『「平和ボケ」した日本のメディアの「致命的な勘違い」が、ペロシ訪台で見えてきた いつ、目を覚ますのか』(8/5現代ビジネス 長谷川幸洋)について

8/6The Gateway Pundit<Trump Wins CPAC 2024 GOP Presidential Nomination Straw Poll>

President Trump easily won the CPAC 2024 straw poll and captured 69% of the votes.

Florida Governor Ron DeSantis came in second with 24% of the votes.

In February, Trump had 59% support. DeSantis had 28%, more than 30 points behind the 45th President.

相変わらず共和党内で人気の高いトランプ。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/08/trump-wins-cpac-2024-gop-presidential-nomination-straw-poll/

8/6The Gateway Pundit<BIZARRE: Pelosi Claims a “Connection” to China Because She Was Told as a Little Girl You Could Dig Your Way to China>

中国へ通じる穴は、本当は汚い金の通り道だったりして。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/08/bizarre-pelosi-claims-connection-china-told-beach-dig-china/

8/7阿波羅新聞網<美国面临着有史以来最大的威胁:“你为你的家人担心吗?你为你的自由担心吗?” —CPAC大会 共和党吁保守派必须采取行动=米国は有史以来最大の脅威に直面している:「家族のことを心配しているのか? 自分の自由を心配しているのか?」 — CPAC 大会 で共和党は保守派に行動を呼びかける>2 人の共和党上院議員 (リック・スコットとテッド・クルーズ) は、金曜日 (8 /5) にテキサス州ダラスで開催された保守政治行動会議 (CPAC) で保守派に向けて演説し、米国が社会主義者の攻撃に遭っていると警告した。 スコットは、CPAC の何千名もの出席者に、米国は有史以来最大の脅威に直面しており、それは急進左派から来ていると語った。 「我々は 1812 年の戦争、南北戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、冷戦を経験してきたが、今、我々は有史以来最大の危険に直面している。わが国の急進左派は内なる敵になった」

左翼は当然中共と手を組んでいる。

https://www.aboluowang.com/2022/0807/1786309.html

8/7阿波羅新聞網<超级黑习近平!江媒曝光佩洛西孙一语戳破中共制裁—佩洛西外孙回应中国制裁:取消我的TikTok吗?=超弩級の悪、習近平!江派のメディアは中共の制裁を突き破るペロシの孫の言葉を晒した –ペロシの孫は中国の制裁に反応した:私のTikTokは取消するのか?>ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問への報復として、中共外交部は8/5、ペロシとその直系親族に対する制裁を発表した。しかし北京は制裁の詳細を明らかにしていない。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、重大な罰として見られるはずだったものが、制裁の現実の影響に興味を持つ多くの人によって笑い話に変えられた。米国下院議長ナンシー・ペロシの孫であるポール少年は、ペロシとその親戚に対する中共の制裁に反応した:彼らは何をするつもりなのか? 私のTikTokは取消するのか?

中共は凍結する資産が中国内にあると思っているの?

https://www.aboluowang.com/2022/0807/1786115.html

8/7阿波羅新聞網<不惧中共围台军演 两国政要7日访台=中共の台湾周辺での軍事演習を恐れず、2カ国の政治要人が7日に台湾を訪問>中共は台湾周辺で軍事演習を行っており、台湾海峡の情勢は緊迫しているが、同盟国や理念が近い国の政治要人は、依然として台湾を訪問することを恐れていない。セントビンセントおよびグレナディーン諸島のラルフ・ゴンサルベス首相、リトアニアのアグニェ・バイチュケヴィチュテ運輸通信政務次官が明日台湾に到着する予定であり、外交部は心からの歓迎を表明する。

日本も国会閉会中に台湾支持を明確にするため議員団を起こり込むべきでは。

セントビンセントのゴンサルベス首相は明日、台湾に到着する。 (大統領官邸より)

