『台湾接近の米国がサラミ戦術で打砕く「一つの中国」 じわじわと台湾支援を増強するトランプ政権』(9/2JBプレス 古森義久)について

9/3WHよりのメール「

NEW: President Trump designates Wilmington, NC as first World War II Heritage City

President Trump visited North Carolina today, where he recognized Wilmington as the first American World War II Heritage City. Today marks the 75th anniversary of the end of the war, when Japan formally delivered its surrender to the United States.
“There is no better place to mark this profound World War II anniversary,” the President said. During the war, nearly 2 million Americans trained for service in North Carolina. More than 360,000 North Carolinians would fight in the war, and over 11,000 of these patriots made the ultimate sacrifice for their Nation.
🎬 President Trump commemorates 75th anniversary of WW2 ending!
In March of 2019, President Trump signed legislation directing the Interior Secretary to designate one U.S. city each year as an official World War II Heritage City.
Battleship U.S.S. North Carolina served as the backdrop for today’s announcement. During the war, the Wilmington-based North Carolina Shipbuilding Company built 243 ships in total for the U.S. Navy.
World War II veterans joined the President and Interior Secretary David Bernhardt for today’s event. “These brave Americans raced into the fires of hell to vanquish tyranny, dethrone fascism, and defend the American way of life,” President Trump said.
“In America, we don’t tear down the past. We celebrate our heroes, we cherish our heritage, we preserve our history—and we build the future.”
🎬 Wilmington, NC, is America’s first World War II Heritage City!

President Trump: “In America, we don’t tear down the past.”

Ivanka Trump talks STEM education in Michigan

Today, Ivanka Trump joined General Motors CEO Mary Barra to tour GM’s Technical Learning University (TLU) in Warren, Michigan.
TLU trains employees while they work to earn paychecks at the same time. The program has trained 300 employees since 2017, and GM officials expect that number to reach 3,600 by 2023.
President Trump is committed to investing in America’s most important economic resource: our workers. Through his Pledge to America’s Workers, hundreds of companies are training our citizens for the high-paying jobs of the future. GM signed the Pledge with an initial commitment of 11,000 training opportunities. A year later, they upped it to 46,000.
More than 10,00,000 masks have been produced at the GM facility to help keep Americans safe during the global Coronavirus pandemic, and the company has nearly finished its contract to deliver 30,000 ventilators at President Trump’s request.

📖 CNBC: GM CEO Mary Barra meets with Ivanka Trump in Michigan    」(以上)

トランプが出てきてFDR神話を崩し、歴史修正主義の歴史観を取り入れるかと期待していましたが、無理なようです。” unconditional surrender ” とか言っていますし。毎年戦勝記念都市を選んで9/2にセレモニーされるのは日本人として気持ちの良いものではない。昭和の軍人は後世代のことを考えていたのか?メデイアに煽られて戦争への道を選んだ国民にも当然責任はあります。自分の頭で考えられる国民を増やしていかないと。今や逆にメデイアに反戦思想を刷り込まれ、抑止力も持たず、他国に隷従する道を歩んでいるとしか思えません。民主主義の独立国として存続したいなら、一人ひとりが強く、正しい判断ができるようになるように錬磨していきませんと。

9/3阿波羅新聞網<佩洛西回旧金山发廊理发 福斯新闻骂特权、伪善=ペロシは髪を整えるためにサンフランシスコに戻るFox Newsは特権、偽善と非難>下院議長のペロシは、先週末にサンフランシスコに戻り、月曜日にサンフランシスコの美容院を訪れた。Fox Newsは、彼女がサロンに入る様子のビデオを手に入れ、偽善者と呼んだ。

サンフランシスコはまだ店内でのヘアサロンの営業を禁じており、理髪・美容室は店の外でのみ営業することができる。しかし、ペロシは店に入って、店でサービスを受ける映像が撮られた。Fox Newsは、権貴な身分を使ってサービスを受けたと非難した。

Fox Newsが入手した動画によると、ペロシが訪れた美容室は「eSalon」で、店に入るときに、首にマスクをつけていたが、顔にマスクをかけておらず、一人で店に入ってきた。ヘアスタイリストが彼女をフォローしていて、ヘアスタイリストはマスクをつけていた。

