『日本と所縁の深い重鎮も追放、異例の人事で習近平が露骨に強めた「独裁色」 日本と関係深い幹部も消失、3期目の習体制は日本にとってもっと手強くなる』(10/24JBプレス 青沼 陽一郎)について

10/23The Gateway Pundit<The Problem in the US Is the Media Won’t Talk About the Massive Corruption in the 2020 Election – President Trump>

左翼メデイアは世界のどの国でも腐っている。

The only thing they don’t want to do, they don’t want to investigate, was the corruption that took place in that election which was massive, and the facts are all there.  We have so many for every single swing state.  You take a look.  And most of the people in this audience know it…

…And these people back there they don’t want to cover it and that’s the problem that we have with our country right now.  Because the fake news will not even talk about it.  And if you talk about it and you’re an anchor like Lou Dobbs, who’s great. If you’re an anchor and you know it’s right and you talk about it, you lose your job and get fired.  It’s a disgrace.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/10/problem-us-media-wont-talk-massive-corruption-2020-election-president-trump/

10/22The Gateway Pundit<BREAKING: President Trump Announces He Will Sue Pulitzer Committee in the Next 2 Weeks for Giving the Pulitzer Prize to Fake News NY Times and WaPo Reporters>

ピューリツアー賞は左翼人士の権威付けになっているだけ。事実と違う報道では、訴えられて当然。

President Trump held a Save America rally tonight in Robstown, Texas.

During his speech President Trump announced he will be suing the Pulitzer organization in the next two weeks to retract the Pulitzer Prizes from the Washington Post and New York Times fake news reporters who lied about his connections to Russia and Vladimir Putin.

We now know the entire story was a hoax perpetrated by the FBI-DOJ and Hillary Clinton campaign in an attempted coup of the Trump administration.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/10/breaking-president-trump-announces-will-sue-pulitzer-committee-next-2-weeks-giving-pulitzer-prize-fake-news-ny-times-wapo-reporters/

10/23The Gateway Pundit<Happening Again: Election Drop Box Spotters Catch Man Covering License Plate In Arizona>

こういう映像を見ても選挙に不正はないと?

For the second time this week, election drop-off box spotters have caught someone pulling up to a drop box location in Arizona with their license plate covered.

Melody Jennings the founder of Clean Elections USA, an organization that aims to keep an eye on election drop-off boxes, posted on Truth Social a picture of a man at an undisclosed drop box in Arizona covering up his license plate.

Covering up a license plate in Arizona is completely illegal.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/10/happening-election-drop-box-spotters-catch-man-covering-license-plate-arizona/

10/24希望之声<章天亮: 如何分析胡锦涛被架出二十大会场?=章天亮:20大会場から胡錦涛が出されたのをどう分析するか?>実際、これまでに皆さんが語ったすべての話には抜け穴があり、取り繕うことはできない。

まず、胡錦濤の健康状態が悪く、政治的立場が関係していなければ、彼に対し心配するはずで、温家宝、汪洋、胡春華等団派の人間は、胡錦濤が彼らの老ボスなのだから心配すべきである。しかし、胡錦濤が彼らの席を通り過ぎたとき、誰も振り返らず、彼らはぼーっと前を見ていただけで、胡錦濤を見なかった。

次に、政治的な理由である場合、胡錦濤は息子のためにあえて公の場で習近平と決別したのなら、息子が中央委員会に入ることはできなくなり、息子の人生は習近平の手中にある。彼が習近平を怒らせた後、彼の息子の将来のキャリアはさらに困難になり、彼は反腐敗で摘発されるかもしれず、習近平はそれを行うことができる。

別の見方として、偽の人名リストがあったかどうかについては、これを検証することは決してできないと思う。そして、胡錦涛は団派常務委員主席、元老として、誰が上がり誰が下がるかについて彼らと話し合ったのではないかと思う。

https://www.soundofhope.org/post/664857

10/24看中国<二十大闭幕胡锦涛中途“离场”:做给谁看?(图)=20大の閉会時、胡錦濤が途中で「去る」:誰に見せるためか? (写真)>中央通信社は、このビデオが公開された後、胡錦涛が習近平の連任に不満を持っていることを示唆しているように見えたと述べた。

