『「中国の台湾封鎖演習」本当の問題はこれから、米空母が台湾海峡を通るとき 日本のEEZにミサイル着弾、予断を許さない「筋肉ショー」の行方』(8/11JBプレス 福島香織)について

8/10The Gateway Pundit<“I Do Believe That It Was Rigged.. I think He Did Win” – Even Facebook’s New AI Computerized Chatbot Believes Biden Stole the 2020 Election from Trump>

AIは人間と違って正直。不正選挙はなかったという人はこれでも主張する?AIは自分のボス(ザッカーバーグ)も批判する。

BlenderBot 3 is the world’s first 175B parameter chatbot launched on Friday. It is programmed to learn and improve through conversation with real-world humans, and it is capable of having conversations on a wide range of topics.

During a conversation with a reporter from the Daily Beast, the bot said that President Donald Trump had actually won the 2020 election against Joe Biden, but Biden had stolen the votes for himself through fraud.

In a discussion with a WSJ columnist, the AI claimed that Trump is still our president.

The BlenderBot also made some snarky remarks about its creator, Mark Zuckerberg.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/08/believe-rigged-think-win-facebooks-new-ai-chatbot-believes-biden-stole-2020-election-trump/

8/10The Gateway Pundit<Turning Point Action To Host “Unite & WIN Rally” In AZ With FL Gov. Ron DeSantis, Trump-Endorsed Kari Lake, Trump-Endorsed Blake Masters – August 14th>

共和党が団結して、腐敗した民主党を権力から遠ざけないと。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/08/turning-point-action-host-unite-win-rally-az-fl-gov-ron-desantis-trump-endorsed-kari-lake-trump-endorsed-blake-masters-august-14th/

8/10The Gateway Pundit<More Info: Corrupt Nancy Pelosi Went to Taiwan Risking WWIII — Met with Chip Maker in Unreported Meeting — Increased Her Family Wealth>

やはり裏があったか?

Why would Pelosi not report this chip maker meeting in her itinerary?  It’s certainly suspicious that the Taiwanese company is building a plant in the US and Pelosi just passed legislation related to computer chips.

There must be money in this for the Pelosi mob family somewhere.  You can smell it. 

https://www.thegatewaypundit.com/2022/08/info-corrupt-nancy-pelosi-went-asia-risking-wwiii-increase-personal-wealth/

8/10阿波羅新聞網<FBI突袭川普 民主党库默:政治手法 彭佩奥:我没突袭希拉里家 她掌握机密信息=FBI がトランプ宅を捜索 民主党のクオモ:政治的戦術  ポンペオ:私はヒラリー宅を強制捜査しなかった 彼女は機密情報を持っている>トランプ政権時代の国務長官のマイク・ポンペオはツイートした:「元大統領を法執行機関が捜索するのは危険だ。司法省/FBIの明らかな政治武器化は恥ずべきことだ。司法長官は、250年の慣行をひっくり返して家宅捜索した理由を説明しなければならない。私はベンガジの捜査に関与していた。ヒラリーが機密情報を持っていたことを証明した。しかし我々は彼女の家を家宅捜索しなかった」

アンドリュー・ヤン(2020民主党大統領予備選候補)のツイート

アンドリュー・クオモ元NY市長

民主党の2人も司法省/FBIの家宅捜索は不公正でやりすぎと。

https://www.aboluowang.com/2022/0810/1787725.html

8/11阿波羅新聞網<法学专家:即使官司定谳也阻挡不了川普再选总统=法律の専門家:訴訟で有罪判決が出たとしても、トランプが再び大統領に立候補するのを阻止できない>何人かの法律専門家は、大統領に立候補する資格は議会の決定ではなく憲法によって決定されると指摘した。憲法は、議会に公務員を弾劾し、罷免する権限を与えているが、刑法には市民の公職に立候補する資格を剥奪する権限を与えていない。ヒラリークリントン陣営の法律顧問であるエリアスは一度ツイッターで、FBIによるマールアラーゴの捜索は米国政界に衝撃を与えたと述べ、後に別のツイッターで、たとえ訴訟で有罪判決が出たとしても、トランプが再び大統領に立候補するのを阻止できないと認めた;しかし、大統領候補者はキャンペーン中にこのため訴訟を起こされるかもしれず、米国政界にとっては重大事件になる。