店主は、店内の椅子を複数のヘアスタイリストに貸し出しており、ヘアスタイリストの1人は事前に店主にペロシが来ることを知らせた。ペロシはシャンプーして乾かしたいと言っていた。しかし、店主は不満を述べた:「美容室は政府によって閉鎖されるように命じられている。しかしペロシはサービスを受けた。これは美容室への面子を潰すことである」と。

Fox Newsと保守派はペロシを偽善者であると非難した。共和党の米国上院議員はツイートした。「ペロシ議長は、経済をストップし、中小企業のビジネスを停止させるという政策を推進した。しかし、彼女自身、彼女が好きなように美容室をひいきにした。」

ペロシは救済計画についてWHと共和党と交渉している。WHのメドウズ首席補佐官は30日、「救済策について合意はない。責任はペロシにあり、強硬で少しも譲歩しない」と。トランプ大統領は28日、新たな救済計画の支出が削減されても1.3兆までであれば、彼はそれを受け入れることができると。

相変わらず民主党は言っていることとやることが違う。米国民もよく見て政治家を選ばねば。

https://www.aboluowang.com/2020/0903/1496602.html

9/2阿波羅新聞網<新片揭拜登父子和北京勾兑 使中共军方受益=新しい映像は、バイデンと彼の息子が北京と結びついていることを示す 中共軍に利益をもたらしている>新しいドキュメンタリーは、米国大統領候補のジョー・バイデンの家族と中共の間の政治取引を明らかにしている。ドキュメンタリーは、彼らが中共と結びつくことは、以前はめったに知られていなかったことで、中共軍にも利益をもたらすと主張した。

このドキュメンタリーは「ライディングドラゴン:バイデン一家の中国との秘密の解明」というタイトルが付けられ、Lightspeed PicturesとBlazeTVによって共同制作され、NYTの人気作家ピーターシュバイツァーによって解説されている。このドキュメンタリーは現在、 BlazeTV.comの加入者に放送される。

シュバイツァーは、米国保守派の非営利シンクタンクである政府説明責任研究所の所長も務めている。2018年の寄稿では「汚職の概要:米国の進歩派エリートによる権力の濫用」では、バイデン一家のスキャンダルを調査した。特にバイデンの息子であるハンター・バイデンが、ウクライナのガス会社ブリスマの取締役の地位を占めたのは疑われる。

新しいドキュメンタリーで、シュバイツァーはハンター・バイデン、彼のプライベート・エクイティ会社と中国政府との間のビジネス取引をより深く掘り下げている。

予告編は、「これは、政治家の第2世代が金持ちになることの話だけではない」、「ハンターの新しい会社の投資取引は、中国軍の戦略的利益と一致している」と述べた。「これは巨大な隠された話で、バイデン家と中共政府間の金銭関係を明らかにすることである」

シュバイツァーは月曜日にグレンベックとのラジオインタビューを受け、彼はドキュメンタリーの内容について詳細を明らかにした。

彼の調査の手がかりは、バイデンが中共のパートナーと協力して法律を回避し、彼ら(中国側)が中国軍に利益をもたらす技術を取得できるようにしたことを示したと彼は言った。

シュバイツァーは、これらのビジネス上の接触が民主党候補のジョー・バイデンが中共政権を批判しなかった理由であるかもしれないと考えている。 「バイデンが中共を批判しないのはなぜだろう」とシュバイツァーは尋ねた。「私にとって・・・彼の息子が中共政権から莫大な利益と独占的合意を得たとき、彼の北京への批判は和らいだ」と語った。

現在、完全なドキュメンタリーはBlazeTVユーザーに公開されており、週末を通じてBlazeTV YouTubeチャンネルの8〜10分の「チャプター」で公開される。