NY市在住の政治ライターであり、《北京の春》の名誉編集長である胡平はVOAに対し、80近くになる胡錦濤は途中で突然会場を離れたが、肉体的な理由もあるかもしれないが、中共の元リーダーは団派の大ボスであり、会場からの離脱は外界から中共内の団派勢力の終焉の象徴とみなされるだろうと語った。

https://www.secretchina.com/news/gb/2022/10/24/1019900.html

10/24阿波羅新聞網<【微博精粹】细节!习帝登基前 架走恩人胡锦涛的是他保镖=ウエイボー精髄】詳細!習近平皇帝が即位する前に、彼の恩人である胡錦濤を連れ去ったのは彼の護衛だった>tracy68683668: 胡錦濤が健康のために連れ出されたとは思えない。 1.健康でなければ、なぜ誰も助けたりしないのか、また立ち上がって挨拶したりできないだろう。習近平は「老いた指導者を気遣う」行動すらしない。2.年齢はやっと 80 歳になるが、高齢ではない。認知症だとすれば、大会で何をするのか?3.健康状態が良くなければ、なぜ医療スタッフではなく、習のボディガードが連れ出すのか?引っ張ったりして彼の体を傷つけるのが怖くないのか?

https://www.aboluowang.com/2022/1024/1820435.html

10/24阿波羅新聞網<胡锦涛为何被架走!外媒拍事发前4诡异照片:与红色资料夹有关=胡錦涛はなぜ連れ出されたのか!その直前に外国メディアが撮影した4枚の奇妙な写真:赤いフォルダが関係している>中共20大が22日閉会する前に、中共元総書記である胡錦濤が「連れ出された」疑いが持たれたが、この写真は世界中の注目を集めており、各界で憶測が飛び交っている。 ABC のスペイン語の記者は、連れ去られる前の胡錦涛の 4 枚の写真を公開し、今世紀の未解決の事件は胡錦涛の健康とは何の関係もないことを示している。

20 大の閉会で、AFP ビデオの前に ABC スペイン語の記者が撮影した写真。

1枚目:「胡は目の前のフォルダを開こうとしたが、左側に座っていた栗戦書に止められた」

2枚目:「栗戦書は胡の手を抑え、栗は胡のフォルダを取ろうとしたが、胡はそうさせなかった」.

3枚目:「習近平は見てすぐに、中共中央弁公室副主任孔紹遜を呼び、胡を連れていけと合図した」

4枚目:「胡主席の赤いフォルダが栗戦書の目の前に移動され、胡錦涛は強く引っ張られて現場を去った」

https://www.aboluowang.com/2022/1024/1820342.html

10/24阿波羅新聞網<羞辱+威慑:习近平架走胡锦涛这招,金三用过=恥辱+ 威嚇:習近平が胡錦涛を連れ去らせたのは、金デブが使ったことがある>師範大学東アジア学科の教授である范世平は、「中共20大で胡を追い出した」ことは実際には屈辱であると考えており、この問題について「10 の理由」を提示した。胡錦涛率いる共産主義青年団の「団派」を全滅させ、現在は「習派」しかなく、北朝鮮の指導者金正恩が2013 年に労働党中央政治局拡大会議で叔父の張成沢を公開の場で逮捕したのと同じように、「連れ去る」場面が暴露された。

https://www.aboluowang.com/2022/1024/1820365.html

10/24阿波羅新聞網<史诗级画面!胡锦涛被离场八看点:李强的笑与胡春华的怒气=叙事詩的映像!胡錦涛の連れ出しの8つのハイライト:李強の笑いと胡春華の怒り>新華社通信は、当時胡錦涛は「体調が優れず」と初めて回答した。しかし、メディアが現場で撮影した写真によると、重要な中共の会議は常に「台本」に従っており、少なくとも8つのハイライトがあり、中共の公式の場の冷酷さと真の姿を見ることができ、歴史的な画面と呼ぶことができる。

胡錦濤は習近平の前の文書を持っていきたかったが、習近平は文書を押さえつけ、胡錦濤がそれを取るのを妨げた。 AFP

全人代委員長の栗戦書はすぐにハンカチを取り出し目を拭ったが、涙か冷や汗かは分からない。 AFP

中共中央政治局常務委員の王滬.寧は、後ろから栗戦書の服をつかんだ。 AFP

https://www.aboluowang.com/2022/1024/1820416.html

何清漣 @HeQinglian  22h

この一連のツイートは、奇特な現象を紹介するためである。:

