『コロナ禍の中で露呈した国連の“役立たず”ぶり 外交問題評議会ハース会長が国連の構造的な問題点を指摘』(9/22JBプレス 平井和也)について

9/23WHよりのメール「

MUST-WATCH: President Trump addresses United Nations General Assembly on China

This morning, President Trump virtually addressed the 75th session of the United Nations General Assembly, where he explained how America is leading the global fight against an invisible enemy that has claimed countless lives in 188 countries:
In the United States, we launched the most aggressive mobilization since the Second World War. We rapidly produced a record supply of ventilators, creating a surplus that allowed us to share them with friends and partners all around the globe. We pioneered life-saving treatments, reducing our fatality rate 85 percent since April.
Thanks to our efforts, three vaccines are in the final stage of clinical trials. We are mass-producing them in advance so they can be delivered immediately upon arrival. We will distribute a vaccine, we will defeat the virus, we will end the pandemic, and we will enter a new era of unprecedented prosperity, cooperation, and peace.
The President told world leaders something else, too. “As we pursue this bright future, we must hold accountable the nation which unleashed this plague onto the world: China.”
🎬 President Trump: We must hold the Chinese government accountable
Early this year, the Chinese Communist Party locked down travel in its own country while allowing flights to leave China and infect the world.
Then China’s leaders condemned President Trump’s travel ban even as they cancelled domestic flights and locked Chinese citizens in their homes.
The World Health Organization—which is virtually controlled by China—falsely declared that there was no evidence of human-to-human transmission. Later, it falsely said people without symptoms would not spread the disease.
“The United Nations must hold China accountable for their actions,” the President said.
The Coronavirus pandemic is only the latest global problem involving the Chinese government. Each year, China dumps millions of tons of plastic and trash into the world’s oceans. It overfishes other countries’ waters, destroys vast swaths of coral reef, and emits more toxic mercury into the atmosphere than any country on Earth.
🎬 WATCH: For UN to be effective, it must focus on real problems
China’s carbon emissions are nearly twice those of the United States. By contrast, after President Trump withdrew America from the one-sided Paris Climate Accord, last year America reduced its carbon emissions by more than any country in the agreement.
“Those who attack America’s exceptional environmental record while ignoring China’s rampant pollution are not interested in the environment. They only want to punish America, and I will not stand for it,” President Trump said.
“If the United Nations is to be an effective organization, it must focus on the real problems of the world,” he added. That includes terrorism, drug trafficking, religious persecution—and holding China’s government accountable for this horrible pandemic.
🎬 Watch President Trump’s full address to the UN General Assembly

📖 Read the President’s full speech here.   」(以上)

9/23希望之声<川普联大要求中共对全球疫情散播负全责 习近平回应=トランプは国連総会で、中共が疫病の世界的な拡散に全面的な責任を負うことを要求 習近平の反応>9/22(火)に、トランプ米大統領は国連総会で、事前録画されたビデオでスピーチを行った。彼は疫病を隠蔽した中共を厳しく非難し、国連は世界的な疫病の拡散に責任がある中共に、責任を取らせなければならないと言った。

トランプは演説の初めから、疫病を「中国(中共)ウイルス」と呼んだ。彼は、今回の中国の武漢で発生したウイルスのパンデミックは中国当局のせいであることを公式に述べた。

トランプはまた、第二次世界大戦後の国連設立から75年が経過したと述べた。 「しかし、我々は目に見えない敵である中国(中共)ウイルスに遭遇した。188か国の人々に感染を蔓延させ、数え切れないほどの命を奪った。米国は、第二次世界大戦以降、最大の動員と対策を講じて疫病を制御している」と。

米国は世界の他の国と協力して、4月以降、米国の死亡率は80%も減少している。米国はまた、医療従事者の保護を確実にするために、多数の医療用保護具を製造している。トランプは、米国は最終的にウイルスを打ち負かし、パンデミックを止め、世界を新たな繁栄と平和に導くと述べた。

トランプはまた、明るい未来が見えると述べた。但し、ウイルスを放出した国に責任を負わせる、つまり中国に責任を取らせなければならない。中国は都市封鎖したが、国際的に封鎖しなかったため、感染した人々は世界の他の地域に逃亡し、パンデミックを引き起こした。 「彼らは多くの国内線をキャンセルしたが、国民を世界各地に行かせた」。