リトアニアの運輸・通信担当政務次官、アグニエ。

https://www.aboluowang.com/2022/0807/1786117.html

8/7阿波羅新聞網<中国社群疯传渔船抢先登陆台湾 浙江官方回应=中国人コミュニティは先ず漁船が台湾上陸したと狂ったように広める、浙江省の公式反応>中共が台湾に対して軍事演習を行っているため、今日、中国のオンラインコミュニティでは、多くの漁船が台湾に向けて出航し、浙江省の岱山から多くの漁船がすでに最初に台湾に「上陸」したと広まっている。この点に関して、浙江省岱山県の海洋漁業局は夕方声明文を発表し、県の漁船はネットで伝わる海域に入っていないことを強調して否定した。浙江省のネチズンはWeiboでため息をついた:「ああ、みんな、顔を洗って寝よう。すべて自分で自分を楽しませただけだ」

中国は情報統制されているからでしょうが、もし台中戦争になって米国が参戦すれば、自分たちもミサイルの標的になることは考えないのでしょう。漁船も便衣船と見做される可能性があるのに。

https://www.aboluowang.com/2022/0807/1786092.html

8/6阿波羅新聞網<突发:南京舰逼近花莲外海,国军导弹锁定 大逆转!=突破:南京艦は花蓮沖に接近、国軍はミサイルでロック 大逆転!>共産軍の052D級「南京艦」が花蓮和平の外海に接近しているとの報道があり、我ら済陽級フリゲート「蘭陽(935)」が約500メートルの超至近距離で監視中。同時に、南京艦は海岸で我々の海岸設置の雄二ミサイルによってロックされたとの報道もあった。

https://www.aboluowang.com/2022/0806/1785991.html

8/6阿波羅新聞網<中共大乱斗 反习派一掌把他扇晕【阿波罗网报道】=中共の大乱闘、反習派が平手打ちで習を気絶させた [アポロネット報道]>アポロネットの秦瑞記者の報道:江沢民・曽慶紅派閥系の「香港01」が5日、ジョン・カービー米国家安全保障会議の戦略コーデイネーターが4日、米国は今後数週間で標準的な海路と空路で台湾海峡を渡り、台湾への支持を示す方針を明らかにしたと報じた。

https://www.aboluowang.com/2022/0806/1786068.html

何清漣 @HeQinglian  9h

ペロシの台湾訪問の意外な結果:かつては三角関係だった台湾海峡関係の構造変化は、今や中米関係の枠組みの中で重要なトピックになるだろう。

中国の《軍の非戦争軍事行動(試行版)の概要》は、2022 年 6 月 15 日に施行されると発表した。今回の軍事演習は、テストすべきである。これに対しては台湾はどうしようもない。今回の軍事演習後の米国の反応は、すべて軍によるものであるが、両国間の国境管理はどこに線を引くのだろうか。しばらく互いに反応し合う必要がある。

何清漣 @HeQinglian  8h

ペロシの日本での発言を読んで、台湾海峡の平和が維持されることへの期待を表明したが、彼女の表情は、台湾にいるときほど高ぶっておらず、少し元気がなかった。多くの米メディアの評論を読んでいるとみられるが、帰国後、WHや国務省、民主党の批判にどう立ち向かうのか。

彼女と彼女のチームは、事前に彩りを加え輝きを増す「人権と反共」について考えただけで、現在の状況については考えていなかったと推定されている。

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引用ツイート

何清漣 @HeQinglian  8h

BBC: [ペロシ | ペロシ] 台湾訪問: 西側メディアの反対意見と観点

2022 年 8 月 5 日 https://bbc.com/zhongwen/simp/world-62428497

西側国家の主な中国語メディアの観点は、この記事には含まれていない。

何清漣 @HeQinglian  8h

BBC: [ペロシ | ペロシ] 台湾訪問: 西側メディアの反対意見と観点

2022 年 8 月 5 日 https://bbc.com/zhongwen/simp/world-62428497

西側国家の主な中国語メディアの観点は、この記事には含まれていない。

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bbc.com

ペロシの台湾訪問後の西側メディアの反対と反省 – BBCニュース

ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問による衝撃はまだ終わっていない。西側メディアでは、多数の評論はペロシの台湾訪問は欠点はあるが汲むべきところもあると考えているが、一部の評論は、この旅行のメリット・デメリット、長期的な影響の可能性についてさまざまな角度から考察し始めている。