2022 年 1 月から 6 月まで、中国の外資の実際の利用は 7233.1 億元で、1123.5 億米ドルに相当し、21.8% 増加した。その中で、ハイテク産業における外資の実際の利用は 33.6% 増加した。

出資国から見ると、韓国、米国、ドイツの対中投資は、それぞれ 37.2%、26.1%、13.9% 増加した(自由港による投資データを含む)。 http://mofcom.gov.cn/article/xwfb/xwsjfzr/202207/20220703336835.shtml

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何清漣 @HeQinglian  22h

7/29、中国の日本商工会が発表した「中国経済と日本企業 2022年白書」は、疫病が発生した2020年と比較して、中国の日系企業の業績が回復したことを示し、縮小や移転、撤退を考えている企業は非常に低い割合である。

日本貿易振興機構(ジェトロ)が中国に進出する日系企業685社を対象に行った2021年の調査によると、2021年には中国に進出している日系企業の72.2%が利益を上げると予想されており、2020年から8.7ポイント増加している。

何清漣 @HeQinglian  22h

韓国でも同じである。以下、状況について説明する。

  1. 各国の政界の態度は、ドイツのように二枚舌であるか、政界が自国の企業を制限できないかである。
  2. メディアの態度は財界や金融界にほとんど影響を与えず、後者はメディアの傾向に基づいて投資判断を下すことはない。

何清漣 @HeQinglian  2h

ロイター通信:エジプトの新中央銀行総裁は10/23に、エジプトはエジプトポンドがドルペッグされるべきという考えを脱却するために、新通貨指標を開発する予定であると述べた。

この指標は、複数の通貨バスケットと、場合によっては金に基づくと彼は言った。

https://reuters.com/markets/currencies/egypt-develop-new-currency-indicator-wean-people-off-us-dollar-2022-10-23/

バイデン政権とFRBは、曹操の名言を恐らく知らない:「天下に曹操がいなければ、誰が帝王と呼ばれることができるのか知らないだろう」

reuters.com

エジプトは国民を米ドルから遠ざけるため、新しい通貨指標を開発する

エジプトは、国民を米ドルから引き離すために、新しい通貨指標を開発する。

何清漣 @HeQinglian  1h

ある人が今日私に言った、李強は経済をまったく理解できず、習も同じである。

私は、李鵬が首相だったとき、人々は彼が理解できないと言い、朱鎔基が後を継いだとき、部長達は裏で彼は理解できると言ったが、彼が理解したのは計画経済についてであった。温家宝が首相になってから、誰も彼が経済を理解しているとは言わず、影の帝王と呼んだ。

本当の問題は、中共がいつ専門家を総理の要職につけたことがあるかである。

米国には多くの経済専門家がいるが、バイデンはいつも通り出鱈目をしないのか?権力は手にしており、できないことはない。

何清漣 @HeQinglian  1h

ツイ友に判断してもらいたいことがある。

当初、太子党・革命第2世代が権力を引き継ぐのを、民主運動家は非常に怒っていた:父の世代が天下を取り、子供たちがその席に座る。この種の考え方は受け入れられない。

習近平は 10 年間権力の座にあり 、年齢の壁を利用して太子党・革命第2世代をすべて引退させ、今回の20大で上層部に革命第2世代はおらず、老民主運動家とメデイアは非常に怒って、特別な記事でそれらを批判する(今のところ名前は知らせず).