中共ウイルスの蔓延のため、国連の75周年記念年次総会のリーダーは誰もNYに集まって会議を開かず、会議はオンライン形式に変更された。トランプ大統領は火曜日の演説を前日に録画した。わずか15分のスピーチで、トランプは火力全開で中共を攻撃し、中国(中共)を11回名指し、人間の環境を犠牲にして急速な経済発展をしている中国を非難した。

トランプはまた、中共によって管理されている世界保健機関を批判し、WHOはウイルスが人から人へ伝染することはなく、無症状感染者は存在せず、さらに無症状感染者はウイルスを伝染できないと世界中の人々に教えたと述べた。 WHOがこの種の発言に責任があるのは、発言によって世界中の何百万もの人が感染したためである。

9/21(月)、トランプ大統領はまた、中共による疫病の隠蔽に不満を表明した。メディアインタビューで、彼は公に中共総書記の習近平を標的にした。

トランプは「フォックス&フレンズ」に出て、疫病発生以来、中国(中共)に対する彼の感情は「完全に変わった」と語った。 「彼ら(中共)はそれ(疫病)を自国に戻るのを防いだが、彼ら(中共)はそれが我々(米国)を含む世界の他の地域に入るのを防いでいなかった」

習近平は火曜日の国連総会での演説で、中米間の緊張が高まる中でも、北京には「いかなる国との冷戦や熱戦を行う意図はない」と述べた。

習近平は、事前に録画されたビデオスピーチで、「我々は、対話と交渉を通じて、他の国との違いを縮小し、紛争を解決し続ける」と述べ、中国は冷熱戦を戦いたくないと述べた。

アナリストは、国連総会でトランプは中共に対し、世界の疫病大流行について全責任を負うよう要求したことを指摘した。世界の疫病大流行は、習近平にとって大きな重しと言うべきもので、疫病は現在世界各国の問題になっているので。習近平が冷熱戦をしたくないという提案は、習近平が今何をしたいのかという問題ではなく、この拡散の責任は時間の経過とともに積み重なっていく。世界的な流行が拡大し続ける場合、中共はある時点でそのような責任をさらに「負担することができなくなる」。

ジョンズホプキンス大学のデータによると、9/21(月)の米東部標準時午後8時の時点で、世界的な中共ウイルス感染は3116万人を超え、少なくとも96.2万人が死亡している。 (注:中共とイランは疫病のデータを隠しているため、真実のデータは統計よりも高くなる)。

中国内では少なくとも百万単位で亡くなっているでしょう。死亡診断の死因を別な病名にしているから分からないだけ。こんな嘘つき国が国連のP5になっているのはおかしい。追放するか、別組織に作り直すべき。

https://www.soundofhope.org/post/424591

9/23阿波羅新聞網<80万中国留学生归国求职 就业问题异常严峻 工资已大不如前=80万人の中国人留学生が就職のために中国に帰国 雇用問題は非常に深刻で、賃金は以前ほど良くない>中共ウイルスの蔓延と中国人学生の入国を制限している米国の影響を受けて、多くの中国人留学生が生活のために中国に戻らざるを得なくなった。 中国のある調査によると、今年初めから80万人もの留学生が就職のために中国に戻ってきており、これは前年比70%の大幅な増加である。これにより、中国の就職市場への圧力が高まり、激しい競争の中で、一流大学の卒業生でさえ、賃金は以前よりもはるかに低くなっている。

日本の経済界が受け入れるような馬鹿なことはしないように。何故米国が中国人留学生を追放したかを考えれば分かるはず。スパイだからです。

https://www.aboluowang.com/2020/0923/1503899.html

9/22看中国<美参院已有足够票数确认川普的大法官提名人(组图)=米国上院は、トランプの最高裁判事の候補者を承認するのに足りる票を既に確保(写真)>米国の重量級連邦上院議員で上院司法委員会委員長であるリンジーグラハムは9/22(火)、上院の共和党はすでに11/3の選挙日の前に、亡くなったルース・ベイダー・ギンズバーグ判事の後任としてトランプ大統領によって指名された最高裁判事の候補者を承認するのに十分な票を持っていると述べた。グラハムは、これは憲法上の手続きだと述べた。

