『中国に喧嘩売ったトム・クルーズ最新作「トップガン」 新興カルトという「もう一つの顔」は不撓不屈の愛国心』(6/4JBプレス 高濱賛)について

6/2The Gateway Pundit<Poll: Majority of Democrats ‘Strengthened Their Convictions Of Widespread Fraud’ In 2020 Election After Watching 2000 Mules>

民主党員だって、無党派だって、この映画を見れば2020年選挙は不正だったと分かるでしょう。民主党を辞めて、共和党に行くべき。

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/poll-majority-democrats-strengthened-convictions-widespread-fraud-2020-election-watching-2000-mules/

6/3The Gateway Pundit<HUGE: CISA Releases Much-Anticipated Report on Dominion Voting Machines – Reveals Software Is Exploitable and Attackers Are Able to Insert Malicious Code to Alter Results>

こんなインチキ票数計算機を使うのをやめないと。民主党がまた不正をする。

CISA released its much-anticipated report on Dominion Voting Machines on Friday afternoon before the weekend.

Last Saturday, CNN admitted that Dominion Voting Machine Software has flaws that can be exploited.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/huge-cisa-releases-much-anticipated-report-dominion-voting-machines-reveals-software-exploitable-attackers-able-insert-malicious-code-alter-results/

6/3The Gateway Pundit<FBI Arrests Trump Advisor Dr. Peter Navarro at DC-Area Airport One Day After He Vowed to Help Republicans Impeach Joe Biden>

ナバロは弁護士を立てたほうが良いと思うが。

According to media reports, Navarro told the judge that he doesn’t need a lawyer because he wants to represent himself.

A federal grand jury has indicted former Trump White House adviser Peter Navarro for contempt of Congress after he refused to cooperate in the House January 6 committee’s investigation.

https://twitter.com/i/status/1532832612741533697

https://www.thegatewaypundit.com/2022/06/fbi-arrests-peter-navarro-dc-area-airport-one-day-vowed-help-republicans-impeach-joe-biden/

6/4阿波羅新聞網<斩断伸向美国的触手 美4大动作追打中共=米国に達する触手を断ち切り、米国は中共に追い打ちをかける4大動きがある>中国と米国の関係は引き続き緊張している。中共シンクタンクの中国人民大学の重陽金融研究所は最近レポートを出し、米国が「少なくとも24の領域で中共に対する包囲・圧迫をかけている」と。 「ニュースウォッチ」の司会である李沐陽は本日(3日)、米国は実際に多くの面で中共との戦略的競争を進めており、最近中共攻撃の4つの大きな動きがあったと述べた。

第一に、「台湾-米国21世紀貿易イニシアチブ」が正式に発足した。

第二に、バイデン米国大統領は昨年、「ウイグル強制労働防止法」に署名した。

第三に、米国は中国を制裁するための新しい方法を検討している可能性がある。

第四に、米国情報局長官ヘインズは、米国で「攻撃的な」情報収集活動を行うためにスパイを派遣したとして中国を非難した。これは、米国の国家安全保障に脅威を与える可能性がある。

https://www.aboluowang.com/2022/0604/1757397.html

6/4阿波羅新聞網<中共遭美俄双双逼近—中共承受夹板气!端午节美俄双双逼近=中共は米国とロシアの両方から圧迫されている-中共は板挟み!端午節に米国もロシアも圧迫する>端午節当日、中国軍のシンクタンクは、米軍機が偵察のために黄海と東シナ海に近づいたと公表した。米国以外に、ロシアも太平洋で軍事行動を行っている。中広軍事報道によると、ロシア国防省は6/3、ロシア太平洋艦隊が6/3~10まで太平洋で軍事演習を行うと発表した。軍事演習はウクライナ戦争の間に行われ、ウクライナは、演習が行われる太平洋から数千キロ離れている。

https://www.aboluowang.com/2022/0604/1757390.html

6/3阿波羅新聞網<美国军机飞近上海 侦查中共航母003如入无人之地—侦查中共航母003 美国军机飞近上海=米軍機が上海の近くを飛行し、無人の土地のように中共空母003を偵察する—中共空母003を偵察する 米軍機が上海の近くを飛行する>中国軍の3隻目の空母は、予想通り、端午節の本日進水した。多くのネチズンは、「003はどこにいる?今日進水しなかったのか?」と多くの失望を表した。フライトトラッキングアプリのFlightradar24によると、米軍のRC-135偵察機が午前中に上海近くに到達し、中国の航空セルフメディアは、これは003空母を「のぞき見」したのではと疑った。外部では、003空母は最近進水したとしても、早くても2023-2024まで就役することはないと予想している。