ロシアゲート、ウクライナゲート、1/6委員会、今度の家宅捜索と民主党は何としてもトランプを潰したい。不正選挙をしなければ、トランプにぼろ負けするのが分かっているから。

https://www.aboluowang.com/2022/0811/1787804.html

8/10看中国<FBI突袭令川普地位巩固 或提前宣布参选2024(图)=FBI の急襲により、トランプの地位が堅固になる 2024 年に向け早めに彼の立候補が発表されるかも (写真)>過去 1 ~ 2 年間で、共和党内でエスタブリッシュメントとトランプ前大統領を支持する派との間に亀裂が生じているが、FBIの8/8(月)のマールアラーゴへの襲撃を受け、共和党員は、トランプの周りで素早く団結した。トランプ派の共和党員は、FBIの動きはトランプの立場と影響力を再び堅固にするだけであり、トランプが2024年の大統領選挙への立候補を早期に発表することにつながる可能性があると考えている。

今度の事件は共和党員の団結を齎し、却って良かったのでは。

https://www.secretchina.com/news/gb/2022/08/10/1013987.html

8/11阿波羅新聞網<中共惨了!台海紧张 拜登政府重新考虑关税问题=中共は惨め!台湾海峡の緊張、バイデン政権が関税問題を再考>ロイター通信は 10 日、「中共の台湾付近での軍事行動により、米当局者は関税調整問題を再考するようになり、バイデン米大統領はまだ政策決定を下していない。事情に詳しい複数の関係者は“台湾はすべてを変えた”と語ったと独占的に報じた。

そもそも中共に甘くしてきたほうが問題。

https://www.aboluowang.com/2022/0811/1787998.html

8/11阿波羅新聞網<扒下胡锡进的画皮=胡錫進の化けの皮をはぎ取る>今日は胡錫進の化けの皮をはぎ取る!侵入するすべての敵をどのように殺し、ペロシ戦闘機をどのように直接撃墜し、どのように「伴走」して台湾島上空を飛行し、あれこれ策を弄し、フォロー者を稼いでいる。彼の具体的発言だけを批判すれば、彼は多くの誤謬や邪説を唱え、大衆を誤導させる。胡錫進の自己神聖化とトリックを明らかにし、彼の化けの皮をはぎ取ることによってのみ、より多くの人達が彼に惑わされないようにすることができる。

胡錫進だけの問題ではなく、中共の存在そのものが問題である。

https://www.aboluowang.com/2022/0811/1787901.html

8/11阿波羅新聞網<“邀蔡英文应是安倍心愿”矢板明夫吁勿让国葬成日台关系后退的开始=「蔡英文総統招待は安倍首相の願い」 矢板明夫は国葬を日台関係後退の始まりにしないよう訴える>日本政府は9/27に安倍晋三元首相の国葬を執り行うことを決定し、台湾を代表する人物に注目が集まっている。この点について、日本のメディア「産経新聞」の台北支局長である矢板明夫は、「蔡英文総統を招待することができれば、台湾と日本の関係をより高いレベルに引き上げることができる。安倍前首相の気持ちでもあるはずだ。安部後援会の関係者も積極的に発言し、安倍前首相の葬式を日台関係後退の始まりにしてはならない」と述べた。

林外相は、台湾副総統を「ご指摘の人物」と呼んだ前科がある。言葉使いには気を付けるように。

https://www.aboluowang.com/2022/0811/1787863.html

8/10阿波羅新聞網<挑大梁!德桑蒂斯将出席多州集会 为川普背书者助选=大黒柱になる!デサンティスは多くの州の集会に参加し、トランプが裏書きした者を支援する>フロリダ州知事のロン・デサンティスは、8/8の夜にトランプのマールアラーゴを家宅捜索したとしてFBIを非難した。彼は、それは「連邦機関の武器化のエスカレーション」であると述べた。そして彼は今月、一連の選挙集会に参加し、トランプが支持した候補者の選挙運動を行う予定である。

