『CIA・KGBの元工作員が警告 プーチン氏が米国に仕掛けた「わな」』(3/29日経ビジネス 池松由香)について

3/29The Gateway Pundit<Trump Leads Both Biden And Harris In 2024 Harvard-Harris Poll, DeSantis Heir-Apparent>

無能の民主党政権では当然の数字。

If the 2024 presidential election were held right now, the poll finds Trump getting 47 percent support compared to 41 percent for Biden. Twelve percent of voters are undecided.

Vice President Harris performs even worse in a hypothetical match-up with Trump. Forty-nine percent said they would choose Trump, while 38 percent said they would support Harris.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/03/trump-leads-biden-harris-2024-harvard-harris-poll/

3/29The Gateway Pundit<Tucker Carlson: It’s Time to Invoke the 25th Amendment Before Joe Biden Ignites World War III>

トランプの口の悪さと違い、バイデンは口が軽すぎる。地頭が悪いとしか言いようがない。

https://twitter.com/i/status/1508628817627295744

https://www.thegatewaypundit.com/2022/03/tucker-carlson-time-invoke-25th-amendment-joe-biden-ignites-world-war-iii/

3/29The Federalist<Senators Release Receipts Showing Direct Payments From Foreign Oligarchs To Hunter Biden>

いろんな国でバイデン家は賄賂をとっていると言うこと。

https://thefederalist.com/2022/03/29/senators-release-receipts-showing-direct-payments-from-foreign-oligarchs-to-hunter-biden/

3/30阿波羅新聞網<俄罗斯认了“撤军非停火” 泽伦斯基:乌克兰人没那么天真=ロシアは「撤退は停戦ではない」と認識している ゼレンスキー:ウクライナ人はそれほどナイーブではない>29日、トルコのイスタンブールでロシアとウクライナの代表者が交渉した結果、ロシアは「軍事作戦の大幅な削減」を発表し、ウクライナの首都キーウとチェルニヒウから撤退した。外部はこれがロシア・ウクライナ戦争開始以降、重大進展と考えているが、ロシアの代表メディンスキーは「ロシア・トゥデイ」とのインタビューで「軍の撤退は停戦を意味しない」と強調した。ウクライナのゼレンスキー大統領も談話を発表し、破壊のために戦っている国の代表を信じる理由はなく、「ウクライナ人はそれほどナイーブではなく、具体的な結果だけが信頼できる」と述べた。

ロシアはいよいよ金欠、弾薬不足に陥ったのでは?

https://www.aboluowang.com/2022/0330/1727960.html

3/30阿波羅新聞網<乌俄会谈 俄罗斯撤军恐是欺骗手段 美国务卿示警没看到实质进展—“乌俄会谈没看到实质进展”美国务卿示警:俄罗斯撤军恐是欺骗手段=ウクライナとロシアの会談、ロシアの撤退は詐欺かもしれない。米国国務長官は、実質的進展は見られなかったと警告している-「ウクライナとロシアの会談は実質的進展が見られていない」。米国国務長官は警告:ロシアの撤退は詐欺かもしれない>ロシアのウクライナへの侵略は世界的に注目されており、29日から第5回目のウクライナとロシアの交渉が始まり、双方が譲歩し始め、和平への一筋の光が見えたようだ。しかし、米国務長官のアントニー・ブリンケンは、ウクライナとロシアの交渉は実際には進んでいないと考えている。なぜなら、米国は、交渉について「本当に真剣」というロシアからの合図がまだ見えず、いわゆるウクライナの首都キーウ撤退は一種の詐欺かもしれない。

まあ、中ロの話は眉唾と思ったほうが良い。

https://www.aboluowang.com/2022/0330/1727950.html

3/30阿波羅新聞網<大陆封城经济有几伤?每月损失产值2950亿元—封城令中国GDP每月蒸发460亿美元=中国の都市ロックダウンで経済はどのくらい傷を負ったか?毎月の損失額は2950億元である–都市ロックダウンにより、中国のGDPは1か月あたり460億米ドル蒸発する>中国のロックダウン措置は、エピデミックの予防と抑制に効果的であったが、経済はそれにより大きな代償を払っている。香港の調査によると、ロックダウン措置は中国に少なくとも月額460億米ドル(約2,950億元)の損失が生じ、これはGDPの3.1%に相当する。北京、広州、深センもこのような極端な措置を講じた場合、国内総生産は10%以上低下する。