何清漣 @HeQinglian  2h

日米豪戦略対話で台湾海峡の平和と安定維持への関与を再確認 https://rfi.my/8dmn.T

三者は、台湾海峡の平和と安定維持への関与を再確認した。彼らは、台湾海峡における緊張緩和の重要性に関する ASEAN の声明を評価した。三者とも、外交手段を通じて誤算のリスクを回避したいと考えている。

——最終的には、リー・シェンロンが仲介をしなければならないかもしれない:習主席、怒っておられるが、座って話したらどうか。

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rfi.fr

日米豪戦略対話で台湾海峡の平和と安定維持への関与を再確認

米国、オーストラリア、日本の外相は戦略対話を開催し、自由で開かれたインド太平洋地域を前進させ、台湾海峡の平和と安定維持に関与することを再確認し、中国政府に台湾に対する軍事演習を直ちに停止するよう求めた。

何清漣 @HeQinglian  5h

私のツイート圏には国家の責任を負う者と個人の意思決定との違いが分からない人がいる。私はこれ以上言うのが面倒である。

権力は権力の源泉に責任があり、議長としての彼女の地位は議会の民主党議員によって与えられ、決定するのは民主党下院議員次第である。

結局のところ、世論はただの世論に過ぎない。しかし、このような米国行政府と立法府(または一党派)がこう騒ぐことで、米国に対する国際社会の信頼が大きく低下することは避けられない。

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引用ツイート

何清漣 @HeQinglian  8h

ペロシの日本での発言を読んで、台湾海峡の平和が維持されることへの期待を表明したが、彼女の表情は、台湾にいるときほど高ぶっておらず、少し元気がなかった。多くの米メディアの評論を読んでいるとみられるが、帰国後、WHや国務省、党民主党の批判にどう立ち向かうのか。

彼女と彼女のチームは、事前に彩りを加え輝きを増す「人権と反共」について考えただけで、現在の状況については考えていなかったと推定されている。

twitter.com/HeQinglian/sta…

何清漣 @HeQinglian 30m

ペロシの台湾訪問の評価に関して、主なものにはいくつかの視点がある。

1.米国の主流メディアは、主に米国外交の現状から出発し、ロシア・ウクライナ戦争は未だ終わらず、バルカン半島と中東は不安定であり、台湾の現状を維持し、脆弱なバランスを維持する必要がある。

2.中国は自身の立場からペロシの台湾訪問を評価している。

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何清漣 @HeQinglian  29m

3.アジア太平洋の同盟国と ASEAN は安定を維持したく、バランスを維持するよう態度を明確にした。米国が何か行動を起こす場合は、最初に挨拶する必要がある。米国は同盟国の決定を尊重すると既に表明した。

4.台湾の視点。今回は米国との関係が近くなり、米国は機甲部隊の保証人になることを迫られ、米国が望むか望まないかに関係なく、対中曖昧戦略を終わらせるかどうかを検討する必要がある。台湾の将来は、米国の態度によって決定される。

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何清漣 @HeQinglian  22m

5.中国語のSNSで意見を表明する人のほとんどは、自分の政治思想を実践する機会が全然なく、政治の結果責任を負う必要のない人である。この種の意見は最も活発であるが、世界情勢への影響は最も少ない。

昨年の米軍のヤマアラシ計画は、台湾の防衛力を強化し、中国を抑止するためのもので、完了するまでに 5 年かかる。

ドイチェ・ヴェレ:「ひと目で分かる!台湾海峡両岸の軍事力比較図」

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dw.com

ひと目で分かる!台湾海峡両岸の軍事力比較図

ペロシの台湾訪問後、中国と台湾の緊張が再び高まっている。台湾海峡を挟んだ両側の軍事力の差はどれくらいか? 選択をしなければならない場合、東南アジアの国家は北京と米国どちらとの同盟を好むか?