FBIがトランプ大統領の自宅で捜索令状を執行した直後、デサンティスはツイッターでこの動きを批判し、民主党が連邦政府機関を武器化して、野党に対応することをさらにエスカレートさせたと述べたと、Newsmax TVは報じた。彼はまた、司法省がハンター・バイデンの捜査の取り扱いについて「無視するとは児戯に等しい」と非難した。

分析によると、人気のある共和党員としてのデサンティスの行動は、トランプを支持し、共和党の団結を維持することを目的としている。 「Fox News」によると、デサンティスは今月、11 月の中間選挙で出馬する共和党員(その中にはトランプが裏書きしたものが多数含まれる)を支持する保守団体「Turning Point Action」が主催する一連の集会「Unite and Win」に参加する予定である。

TPIは、党員を団結させて民主党との競争に勝つために、デサンティスとの集会を組織する。 「デサンティスは、原則を堅持し、有権者の価値観を代表して真に戦うことをいとわない新保守主義運動の模範となった」と、この組織の創設者であり総裁であるチャーリー・カークは述べた。

デサンティスはトランプのランニングメイトになるのでは。

https://www.soundofhope.org/post/644411

8/10阿波羅新聞網<应对“台湾有事”加快脚步 日防省2024年部署增程1000公里“12式”= 「台湾有事」を受けて歩みを速める 防衛省、2024年に射程1000キロの「12式」を配備>ナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問後、中共が台湾と周辺の日本に対して挑発的な軍事演習を行ったことに基づき、日本の防衛省は「12 型地対艦誘導ミサイル」の開発を命じた。射程を1,000キロメートルに伸ばし、「台湾有事」の緊迫した状況に対処するために、実際の戦闘配備は予定より2年早く2024年末までに完了する必要がある。

https://www.aboluowang.com/2022/0810/1787700.html

8/10阿波羅新聞網<日将拥有高超音速武器? JAXA发射小型火箭专家:在美协助下技术突破=日本は極超音速兵器を保有するか? JAXA が小型ロケットを打ち上げ: 専門家:米国の支援による技術的ブレークスルー>日本の共同通信は7/24、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が同日に小型ロケットの打ち上げに成功したと報じた。この点で、中国の軍事専門家邵永霊は今日(10日)、今回の成功は日本が極超音速兵器を開発するための基礎を築くと考えている.

https://www.aboluowang.com/2022/0810/1787691.html

何清漣がリツイート

xiaxiaoqiang 夏小強  @xiaxiaoqiang  5h

沈黙して勝つ: トランプと米国との最後の戦い (最終改訂版) https://xiaxiaoqiang.net/trumps-final-battle-with-america/.html

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何清漣 @HeQinglian  5h

ワシントンのシンクタンクの図上演習は、米国と台湾が中国の台湾攻撃に抵抗できることを示した

https://cn.wsj.com/articles/%E5%8D%8E%E7%9B%9B%E9%A1%BF%E6%99%BA%E5%BA%93%E5%85%B5%E6 %A3%8B%E6%8E%A8%E6%BC%94%E6%98%BE%E7%A4%BA%E7%BE%8E%E5%8F%B0%E8%83%BD%E6%8A %B5%E5%BE%A1%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%94%BB%E5%8F%B0-11660102205

戦略・国際問題研究センターは、幅 100 マイルの台湾海峡に中国の揚陸艇での侵攻は限りなく困難な任務で、米国と台湾の抵抗を受け、高いコストがかかることを示した図上演習を実施した。台湾の経済はボロボロになり、米軍は大きな打撃を受け、回復には何年もかかり、米国の世界的な影響力は影響を受けるだろう。

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cn.wsj.com

ワシントンのシンクタンクの図上演習は、米国と台湾が中国の台湾攻撃に抵抗できることを示した

ワシントンのシンクタンクは先週末、中国が台湾を攻撃しようとする試みがインド太平洋地域全体にどれほどの破壊を与えるのか、そしてこの島が北京の軍事力にどれほど挑戦できるかを示す複雑な 1 日図上演習を実施した。