日本でもロックダウンではないが、蔓延防止でどのくらい経済を損ねたか発表したら良い。いろんな場面での宣伝効果を金額表示できるのだからやれるはず。メデイアに忖度するなと言いたい。

https://www.aboluowang.com/2022/0330/1727702.html

3/29阿波羅新聞網<俄军傻闯“红色森林” 切尔诺贝利核电厂员工惊呆“自杀吗?”=ロシア軍が愚かにも「赤い森」に闖入した チェルノブイリ原子力発電所の職員は驚き呆れて「自殺するつもりか?」と>ロシアのウクライナ侵攻の初めに、彼らはキーウの北約100キロにあるチェルノブイリ原子力発電所を占領した。原子力発電所の現場スタッフは、ロシア軍が放射線防護装備を使わずに「赤い森」の重度の放射線汚染地域で装甲車両を運転し、放射性の粉塵を発生させたことを明らかにした。これらの兵士がしたことは、放射性の粉塵を吸い込んだ可能性があり、高線量の放射線にさらされた可能性があるため、「自殺」に等しいものである。

中共のウイグルでの最初の核実験で、中共兵士が多数死んだのと同じで、ロシア兵士もあまりに無知。

https://www.aboluowang.com/2022/0329/1727662.html

3/29阿波羅新聞網<威吓中共!美军“秀”标二、标三导弹南海试射照 美菲“肩并肩”禁实弹=中共を脅迫!南シナ海で、米軍の「ショー」 標準2型および標準3型ミサイルの試射の写真 米国、フィリピンで「サイドバイサイド」演習で実弾を禁止する>米国とフィリピンは、28日からフィリピン北部の海、陸、空域で12日間の「サイドバイサイド2022」合同演習(バリカタン演習2022)を実施し、双方から約9,000人の兵士が参加する。米海軍は本日(29日)、米国第7艦隊による標準2型および標準3型ミサイルの試射の写真を出し、中共にとって特に脅威であるとツイートした。しかし、フィリピンの地方知事は、軍事演習で実弾を使ってならないと要求したため、写真の日付は3月20〜24日撮影とした。

東南アジアも大局を見れば反米に傾くことはできないはず。

https://www.aboluowang.com/2022/0329/1727580.html

3/29阿波羅新聞網<习近平使得60后执掌天下梦碎?反习派疯狂反扑(图)【阿波罗网报导】=習近平は60歳前後が実権を握る夢を打ち砕いた?反習派が狂ったように反撃する(写真)[アポロネット報道]>最近、反習派が世論の攻撃を強め、反習記事が次々と登場している。民間の視点を標榜する記事が最近出回り、各界は習の再選を阻止することを望んでいる:朱鎔基元首相が中共中央委員会に宛てて書いたと言われるが、朱鎔基自らの手ではなく、朱鎔基のふりをしたもので、最新の中共の内部闘争を窺わせる重要な合図である。

ドンドン身内でやってほしい。

https://www.aboluowang.com/2022/0329/1727530.html

3/29阿波羅新聞網<中共党报释放信号 高层中出了“不老实”的人?【阿波罗网报道】=中共党報は合図を出す 上層の中に「不誠実な」人々がいるのか? 【アポロネット報道】>アポロネット秦瑞記者の報道/中共20大が近づいており、その内部の権力闘争はさらに激しくなっている。この大事な時に、共産党学校の公式新聞「学習時報」が28日、中共の各レベルの党員と幹部がいわゆる「誠実な人」となるべきであり、「党への忠誠」を要求したことをほのめかした。それは、中共内にいわゆる「不誠実な」人がいるように見えることを示している。

内部闘争大歓迎。

https://www.aboluowang.com/2022/0329/1727656.html

何清漣 @HeQinglian 2h

プーチンは、バイデンの米国に「幕後」から出てくるようにずっと求めてきた。

ロイター:クレムリン:ロシアと米国は遅かれ早かれ安全保障対話を必要としている。

https://cn.reuters.com/article/kremlinrussia-usa-security-talks-necessa-idCNKCS2LQ0ZB

クレムリンは本日、ロシアと米国は遅かれ早かれ安全保障問題について対話する必要があるが、両国間の関係は、バイデン米国大統領のロシアのプーチン大統領への「個人に対する辱め」の影響を受けるのは避けられないと述べた。