バイデンは典型的売国奴でしょう。中共に群がった、ビルクリントンやヒラリーもそう。民主党全体が中共と利益を分け合ってきたのでは。だから邪魔なトランプを冤罪で弾劾までしようとしたのでしょう。

https://www.aboluowang.com/2020/0902/1496508.html

9/2希望之声<节约粮食?网友曝光:从给孩子们吃猪食开始!(视频)=食べ物を節約? ネチズンの暴露:子供に豚の餌を与えることから始めよう! (ビデオ)>最近、ある学校が小学生に提供する昼食を公開したネチズンのビデオがオンラインで人気を博している。 ビデオは、給仕された昼食は、水が少ない透明なスープ、肉なし、そして1皿だけであることを示した。 ネチズンはコメントした:「学校の最初の日に、食物を節約し、子供たちに豚の餌を与えることから始める!この国はやはり凄い国である!」

中国の小学校の食堂で女性の親が撮影したビデオは、学校から小学生に提供する昼食が非常にあっさりで、料理が1つ、スープが1つ、肉が含まれていないことを示している。 ビデオを撮影した親は言った:「ほら、これは我々の宝の子供たちが食べるもので、たった一皿。ここで何を食べているか?見てください」と。

習近平よ、食べ物の恨みは恐ろしいのが分かっていないな。

https://twitter.com/i/status/1300968007158476800

https://www.soundofhope.org/post/417532

9/2希望之声<山东现小麦茎基腐病 草地贪夜蛾入侵辽宁 威胁粮食安全=山東省にコムギ基腐病が出現 ツマジロクサヨトウ(蛾)が遼寧省に侵入 食糧安全保障を脅かしている>今年の初め以来、中国の多くの省での中共ウイルスの流行と洪水により、河南省をトップとする多くの大収穫する省は不作となり、中国穀物保管会社での「水ぶくれ穀物」と「虫食いコーン」の事件により、人々は食糧問題により関心を向けてきた。最近、山東省はコムギ基腐病の被害が増加し、面積が1200万ムーを超えたことを通知した;遼寧省はまた、作物を最大限破壊するツマジロクサヨトウが侵入し、食糧安全保障への脅威になると通知した。

中国メディアは2日、山東省農業農村厅が最近、コムギ基腐病の制御を強化する通知を出し、通知は、近年、山東省で発生しているコムギ基腐病が急速に拡大し、被害が増大しており、小麦生産の安全性に大きな脅威をもたらしていると報じた。

通知では、今年、山東省のコムギ基腐病の面積は1,200万ムーを超え、15の都市と123の県(市、区)に遍く広がっており、個別管理されている区画の白穂率は30%-50%に達している。山東省では小麦の重大な病気になり、食糧安全保障に深刻な脅威をもたらしている。

コムギ基腐病は、主に(Fusarium pseudograminearum)菌と(Fusarium graminearum)菌との統合感染が原因で発生し、いったん感染すると、コムギの分枝の数は減少し、罹病した植物は短く弱くなり、穂の粒数が減り、重さが減り、後期には枯れた白穂ができやすくなり、収量が大幅に低下する。

8/31、中共遼寧省委員会の機関紙である遼寧日報で、遼寧省丹東東港市でツマジロクサヨトウの成虫が発見されたことを報道した。これまでに、東港市の11の郷鎮にある30の行政村で100以上の成虫が観測された。ツマジロクサヨトウが遼寧省に侵入したのはこれが初めてであると。

今年の2月、ツマジロクサヨトウが雲南省と四川省に侵入した。中共農業農村部が発した《2020年に実施したツマジロクサヨトウの国家予防計画》によれば、雲南省、四川省などの小麦畑にツマジロクサヨトウが出現し、昨年に比べて約90倍の増加が見込まれており、約1億ムーの農地に影響を与えると見込まれている。

ツマジロクサヨトウは「無敵の破壊王」として知られている。それは、急速な移動と拡散、強力な繁殖能力、および大きな損害の特性を備えている。国連食糧農業機関(FAO)から世界的に重大な農業害虫として警告を受けている。