何清漣 @HeQinglian  1h

次のスレッドを参照して🤣

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引用ツイート

Rasmussen レポート @Rasmussen_Poll  7h

我々に聞くな、我々はダーツを投げるだけ・・・。

中間選挙前にジョー・バイデンの支持率が上昇:世論調査 https://newsweek.com/biden-approval-rating-boosted-ahead-midterms-poll-1731291

何清漣 @HeQinglian  2h

まれに見る批判は、以前のロシアの批判が根拠のないものではないことを証明している。

人権団体はウクライナ軍が国際法に違反していると非難、ウズベキスタン大統領は肯定的に反応。

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dw.com

人権団体はウクライナ軍が国際法に違反していると非難、ウズベキスタン大統領は肯定的に反応。

アムネスティ・インターナショナルが発表した報告書は、普通の民衆に不必要な危険をもたらす住宅地に基地を設置することで、ウクライナ軍は「国際人道法に違反している」と非難した。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアを弁護したことでこの組織を非難した。 一方、金曜日に別のウクライナの穀物船が黒海の港から出港した。

長谷川氏の記事では、朝日新聞が日本は米中の『橋渡し』をしろと主張したとありますが、安全保障の問題で、正規の軍を持たない日本が米中の橋渡しなんかできるわけがないでしょう。鼻であしらわれるだけ。しかしよくこういう現実を見ない議論ができると思う。欺瞞なのか偽善なのか、はたまた低能なのか?左翼脳は学力だけで智恵というものが詰まってないとしか思えない。日本国民も情報の取り方を多様化しないと、ゴミ情報に洗脳され、判断がおかしくなります。今の統一教会の報道のように、自民潰しと安部氏国葬潰しを狙って仕掛けてきているのが見え見え。両方とも潰れることはないですが、岸田首相はこれで憲法改正には二の足を踏むでしょう。ダメな性格!

記事

ペロシ訪台の結果は?

米国のナンシー・ペロシ下院議長が台湾を訪問した。これについて「安定を損なう」「対立を激化させた」といった批判が出ている。だが、そんな言説こそが「平和ボケ・日本」の勘違いではないか。こちらの基準で相手を判断すれば、かえって平和が危うくなる。

台湾を訪れたナンシー・ペロシ下院議長[Photo by gettyimages]

今回の訪台について、中国は「これでもか」というほど激しい言葉で、けん制した。先週も紹介したが、中国外務省は「主権と領土の一体性を守るために、断固として強力な措置をとる」、国防省は「人民解放軍は、けっして座視しない」と警告した。

習近平総書記(国家主席)自身も7月28日、ジョー・バイデン大統領との電話会談で「火遊びをすれば、やけどする」と脅した。セリフ自体は目新しくない。だが、8月1日が中国人民解放軍の建軍記念日だったことも考えれば、偶発的な衝突が起きる可能性もゼロとは言えなかった。

たとえば、反米主義者として有名な中国共産党系新聞「環球時報」(英語版は「グローバルタイムズ」)の元編集長、胡錫進(Hu Xijin)氏は「もし、米軍の戦闘機がペロシ氏をエスコートすれば、問題は別の次元になる。それは侵略だ。我々の戦闘機は妨害すべきだが、それが効果を上げなければ、私はペロシの飛行機を撃ち落としてもかまわない、と思う」とツイートしていた。

撃墜を煽った発言は、さすがに行き過ぎだったのだろう。ツイッター社はこのツイートを同社のルール違反とみて、胡氏のアカウントを停止した。胡氏はアカウントを復活させるために、その後、ツイートを削除している。

2001年4月には、中国の戦闘機が米軍の電子偵察機、EP−3Eと衝突し、中国軍パイロットが行方不明になり、米軍機は海南島に不時着する事件も起きている。今回も、軍のパイロットが英雄気取りで撃墜しないまでも、搭乗機に異常接近するくらいの可能性は十分に考えられた。

米軍はそんな事態も想定して、空母を派遣し、いざというときはヘリコプターで救出する作戦を立てていたほどだ。

ところが、蓋を開けてみれば、異常接近どころか、何事も起きず、ペロシ議長の搭乗機は8月2日夜、すんなりと台湾の松山空港に着陸した。まったくの拍子抜けである。

これで恥をかいたのは、中国だ。さまざまなけん制発言は「結局、空脅し」とバレてしまった。逆に、米国は大きな教訓を得た。どんなに激しい言葉で脅していても「中国は最後に折れる」という実例になったからだ。この教訓は、今後に活かされるだろう。