引用ツイート

何清漣 @HeQinglian 3h

ロイター:トルコ外相は、交渉の初日の会談後に、この会談がこれまでの交渉で「最も重要な進展」を遂げたことを明らかにした。ロシア側はその日の交渉で、キーウとチェルニヒウ近郊での軍事作戦を大幅に削減すると約束した。ウクライナ側は、国際社会が攻撃から保護することを保証することを期待して、「中立地位」の提案を提出した。

両国の外相は引き続き交渉を続ける。

何清漣 @HeQinglian 2h

戦争の両当事者には今この要求があり、ゼレンスキーは先日のエコノミストとの彼とのインタビューでこの考えを間接的に表明した。バイデンは幕後から出てきたほうがいいと思う。ウクライナの流血は多すぎる。

私は米国にいるので、米国が戦争に巻き込まれることは望んでいないが、米国が他の場所で代理戦争を戦うことは望んでいない。能力があれば、以前と同じように世界をリードすることができる。現在の米国の混乱の中で、バイデン政権はまず国内政治を良くしてから話そう。

何清漣 @HeQinglian 3h

ロイター:トルコ外相は、交渉の初日の会談後に、この会談がこれまでの交渉で「最も重要な進展」を遂げたことを明らかにした。ロシア側はその日の交渉で、キーウとチェルニヒウ近郊での軍事作戦を大幅に削減すると約束した。ウクライナ側は、国際社会が攻撃から保護することを保証することを期待して、「中立地位」の提案を提出した。

両国の外相は引き続き交渉を続ける。

何清漣 @HeQinglian 2h

保守主義は栄光から哀れみに

xiaxiaoqiang.net

保守主義は栄光から哀れみに|夏小強の世界 xiaxiaoqiang.net

ナポレオンは次のように述べた:「世界には武と思想の2つの力しかない。長期的には、武がどんなに強大であっても、最終的には思想に必ず打ち負かされる」。そう、どんな武力でも。内乱や侵略など、力を促し、利用するのは一種の思想である。

何清漣 @HeQinglian 3h

タイトルを跳ばして内容を見てみる。

ロシアとウクライナの交渉担当者は、火曜日のイスタンブールでの会談は「実質的な」進展を遂げ、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との会談への道を開いたと述べた。しかし、英米等の国は慎重な態度である。ブリンケン米国務長官は、ウクライナとロシアの会談は「実質的な進展はない」と考えている。

https://rfi.my/8IDX.T

英米はまだ戦いたいと思っており、ロシアとウクライナはやめたいと思っている。

rfi.fr

ロシアは、ロシアとウクライナの交渉が「実質的な」進歩を遂げたと述べ、英米は慎重に見て、懐疑的である。

ロシアとウクライナの交渉担当者は、火曜日のイスタンブールでのロシアとウクライナの会談は「実質的な」進展を遂げ、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との会談の道を整えたと述べた。

何清漣 @HeQinglian 1h

ロシア・ウクライナ戦争は、世界的な分業の再編成を余儀なくした。

https://epochtimes.com/gb/22/3/29/n13681934.htm

グローバリゼーションの2つの基礎は、1つは比較コスト理論に基づく国際分業システムであり、もう1つは資本の安全な流れで、現在は破壊されている。全面的な制裁がロシアを襲ったとき、それらはまた、外国の資源と市場に大きく依存しているEU諸国を傷つけ、ドイツは特にその影響を受ける。

グローバリゼーション1.0版の終わりは、欧米にとって取り返しのつかない損失である。

epochtimes.com

何清漣:ロシア・ウクライナ戦争は、世界的な分業の再編成を余儀なくした–大紀元

グローバルな分業体制の再編が始まったばかりであり、市場と資源の両方が外部にある先進工業国にとって、地球村は現在多極化しており、ロシアに全面制裁を課しているため、両者の安定を維持することは不可能な作業のようである。グローバリゼーションは、市場と資本の流れに非常に重要な影響を及ぼしたが、その影響はほんの数人によって深刻さが予見されていた。まだ世界のリーダーとしての任務を引き受けようとしている米国のバイデン政権は、明らかにこれに対する準備ができていない。この準備の欠如は、バイデンチームの対外スピーチのトーンとレトリックの最近の変化に見ることができる。

何清漣 @HeQinglian 2h

参照データ:

