『「ウクライナ戦争」はいつ、どのように終わるのか?歴史が明示する、戦争のカラクリとロシアの末路』(6/20JBプレス伊東乾)について

The Gateway Pundit<Trump Congratulates CNN For No Longer Using Term “Big Lie” – “A Big Step”>

CNNは大きな嘘でなく、嘘と言い直したようですが。中間選挙に共和党が勝って、不正を明らかにしてほしい。

President Donald Trump responded by congratulating CNN saying it was a “big step.”

FromTruthSocial:

BIG NEWS: Fake News CNN has just announced that it will no longer allow the use of the phrase,“The Big Lie,” probably because they are open to legal exposure as facts are now out, with more coming, that the 2020 Presidential Election was indeed Rigged and Stolen, and that the term Big Lie now represents the exact opposite of what the Democrats and Fake News Media was conning the public to believe. A big step by CNN. Congratulations!

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/trump-congratulates-cnn-no-longer-using-term-big-lie-big-step/

The Gateway Pundit<Whopping 72 Percent Majority of Republicans Believe That the US Has ‘Poor Moral Values’>

米国民の道徳的価値観が低いと共和党員は72%が答え、民主党員ですら36%がそう思っているのは、不正選挙のせいが大きいと思われます。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/whopping-72-percent-majority-republicans-believe-us-poor-moral-values/

The Gateway Pundit<WOW! Jan 6th Panel Not Swaying Swing-State Republicans – “Pushed Them In The Opposite Direction”>

事実の映像(“2000 mules”等)を見れば余計意思堅固になるでしょう。1/6委員会は茶番と。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/wow-jan-6th-panel-not-swaying-swing-state-republicans-pushed-opposite-direction/

6/20看中国<2024潜在共和党总统候选人 史上最强阵容(图)=2024年の共和党大統領候補は、史上最強のラインナップ(写真)>

2022年6月17日、ドナルド・トランプ前米国大統領は、信仰と自由連盟の年次総会「多数党への道」に出席した。 (写真:Seth Herald/Getty Images)

2024年のGOP大統領指名コンテストまであと5か月で、古参の党戦略家で社会保守派の指導者は、共和党の今回の候補は史上最強のラインナップになる可能性があると述べた。トランプ、ポンペオなどは最近、保守派組織である信仰と自由連盟の年次総会「多数党への道」に出席した。同時に、元国務長官のヒラリー・クリントンは、2024年には出馬せず、バイデンは再選に出馬する予定であると公に述べている。

トランプはペンスを叩く

「私を大統領に立候補させてくれる人はいるかな?」トランプは金曜日の基調講演で群衆に尋ねた。聴衆は前大統領に大きな拍手で応えた。

トランプは、ペンスが2020年の選挙結果を覆すのを拒否したことは、選挙詐欺であると繰り返し批判するのに多くの時間を費やした。一部の古参共和党員は、トランプは民主党の支持率を下げるため、南西国境の不法移民だけでなく、高インフレとエネルギー価格に焦点を移すように公に懇願した。

ペンスは今のトランプの影響力から見て、浮かび上がれないでしょう。

https://www.secretchina.com/news/gb/2022/06/20/1009610.html

6/20阿波羅新聞網<习中央军事胁迫搞砸要被美制裁?美两党领袖新提案飞升美台关系 但白宫怕了=習の中央委員会の軍事脅迫は米国の制裁によって台無しにされるのだろうか?米国の両党リーダーの新たな提案は、米国と台湾の関係を急上昇させるが、WHは恐れている>習近平の台湾に対する絶えざる軍事脅迫に直面して、以前台湾を訪問した両党の2人の米国重量級上院議員は、木曜日(6/16)に「2022年の台湾政策法」(Taiwan Policy Act of2022)を共同で提出した。台湾の安全保障援助に数十億ドルを投じ、米国と台湾の間の非公式な関係をさらに強化し、台湾を「主要な非NATO同盟国」としてリストアップする。これは、1979年に発効して以来、台湾関係法の最も全面的な改正案でもある。