米中の「チキンゲーム」はまだ続く

もしも、ペロシ氏が脅しに屈して訪台しなかったら、どうなっていたか。

中国は米国の弱腰を教訓にして、今後も何かあるたびに、かさにかかって脅すに違いない。米国は腰が引けて、中国に強く出られなくなるかもしれない。そうなったら、最悪のシナリオだ。台湾奪取を悲願にする中国は、強気一方で押しまくればいいからだ。

今回の問題は、これで終わりではない。米中の「チキンゲーム」は、要素を少し変えたとしても、今後も続く。中国が台湾奪取を諦めることはないからだ。第1ラウンドは、幸い「米国勝利」で終わったが、次も勝つとは限らない。肝心の大統領の腰が引けているからだ。

先週のコラムで指摘したように、フィナンシャル・タイムズがペロシ訪台計画を報じた直後の7月20日、バイデン氏は記者団に問われて「米軍は、それがいい考えとは思っていない」と語った。自分が最高司令官であることを忘れたかのような言い方だが、訪台をけん制する意図があったのは間違いない。

バイデン米大統領[Photo by gettyimages]

ホワイトハウスは8月1日になってから、ジョン・カービー戦略報道調整官(国家安全保障担当)が会見し「米国は脅しに屈しない」と表明したものの、訪台は「もはや止められない」と分かって、弱腰批判を避ける狙いだったのは明らかである。

バイデン大統領が今後も中国に対して、ペロシ氏が示したような「断固たる態度」で臨むとは、とうてい思えない。バイデン政権は対中方針をめぐって、議会との綱引きが続くだろう。

訪台批判を繰り広げる日本のメディア

そこで、本題のペロシ訪台に対する評価である。

朝日新聞は「ペロシ訪台 軍事的な緊迫、回避を」と題した8月4日付の社説で「双方とも望まぬ衝突を避けるために、冷静な意思疎通による沈静化を図るべきだ」と訴えた。

中国に「武力を振りかざす示威行動は許されない」と指摘する一方、「ペロシ氏の行動についても疑問を禁じ得ない側面がある。なぜ、この時期を選んだのか。…地域の安定に資する外交戦略を描いていたのだろうか」と、やんわり批判した。

そのうえで、日本について「緊張緩和に向け、日本も米中の『橋渡し役』の役割を十分に発揮すべきときだ」と、お決まりの「橋渡し論」を掲げて、注文を付けた。まるで、日本が自由・民主主義陣営に属していないかのようだ。ちなみに、橋渡し論は親中派、林芳正外相の路線でもある。

林芳正外相[Photo by gettyimages]

東京新聞は、もっと率直だった。「台湾海峡緊迫化 米中とも自制が肝要だ」と題した同日付の社説で「ペロシ米下院議長の台湾訪問は、米中対立を一段と激化させてしまった。…ペロシ氏も自重すべきだった、相手に挑発と受け捉える行動を繰り返せば、対立は制御不能になり不測の衝突に発展しかねない」と批判している。

こうした訪台批判は、両紙のような左翼新聞に限らない。

ハフィントンポスト日本版(朝日新聞との合弁企業)に掲載されたインタビューで、ある日本の学者は「(訪台に)デメリットはありますが、何がメリットだったのか。誰も説明できない。ペロシ氏の訪台が台湾や台湾海峡の安定にとって何かプラスを生んだのか、説明できないのです」と批判している。

そのうえで「ペロシ氏は何かを持って来られる立場になく、むしろ勲章をもらって帰るだけ」「台湾海峡の安定を実現し、台湾の民主主義を守るために米台関係を強化していくことは重要です。そのためには粛々とやることが一番大事」などと主張した。

別の学者も、この発言をツイッターで「とてもわかりやすい解説」と評価している。

「静かに話せ論」が犯している勘違い

私は、ペロシ訪台を評価する。べつに、この時期でなくても良かったと思うが(ペロシ氏自身が当初、4月を予定していた)「この時期はダメ」という話でもない。中国の反発がどうであろうと、台湾の自由と民主主義を断固として支持する姿勢を示すことが重要だ。

問題は「相手を挑発すれば、対立が激化する」とか「静かに話せ」といった主張が、そもそも「安定を損なっているのは誰か」を忘れている点である。それは中国ではないか。

中国は台湾だけでなく、南シナ海、東シナ海で我がもの顔で振る舞い、力で威嚇している。日本も脅されている国の1つである。自由と民主主義を標榜する国が、力による威嚇に反対するのは、当然だ。