グラハム上院議員は、フォックスニュースの有名な司会者ショーンハニテイの番組で話した。「選挙前にギンズバーグ判事の後任を承認するための(十分な)票を獲得した。我々は(上院司法)委員会で手続きを進め、選挙の前に投票できるように、委員会で挙げた候補者を米国上院全体会議に上程する。これが憲法の手続きである」

グラハムは、トランプ大統領と共和党の指名した判事候補を何としても阻止することを誓った民主党について、「彼ら(民主党)が結果を望んでも、誰の命も毀損しないことは明らかだ。こんなことは無駄である」

グラハム上院議員が9/21(月)に上院での指名プロセスを促進すると約束したとき、左派抗議者たちはワシントンDCのグラハムの家を取り囲んだ。

グラハムは、2018年に民主党はトランプ大統領が指名したブレット・カヴァナー裁判官への破壊的な攻撃は彼とすべての共和党員を変え、民主党の脅しに対し、もはや怖がらないだろうと述べた。グラハムはハニティーに言った:「カヴァナー(承認聴聞会)の後、私にとってすべてが変わった。彼ら(民主党員)は私を怖がらせることはできない、彼らは(上院多数党と共和党のリーダーの)ミッチマッコーネルを怖がらせることはできない。そして他の誰も怖がらせることはできない」と。

グラハムは、「彼らはその立場を(自分達の考えの人で)満たすためにブレットカヴァナーを粉砕しようとした。彼らは愚かにもそういうことを言った。私は以前この映画を見たことがある。この映画はカヴァナー同様、うまくいかない」と述べた

先週、トランプ大統領は12人の女性の最高裁判事候補者のリストを作成した。最も人気のある2人は、シカゴの第7巡回区控訴裁判所のエイミーコニーバレット裁判官と、アトランタの第10巡回裁判所のバーバララゴア裁判官である。

その中で、48歳の女性裁判官エイミーコニーバレットは有力なようである。彼女は憲法原文に忠実で、敬虔なカトリック信者である。彼女は大家族であり、7人の子供を持つ母親で、2人はハイチから養子にした。

トランプ大統領が2018年にカヴァナー判事の指名を決定する前に、バレットもインタビューしたと報道されており、バレットの知識、経験、憲法遵守の傾向はトランプ大統領に深い印象を残した。

写真は、2018年2月23日にシカゴにある第7巡回区控訴裁判所の宣誓式で宣誓するエイミー裁判官を示している。(画像出典:Julian Velasco / Wildpedia / CC-BY-SA-4.0)
https://www.secretchina.com/news/gb/2020/09/22/946915.html

平井氏の記事で、国連の無能・無力は誰もが認めるところでしょう。特に小さな国に1票を与えれば、中共の得意な買収が起きます。正義とか公平から最もかけ離れた存在で、人権弾圧国の人権弾圧をそのまま放置しているだけです。

ハース会長の問題点の指摘に賛同しますが、できるならどのように解決するのかを聞きたかったです。

記事

(平井 和也:翻訳者、海外ニュースライター)

世界は依然として新型コロナウイルスの脅威にさらされているが、このような緊急事態の中で、国連(国際連合)は一体なにをしているのだろうか?

米国の超党派組織「外交問題評議会(CFR)」のリチャード・ハース会長(前国務省政策企画局長)が9月10日に、「プロジェクトシンジケート(Project Syndicate)」(チェコ・プラハに本拠を置く論壇サイト)に「国連の不幸な誕生日(The UN’s Unhappy Birthday)」と題する論考を発表した。

ハース会長の国連の活動に対する評価は手厳しい。以下にその概要を紹介したい。

緊急時に役割を果たせないことが明らかに

ハース氏は論考の中で、創設から75周年をむかえた国連だが、今年(2020年)は新型コロナウイルスの影響で世界の指導者たちがニューヨークの国連本部に集まって総会を開催することができず、今や国連は、世界が緊急に必要としている国際的な協調を組織・管理する能力のない組織であることがコロナによって露呈した、と述べている。