今回の法改正について、WHと国務省はコメントしなかったし、ワシントンの中国大使館はロイターのコメント要請にすぐには応じなかった。

法案に精通している米国当局者はロイター通信に対し、バイデン政権の管理チームと国務省は草案の一部が中国を怒らせることを恐れ、不安を持っていると語った。

これではバイデンが大統領の内に台湾侵攻しようと思わせるだけでは。

https://www.aboluowang.com/2022/0620/1764634.html

6/20阿波羅新聞網<太无聊了?!普京经济论坛上突然干起这事=つまらなすぎ? !これはプーチンが経済フォーラムにいるときに突然起こった>「爪を噛む」というプーチンの奇妙な行動は、「この超大国の偉大で無敵のリーダーは退屈して爪を噛む」というタイトルで東欧のネットメデイア「ネフタ」から発せられ、テレグラムチャンネルにも公開された。それはすぐにネット上での議論を引き起こした。あるネチズンは、人が「緊張」、「焦り、「鬱」のとき、爪を噛むことによって無意識のうちに精神的な圧力を和らげると考えている。別のネチズンは、プーチンの行動は単に「不衛生な習慣」である可能性があると考えている。

爪を噛む動作が今までも見られたら習慣と言えるが、そうでなければやはり精神的に追い詰められているのでは。

https://www.aboluowang.com/2022/0620/1764591.html

6/19阿波羅新聞網<习普彼此打气,他为何对普京“不离不弃”= 習とプーチンが互いに応援し合う、彼はどうしてプーチンと「離れず、捨てず」なのか>6/15は習近平の69歳の誕生日である。ウクライナ戦争に起こしたロシアのプーチン大統領は、習近平に電話で誕生日の祝いを表明することを忘れなかった。習近平は、中共とロシアの間の「実務的な協力」を強調した;プーチン大統領は、「新疆、香港、台湾などの問題を口実に」中国の内政への干渉に反対したと述べた。これは、2/24のロシアのウクライナとの戦争の2日目以来、両者の間の最初の電話であり、メディアによって広くフォローされ、コメントされている。米国の「デイプロマット」誌は、プーチンが長い間ウクライナを切望しており、中共を彼のウクライナへの冒険の後ろ盾として使うことを計画していると考えている;彼は習近平を公に習の支持とすべての中国人の支持を提供する立場に置き、それから「ウクライナへ引き金を引いた」。

習は20大での3選が大目標だから、それまでは西側を刺激してロシアを助けることはしないでしょう。

https://www.aboluowang.com/2022/0619/1764419.html

6/19阿波羅新聞網<习近平军令预谋碰瓷多国船舰?中共未来或祭出两大举措—制造统一事实 中共未来或祭出两大举措=習近平の軍事命令は多くの国の船舶に当たり屋をするつもりか?中共は将来2つの主要な措置を講じる可能性がある–統一するための事実作りに中共は将来2つの主な措置を講じる可能性がある>将来を予想すれば、米国艦船が台湾海峡を通過した場合、中共は、全航程を監視するだけでなく、故意に衝突して紛争を引き起こす可能性がある。その後、欧州、オーストラリア等の国など、米国と友好的な同盟国は、台湾海峡をパトロールするために艦船を送る。中共は、「中華人民共和国海事警察法」を適用して、「法に則った処理」をする。中国の台湾研究学者の包承柯は最近、香港メディアとの独占インタビューを受け、台湾海峡に関する中共の声明は、外国の軍艦が自由に行き来できるかどうかの問題を解決し、今後は報告システムが導入される可能性があると述べた。アポロネットの王篤然首席評論員は、彼らは国際社会がどのように反応するかを確認するために、アドバルーンを打ち上げ、テストしたいと思っていると述べた。国際社会の態度が弱い場合、中共はこの方向に進むだろう。