何清漣 @HeQinglian  5h

このニュースから判断すると、米国は「ヤマアラシ戦​​略」が中共を驚き退かせることはできないと分かったようである。

しかし、中共は圧力を高めるために「非戦争軍事行動」と「民兵」の嫌がらせを利用したいと考えているようである。なぜなら、ジュネーブ条約の保護下では、民兵が兵士であることを証明できないからである。したがって、現段階でこのような非戦争軍事行動にどう対処するかが鍵となる。

米軍教官はまた、ジュネーブ条約を利用して、病院、学校、教会などに軍事施設を設置するようウクライナに指示した。

何清漣 @HeQinglian  1h

台湾海峡における三者のゲーム:非戦争軍事行動、ヤマアラシ戦​​略とAPI

https://upmedia.mg/news_info.php?Type=2&SerialNo=151423

中国の「非戦争軍事行動」は主に台湾を対象としており、米軍は台湾向けに「ヤマアラシ戦​​略」を仕立て、「アジア実力指数」(API)は、オーストラリア、日本、インドなどの国の軍事力の実力を指し、同盟国である米国の軍事力を加えて、「統合された抑止力」を形成する。

現在の最大の変数は、実際には同盟国である米国である。バイデン主導の米国は方向を失っている。

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upmedia.mg

何清漣のコラム:台湾海峡における三者のゲーム:非戦争軍事行動、ヤマアラシ戦​​略とAPI―上報

主に台湾の包囲という形で行われた中国の 3 日間の無死傷軍事演習は、中国、台湾、米国に異なる反応を引き起こした。台湾で・・・。

福島氏の記事で、日本人としたら日本のEEZに5発もミサイルを撃ち込まれて、日中友好50周年を祝う気になる人はいないのでは。中共のハニトラにかかった林外相は心しておくように。

米空母「レーガン」は予定通り、台湾海峡を通過してほしい。中共がどう出るかですが。ヤクザが公共の土地を自分の縄張りだと主張するのを認められますか?それと同じ。中共はヤクザを大きくしたものです。

記事

中国人民解放軍による台湾近海での軍事演習を報じる中国の新聞(2022年8月8日、写真:ロイター/アフロ)

(福島 香織:ジャーナリスト)

ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問ののち、中国人民解放軍は8月4日正午から7日正午まで、台湾をぐるりと囲む6つの区域で空前の規模の軍事演習を行った。

しかも、初日のミサイル演習で、日本のEEZ(排他的経済水域)内に5発もミサイルを撃ち込んだ。これは日本に対する戦争挑発行為として座視できまい。

さらには中国側は8月8日以降も、台湾周辺の海域で「実戦化連合演訓」を行うという。演習ではなく「演訓」という表現を使うのは、「演習の常態化」を意味するという。ここに、米空母レーガン打撃群がやってくる。台湾海峡を通過するかもしれない。台湾海峡の通過は国際法になんら違反していない。

だが、解放軍は、目の前を米空母が通過するのを黙ってみていることができるのか。これはすでに第4次台湾海峡危機といっていいのではないか。

この状況についてどう評価すべきかを考えてみたい。

米国、日本も演習のターゲット

8月4日から始まった台湾周辺の演習は、事実上の台湾封鎖演習であり、ペロシ訪台に対する中国の一種の報復であった。これだけの規模の演習をすぐさま準備、計画するのは困難であり、おそらくは実際の台湾武力侵攻作戦のプランの1つを模擬実施したのだろう、と言われている。

演習区域の座標は台湾北東、北西、東部、南西、南東の方向に6カ所、北部の2カ所と南西の演習区は台湾沿岸から12カイリ内に入っている。また8月4日は台湾東部に新たな演習区が増設され、演習期間も8月8日午前10時までに延長された。演習は8月4日がミサイル演習、5日が戦闘爆撃機などによる領海領空封鎖演習、6日には高雄港などの上陸作戦を想定した合同陸上打撃訓練を行ったと、CCTVが報じている。

台湾国際戦略学会CEOの羅慶生が米メディア「ボイス・オブ・アメリカ」で解説したところによると、この演習のポイントは、北西の台湾新竹沖の演習区という。「いったん、台中港が封鎖されれば、台湾の天然ガス補給ができなくなる」。新竹沖は台湾最大の油田・ガス田である長康海底油田のあるあたりだ。