今年初めから、中共ウイルスの流行と洪水に加えて作物の収穫量が減少したほか、イナゴ、ツマジロクサヨトウ、および害虫も絶えず食糧安全保障に深刻な脅威を与えている。今年3/2、中国森林・草管理局は、「10か国以上で猛威を振るう数十億のイナゴの大軍が、パキスタンからチベット、ミャンマーから雲南へ、カザフスタンから新疆へと、モンスーンとともに3つのルートで中国に侵入する恐れがある」と緊急通知を出した。当時、イナゴ災害を調査するために中国からパキスタンに派遣された専門家たちは、イナゴ災害が予想よりも深刻であることを見つけた。体がより大きくなっただけでなく、より攻撃的になり、専門家チームは検査中にイナゴに噛まれた。

多くの災害の後、食糧危機が浮き彫りになった。中国の習近平国家主席は、「料飲店での浪費を禁止する」ことを要求し、人々の舌の先を制御して食糧消費を減らそうとしている。しかし、ネチズンは「中国で過去、食糧不足が起きたのは、大衆の浪費とは関係がない。当局は茅台をより少なく飲み、無駄を減らすために特別な食べ物をより少なく食べることを勧める」と反論した。

中共の指導者たちは、国民が食料と衣服を削減する準備ができていることを望んでいるが、中共の国有穀物倉庫は頻繁に当局の顔を潰している。まず、中国穀物保管会社の黒竜江肇東倉庫に保管されていたトウモロコシの品質に深刻な問題があり、トウモロコシに大量の「篩」の下に落ちたものが見られただけでなく、トウモロコシも干からびて「水ぶくれ」した。このニュースがインターネット上で白熱した議論を引き起こした後、中国穀物保管会社は責任を否定し、スマホを穀物倉庫に持ち込むことはできないという規則を発表し、世論を唖然とさせた。その後、中国穀物保管会社吉林省の穀物倉庫にまた問題が発生し、4,000トンの「二等級」のトウモロコシを購入した人がトラックに積み込みしようとしたところ、大量のトウモロコシに虫くいがあり、多くの生きている昆虫と混ざっていたことがわかった。「二等級」の品質とは合わない。 中国穀物保管会社は、トウモロコシ貯蔵庫の深さ1メートルで検査して、「二等級」に適合しなかったトウモロコシ粒は基準を超えたが、更に深いところでは「規約に合っている」と主張した。

当局が浪費の禁止を要求している環境では、中国穀物保管会社のダニのような人たちがもっともっと注目される。なぜこのような大規模な虫食いを誰が誰から購入したのか、なぜそのような劣った虫食いが二等級食糧に指定されているのかなど、多くの疑問がある。

あるネチズンは当時のWeiboにメッセージで冗談を言った。国内食糧の最大の浪費は実際には中国穀物保管会社の穀物倉庫にあり、ダニがいるのはトウモロコシだけではなかったと述べた。

如何に共産主義と言う全体主義社会は腐るかという例です。

https://www.soundofhope.org/post/417517

古森氏の記事で、シナが国際的な約束を守ってこなかったのだから、何故米国がシナとの約束を守らないといけないかというトランプ政権の言い分は正しい。南シナ海問題、WHO、WTO等シナは好き勝手なことをしてきました。デカップリングと台湾守護も正しい。惜しむらくは香港です。でも中共解体すれば、少数民族の人達、宗教の信者たちも幸せになれます。

日本はどういうアシストができる?

記事

台湾を訪問し中華民国総統府でスピーチする米国のアレックス・アザー厚生長官(2020年8月10日、写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)

米国政府の台湾への接近が顕著となってきた。台湾への武器売却、米国政府閣僚の訪問、米台自由貿易構想の前進など、トランプ政権や議会の最近の措置はいずれも中国政府の激しい反発を招いている。

米国の一連のこうした動きは、米中関係の基本を長年、規制してきた「一つの中国」の原則を放棄する展望さえもにじませる。米国はついに「一つの中国」原則を切り捨てるのだろうか。

「一つの中国」原則に縛られないトランプ政権

米中両国は1979年の国交回復以来、米国は中国側の「一つの中国」原則を支持する立場をとってきた。米国は中華人民共和国を「中国の唯一の合法政権とみなす」という趣旨である。「一つの中国」原則に厳密に従えば、台湾、つまり中華民国は中華人民共和国の一省に過ぎず、政府扱いはできないことになる。米国の歴代政権はこの原則をほぼ忠実に守ってきた。