中共への報告は内海と認めるもの。航行の自由同様、無視するに限る。

https://www.aboluowang.com/2022/0619/1764420.html

6/19阿波羅新聞網<不藏了?谭德塞爆私下认了“新冠病毒由武汉实验室外泄”= 隠さず?テドロスは、「新型コロナウイルスは武漢研究所から漏洩した」ことを個人的に明らかにした>新型コロナ肺炎(中共ウイルス)は2年以上にわたって世界中で猛威を振るっている。昨日(18日)の午後3時現在、世界で確認された症例数は5億人を超え、633万人以上が死亡している。世界中で猛威を振るっている新型コロナ肺炎は人為的に齎されたものか?世界保健機関(WHO)の事務局長であるTedros Adhanom Ghebreyesusは、中国の武漢研究所からの漏出を個人的に特定したことを明らかにした。

英国の「デイリーメール」による独占報道によると、英国政府筋は、テドロスが最近、世界で急速に蔓延している新型コロナ肺炎ウイルスは、2019年に中国科学院武漢ウイルス学研究所(the Wuhan Institute of Virology)からの事故の流出によって引き起こされた可能性が最も高いことを欧州の上級政治家に非公開で開示したと指摘した。

ファウチ、コリンズ、ダスザック・エコヘルス・アライアンス代表はどうするつもりか。テドロスは金がなくなってきたのか?

https://www.aboluowang.com/2022/0619/1764430.html

6/19阿波羅新聞網<上海昆山大批民众抗议 要求开放沪昆通勤 官方先镇压后妥协【阿波罗网报道】=上海の昆山で多くの人が抗議した 上海-昆明通勤の開始を要求する 当局はまず鎮圧し、次に妥協した[アポロネット報道]>6/18、上海の昆山に大勢の人が集まり、上海・昆山通勤線の開通を求めて「通勤!」「封鎖解除!」と叫んだ。一部の抗議者が逮捕された。

https://twitter.com/i/status/1538388179950047232

https://twitter.com/i/status/1538358877607325697

https://www.aboluowang.com/2022/0619/1764444.html

何清漣 @HeQinglian  8h

私はずっと、西側が中ロ関係に於いて、中国に対して非現実的な期待を抱いていると感じてきた。

1.中国人は皆、習近平がロシアとプーチンに好意を持っているのを知っており、国家機密ではない;2.地政学の必要により、中国は未だかつて米国に対し親米疎(遠)露を約束しなかった; 3 .BRICS 5か国は2009年以降、各国は毎年会合を持ち、ますます親密になっているのは公開情報である。

西側諸国は、自分達以外の情報を見ないか、自分達の希望を他国がしなければならないものとして扱う。

引用ツイート

WSJ中国語ウェブ @ChineseWSJ 11h

#今週の読書 習近平は69歳の誕生日にプーチンと話し、モスクワの安全保障上の懸念に対する彼の支持を繰り返した。これは、中国がロシアとの緊密な関係を終わらせる意図がないことを意味する。ロシアとのパートナーシップを維持するということは、中国が常に困難な外交姿勢をとらなければならないことを意味する。

https://on.wsj.com/3zDmHCH

何清漣 @HeQinglian 2h

米国の2世代のプログレッシブ運動:行政国家からディープステイトへ

https://epochtimes.com/gb/22/6/19/n13762932.htm

米国政治の変化において、2世代のプログレッシブ運動が重要である:

国内的には、ウィルソン以来の「行政国家」は、最終的に有権者の意志とは関係のない巨大な公務員システムを形成した。「ディープステイト」は、行政国家の極端なものである。

対外的には、ウィルソンは栄光ある孤立に別れを告げ、民主主義のために戦うよう米国が世界の舞台に入るのを提唱した。

epochtimes.com

米国の2世代のプログレッシブ運動:行政国家からディープステイトへ—大紀元

その時代の進歩的なリーダーとして、そのうちの1人、つまり、プリンストン大学の学長と元米国大統領を務めたため、米国の第28代大統領であるThomas Woodrow Wilson(1856-1924)が特に影響力を持っていた。

何清漣 @HeQinglian 2h

気候変動は西ヨーロッパで6月に早くも熱波を引き起こすhttps://rfi.my/8Vxq.T

世界は暑さ寒さが違う、我々のところはとても涼しく、数日間続いている。

rfi.fr

気候変動は西ヨーロッパで6月に早くも熱波を引き起こす

(AFP、パリ、1​​9日電)気候変動により、西ヨーロッパでは早くも6月に熱波が発生し、ヨーロッパの多くの国では高温のために山火事が報道されている。イタリア北部の町の乳牛の乳生産は、気温が群れの「理想的な天候」よりもはるかに高いため、10%減少した。