質問:革命第 2 世代は、親の権力を引き継ぐべきかどうか? 😂

青沼氏の記事では、習近平は清華大学を裏口入学した口だから、相当学力コンプレックスがあるのでは。論理で議論すれば太刀打ちできないため、度胸で勝負し、恐怖政治を展開して、権力を独り占めしようとしている。彼はマルクスの著作を真に理解しているとは思えない。王滬寧の振り付け通り動いているだけ。

習を総書記に選んだ江沢民と曽慶紅は大きな目論見違いをし、胡錦涛は軍事委員会主席もすぐに手放したのに、習近平に恥をかかせられ、両派とも中国人の裏切りの習性を理解していなかったと言える。

記事

10月23日、第20回党大会で選出された第20期中央委員会による第1回総会の後、政治局常務委員会のメンバーを発表した習近平総書記(写真:AP/アフロ)

中国の新しい指導部が発足した。5年に1度の中国共産党大会(第20回)が22日に閉幕し、翌23日の中央委員会第1回全体会議(1中全会)で最高指導部となる政治局常務委員7人が選出され、お披露目された。そこで習近平をトップとする異例の3期目に入ることが確定。他の常務委員もすべて昔よしみの部下で固めた。

異例だったのは、それだけではなかった。共産党が大会閉幕後に公表した指導部上位約200人の中央委員の名簿の中に、党序列2位だった李克強首相と4位の汪洋・全国政治協商会議主席の名前がなかったことだ。

エリート集団「共青団」出身者を徹底排除

中国共産党には「七上八下」という年齢制限の慣例がある。党大会時の67歳以下は現役、68歳以上は引退するというものだ。2人ともまだ67歳でありながら、党の最高指導部から外れたばかりでなく、引退に追い込まれ、69歳の習近平がそのまま君臨することになった。これは、習近平が年齢制限の撤廃にまで手を付けたという、それだけのことではない。

この2人は、習近平が嫌うとされる中国共産主義青年団(共青団)の出身だった。共産党幹部を養成するいわばエリート集団で、父親が毛沢東と革命戦争を戦っていた習近平のような「紅二代」と対比され、「団派」とも呼ばれる。党規約で首相の任期は2期10年までと定められてはいるが、李克強のあとを汪洋が引き継ぐとの見方もあった。いずれにしても重鎮として残るはずの2人を排除したのだ。

胡錦涛の「途中退席」は何を意味するのか

この共青団の出身者として知られるのが、胡錦濤・前国家主席だった。胡錦濤は今回の党大会に出席。ところが、閉幕式で習近平の隣に並んで着席していたところを、突然、関係者に促され、腕をつかまれて途中退席させられる一幕があった。

国営新華社通信は、英語版の公式ツイッターで「胡氏は体調が優れなかった」と投稿しているが、その映像を見るかぎり、少なくとも私には、嫌がっているところを連れ出されたようにしか見えなかった。その去り際に胡錦濤は背後から習近平に声をかけ、それに習近平が頷くと、こんどはその隣に座っていた李克強の肩をポンと叩いていった。李克強の名前の消えた中央委員の名簿が公表されたのは、その直後のことだ。

共産党大会閉幕式の最中、関係者に腕をつかまれ途中退席する胡錦涛・前国家主席。習近平総書記になにか言葉をかけている。左は今回の党大会で中央委員から漏れた李克強首相(写真:ロイター/アフロ)

李克強は、古くから胡錦濤の信任も厚く、共青団でもエリート街道を歩んでいたことから、胡錦濤の後継が最有力視されていた。ところが、胡錦濤の前任の江沢民と共青団との権力争いから、人事が難航したところに、紅二代の習近平の存在が浮上。2007年の第17回党大会のあとにお披露目された政治局常務委員に2人揃って選出されたものの、序列で習近平がひとつ上回っていたことから、胡錦濤の後継にはなれなかった。むしろ、習近平の登場に世界中のメディアが驚き、「ダークホース」と呼んだほどだ。

小沢一郎の実家にホームステイした李克強

実は、胡錦濤と李克強との結びつきは、日本とも縁が深い。話は1985年3月にさかのぼる。

当時の胡耀邦総書記の呼びかけで日中青年交流プロジェクトがはじまり、その一環として、中国青年代表団が訪日することになった。その代表団の団長が共青団の第一書記だった胡錦濤で、副団長がまだ候補書記の李克強だった。この頃から既にふたりの関係は深く、優秀な部下としての仕事ぶりの評価と信任は厚かった。胡錦濤が後継に彼を引き立てたこともよくわかる。

そしてこの時、29歳だった李克強は、日本の民家でホームステイも体験している。その場所というのが、岩手県水沢市(現・奥州市水沢区)にあった小沢一郎衆議院議員の実家だった。のちに自民党幹事長、民主党代表などを歴任する小沢は当時、自民党田中派に所属していて頭角を現しつつあった。