https://www.aboluowang.com/2022/0603/1757289.html

6/3阿波羅新聞網<美左媒大报:普京施压习近平金援 习非常困扰=米国左派メデイア(WP):プーチンは習近平に資金援助するよう圧力をかけ、習近平は非常に困っている>中国の指導者習近平は、2月初旬にロシアのプーチン大統領と会談した後、中国とロシアの友情に上限はないと宣言した。しかし、ロシアがウクライナ侵攻で国際制裁を受けた後、中共は非難しなかったものの、欧米による二次制裁の対象となることが懸念され、プーチンは習が約束を果たさないのを不快に思い、2度ほど中国に貿易、技術、金融、その他の支援を提供するよう圧力をかけた。習は非常に困惑しており、中国当局は中国とロシアの関係が緊張していることを認めている。

習近平も迂闊にプーチン支援したら、それこそ長老たちが結束して、クーデターになりかねず、またセカンダリーサンクションを受けるのは必定。プーチンは中国人の約束不履行と言うか、裏切りに歯ぎしりしているでしょうけど、中国人の「騙すほうが賢い」という本性を知らなさすぎ。

https://www.aboluowang.com/2022/0603/1757301.html

6/4阿波羅新聞網<乌俄战争谁胜负?美媒曝普丁在等“这情形”发生=ウクライナ・ロシア戦争は誰の勝負なのか?米国のメディアは、プーチンが「この形」になるのを待っていることを明らかにした>ロシア・ウクライナ戦争から100日が経ち、現在ロシア軍はウクライナ軍の強い抵抗に遭っている。戦線はウクライナ東部に押し戻され、カルキフからミコライフまで、合計数千キロに及ぶ。戦争の最前線は、長期消耗戦の態勢に入っている。 CNNは、ロシアのプーチン大統領は「国際的に関心が薄れる」ことが起こるのを期待している可能性があり、その意味は長く支援されるものが勝つと分析した。

https://www.aboluowang.com/2022/0603/1757206.html

6/3阿波羅新聞網<谷爱凌走戛纳红毯不断凹造型,结果太尴尬了…=Eileen Guがカンヌの赤絨毯を歩き、絶えず両手でスカートを広げ、結果は恥ずかしすぎる…>最近、Eileen Guがカンヌの赤絨毯に登場し、「ベイビー・ブローカー」のクリエイティブチームと一緒に赤絨毯の上を歩いた。その日、Eileen Guは、とても長いピンクのドレスを着、長い髪を垂らして充分に美しかった。特にEileen Guは身の丈がすらりと高いので、Eileen Guは赤絨毯の上ではモデルが客席に長く突き出でたステージを歩いているようなものである。

Eileen Guはカンヌの赤絨毯に現れ、ぶらぶらし続けたが、誰も写真を撮らず、2回追い出されてやっと離れた。今回Eileen Guがカンヌへ行ったのは物議を醸している!

招待状があったのかどうか?それとも売り込みのため、飛込?流石は恥を知らない中国系。

https://www.aboluowang.com/2022/0603/1757187.html

高濱氏の記事では、最後には必ずトランプを貶める言葉が並ぶ。彼だって米国に住んでいれば“2000 mules”の話ぐらいは耳にするでしょうに。こんな報道だけを、米国情報の少ない日本人が聞き続けていたら、刷り込まれるでしょう。秋の中間選挙に向けて、トランプの支持した候補が予備選で大量勝利しているのも、報道しない。所詮左翼は中国人と同じく“報喜不報憂=いい話だけ通知し、悪い話は通知しない”なのでしょう。やはり情報を多面的に取らないと偏ります。

映画「トップガン:マーヴェリック」が「白人至上主義、白人優越主義」なのかどうか、見ていないので分かりませんが、「愛国心」=「白人至上主義、白人優越主義」と考えているディビッド・ルーニー氏は、白人以外の人種は愛国心を持つなと聞こえてしまう。左翼の典型的な人種差別ではないか。黒人だって、日系人だって愛国心は持っています。442部隊を知らないの?ルーニー氏は中国国籍を取ればよい。中共が如何に愛国教育しているのか身をもって体験すればよい。