人民元の米ドルに対する為替レートは年初と同じだが、通貨バスケットに対して計算された人民元の為替レート指数であるCFETSは、年初から2.7%上昇し、対ユーロで3.3%上昇した。

BRICSの5か国は、数年前にドル安化と現地通貨取引の利用拡大を計画し、その中でも中露貿易における米ドルの利用は50%未満、25%は人民元決済となっている。

サウジアラビアの石油の1/4が中国に輸出されており、中国とサウジアラビアは米ドルから人民元への取引に切り替えることを計画している。

引用ツイート

日経中国語ウェブ @rijingzhongwen 3h

【「ブレトンウッズシステム3.0」の足跡】滝田洋一:ロシアに対する制裁は、敵を千ほど傷つけ、自損は八百ほどになる。ロシア製品の供給が減少し、ロシア以外の国からの商品はプレミアムを受け取り、ドルへの信頼が弱まる。資源輸入国から輸出国への莫大な富の移転がある。ドル資産を心配している国は代替案を見つける…。

https://cn.nikkei.com/columnviewpoint/column/48084-2022-03-30-05-00-37.html

池松氏の記事を読んで感じるのは、米国に潜入して工作しているスパイはソ連やロシアの数より圧倒的に中共の方が多い。特に民主党のカリフォルニア州に多くて、ハニーにかかったスウォルウエル下院議員や運転手兼スタッフが中共スパイだったファインスタイン上院議員等。民主党政権では中共と断絶できないでしょう。バイデンのように金に絡めとられたのもいる。

記事

ジョー・バイデン米大統領が3月26日に訪問先のポーランド・ワルシャワで実施した演説での「アドリブ発言」が世界に波紋を投げかけている。具体的には、ロシアのプーチン大統領について「For God’s sake, this man cannot remain in power(全くもって、この男が権力の座に居続けることなどできない)」と発言。米ワシントンポストの同日付記事によると、この「9ワード」は予定していた演説にはなくバイデン氏のアドリブだった。

これを受け3月27日、フランスのマクロン大統領はテレビ放映された会見で「私ならそのような言葉使いはしなかった」とし、さらに「我々が(戦闘ではなく)交渉での解決を望むなら、行動においても発言においてもエスカレートさせるべきではない」と批判した。

世界最大の原油生産国である米国は欧州に比べてロシアへのエネルギー依存度が低いため、より強硬なロシアへの経済制裁を望む傾向にある。バイデン氏は、ロシア大手銀行の国際銀行間通信協会(SWIFT)からの排除に加え、3月8日、ロシア産原油や天然ガスなどの輸入を全面的に禁止する追加制裁を発表。米調査会社ピュー・リサーチ・センターが同月15日発表した世論調査によると、米国民の9割近くがこうした経済制裁を支持している。

一方で、バイデン氏の支持率は低迷を続けている。英調査会社ユーガブによると、2021年8月に「不支持」が「支持」を上回ると、ウクライナ危機後もその差はさほど縮まっていない。22年3月16日時点での支持率は44.9%、不支持率は49.7%だ。ワルシャワでの「強気発言」は、ロシアへの強い姿勢を国民が支持している点を意識したと考えられるが、欧州の同盟国の反感を買っては元も子もない。なかなか国内をまとめられないバイデン氏の焦りもにじむ。

(写真:AP/アフロ)

なぜ米国民はロシアに対して強い姿勢を貫く自国のリーダーにノーを突きつけるのか。その背景にはロシアのプーチン大統領が長い歳月をかけて仕組んだ「計画」がある。

元工作員が指摘する脆弱性

「米国を含め西側諸国はプーチン氏の思考を理解していない」

こう話すのは、ロシアで生まれ、後に米中央情報局(CIA)の工作員としてプーチン氏を研究した経験のあるレベッカ・コフラー氏だ。08~16年には国防情報局(DIA)のウォーゲーム(戦争シミュレーション)で敵国ロシアの戦術を模す「レッドチーム」を率いるなどしていた。現在は安全保障コンサルタントを務める。

CIA工作員としてプーチン氏を研究していたコフラー氏(写真:Jason Davis/Getty Images)

コフラー氏のいうプーチン氏の思考とは「経済と安全保障は全くの別問題」というもの。もちろん、米欧日の制裁がロシア経済に直接的なダメージを与えていることは間違いない。「ロシアの国内総生産(GDP)は今年、少なく見積もっても10~15%は減少するだろう」とは米国際政治学者のイアン・ブレマー氏の見立てだ。