そのうえで「静かに話せ論」が勘違いしているのは、そうした主張が「静かに話せば、相手も分かるはず」という仮定を前提にしている点である。中国は「静かに話せば分かる国」なのか。そうでないのは、そう主張している本人たちも、実は内心、承知しているはずだ。

ここで説明している紙幅はないが、中国には、十分すぎるほど、他国と自国の国民に対して乱暴な実績がある。もしも、論者たちが本気で「静かに話せば分かる国」と思っているとしたら、それこそ救いがたい不勉強である。

にもかかわらず、こうした主張が出てくるのはなぜか。

自分たちの基準で相手を判断しているからだ。日本では「話せば分かる」文化があまりにも大事にされているから、「相手はそうではない」と頭で分かっていても、無意識のうちに、つい「相手もそうだ」という前提で考えてしまうのである。

そのうえで、ここがより重要なポイントなのだが、メディアにとって、実は「相手もそうだ」という前提で語ったほうが「読者の受けがいい」からである。だから、そういう前提で語ってくれる学者を重宝する。学者も、使ってもらえてうれしい。そんな構造が「話せば分かる」論を、日本にはびこらせているのである。

なぜ「読者の受けがいいか」と言えば、まさに日本では「話せば分かる文化」が、とても大事にされているからにほかならない。メディアは(そして、それに調子を合わせる学者も)読者の求める話を提供しようとする。それが、互いのビジネスにとって、都合がいいからだ。

もちろん、戦いよりも「話せば分かる論」が大好き、という左翼の特性もある。だが、必ずしも左翼というわけでもない学者たちにも、この論が根強いのは「そう語っておいたほうが、日本社会では無難」という文化の問題が根本に横たわっている。

「西側の常識」では見えてこないもの

残念ながら、中国やロシア、北朝鮮のような独裁・専制主義国家は「話せば分かる国」ではない。だからこそ、ときにはムチや大胆な行動が必要になる。「オレたちは、脅せば屈する国ではないぞ」と、相手に分からせなければならないのだ。

思い返せば、ロシアのウクライナ侵攻についても、日本の学者や専門家のほとんどは、侵攻前に「ロシアが侵攻するわけがない」と唱えていた。これも、ウラジーミル・プーチン大統領の発想や論理を、西側社会の常識で理解しようとしたからだ。

国際関係について、根本的な理解の仕方が間違っているのである。

にもかかわらず、日本のメディアは、そんな間違った専門家や学者の意見を相変わらず、重宝している。西側社会の常識を前提に語ってくれたほうが、読者や視聴者の耳になじみやすいからだ。一言で言えば「人々が聞きたい話を流す」のが、日本のメディアである。そんな記事を読んでいても、真実は見えてこない。

同じペロシ訪台反対論でも、ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、トーマス・フリードマン氏はさすがに、そんなに浅薄な反対論は唱えていない。「ペロシ訪台はなぜ、まったく無謀なのか」と題した8月1日付コラムは「ロシアと対決しているときに、中国と敵対すべきではない」というのが、反対の理由だった。

彼は「2つの超大国と同時に、2正面の戦争を引き起こしてはならない、というのは、地政学の基本(Geopolitics 101)だ」と書いている。これは、まったくその通りだ。実際には、中国が腰砕けになってしまったので、戦争にはならなかったが、このコラムが執筆された時点では訪台していなかったので、警告する意図だったのだろう。

コラムニストのトーマス・フリードマン[Photo by gettyimages]

ちなみに、フリードマン氏はロシアの侵攻についても、2月21日付のコラムで「これはプーチンの戦争だ。だが、米国やNATOが無罪の傍観者ではない」と米国と北大西洋条約機構(NATO)の責任を追及している。これに、私もまったく同意見だ。

日本のメディアや学者たちの主張が、いかに世界の議論とかけ離れているか。ウクライナの侵略戦争をめぐって浮き彫りになったが、ペロシ訪台をめぐっても、また明らかになった。ボケた日本はいつ、目を覚ますのか。私は当分、悲観的である。

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