映画は見て楽しむもので、民主党の政治プロパガンダの道具ではない。

記事

主演のトム・クルーズとジェニファー・コネリー(5月19日ロンドンプレミアで、写真:REX/アフロ)

舞台は「米海軍戦闘機戦術訓練所」

5月27日、日米で同時公開されたトム・クルーズ(59)主演の最新作、「トップガン:マーヴェリック」(Top Gun: Maverick=ジョセフ・コシンスキー監督)が全米を席巻している。

新型コロナウイルス感染症のパンデミック禍、「バイデンフレーション」(バイデン氏によるインフレ)に対する米国民の鬱憤を晴らすかのようなリアルなスカイ・アクション映画に、週末3日間で75万人が映画館に押し寄せた。

やっとマスクなしで自由に外出できるようになれば、大きなスクリーンで映画を見たくなる。

北米では週末2日間で興行収入1億5600万ドル(約202億8000万円)を稼ぎ出した。

同作は、36年前の1986年、クルーズ主演で制作された「トップガン」(Top Gun=トニー・スコット監督、2012年没)の続編。

カリフォルニア州サンデェゴにあるミラマー海軍基地にある打撃戦闘機のパイロットを養成する「米海軍戦闘機戦術訓練所」(Navy Strike Fighter Tactics Instructor =SFTI、通称トップガン)で空中戦闘機動(ドッグファイト)の戦技を磨くための訓練を受けるパイロットが繰り広げるアクション映画だった。

制作に際しては米海軍が全面協力し、基地や空母を開放して訓練、実戦さながらの「舞台」を提供した。米海軍は500万ドル(約6億4950万円)の制作協力費を出した。

当時の大統領はロナルド・レーガン第40代大統領。

冷戦状態が終焉する「前夜」の米ソの激しい鍔迫り合いのなかでソ連を「悪の帝国」と呼んだのは記憶に新しい。

同作に出てくる「敵機」はソ連の「ミグ28」戦闘機。迎え撃つ米機は「F-14」トムキャット、「F-4」ファントム。

当時、クルーズは23歳。空母「エンタープライズ」に搭乗する若きパイロット、ピート・マーヴェリック・ミッチェル大尉を演じた。この映画で一躍トップスターの仲間入りを果たした。

プロデューサーはドン・シンプソン(1996年没)と新作のプロデューサーでもあるジェリー・ブラッカイマー。

1983年5月に『カリフォルニア』(California Magazine)誌に掲載された記事に着想を得て映画化した。

http://www.topgunbio.com/top-guns-by-ehud-yonay/

1980年代前半といえば、スペース・シャトル「チャレンジャー」が打ち上げ直後に炎上し、飛行士7人全員が死亡したり、旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で炉心溶融が起きて放射能が拡散したりと、暗いニュースばかりだった。

米国民も世界中も暗雲を払いのけるようなエンターテインメントを求めていた。

そこに飛び出した「トップガン」は、米海軍の全面協力をえて、本物の空母や最新鋭の戦闘機を使ったリアルな映像で観客を圧倒してしまった。

興行成績は北米だけでも18億ドル(約2330億円)、世界全体では35億ドル(約4540億円)を超えた。

この映画を見た若者がパイロットに憧れ、海軍志願者が急増、映画の中でクルーズが乗り回すカワサキのオートバイ「Ninja」や身に付けていたレイバンのアビエーターサングラスやパイロットたちが着ていたレザー・フライト・ジャケットが飛ぶように売れた。

まさに一種の社会現象を巻き起こした。

また映画全編を通して流れる音楽も映像とコラボレートして米国人の心を鷲掴み、アカデミー賞で主題歌賞を受賞するなどスクリーンを飛び越えてハリウッドに一つの金字塔を打ち立てた。

続編制作へ背中を押したクルーズ

それからプロデューサーのブラッカイマーもパラマント映画も「柳の下の二匹目のドジョウ」を考えたが、あれだけの社会現象を起こした「大作」の続編を制作するとなると、なかなかできなかった。