しかしトランプ大統領は、就任直前に台湾の蔡英文総統と直接会話した際、「中国が貿易面での合意を守らない以上、米国がなぜ『一つの中国』の原則に縛られねばならないのか」という疑問を呈した。また、それ以降の一連の公式声明でも、トランプ政権は「我々が解釈する『一つの中国』原則」という表現で、同原則に対する米側の解釈は中国側とは必ずしも同一ではないという点を明解にしてきた。

実際にトランプ政権の最近の言動は、中国側の唱える「一つの中国」原則に明らかに違反しかねない点が多くなった。たとえば、最近米国は以下のような動きを見せている。いずれも中国政府が反対する動きである。

【米国の政府高官が台湾を訪問】米国政府のアレックス・アザー厚生長官は8月に台湾を訪問して蔡英文総統と会談した。この閣僚訪問は、トランプ大統領が議会の法案可決を受けて施行した「台湾旅行法」の結果でもあった。

【台湾に武器を売却】中国政府の全面的な反対を押し切り、トランプ政権は昨年(2019年)から今年にかけてF16戦闘機66機、エイブラムス型戦車108台を台湾に売却した。さらに高性能の魚雷1億8000万ドル相当の売却を決めている。

【台湾との自由貿易協定に前向きな姿勢】米台間の自由貿易協定は台湾側が年来、希望してきたが、米側の歴代政権は中国への懸念などから対応しなかった。この構想にトランプ政権は前向きな姿勢をみせるようになった。とくに現在の米国議会には協定を推進する声が強くなった。

【米軍が台湾支援へ】米国海軍の艦艇が台湾海峡を頻繁に航行することにより、中国軍への抑止の姿勢を明示するようになった。米空軍の戦闘機なども台湾領空周辺での飛行頻度を増して、中国空軍への牽制を示すようになった。

【米国政府高官が台湾支援を表明】トランプ政権のポンペオ国務長官やポッティンジャー大統領補佐官が台湾の民主主義を礼賛し、米台連帯を強調するようになった。すでに辞任したボルトン大統領補佐官は政権外で、台湾政府を外交承認することまで唱えている。

【米国の「台湾防衛」明確化への動き】米国政府は「台湾関係法」により、防衛用の兵器を売却する形で台湾防衛を支援してきた。だが台湾が中国から武力攻撃を受けた際の対応は明確に定めていない。その曖昧な支援を「確実な台湾防衛支援」へ変えようという提案がトランプ政権内外で高まってきた。

以上のような動きは、トランプ政権が議会の了解を得て長年の「一つの中国」原則を放棄する方向へと進む可能性を示しているともいえる。

トランプ政権はまだその種の決定的な動きをとってはいない。しかし現在の米国では、とくに中国政府が香港に関する「一国二制度」の国際誓約を破ったことへの非難が高まっている。その動きがトランプ政権の台湾政策変更という可能性を生み出しつつあるというわけだ。

米国が実行している「サラミ戦術」

トランプ政権の「一つの中国」原則への現在の態度について、中国の政治動向や米中関係の動きに詳しい「戦略予算評価センター(CSBA)」のトシ・ヨシハラ上級研究員は次のような分析を語っている。

「現在、トランプ政権は台湾政策として『一つの中国』原則をサラミのように切り削いでいるといえる。その原則の実質を少しずつ切り落として、なくしていこうというわけだ。ただし一気に現行の政策を除去するわけではないので、中国は決定的な対抗措置をとることはできない。しかし米側の除去策は、少しずつにせよ中国側に不満やいらだちを生じさせるに足る動きだといえる。だからこのサラミ戦術はきわめて有効だろう」

ヨシハラ氏の以上の見解は、控えめながら、トランプ政権がもはや従来の「一つの中国」政策は守らず、台湾への支援を着実に増していく流れを明示したといえる。米台関係、そして米中関係はそれぞれの根幹部分で決定的に変化していくことになりそうだ。

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