『始動、死に物狂いトランプの戦い 2月28日、注目の退任後初の「所信方針演説」』(2/27JBプレス 高濱 賛)について

2/27阿波羅新聞網<麦康奈尔吃闭门羹 反川软化? 川普保守派领袖地位无人撼动 格雷厄姆说喜欢拜登=マコーネルは門前払い 反トランプが軟化? トランプの保守派指導者の地位は、誰も揺り動かすことはできない グラハムはバイデンが好きだと言った>

トランプは保守派リーダーであり、マコーネルは門前払いを食う・・・アメリカ保守政治活動協議会(CPAC)会議に上院少数党リーダーのマコーネルは招待されなかった。

マコーネル:トランプが党の大統領に指名された場合、彼は絶対にそれを支持すると

グラハム:マコーネルにトランプの協力を説得 王篤然のコメント・・・グラハムは「民主党による急進的な動きにより、共和党は2022年の中間選挙で議会多数派に戻ることができる」と述べた。王篤然のコメント。「マコーネルがトランプの過去の資金調達組織に取って代わり、すべての献金者の情報を入手し、“共和党は民主党に対抗する”ため、資金調達の書簡を送っている。私は2通の手紙を受け取った。彼からのもので本当に気分が悪い。私は支持しない。この人が共和党にいる限り、共和党は良くならない」

民主党は公聴会なしでいわゆる平等法案を可決し、宗教の自由や女性アスリートの権利を害したとして批判された・・・2/25午後、下院は“Equality Act of2021”を可決、宗教の自由は大幅に減退する。3人の共和党議員が裏切って賛成。208人の共和党議員は反対。

左翼の暴動にうんざりして、オレゴン州の5郡が隣接する共和党の州に加わることを計画している・・・オレゴン州のベイカー、グラント、レイク、マルヒュア、シャーマンの5郡はポートランドの暴動に嫌気がさし、隣のアイダホに移りたいと。但し、州議会と連邦議会の批准が必要。

米国の根本のために、2人の議員は「回廊戦争」を爆発させた・・・民主党の平等法案可決に疑問を持ったマージョリーテイラーグリーン共和党下院議員は、オフィスの外壁に「男性と女性の2つの性別がある」と「科学を信じる」と書かれた看板を掲げ、それをツイッターに投稿した。マリー・ニューマン民主党下院議員は、彼女のオフィスの外壁にトランスジェンダーの人を象徴する虹色の旗を掲げ、グリーンをツイートで「米国のトランスジェンダーの人々を差別する」と批判した。

米軍への攻撃を受けて、バイデンはシリアの親イラン組織に対する空爆を命じた

米国務省:北京は、今後米国の外交官に対して肛門検査(コロナ用)を実施しないことを約束する・・・もしスタッフが求められたら拒否するようにと。

https://www.aboluowang.com/2021/0227/1562094.html

何清漣 @ HeQinglian 10時間

信用は一回限りの商品である。心変わりし、心の中には打算しかない人は愚かだと信じている。

誰がこのような人をコントロールできるか?

引用ツイート

RFI中国語-ラジオフランスインターナショナル @ RFI_TradCn 11時間

米国共和党上院リーダーのマコーネルは、2024年の大統領選挙でトランプを支持したいと述べた。https://rfi.my/7Adk.t

自分が危ういとなれば態度を翻すのは、中国人と一緒。奥さんの影響を受けたか、類は友を呼んだか?いずれにせよSwampは掃除したほうが良い。

2/26阿波羅新聞網<克鲁兹参议员斥责:拜登让”罪犯、杀人犯、强奸犯”都来美国【阿波罗网编译】=クルス上院議員は叱る:バイデンは「犯罪者、殺人犯、レイプ犯」を米国に来させる[アポロネット編集]>クルスは、「彼らは、過去4年間に米国から追放されたすべての人—犯罪者、殺人犯、レイプ犯も例外なく、帰国できるようにすることを提案している。私が言いたいのは、連邦政府は暴力犯罪者を拒否し、法執行させることであって、まったく奇妙な話である」と説明した。