何清漣 @HeQinglian 3h

フォックス:共和党はトランプを待つのでなく大統領候補を熟考中である。

記事の内容から見て、共和党の数人は、中間選挙後に2024年大統領選を検討する。 トランプは大統領選を諦めるつもりはないようである。

引用ツイート

Fox News  @FoxNews  3h

共和党員はトランプを待たないで、大統領選候補となることを熟慮中https://fxn.ws/3y4hVNh

伊東氏の記事では、戦争をゲームのように見ることはできない。勿論、プーチンは、中共が朝鮮戦争時に国民党敗残兵を使って処分したようなことを考えて、戦争遂行している可能性がありますが。でも、戦闘で負け続ければプーチンの名に傷がつくから、愚連隊みたいのばかりを使うわけにもいかないでしょう。

ロシアが1970年代の兵器を使っているということは、中共が軍事装備を供給していないとも言えます。半導体も供給されなければ、ミサイルも作れないので、停戦交渉となるのを期待したい。プーチンの戦争で、両国民の犠牲が出るのを止めないと。

記事

プーチンとロシアの末路はいかに・・・

2月24日に突然始まったロシアのウクライナ侵略、開戦100日を超えるあたりから「ゼレンスキー疲れ」などと言われる厭戦気分が、少しずつ蔓延しているようです。

独仏伊の3か国トップに隣国ルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領を加えたEU4か国の首脳はウクライナのEU入りには諸手を挙げて賛成(https://www.bbc.com/japanese/61835978)。

これに対するウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、武器供与の遅れと、欧州富裕国のロシアへの宥和姿勢にクレームを入れました。

実際、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は「ロシアに屈辱を与えるべきではない」「ウラジーミル・プーチン大統領に逃げ道を残しておくのが大事」などと発言、総力戦で臨んでいるウクライナから総すかんを食ったばかり。

実のところ、この戦争はいったいいつまで続くのでしょうか?

ウクライナ早期終戦論、持久戦論

一方では、早期終結的な論調を目にします。いわく、6月でロシアの戦費は尽きる(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/95951)。

国庫払底で戦争継続不可能とか、はなはだしいのになると、日本語で6月でプーチンが辞めるという文字列も目にしました。さすがにここでは取り上げません。

かと思えばCNNは「今の調子の持久戦であれば、ロシアはまだ1年は戦争継続が可能」(https://www.cnn.co.jp/world/35188805.html)とも伝えます。

確かに、ドンバス攻防の地上戦になってからは「圧倒的に火力で上回るロシア」が優勢で5~6月にかけてはウクライナを押し返す様子が報道されている。

ただし、そこで継続可能な「今の調子」がどんなものかと言われると・・・。

すでに1970年代のミサイル「Kh22」など博物館行きの兵器まで投入されていることが判明しています。

つまり、そういうものを切り崩して「1年程度は持つだろう」すなわち「1年経つと武器も底を尽くだろう」という話であることが分かってきます。

武器は埃をかぶったやつらを引き出してくるとして、戦闘員はどうするのか。兵站にもコストはかかります。

いったいどこからそんな原資が出てくるのか・・・そう問われれば、BBCはここ100日、ロシアの化石燃料売却高が戦費を上回った(https://www.bbc.com/japanese/61793158)と報じていたりもする。

この報道によれば、2月24日から6月3日までの100日間、ロシアは約970億ドルの収益が上がっているという。

これに対して戦費の方は、こちらも見積もりに過ぎませんが、1日あたり8億~9億ドル程度と考えられ、単純計算で100日900億ドル。

だからこの3か月ほどは財務が破綻せず回転していたというわけです。

しかし、最大の顧客であるEUから締め出されるのは見えており、ハンガリーなど一部の造反があっても多勢に無勢、エネルギー収入に頼るロシアの戦争維持は先が見えています。