「国連は、“国際的な平和と安全を維持し”“国家間の友好関係を発展させ”“国際的な問題を解決するために国際的な協調を達成する”という目標から大きくかけ離れている」

「国連の最も重要な機関である安全保障理事会は、ほとんど役に立たないことを露呈している。中国は、コロナ発生に対する初動のミスに対する責任を問われるのを避けるために、国連の執行機関が重要な役割を果たすことを妨害している。一方、世界保健機関(WHO)は当初から中国に従う動きを示し、米国が脱退する決定を下したことで、さらなる弱体化を見せている」

冷戦中も冷戦後も機能不全

実は、このようなことは今に始まったことではない。ハース氏は冷戦中の国連をめぐる状況について次のように述べる。

「冷戦中の40年間、国連は米ソ対立の舞台だった。冷戦が熱戦に発展しなかったのは、国連が役割を果たしたからではなく、核抑止と、米ソ両国に強い警戒を強いた勢力均衡ゆえのものだった。朝鮮戦争に際して国連が国際的な平和を維持するために介入することができたのは、ソ連がボイコットしたからだ」

では、冷戦の終結によって国連は生まれ変わったのか。決してそんなことはなかった。

「冷戦後になると、国連がより大きな役割を果たすことができるのではないかという期待が高まり、1990年にイラクのサダム・フセインによるクウェート支配を覆すために世界各国が国連に集結した時には、楽観主義者の正当性が立証されたかに見えた。しかし、後になって湾岸戦争は例外だったということが明らかになった。それは冷戦終結直後の出来事であり、米国と中ソの関係が相対的に改善されていた。その時の米軍主導による連合軍の目標は、イラクの体制転換ではなく、クウェートからイラク軍を追い出し、同国の原状を回復するという限定的なものだった」

「しかし、その後、大国間関係は急激に悪化し、国連は役に立たないものになっていった。ロシアはバルカン半島での流血の惨事をくい止めるための一体化した行動を阻止した。国際的な支援がない中で、当時の米国のブッシュ政権は国連を無視して、2003年にイラク戦争へと突入していった。また、ロシアが2014年にクリミアを不法併合した際には、同国の反対によって、いかなる国連の行動も不可能になった。

また、国連は1994年にルワンダの大量虐殺を阻止することもできなかった。その10年後に国連総会は、二度と同じことを繰り返してはならないと誓い、一国の政府が自国民を大規模な暴力から守ることができない時、世界には事態に介入する責任があると宣言した」

「ところが、この方針はほとんど無視されてきた。シリアとイエメンで数十万人もの市民に死者を出す恐ろしい紛争を前にして、世界はただ手をこまねいているだけだ。2011年にリビアでこの方針が実際に発動された例があるものの、NATO主導の連合軍が既存の政府を排除した後、事態をフォローせず、力の空白を作り出しただけだった」

国連の構造的な問題点とは

ハース氏は、国連の構造的な問題点を次のように指摘する。

「国連は全体的に大国同士が対立し、加盟国が行動の自由を引き渡そうとしないために、期待を裏切っている。また、能力以外の理由や、説明責任の欠如、偽善によって過剰に多くの人々を重要な地位に据える猟官制という欠点もある」

「安保理の構成を変更して、今日の世界の力の配分を反映させる変革は考えられるが、そうなると、一部の国が有利になり、また一部の国は不利になるため、国連の大規模な改革は現実的ではない。一方、国連の構造の中で最も『民主的』な総会は実効性に欠け、あらゆる国が国土の大きさや人口、富、軍事力に関係なく1票を有している限り、無力な存在と化している」

ハース氏は本論考を次のように締めくくっている。

「国際的な協調の必要性が大きい状況の中で、これは危機と言える。私たちは、大国間対立の再来に加えて、パンデミックや気候変動、核の拡散、テロなど一国では答えが出ない地球規模の問題に直面しているからだ」

以上見てきたように、ハース氏は冷戦期までさかのぼりながら、今日の国連が抱えている様々な問題点を指摘し、悲観的な見方を示している。コロナ禍という地球規模の緊急事態が起きているにもかかわらず無力な組織と化している国連の存在意義が問われているのではないだろうか。

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