暴力や犯罪を肯定する現民主党政権。おかし過ぎる。

https://twitter.com/i/status/1364970617041223690

https://www.aboluowang.com/2021/0226/1561935.html

2/27希望之声<美议员拟推法案 审查美中157个姊妹城关系=米国上院議員は、米中の157の姉妹都市の関係を検討する法案を出す予定>テネシー州共和党のマーシャ・ブラックバーン上院議員は今週、米国が「外国のスパイ活動を受けず、イデオロギーの脅威を受けない」ために、米中の間にある百にも上る「姉妹都市」関係について全面的な見直しを要求する新しい法案を提出する準備をしていると発表した。

フォックスニュースとのインタビューで、ブラックバーンは、「姉妹都市透明性法」と呼ばれるこの提案は、米中間の姉妹都市の調査を要求するだけでなく、米国と他の国との姉妹都市関係の透明性を維持することも要求すると述べた。 「“姉妹都市”パートナーシップの合意、活動、従業員を含んで、オープンで透明でなければならない」と。

ブラックバーンは、中共は外国文化に浸透させるために姉妹都市パ​​ートナーシップを利用している例を引用した。ほとんど監督されずに結ばれたため、中共は「姉妹都市」の名義で157の米国都市に入り込み、これらの都市にソフトパワーと宣伝を駆使し、地元の政治家や他の人々との関係を確立した。

彼女は、米国のコミュニティの人がブロードバンドネットワークを拡大したい、または5Gテクノロジーを取得したいと言った場合、「姉妹都市」に我々があなたを助け、これらの設備を提供できると言うかもしれないと言った。しかし、彼らが持って来るのは、スパイウェアが埋め込まれた華為の機器である。スパイウェアは、米国市民の画像、健康データ、病状などを収集し、データベースを作って、中共が「仮想空間をコントロールすることにより、実際のあなたをコントロールしようとする」よう、情報を追跡できるようにする。

柏市は承徳市と姉妹都市。日本全体では中国との姉妹都市は45都道府県、288市区、42町村、合計375となっています。尖閣を盗りに来ようとしている国と友好都市関係が成り立つはずがない。「尖閣侵入を止めない限り、姉妹都市は解消する」と言えばよい。どうせ統一戦線部あたりがやらしたのでしょうけど、地方自治体は油断と迂闊としか言いようがない。

http://www.clair.or.jp/j/exchange/shimai/countries/

Marsha Blackburn

https://www.soundofhope.org/post/478763

2/26希望之声<“两会”前北京疑爆疫情 一小区紧急封闭并做核酸检测(视频)=「両会」の前に、北京で疫病発生の疑い コミュニテイは緊急封鎖され、核酸検査を受ける(ビデオ)>中共・党全国大会の前、2/26、北京市大興区の亦庄栄京麗都コミュニティは突然封鎖され、住民は入ることのみ許され出るのはできない。すべてのコミュニティの住民は核酸検査を受け始めた。このコミュニティでは密接接触者が見つかったと報道されている。

現地メディアの報道によると、2/26、北京の亦庄のあるコミュニティは、緊急封鎖し、核酸検査するのは、密接接触者が出たからと。

ネチズンが投稿したビデオによると、北京市大興区亦庄の栄京麗都コミュニティは封鎖され、コミュニティの道路はブロックされている。現在、車両のみが立ち入ることができ、コミュニティの人々は、核酸検査のために列を作り始めた。