ただしそれが1年持つのか、2か月で倒産状態になるのか、はたまた失敗国家状態で2~3年ダッチロールを続けるのか・・・先行きは定かでありません。

族長プーチンの「侵略遊戯」

ここでやや、突飛と思われるかもしれない事例を引きましょう。

ヨハン・ホイジンガ(1872-1945)という、古代インド演劇における「道化」の研究(1898)から出発したオランダの文明史家があります。

彼は1932年60歳のときにはライデン大学学長を務めるなど、20世紀前半、オランダを代表する知識人でした。

1933年には、隣国ドイツでナチスの政権奪取を目撃、そのナチスが1940年にオランダを占領すると42年、70歳の大歴史家は果敢にもナチス批判を繰り広げました。

当然ながらホイジンガは強制収容所に送致されてしまいます。

ほどなく、国を代表する碩学の収容所送りは、むしろオランダ国内の反発を買う可能性が高かったことから釈放されますが、事実上自宅軟禁の状態で、1945年2月に逝去。

翌3月にはよく知られたアンネ・フランク姉妹が逝去し、4月には実質的なオランダ解放、プーチンが「戦勝」お祭り騒ぎを捏造したがった1945年5月8日~9日、ドイツは降伏しましたが、ホイジンガはこれを見届けることができませんでした。

そんな戦争の色濃い1938年、ホイジンガは人間の本質を「遊び」に見出す「ホモ・ルーデンス」という主著を発表、現在に至るまで絶大な影響を与えています。

ちなみに歴史家としてのホイジンガの主著「中世の秋」(1919)は、中世キリスト教世界において「真面目」と「おふざけ」がごっちゃになった状態において、卑猥な隠語や言葉遊びなどが真剣な遊戯として貴族文化の本質をなすことを示すものでした。

ここで、全く個人的な思い出ですが1981年、米国ロナルド・レーガン政権がSDI構想などタカ派な政策を打ち出していた頃、筆者は多感な高校2年生でした。

世界史の先生(真崎駒男氏)がこの「中世の秋」を私に貸しくれたのですが、当時はその真意を全く理解できませんでした。

戦争に対しては、真顔ではなく、真剣な笑顔で立ち向かう必要がある、とご自身も戦争で人生を台無しにされた恩師はお伝えになりたかったのだと思います。

「卑猥な表現に託された真意」を問う、実にのどかな「中世の秋」は1919年、凄まじいスペイン風邪の猛威で第1次大戦の継続が困難という、辛酸を極めた戦争状態の中で記されたことに注意しておきましょう。

ちなみにホイジンガとほぼ同じ時代を生きた日本の小説家・戯作者、泉鏡花(1873-1939)の「天守物語」(1917)も、第1次世界大戦中、ロシア革命と同年に発表されています。

戦争のど真ん中で、妖怪の姫の腰元たちが朝露をエサに蝶を釣ってみたり、戦に血道を上げる連中を「バカめら」と呵々大笑したりする。

実はこの作品、大変な胆力の戯曲で、当然のごとく生前(戦間期と戦時中を生きて鏡花は亡くなりました)には一切上演されませんでした。

鏡花の没後というより第2次世界大戦後、サンフランシスコ平和条約でGHQが去った1951年になって初めて、実際の舞台に懸かっています。

これらは皆、冷戦後期に、当時なら徴兵される年代であった私が深く影響され、自分の音楽を確立する糧になった作品であり思想にほかなりません。

私がこの連載でプーチンを戯画化して表現するのは、そんなに浅い動機ではなく、ロシアのラブロフとトルコのチャプシオールを「キツネとタヌキ」に準える前回記事(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/70588)の背景にも、泉鏡花やホイジンガが実は敷き込まれています。

その上で記しますが「プーチンの遊び」について、私たちは語らねばならないでしょう。彼の戦争はホイジンガ的な「遊び」そのものと看破する必要があります。

プーチンがやらかしているのは、あくまで「遊び」郷愁ゲームなのです。

ロシア「大国妄想」の愚かな想念に取りつかれた、少し頭脳は幼児側に退行しかけた「二度わらし」が、国内不満の矛先をごまかし、さらには一挙両得で国内の不都合な人々を「始末」するのにも都合のよい「ウオーゲーム」食べることに直結しない「蕩尽」戦争遊戯に興じている。