だが、「たとえロシアが経済的に苦しい状況に追いやられてもプーチン氏が侵攻をやめることはない」とコフラー氏はみる。思考のベースにあるのが、10年に打ち出した「軍事ドクトリン」(14年に改訂)だ。この中でプーチン氏は明確に、ロシア側に迫る北大西洋条約機構(NATO)の境界線を「外的脅威」と位置づけ警鐘を鳴らしている。

ウクライナやベラルーシといった東欧の国々は長らく、欧州諸国からの侵攻の脅威にさらされてきたロシアの「バッファー(緩衝材)の役割」(コフラー氏)を果たしてきた。こうした国々がソ連崩壊後、次々と欧州連合(EU)やNATOに加盟した結果、NATOの境界線がロシアの心臓であるモスクワやサンクトペテルブルクまであと数百kmという距離にぐっと近づいてしまった。

プーチン氏にとってこれは、経済面で苦しくなろうとも絶対に譲れない安全保障上の脅威だ。コフラー氏は、「プーチン氏は単純に、この『軍事的計算』に基づいて行動している。この原則を理解しないと、ウクライナの問題は解決しない」とした上で、こう予測してみせた。

「怖いのは、なかなか屈しないプーチン氏への経済制裁を西側諸国がどんどん強めた結果、プーチン氏を追い詰めて戦争が良からぬ方向へ行くこと。絶対にあってはならないことだが、第3次世界大戦に突入する可能性も皆無ではない」

ただプーチン氏も対抗への準備は着々と整えてきた。照準は米国だ。

米国の「自由」につけ込む

「赤毛のマリア・ブティナのことを覚えているかい? 彼女がその典型例さ」

こう話すのは、当時の東ドイツで生まれ、1970年代にソ連国家保安委員会(KGB)にスカウトされ渡米したジャック・バースキー氏だ。

東ドイツで生まれ、1970年代にソ連国家保安委員会(KGB)にスカウトされ渡米したジャック・バースキー氏。現在は米国人として暮らしている。

バースキー氏は78~88年まで活動後、97年に米国での家族との暮らしを継続するため工作員だったことを米連邦捜査局(FBI)に打ち明けた。そのため一時は米政府の監視下に置かれたが、危険性がないと判断され解かれた。現在は米国人として暮らしている。

ブティナ氏は2016年の米大統領選のころ、共和党に一定の影響力を持つ全米ライフル協会(NRA)に潜入したことで知られるロシア人工作員だ。複数の米政府高官とも親密な関係になるなど、ロシア政府のために活動していた。19年、米連邦地裁から有罪判決を言い渡された後、釈放されてロシアに戻り、現在はロシアの下院議員を務める。

バースキー氏によると、ブティナ氏は正式な訓練を受けた工作員ではなく自らロシア政府に協力する「フリーランサー」だと考えられる。米国は移民が多く、海外出身者が学生や社会人として研究所などの重要組織に侵入しやすい。「ブティナ氏のような人はすでに米国内に大勢いると考えたほうがいい。国土を侵略された経験がほとんどない米国は危機意識が薄すぎる」(バースキー氏)

16年の大統領選でロシアは、フェイスブックやツイッターなどのSNS上に偽アカウントを大量に作り、世論を操作しようとしたことも内部告発者などの指摘で明らかになっている。

大統領選では当初不利とされていたドナルド・トランプ氏が勝利したが、プーチン氏の狙いはトランプ氏の勝利というより米国内の分断だったと考えられる。バイデン氏の支持率が上がらない背景に米国内の分断があるのは明らかだ。

コフラー氏によると、ロシアは08年ごろからこうした「心理作戦」で米国内をかき回してきた。そのやいばは今も米国を内側から傷つける。

「(次の選挙でマイク・ペンス氏を副大統領候補に選ぶことは)人々が認めない」。トランプ氏は22年3月中旬、米メディアの取材に対して早くも24年の大統領選への思いを口にした。共和党内ではこうしたトランプ氏への反発の声が広がっており、分断はさらに複雑さを増している。

ウクライナ危機がどんな着地をしたにしても、国を引き裂く分断が米国から消えることはない。次の大きな山場は22年秋の中間選挙。米国の政治や社会が再び混乱に陥れば、西側陣営の結束にも影響が及びかねない。

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