両会(3/5~)が終わるまでこのコミュニテイは封鎖でしょう。

https://twitter.com/i/status/1365226958972465154

https://www.soundofhope.org/post/478610

何清漣 @ HeQinglian 17分

現在、世界のコンピューターのほぼ100%に味の素製品の非常に高い絶縁性を備えた樹脂合成材料ABFが使われている。2020年の秋から、ABFの納期は30週間にも及び、TSMCのチップもこのため、供給が遅れる。 Digitimesの予測:おそらく2021年になっても、ABFの供給はまだ足りないだろう。

引用ツイート

アポロ唯一の公式Twitterアカウント @ aboluowang 3時間

グルタミン酸ソーダの工場が、世界のチップ企業の喉元を押さえている(図):このかわいいパンダのボトルには、日本の有名な食品会社「味の素」の製品が入っている。 中国語の世界では「味の素」の含意が分からないかもしれないが、この前身の名前を言えば、すぐに悟るだろう。味精と。 …http://dlvr.it/RtZ0M6#chip#味精#全球

2/27阿波羅新聞網<一家味精工厂,卡住了全世界芯片企业的喉咙>

https://www.aboluowang.com/2021/0227/1562025.html

TSMCは台湾外省人の張忠謀が作った会社で、世界のファウンドリー(半導体の受託製造)でのシエアは2020年第4四半期(10~12月)には55.6%を記録しています。トランプが華為とZTE潰しのためTSMCに圧力をかけ、5nmチップの供給をストップしました(華為は駆け込んで在庫を多く持った)。SMICでは作れないので。TSMCは米国に工場を作る約束をしましたが、TSMCは自社の人材を中国大陸に引き抜かれ(意図的に?)、二股をかけ、強かさを見せているように見えます。

つくばに研究施設を作る計画とのこと。機密保持には注意しませんと。台湾人と雖も元中国人ですから。

何清漣 @ HeQinglian 5時間

トランプに対するメディアの誹謗中傷攻撃は非常に効果的:

Campus Reformウェブサイトのオフィーリア・ジェイコブソンはフロリダ大学に行き、どの大統領が新疆、香港、台湾について“文化の面では、国ごとに異なる規範があり、指導者はそれに従うつもりである”と言ったかを、大学生に尋ねた。

学生の誰もそれがバイデンだとは思わず、彼らは皆それがトランプであると言った。一人はそれがクリントンであると言った。

今の学生は容易く洗脳され、自分の頭で考えることをしないし、自ら調べようともしない。学問の基本は「疑う」事から始まるのに。退化の極み

何清漣 @ HeQinglian 10時間

マクロンと習近平との電話会談ではウイグル問題について言及せず、批判を引き起こした。https://rfi.my/7AdD.T

想像してみて:マクロンが言及すれば、習近平は次のように述べる。「貴国は反イスラム法を通過したばかりであり、両国は今後大きな方向性で一致するだろう」

マクロン:両国の国情は異なる。この問題は区別する必要がある・・・。

習:我々は世界のテロの本質は同じであることを研究した。私は中国社会科学院に貴国の参考のために研究報告をフランス語に翻訳するように頼んだ。

フランスが反イスラム法を制定したということは、フランスには宗教の自由はないということ?

https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2020/12/10/huransu-fan-isuramude-nafa-an-gake-jue-guo-lian-karapi-pan-1542865

高濱氏の記事は、相変わらず民主党や左派メデイアの情報に基づいて書いているだけです。イアンブレマーがバイデンを2021年の10大リスクの1位にしたことやTIMEの記事については読んでいないか、無視しているのでしょう。日本の読者に誤解を与えます。

トランプの脱税の疑いと比べ、不正な手段で権力を簒奪するのが一番悪いと小生は考えます。それは民主主義のよって立つ基盤を無にし、中共の全人代(rubber stamp parliament )を選ぶ投票と何ら変わらなくするからです。

記事

トランプ氏の反撃がいよいよ始まった

大統領確実指名候補として登壇

ドナルド・トランプ氏が久々に公の場で演説する。

日時は28日夜(米東部時間)。場所はフロリダ州オーランドのハイアット・リージェンシー・ホテル。

「米保守連合」(American Conservative Union=ACU)が主催する「保守政治行動会議」(Conservative Political Action Conference=CPAC)の総会。