その狂信の周囲にウォーモンガー=戦争利権屋が群がって、騒ぎを営利に組み替えている。

こうした「ゲーム性」を客観的に捉えること、少し先走って言うなら「ホイジンガ=カイヨワ的な戦争の儀礼分析」が、冷静な情勢判断に極めて有効です。

私はそのような観点から「遊ぶプーチンの殺人遊戯」を分析していこうと思います。国際言語でも記す念頭ですがJBpressでは日本語の初出を出稿します。

単に危機を煽るだけなら街宣右翼にもできます。それでは対向戦略になりません。もっと冷静に、透徹した視線をもって「プーチンの遊び」を見通す必要がある。

スニーカーでライフル:ロシア軍の実態

ロシアのウクライナ侵攻100日目に当たる6月3日、「ドネツク共和国」に進駐している第113部隊の司令官が、「食べ物がない!」という異例というしかない内部告発の音声動画(https://twitter.com/ChristopherJM/status/1532266831393828864)をテレグラムチャネルに発信しました。

https://www.mirror.co.uk/news/world-news/starving-russian-commander-says-vladimir-27142522

このなかで、責任感の強そうな若い司令官は、豪胆にもプーチンを名指しで「まともな装備は元より、食べ物も医薬品もないまま、市民を虐殺する程度しかできない戦場に送り込まれた」と声明文を読み上げ、続いて背後に並んだ彼の部下であるロシア軍兵士たちが、顔を晒して窮状を訴えています。

動画(https://twitter.com/ChristopherJM/status/1532266831393828864)を見てすぐに目につくのは、白いスニーカーを履いた「兵士」がいること。軍靴がないようです。

手にする武器は、正確なことは分かりませんが、最新式とはおよそ言い難い、木製の銃床をもつ猟銃やライフルのようなものが目立ちます。

半袖のシャツしか着ていない兵士の両腕には派手なイレズミが入っている者が数人。

明らかに職業軍人ではなく、元来ヨレたオッサンが、自らの傷口などを見せ、疲れ果てた表情で飢えや寒さ、治療の方法のない怪我や慢性疾患を訴えています。

どうみても、末期症状としか言いようのない「軍隊」がドンバスに送り込まれている。

さらに驚くべき事に、この最前線には徴兵検査がなく、健康チェックを経ないまま「精神疾患(mental illness)」の子供たちなどが不法に動員されているというのです。

つまりプーチンは「まじめに」戦争するつもりがない。

むしろ、そこそこの確率で殲滅されることを織り込み済みで、病弱なにわか作りの兵隊をドンバスに投入している。

プーチン「戦争遊戯」の本質をこれほど如実に表す例はないでしょう。

2日でウクライナが獲れると思って見たり、まともな戦略を立てず戦車が渋滞を起こしてみたり・・・マンガのような愚かな戦争のすべては、ホイジンガの「遊び」というキーワードで括れます。

ヒトラーも興じた「象徴交換」遊戯

この前線からの報告を見、聞いて、最初に思い出したことが2つあります。

一つはナチス・ドイツの民族浄化が、精神疾患者の「安楽死」から始まったこと。

親しくご一緒した作曲家のカールハインツ・シュトックハウゼンは、お母さんが軽度のノイローゼで入院し、骨壺が帰ってくる経験をしています。

「生産性の低い人間」とレッテルを貼った順に「最終解決」のルーチンに回していった。

もう一つは、そのナチスの強制収容所手法をベルリン北部のザクセンハウゼンで学んだスターリンのソ連は、ただちにそれを転用してシベリア開発に悪用したこと。

元来「シベリア」はロマノフ朝ロシアにとって便利な場所でした。

広すぎるその版図の大半は好んで人が住むような場所ではない。しかし様々な利権、特に地下資源という観点が生まれて以降、「シベリア流刑」は一つには「厄介払い」、もう一つには領土と利権の確保という、一挙両得の意味があった。