その背中を押したのは、今や大スターとなったクルーズだった(続編ではクルーズは共同プロデューサーになっている)。

米海軍も全面協力を約束した。

映画は出来上がり、従来なら2019年公開だったが、新型コロナ感染拡大などの影響を受けて3年遅れての公開になった。

パラマウントは(オンライン先行・同時配給ではなく)劇場上映先行を当初から決めていた。「クルーズならいける」と踏んだのだ。

鳴り物入りで公開された続編はいくつかの点で異なっていた。

一つは、若者だったクルーズは今や59歳。この間、クルーズも「もう一つの顔」をカミングアウトした。

フランスではカルトと認定され、ドイツや中国では布教活動を禁じられている「サイエントロジー教会」*1のメンバーであることを公言。事実「サイエントロジー教会」では、教祖に次ぐナンバー2にまで登りつめていた。

2005年にはテレビのインタビュー番組で司会者がサイエントロジーの悪口を言ったことに激怒、狼藉を働いた。それ以後、クルーズにはカルトの影が付きまとってきた。

*1=サイエントロジー教会は、1954年、L・ロン・ハバード氏が設立した新興宗教・倫理団体。キリストの神性や天国や地獄の存在も否定、人間性そのものを行動によって高めることを信条としている。会員数は全米では350万人(ニューヨーク市立大学調査では5万5000人)。

サイエントロジー教会は特にハリウッド・スターやエンターテインメント業界の有名人を入会させようとしており、クルーズのほか、ジョン・トラボルタ、ヴィヴィアン・キューブリック、エリザベス・モスらが会員になっている。

アジアでは台湾が2003年にサイエントロジー教会を宗教団体と認定、高雄など全国に12の教会や伝道所が設置されている。

恋人役だったマクギリスは64歳のLGBTQ

前作の時と大きく変わったのは国際情勢だ、

かつては「敵」だったソ連に代わって台頭してきたのが中国だ。軍事的、経済的に米国を脅かす超大国になっている。

トップガンで鍛えられるパイロットは、中国を「敵」と想定して高度の戦闘機によるドッグファイトの技術を取得しようとしているのだ。

そして恐れを知らぬ若きパイロットだったクルーズ扮するマーヴェリックは今回、教官として後継者を育てているのだ。

マーヴェリックと恋に落ちたヒロインの女性教官チャーリーを演じたケリー・マクギリスは今や64歳。

その後2度離婚したのち、LGBTQ(性的マイノリティ)であることを告白。現在、ノースカロライナ州アシュビルで俳優養成教室を経営している。近くLGBTQのドキュメンタリーに出演するという。

クルーズは、プロデューサーのブラッカイマーを伴い、5月下旬に来日、記者会見や横浜港大桟橋でのジャパンプレミアを行った。

滞在中に続編について言葉を選びながらこう述べた。

「多くのファンに何十年も続編を求められたが、準備ができていなかった。観客の皆さんに戦闘機の操縦席に座っているような臨場感あふれる作品を作ろうとしたため、制作が遅れに遅れた」

「映画としてのすべての要素が揃い、作品ができ、いつ公開するか、その適当な時期を探していた」

「単なる映画を作るのではなく、限界を超える何かをもっと表現できないか、と思いながらこの映画を作った」

クルーズによれば、

①自分だけでなく共演陣も飛行中の戦闘機内で演技できるよう、3カ月のトレーニングメニューを組んだ。

②操縦席には今作のために作られたIMAXカメラ6台を仕掛け撮影などリアルさにこだわった。

③そのため、2019年公開の予定が制作の都合で2020年に延期され、さらに2020年には全世界がコロナ禍に見舞われ公開が3年延期された――という。

さらにクルーズは興行収入面では上得意の日本人ファンにこう呼びかけた。

「制作にあたって紆余曲折があった。公開を3年、待つことになった。でも今日のような時代だからこそ、ご覧になった皆さんに笑顔で楽しくなってほしい。大スクリーンで映画の醍醐味を満喫していただきたい」

本来なら日本以上に上得意の中国に行ってもおかしくはないところだが、「チャイナ・パッシング」。

ハリウッドが2021年、中国で稼いだ興行収入は73億ドル、ざっと12億人の中国人がハリウッド映画を見ていた。

クルーズが中国に行かなかった理由は2つ。

一つは、クルーズがこの映画で着ているレーザー・フライトジャケットだ。

背中には星条旗と日章旗に並んで「中華民国」の青天白日旗が縫い込まれていたのだ。

この映像は2019年公開の予告編にちらっと出てくる。これは中国のSNS、テンセント(腾讯)にも流れた。これを見た中国共産党幹部は烈火のごとく怒って、「トップガン:マーヴェリック」の中国上映の無期限中止命令を出したという。