30年の歴史を誇る権威ある保守勢力の会議だ。主催する米保守連合は、「日本保守連合」(JCU=饗庭浩明議長)とも連携を保っている。

この会議では、毎年次期大統領選の共和党指名候補をストロー・ポール(党内世論を探る非公式な投票)で決めている。

今回は、トランプ氏を「大統領指名確実候補」に見立てており、これは行わない。現実は次期候補を誰れにするかで、共和党内の内戦が始まっているからだ。

コロナ禍を押して共和党員が各地からはせ参じ、一堂に会する。登壇者リストを見る限り、トランプ支持者がほとんどだ。なぜか、マイク・ペンス前副大統領は出席しない。

いずれにせよ今年もトランプ氏は招かれた。そのこと自体、2度にわたって弾劾訴追された史上初の大統領にとっては意義深い。

保守勢力の一部は依然としてトランプ氏を見捨ててはいないのだ。

激しいバイデン批判だったが・・・

トランプ氏は何を話すのか。

演説の10日前、トランプ氏は保守派メディア「ニュースマックス」のグレッグ・ケリー記者との電話インタビューで、講演で触れるであろうさわりをほのめかしている。

一番言いたいことは、退任以後、溜まりに溜まった(?)ジョー・バイデン大統領批判だ。

就任100日も経っていないのにトランプ氏の決めてきた内政、外交政策を次から次へと破棄している。トランプ氏が怒り心頭に発しているのは想像に難くない。

ケリー記者とのインタビューでこう切り出した。

「彼(バイデン大統領)が(CNN主催のタウンミーティングで)就任した時には、コロナのワクチンは一つもなかった、と言っているのを聞いた」

「ワクチンを入手したのは去年の11月上旬だ。実際に手に入っていたのはそれよりも前だ。数百万人に接種をしていたし、ワクチンは数百万個もあった」

「彼は真実を言っていないのか、あるいは精神障害か。そのうちのどっちかだ」

「バイデン大統領」とは口が裂けても言わない。バイデン氏は「彼」でしかない。

今もマスクをするのを拒否しているトランプ支持の草の根一般大衆が聞いたら大喜びすること請け合いだ。

https://www.westernjournal.com/trump-goes-after-biden-either-not-telling-the-truth-or-mentally-gone/

新型コロナウイルス感染症で死亡した米国人はすでに50万人を超えている。

その責任は初動の鈍かったトランプ氏にある、といった批判が少なくない。いや、ほぼ定着している。

超側近だったトランプ政権高官までが、トランプ氏がマスク着用を拒否、支持者にも奨めていたことを今になって厳しく非難している。

トランプ氏としては、2024年の大統領候補になる、ならない以前にコロナ感染拡大の責任、汚名をそそがねばならない。

ところが、バイデン氏が実際にそんなこを言っていたか、どうか。ホワイトハウスの速記録によると、こうだ。

「われわれがホワイトハウス入りした時にはワクチンは5000万個しかなかった。ワクチンの蓄積はなかった」

「冷蔵庫にはワクチンはなかった。数字的にも1日で接種できるワクチンは1000万個しかなかった」

「今や、7月までには6億個のワクチンを入手している。すべての米国民が接種できるに十分な量だ」

https://www.westernjournal.com/trump-goes-after-biden-either-not-telling-the-truth-or-mentally-gone/

大統領を辞めても嘘つき癖は直らず

ニュース・サイト「ウエスタン・ジャーナル」のジョー・サウンダーズ記者はこう書いている。

「発言の事実をチェックするサイトの『ポリティファクト』が指摘するように、トランプ氏のウソ、事実誤認は大統領を辞めても直りそうにない」

https://www.westernjournal.com/trump-goes-after-biden-either-not-telling-the-truth-or-mentally-gone/