さらにそのような場所に「戦争犯罪人」を押し込めて、強制労働させたら実に「効率的」というのが、将棋で相手から取った駒を投入するのと同様、スターリンがヒトラーやヒムラーのナチス・エリートとの戦争で学んだ「合理的なゲームのルール」だったわけです。

その結果、1945年8月8日にソ連は平和条約を一方的に破棄して「宣戦布告」、たった1か月ほどの戦争は、1週間で8月15日を迎え、実質丸腰となった日本軍をイジめ殺したのに等しい。

生き残りは拉致してナチス流の合理的「活用」戦争犯罪人のレッテルを貼り、シベリアの都合の良い場所で、油田開発の基礎労働力に使いました。

ちなみに私の父も一兵卒として拉致され、シベリアで無賃労働力として使役され、人生を台無しにされました。

経費は、極めて低廉。ほぼ食費だけ。それなら「1年の籠城」もどうということはありません。

看守役が犯罪者であったのは、父がシベリアで経験した現実でした。

日本兵を銃器武装で強制労働させた「看守」は、収容者の食料などをコンスタントに略取するレベルの、元来は政治犯を含む収監者だった。

シベリアの場合、柵など設けなくても収容に困ることはないのです。というのも、もし、独りで山に逃げ出しても、待っているのは熊や飢餓、冬場なら凍死の運命だけだったから。

「流刑地のロシア人収監者が、戦争犯罪人にされた日本兵を監視、管理」という、極めて「合理的」な、将棋の手筋のようなスターリンの辺境開発ゲームだったわけです。

いまプーチンが興じている「戦争遊戯」も、こうした彼の手本、先駆者たちの手口をそっくりそのまま真似している。

今日ただいまも籠城するウクライナ人に対して「極東が諸君を待っている」と強制移住のビラがばら撒かれて続けている。

そうした実情を見れば、カラクリが透けて見えてきます。

前回記した通り、石炭を筆頭に古生代から化石資源に恵まれたアゾフ海に注ぐ河口扇状地ドンバスをロシアが再びウクライナから掠め取るのに、プーチンは暴力団の「占有」同様の手口で、国内で微妙な存在を「徴兵」し、軽装備で送り込み続けるでしょう。

病者、あるいは犯罪者やロシア連邦内で数を減らしていきたいと考える微妙な少数民族(こうした人々を一緒に扱うことがそもそも間違いです)、プーチン戦争指導部が考える「持久戦」は、こうした「鉄砲玉」をスニーカー履きの軽装で送り込み、手には20世紀前半の化石のような武器しか持たせず、これでは高々現地民のジェノサイド程度しか引き起こせない。

それでも「何万人のロシア兵が命を落とした」とすれば、その分「ウクライナ民族主義者は死をもって贖わなければならない」という、ヤクザの抗争もかくやという「血のバランスシート」が堂々と主張される。

こうしたやりとりを、経済学者の岩井克人さんは「象徴交換」と総括されます。

本稿はすでに十分長くなっているので、これについては別の機会で具体的に取り上げたいと思います。

やくざの「鉄砲玉」同様、最前線に投入すれば一定の割合で「消費」されていく。

消耗した分、さらに連邦内の体制にとっては微妙な層を、年齢関係なしに兵に仕立てて「強制徴用」すればよく、「象徴交換」相当分でウクライナで市民粛清しても「血のバランスシート」という象徴交換でストーリーは成立する。

だから、スニーカーにライフル銃の最小限の戦費でも1年くらいは余裕で保たせられるだろう・・・というプーチン流「虐殺遊戯」のホイジンガ的構造が透けて見えてくるわけです。

「独ソ戦のナチス」同様の末路

では、そんなプーチンの「侵略遊戯」の末路は、どうなるのでしょうか?