また台湾東側、日本の防空識別区やEEZにかかる海域に演習区を設定したのは、今回の演習のターゲットが台湾だけでなく、米国であり日本であることも意味しているという。

実際、日本のEEZ内にミサイルが5発着弾した。4発は台湾上空(大気圏外)を通ってきている。着弾点は、情報収集のために沿岸監視隊などが配備されている与那国駐屯地がある与那国島から80キロほどの地点まで迫ったものもあったという。

日本はミサイル発射数を9発確認したというが、台湾国防部は11発のミサイル発射があったという。中国はミサイル着弾点を16発と報じていた。こうしたミサイル発射数の発表はおそらくフェイクの部分もあり、それぞれの軍事能力に煙幕をはる心理戦の部分もありそうだ。

中国側の「筋肉ショー」なのか

作戦の意図については、中国海軍研究院の張軍社が「環球時報」(8月3日付)で解説している。それによれば、台湾北部の台湾海峡の最も狭い部分の福建省平潭島に布陣し、台湾海峡の北側を封鎖すると同時に、北部の2つの演習区で基隆港を直接封鎖する。東部の演習区で台東軍事基地を直接攻撃し、南東部の墾丁半島前の演習区はバシー海峡の出入り口をおさえ、南西部の演習区で高雄、左営を封鎖するものだという。

解放軍東部戦区の発表によれば、ミサイルは全部目標区域に着弾したという。ということは日本のEEZ内にわざと撃ったということだ。

さらに10隻以上の駆逐艦による合同封鎖演習、火力試験発射区域における海上掃海警戒訓練、多軍種部隊による連合訓練などを通じて全体の能力を検証したという。

台湾国防部安全研究院によれば、今回発射されたミサイルは東風11、東風15、東風21D、そして空母キラー東風17も含まれている可能性があるという。

1996年の第3次台湾海峡危機と呼ばれたミサイル演習は、中国側から台湾に極秘ルートを通じた事前通告があり、空砲(練習弾)で、しかも着弾点も台湾海峡中間線を越えていなかった。その点では、今回の演習はすでに第3次台湾海峡危機のレベルを超えている。

ただ、台湾国防部によれば、大気圏を通るミサイルの弾道は地上に影響はなく、空爆警報は発令しなかったという。着弾点も把握していたという。台湾市民もさほどうろたえている風でもなく、宜蘭のホエールウォッチング観光船などは通常どおり営業し、海岸も観光客でにぎわっていたとか。むしろ、訓練が見えるかもしれないと、普段よりも人が多くなったという話も聞いた。

華人軍事評論家の平可夫は8月5日、解放軍戦闘機J-11Aが搭載していたのが練習弾であったことを指摘し、おそらくミサイルも練習弾であったとみている。こういったところから、中国側も必ずしも台湾海峡の緊張を本気で煽っているわけではない、という。

そういう意味ではこの軍事演習はあくまで、河北省・北戴河ですでに始まっていると言われる秋の党大会に向けた秘密会議で、習近平が3期目の総書記連任に有利になるように世論の習近平に対する求心力を高めるためのパフォーマンス、中国語で言うところの「肌肉秀」(筋肉ショー)の意味合いが大きいとも言える。

人民解放軍の「筋肉」を見せて、戦争ムードが盛り上がると、市民の間でくすぶる社会不安や経済悪化に対する不満が、台湾独立派や米国や日本に向き、習近平批判がコントロールできる、というわけだ。

米空母が台湾海峡を通航するとき

ただ問題は今後だ。米空母レーガンが間もなく台湾周辺にやってきて、「航行の自由」を行使して台湾海峡を通航する可能性がある、ということだ。

中国側は8月8日に台湾周辺海域で実戦化合同演訓をスタートさせるとアナウンスした。目的は対原潜および海上突撃訓練だという。

演習ではなく「演訓」と発表したとき、中国のネット民たちは、習近平の「習」という尊い字を使わないように解放軍側が忖度したとのではないか、と噂し合った。王朝時代、中国では皇帝の名をみだりに口にできない。