問題なのは、トランプ氏を熱狂的に支持する共和党草の根大衆は、ウソだろうと何だろうと、トランプ氏の言うことは一字一句信じて疑わないことなのだ。

トランプ陣営のジェイソン・ミラー上級顧問はそのことを百も承知でこう指摘する。

「トランプ氏は、いまだに共和党で絶大な人気を誇っている。(反トランプの)ベルトウェイ・インサイダー(共和党エスタブリッシュメント)と全米に広がる親トランプのグラスルート(草の根党員)との間には大きな溝ができている」

「トランプ氏を攻撃するということは、共和党のグラスルートを攻撃することを意味している」

https://www.axios.com/trump-2024-republican-party-cpac-b687bd9f-6702-47cb-b1ac-d112deb23880.html

止まらないトランプ分身術

トランプ氏が28日の演説で、2024年大統領選再出馬への意欲を表明するか、どうか。

主要メディアのベテラン政治記者W氏はこう指摘する(北京特派員経験があり、中国の古典を読むのが趣味だという)。

「たとえ出馬する気がなくなったとしてもトランプ氏は今は再出馬しないとは言わないだろう」

「大統領選に出るぞ、出るぞと言い続けることで党内力学に影響を与えたいからだ」

「トランプ氏は何といってもついこの間まで大統領だった男だ。しかも、2度も弾劾訴追されたという『勲章』を持っている(笑)。そんな政治家は現存しない」

「支持者もいるし、票田も持っている。軍資金もたっぷりある。来年の中間選挙では自分がいないと共和党は民主党に勝てないと本気で思っている」

「2024年も再出馬するぞと言っておかないと、党内エスタブリッシュメントはまともには受け止めないと思っているのだ」

「トランプ氏は一時『新党・愛国者党』構想をちらつかせて弾劾に賛同する共和党議員を牽制した。裏切った議員は出たが、上院での弾劾は阻止できた」

「新党構想は共和党下院トップのケビン・マッカーシー院内総務との差しの会談で撤回したが、裏切り者への仕返しは諦めていない」

「トランプ氏は中間選挙の予備選に向けて動き出している。弾劾訴追に賛同した現職の共和党下院議員を片っ端から落選させるというのだ」

「長男のドナルド・ジュニアや長女のイバンカ氏を上院選や下院選に立候補させる。トランプ政権で働いた政府高官の政界入りも促している」

「中国古典小説の『西遊記』に出てくる孫悟空が自分の毛を抜いて息を吹きかけると分身がどんどん出現する『身外身』術のようなものだ。(笑)」

トランプ氏はさらに選挙人制度の実施を左右しかねない州知事や州議員の選挙にまで目を光らせている。

「トランプ孫悟空」の身外身術で出現した候補者たちは次の通りだ。

  • 弾劾に賛同したパット・トゥウィー上院議員(ペンシルベニア州選出)を追い落とすためにケネス・ブレーンウェイト元海軍長官とカーラ・サンズ元駐デンマーク大使(女性実業家)の予備選出馬を促す。
  • 弾劾では優柔不断だった現職のマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)に代わって、イバンカ氏を立候補させる。
  • アラバマ州上院選ではクリフ・シムズ元国家情報局次長を立て、2022年再出馬しない現職のリチャード・シェルビー議員の後釜に据える。
  • 下院では弾劾訴追のリーダー格リズ・チェイニー議員(ワイオミング州選出、ディック・チェイニー元副大統領の長女)を追い落とすために、当初は上院選出馬を狙っていた長男のドナルド・ジュニアを急遽、下院予備選に立候補させる。
  • オハイオ州では弾劾訴追に賛同したアントニー・ゴンザレス下院議員を追い落とすためにホワイトハウス高官だったマック・ミラー氏の予備選立候補を後押し。
  • 州知事選には子飼いのセラ・ハッカビー元大統領補佐官を擁立、反トランプのエイサ・ハンチントソン現アーカンソー知事の再選を阻止。

https://thehill.com/homenews/campaign/539978-former-trump-officials-eye-bids-for-political-office