ここに記す一つの予想は、ナチス・ドイツのソ連侵攻と同様の末路、というものです。

本連載でもすでに触れた、フィンランドの対ソ善戦で「ソ連軍恐るるに足らず」と踏んだヒトラーはポーランドからウクライナ、コーカサス、カスピ海に至る広大な版図をロシアから奪い取り、古代マケドニアのアレクサンダー大王もかくや、という「第三帝国」の妄想を胸に「バルバロッサ作戦」を開始します。

1941=昭和16年6月に切られた先端は、1943年7月、キエフ(キーウ)とモスクワの中間に位置する「クルスクの戦い」でソ連軍が巻き返すまでは、ドイツ軍が一方的に押すばかりでした。

モスクワを目の前に夏場の戦闘で膠着状態に陥ったヒトラーは「クルスクのことを考えると胸が悪くなる」と述べたと伝えられます。

こののち、1943~44年にかけてドイツは地崩れ的にハリコフ(ハルキウ)、キエフ(キーウ)など、現在よく耳にするナチス占領エリアを失っていきます。

約1年を経て1944年6月に開始された「バグラチオン作戦」でソ連は2か月ほどで東部戦線をポーランド~チェコ~ハンガリー~旧ユーゴのラインまで押し返し、これが戦後冷戦期の「東側」を準備します。

その後、ソ連軍はドイツ東部まで戦線を進め、そのラインで東西冷戦期の「鉄のカーテン」が降りることになります。

バグラチオン作戦は1944年6月22日~8月29日、たった69日ほどの戦闘で独軍の死者40万人、赤軍の死者も20万人に近く、合計60万人規模の戦死者を出し、残念な人類史としてギネスブックに記載があるようです。

毎日1万人からの犠牲を織り込み済みで、スターリン戦争指導部は「ガブリより」的にモスクワの手前から「東欧」ラインまで、前線を巻き返していった。

まさに血のバランスシートと「象徴交換」で、生きて捕まえた10万と言われるドイツ捕虜は、モスクワ市内を行進させられたうえ、シベリア各地の強制収容所に「移送」、油田開発の無賃労働力として活用されました。

最低最悪のスターリン流一挙両得の「戦争ゲーム」だったわけです。

この史実を「大祖国戦争」の成功パタンとしてプーチンは念頭に置いており、時宜を得るまでは国内の厄介者、鉄砲玉に占有させておけばよい程度の合理的計算があるでしょう。

しかし、状況が決定的に異なるのは、21世紀のウクライナ侵攻ではロシアがナチス・ドイツ役、つまり侵略側のアウェイ勢、ここではプーチンは負け組だということです。

2022年6月現在、やや膠着状態と見えるウクライナ東部戦線は、西側が体勢を立て直し、新バグラチオン作戦よろしく、徹底した露軍掃討を開始すれば、2か月以内に総崩れになる可能性も考えられます。

少なくとも1944年の史実はそれを教えている。

2022年のウクライナ戦争で、悠長に冬場を待つことは考えにくい。ゼレンスキー大統領がEU首脳に「武器供与が遅い!」とクレームするのは、ウクライナとしては当然です。

同時に、各国元首が正装して着座する中、お決まりのTシャツ姿で登場するゼレンスキー大統領自身、ロールプレイの「遊戯」を演じているのも、露骨に分かるところです。

ロシア側が時間稼ぎでアリバイ的弱小戦力(未満)でしのぐ現状は、何と情けないことに、露軍が通常の携帯回線で通信しているので、ウクライナ~西側にすべて透けて見えている。

実はすべてが茶番に近かったりもするわけです。

この戦争がいま長引いていること自体が、実は西側の「泳がせ」状態である側面が強い、それくらいちゃちなゲーム戦争に、プーチン指導部が打ち興じている現状を直視すべきでしょう。

もちろん戦争ですから、実際の推移は蓋を開けて見なければ分かりませんが、2022年の冬が訪れる以前に、戦線が動く大きな変化が電撃的にある可能性があるでしょう。

それは現実には韓国程度の経済力しかないのに、虚妄で戦線を拡大してしまったプーチン+図に乗ったウォーモンガーのバッドプレイのツケとして、ロシア敗戦の結論は、すでに動きようがありません。

実際には「どのようにロシアが負けるか」という、戦後に向けての「着地」の形を巡って、戦後利権前提の各国がゲームを先鋭化している。

日本はその状況を冷徹に見る必要があるはずです。

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