もし、仮に李克強が胡錦濤の後継として総書記、国家主席となっていたのなら、日本との結びつきも強い、親日的な中国が誕生していたかも知れない。

ここで因縁を覚えるのは、李克強が小沢一郎の実家にホームステイをしたまったく同じ年に、習近平も海外でホームステイを体験していることだ。それが米国だった。

習近平のアメリカ体験

1985年当時の習近平は31歳だった。まだ河北省正定県の書記だった彼は、地元のトウモロコシ視察団の随行幹部として、米国でも穀倉地帯の中心にあたるアイオワ州を訪れている。これにあわせて州境を流れるミシシッピ川の畔のマスカティン(Muscatine)という小さな街に招かれ、そこにある2階建ての家の子ども部屋で寝泊まりして過ごした。部屋には『スタートレック』のおもちゃも並んでいたという。

「とても礼儀正しく、好奇心が強くて、なんにでも興味を示す青年だったわ! それに、明るくて、笑顔が絶えなかった」

当時のホストファミリーは私の取材にそう答えていた。

「それに彼はこう言っていたわ。『マーク・トウェインの小説を読んで、それに憧れて、ミシシッピ川を一度は見てみたかった』ってね」

マーク・トウェインといえば、『トム・ソーヤーの冒険』の作者として知られる。その冒険の舞台がミシシッピ川であることはいうまでもない(その当時の詳細については、過去にまとめている。参考:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61340)。

その場所を習近平が再び訪れたのは、2012年のことになる。胡錦濤の後継としての総書記、国家主席就任は規定路線で、顔見せのための訪米だった。首都ワシントンで当時のオバマ大統領と、それにバイデン副大統領とも会談したあと、アイオワ州にまで足を伸ばし、このホームステイ先の家を再訪している。地元は大騒ぎになった。

「ここに来ると家に戻った気分だ。みなさんは私が会った最初の米国人であり、私にとって米国そのものだ」

習近平は、集まった人々を前にそう語ったという。そして、現在の中国が世界中から穀物を買い漁るようになった先鞭をつけるように、そこで大豆の大量買付を行って、地元を大喜びさせた。

それだけに、習近平はどちらかといえば親米的で、国際的にも協調路線をたどると感じていた人たちも多かったはずだ。それが自らここまで強権的、覇権主義的に変貌していくと誰が予想できただろうか。

一強体制というより独裁

共青団を権力から遠ざけていることはあからさまで、胡春華副首相が政治局常務委員に入れなかったこともそのひとつだ。59歳の胡春華は、胡錦濤が習近平の後継に推す人物で、共青団に一定の配慮を示すのなら常務委員7人のうちの1人に加わると見られていた。それどころか、党の上位24人の政治局員にも選出されず、降格している。共青団を徹底して権力から遠ざけ、常務委員は習近平が地方をまわって統治していた時代に気脈を通じた部下たちで固めた。権力の一極集中、一強体制というよりも、もはや独裁体制に近い。

その陰で、日本を知り、日本に所縁のある幹部が中国の中心から早々に立ち退かされた。これからの中国を見据えると、日本にとって不利益となる可能性も否定できない。

習近平の目指すところは、毛沢東を超えるところにあるとされる。毛沢東は、彼の父親を失脚させ、幼少期の豊かな生活を奪い、文化大革命で僻地の洞窟暮らしに追いやり、青春時代に苦痛を強いた張本人だ。それを恨むどころか、いってみれば、親から虐待を受けた子どもが、親になって、その親にとって代わろうという、かつてのヒトラーにも通じる人格的側面がある。その実態と分析については以前に詳述した(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72187)。子どもを虐待する親が、やはり親からの虐待を受けていたケースが多いことは、すでに知られるところだ。

共産党のエリート集団としての共青団、団派は行政手腕こそ見事だが、権力闘争が苦手とする指摘もある。エリートとして学んだ理屈や常識が通じない相手が権力争いで台頭してくるのだから、然もありなん。そういう相手が、権力基盤を盤石化させ、世界と日本の前にたちははだかることになる。これほど厄介なこともない。

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