パラマウント映画は、一時、予告編からこのシーンを削除したが、その後、復元した。いったい、なぜクルーズがこんなジャケットを着たのか。

選んだのは共同プロデューサーでもあるクルーズ自身だと思われる。ハリウッド業界紙のベテラン記者はこう解説する。

「背景にあるのはクルーズが幹部を務めるサイエントロジー教会の対中スタンスだ」

「中国はサイエントロジー教会を邪教と見て、不況活動を禁止している。それに比べ、台湾は明確に宗教団体と認定している」

「『台湾はアジアでの布教活動のゲートウェイ』と考えている。かつてはドル箱だった中国市場も最近ハリウッド離れが著しく、米中関係の悪化で中国当局の上映許可も厳しくなっている」

「こうした要因がクルーズの反中姿勢に現れたのだろう」

https://pjmedia.com/news-and-politics/rick-moran/2022/05/29/pro-american-top-gun-sequel-riles-chinese-communists-n1601801

https://www.scientologynews.org/press-releases/grand-opening-scientology-ideal-organization-kaohsiung-taiwan.html

逆に台湾は小躍りして大喜び。

「ハリウッドは金儲けよりも表現の自由を選んだ」と国営通信社「中央通訊社」は大はしゃぎだ。

くだんのジャケットを欲しがる若者がオンラインなどで買い争って1着1449ドル(約18万8000円)の値段がついている。

https://www.theguardian.com/film/2022/jun/01/top-gun-maverick-sparks-joy-in-taiwan-after-its-flag-features-on-tom-cruise-jacket

「スターは一宗教を公言するな」

トップガン続編公開で浮き彫りなったクルーズとサイエントロジー教会との関係、ハリウッドと中国との関係について識者はどう見ているのか。

サイエントロジー教会を長年ウォッチしてきたトニー・オルテガ氏はこう指摘する。

「クルーズは、主演する作品一つひとつに全身全霊を捧げてきた。その一方で彼のサイエントロジー教会へのコミットメントには揺るぎないものがある」

「だがここで問題なのは彼のサイエントロジー教会に対するコミットメントや忠誠心はあくまでもプライベートなことだ」

「クルーズは今や同教会の最も重要なセレブだ。もし彼が退会したら教会は消滅するだろう」

「ハリウッドのスターは、一般大衆からは一種の装飾品(Ornament)として位置づけられている。そのスターが特定の宗教と結びつき、それを公然とアピールすることは適切ではない」

「トップガンでのクルーズの成功をサイエントロジー教会は自分たちにとっての成功だ、と思っているに違いない。たとえこの映画とは無関係であっても映画の成功はサイエントロジー教会の成功の証と見ている」

https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/tom-cruise-top-gun-maverick-1235153503/

トランプ以後の愛国心は白人優越主義

映画自体についてはどうか。

「ハリウッド・リポーター」誌のディビッド・ルーニー記者はそこに白人優越主義の片鱗を見る。

「映画を見ていて吐き気をも催すのはなぜか。トランプ以後のむかつきが全編にぎっしり詰まっている」

「愛国心の高揚は白人至上主義、白人優越主義へとつながっているのだ」

https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-reviews/top-gun-maverick-tom-cruise-1235144456/

ロサンゼルス・タイムズの映画担当、ジャスティン・チャン氏はこう指摘する。

「この映画を見て感じるのは、米軍事力の力(Might)への執拗なこだわり(Fetishization)だ」

「滅びゆくハリウッド帝国のあがきか。あるいは、非合理で感情的なオールドファッションな映画作りにアドレナリンを注射しようとする最新の試みなのか。それは今ハリウッドが最も必要としている」

https://www.latimes.com/entertainment-arts/movies/story/2022-05-12/top-gun-maverick-review-tom-cruise

濱口竜介、是枝裕和といった日本人監督が人間の内面性を緻密なタッチで描いた作品に感動しっぱなしのハリウッドだが、久々にスカッとするアクションもので留飲を下げる者、そこに36年前とは大きく様変わりした米国の陰影を感じとる者、様々だ。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。