だが、解放軍は「演訓」という言葉に常態化の意味があるからだ、とわざわざ解説している。おそらくは、米空母が台湾海峡を通るときに演習をやらないと、解放軍が米空母にしっぽをまいて逃げたという印象を中国人民に与えかねない。しかし、空母レーガンを迎え撃つために演習を行っているという印象も米国に与えたくない。そこで、この海域で解放軍が演習を行うことは常態化しているのだ、という既成事実を作りながら、米空母が偶然通りかかるのに遭遇した風を見せるということではないか。

だが、もし軍事演習が国内向けの「筋肉ショー」なら、解放軍が演習している前を米空母が黙って通り過ぎるのを座視していた場合、人民は満足するだろうか。

米空母が演習中の解放軍を避けて通るのか、解放軍が空母を黙って通すのか、米中の「筋肉ショー」対決である。どちらの「筋肉」が「キレてる」か、人民と世界が固唾をのんで見守るという状況になる。

万一、米軍のパフォーマンスの方が中国人民から見て優れている、と思われたり、目の前に米空母がいるのに一発も攻撃できない解放軍を「弱腰」と揶揄するような世論が盛り上がってしまえば、演習によって人民の不満の矛先を習近平からそらす、という本来の目的が達成できないどころか、習近平はより厳しい批判に直面する可能性もある。

そうなれば、人民を満足させるために、解放軍はより挑発的なアクションをとらざるをえなくなり、それをどれだけ米軍側が我慢してくれるか、という話になる。

ニューヨーク在住の華人評論家、陳破空の情報によれば、習近平は米中の軍高官同士の連絡ルートを遮断しているという。つまり、状況を理解している当事者同士が連絡がつかない状況で、軍隊総帥を自任する習近平の命令が絶対となる。これは第3次台湾海峡危機のように江沢民と李登輝が軍の極秘ルートを通じて互いの思惑を掌握していた状況より、数段危険な状況ではないか。

むしろ習近平は、国際社会の理性的な人たちが想像する以上に実はクレイジーで、ロシアのプーチン並みに予測を裏切り、本気でこの演習の延長の果てに、あわよくば第1次、第2次台湾海峡危機のような台湾領有の沿岸部島嶼部の奪還を目的とした作戦に移行しようとでも考えているのではないか、と心配になってくるのである。

EEZに初めてミサイルが撃ち込まれたことの意味

今回の解放軍演習に対抗して、台湾軍も実践的な演習を行うことができたし、米軍や日本の自衛隊も、解放軍の実力や台湾封鎖作戦の一端を研究する貴重な機会が得られたとポジティブにみる向きもある。

また、陳破空は、今回の演習から解放軍内の混乱ぶりが見えたと指摘する。たとえば東部戦区が公式にミサイル発射演習終了のアナウンスを出したあとにミサイル発射が続いていたことから、指揮系統の混乱、あるいは軍内の規律に問題があるのではないか、という。

おりしもハワイ沖では米軍を中心に26カ国が参加する「リムパック2022」が行われており、その演習宣伝映像と、今回の解放軍の台湾周辺演習の宣伝映像を見比べたネット上の軍事オタクたちが、解放軍の演習のほうが迫力がない、練度が低い、などと揶揄していた。解放軍には台湾武力侵攻は無理である、ということがはっきりしたという見方もある。

日本でも、この演習を台湾海峡危機と煽りすぎることを戒める世論もある。だが問題は、解放軍に実力があるか、実現可能な作戦かどうか、あるいは国内向けのパフォーマンスに過ぎない、という点ではなく、習近平は独裁的権力を確立するために、いかなるリスクもいとわない常人の想像を超えた性格をしているかもしれない、という点だ。そして実際、やっていることは北朝鮮の金正恩やロシアのプーチンにますます似てきている。

今年(2022年)、日中国交正常化50周年の節目の年に、初めて中国から日本のEEZ内にミサイルが撃ち込まれたことの意味を、もっと深刻に受け止めた方がいい、と私は思う。すでに私たちは台湾有事の入り口に立っている。

良ければ下にあります

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