
3.攻勢に出る戦力がなくなったロシア軍
この6か月のロシア軍の損耗からみれば、戦車・装甲車は攻勢に出られず、戦闘機等は防空兵器から撃墜されることを恐れて、積極的に対地攻撃できない。
今後の戦いは、砲兵同士の戦い(対砲兵戦)が地上戦の主体になるであろう。
現在、ロシア軍の火砲の損害が大きく56%の損耗率に達している。
ウクライナ軍がHIMARSを増やし、ロシア軍の火砲に正確に射撃をすれば、あと2か月もすれば、ロシア軍の火砲も戦えなくなる。
そうなれば、ロシア軍は完全に陣地防御に移行して、どれだけ守り切るかといった戦いをせざるを得なくなる。
ロシア軍は東部では守り切れるだろうが、クリミア半島を含む南部では、今の抵抗線が破られたときには、クリミア半島まで攻め込まれる可能性が高い。
11月までには、両軍にとって、大きな戦況の変化が生じているだろう。
ロシア軍の6か月間の損耗数と損耗率(参考)
出典:ミリタリー・バランス、ウクライナ軍参謀部発表資料をもとに、筆者が作成
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