最高裁、「大統領の免責特権」剥奪

なぜそれほどまでして「闇将軍」になりたいのか。「孫悟空」の「身外身」術を使いたがるのか。

「トランプ・レガシー」を守るためだと側近が言うが、そんなきれいごとではなさそうだ。

予想された通り、大統領を辞めてただの人になったトランプ氏とその一族を待ち構えているのは法廷だ。

在任中、トランプ氏は保守派判事を次々と最高裁に送り込み、最高裁の保守化は成功したかに見えた。

しかし、最高裁判事はやはり米国憲法の守護神だ。最高裁はトランプ氏が望むような判決は下さない。

最高裁は2月22日、トランプ氏がこれまで「大統領の免責特権」をタテに拒否してきた納税申告書など財務記録の開示を命じた。

2020年7月、最高裁は、トランプ氏が主張してきた「大統領の免責特権」を認めない判断を示した。いわば外堀を埋めたのだ。

今回の判決は、「7月判決」を受けた第2弾で、内堀を埋めたことになる。

これまでニューヨーク市マンハッタン地区検察局は、①トランプ氏の元不倫相手のポルノ女優への口止め料支払い疑惑(選挙資金が流用されたとみられる疑惑)捜査②トランプ氏の関連企業が絡む経済犯罪捜査を続けてきた。

そのためにはこれらの財務記録が必要だったが、トランプ氏は過去4年間拒否し続けてきたのだ。

これらの財務記録が開示されれば、捜査の突破口が開かれることになる。捜査が本格化する。

ニューヨーク・タイムズが2020年9月27日付で報じたところによると、トランプ氏は大統領就任前の15年間のうち10年間、所得税を支払っていなかったという疑惑が持ち上がっている。

https://www.nytimes.com/2020/09/27/us/trump-taxes-takeaways.html
https://www.nytimes.com/2020/10/31/us/trump-taxes-readers-guide.html

ニューヨーク・タイムズは独自に入手した納税申告に基づく情報だとしている。

その後この情報源は私だ、と名乗りを上げたのは、トランプ氏のたった一人の姪、メアリー・トランプ氏(臨床心理学博士)。

その後、自ら筆をとった「Too Much Never Enough」(邦訳「世界で最も危険な男:『トランプ家の暗部』を姪が告発)という本を昨年7月に出版している。

https://www.amazon.com/dp/1982141468/

本と言えば、トランプ氏の顧問弁護士として前述の口止め料訴訟を担当したマイケル・コーヘン氏も「Disloyal: A Memoir: The True Story of the Former Personal Attorney to President Donald J. Trump」という本を昨年9月に上梓している。

https://www.amazon.com/dp/1510764690/

選挙資金乱用で禁固刑を受け、服役中に獄中で書いた本だ。

ニューヨーク市マンハッタン地裁で審理が始まれば、同氏は「スター証人」として脚光を浴びるのは間違いない。

(https://www.rawstory.com/michael-cohen-2650551302/)

これについてトランプ氏が2月28日にどう反論するのか。

それに先立ち、ドナルド・ジュニアは2月22日、こう反論している。

ただし、さすがに最高裁の判決に対してではない。民主党の影響力が強いとされるニューヨーク市マンハッタン地区検察局に対してだ。

「父に対する政治的迫害だ。米司法制度の悪臭がプンプンする。これでは中国と同じだ」

もはや大統領の長男ではなくなったドナルド・ジュニア。かってのような破壊力はない。彼も今やただの人に過ぎないからだ。

https://www.newsweek.com/donald-trump-bashes-continuing-political-persecution-after-supreme-court-tax-ruling-1571119

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。