『呆れるほどの媚中ぶり、「台湾旗」禁じたフン・セン 「でも台湾からの投資は歓迎」のご都合主義に唖然』(5/28JBプレス 大塚智彦)について

5/31WHよりのメール「

FIVE STORIES PRESIDENT TRUMP DOESN’T WANT YOU TO MISS

Trump Pulls U.S. Out of World Health Organization, Slaps Penalties on China Over Hong Kong Action

-The Washington Times

“President Trump announced Friday the U.S. is terminating its relationship with the World Health Organization over its handling of the coronavirus crisis,” Tom Howell Jr. and Dave Boyer report. The President also took action on China for misleading the world about the virus, as well as for its security crackdown on Hong Kong.

https://twitter.com/i/status/1266459851070361601

Coronavirus Task Force Chief Mike Pence: You Did It, America

-Washington Examiner

Early on, experts warned President Trump that without social distancing, the COVID-19 death toll could reach as high as 2.2 million. But with it, the range would drop to 100,000 to 240,000. “Today, as many states begin to ease rules near the Memorial Day holiday week turning point that [Vice President Mike Pence] predicted, the death toll, tragic as it is, stands at the lowest level on that chart,” Paul Bedard writes.

<Pence: 167,000% surge in tests, 663M masks, and 110,000 ventilators ‘ready this fall’>

https://www.washingtonexaminer.com/washington-secrets/pence-167-000-surge-in-tests-663m-masks-110-000-ventilators-ready-this-fall

Ivanka Trump Helps Treasury Prioritize $10B Funding for Minority-Owned Small Businesses

-Fox Business

“Ivanka Trump, senior adviser to President Trump, is working closely with the Treasury Department and Small Business Administration to help allocate $10 billion in funding for minority-owned small businesses affected by the coronavirus pandemic,” Audrey Conklin writes.

Trump’s Social Media Executive Order is Justified – Protects Free Speech, Combats Censorship

-Fox News

“President Trump was right and justified Thursday to sign an executive order calling for new regulations to strip legal liability protections from social media companies that censor posts and engage in political conduct on their sites,” Jim Hanson writes.

https://twitter.com/i/status/1266158949763604481

It’s Time To Stop Pretending Twitter Is Neutral

-The Federalist

“By stepping in to flag Trump’s tweet with a warning label and a link so users can ‘get the facts’ about mail-in ballots (which ironically links to a CNN article by Chris Cillizza), Twitter abandoned any claim it had to being a neutral facilitator,” John Daniel Davidson writes.

<33 Examples of Twitter’s Anti-Conservative Bias>

https://www.newsbusters.org/blogs/techwatch/nb-staff/2020/05/28/33-examples-twitters-anti-conservative-bias          」(以上)

5/31希望之声<多地暴徒藉弗洛伊德事件打砸抢烧 川普:激进左派是祸首=各地で暴徒がフフロイト事件を利用して打ち壊し・放火 トランプ:過激左派が首魁である>5 / 30(土)、トランプ米大統領は2回連続でツイートし、今週起きているジョージ・フロイトの死に名を借りた暴徒の事件は、過激左派が組織した暴力的な犯罪行為であり、通常の「反人種差別」抗議活動ではないと。

5/25、ミネソタ州ミネアポリスの44歳の白人警官 デレック・ショーバンが法執行時に、偽造のお金を使って買い物をした後通報さた46歳の黒人のフロイトを誤って殺害した。この事件は、地元から米国の多くの場所に抗議行動を引き起こした。これらの抗議はすぐに暴動に変わり、関係する暴徒は警察を襲い、店から強奪し、警察署や店舗を燃やし、パトカーやその他の車両を破壊し始めた。

トランプ大統領は、フロイトの家族を慰めた後、これらの暴力犯罪は正義を意味するものではないと述べた。5/30の午前に発信された最初のツイートで、「これは”組織化されたグループ(犯罪)”

であり、ジョージ・フロイトとは何の関係もない。悲しい!」。もう 1つのツイートは、次のように述べた。「(首謀者は)アンティファであり、過激左派である。他人のせいにするな」

トランプ大統領がツイートで言及したアンティファは、「反ファシスト」のスローガンを唱える極左組織である。ジョージWブッシュ政権時代の政府顧問のネッド・リュンは、アンティファの理念はマルクス主義、毛沢東思想、および中共の価値観に出て来る「不寛容主義」であり、一部の米国民主党左派によって支持されていると述べた。これらの組織メンバーは、理念に同意しないものすべてに暴力を使ってでも激しく反対し、米国の伝統的な文化と自由を消滅させることを目標としている。

米国における多くの黒人の暴力運動は、アンティファ過激左派によって直接引き起こされ、組織されている。人種差別反対の名の下に、彼らは近年、米国で何千ものデモ、さらには暴力を使って怪我させたりしている。トランプ大統領は昨年、米国政府がアンティファの性格を「国内テロ組織」と見なし、残酷なMS-13のギャングと同類で、米国の警察は簡単に法執行できると語った。

トランプ大統領は5/29、トランプは「フロイトの家族には法に訴える道があるが、法と秩序の維持は米国民が安全な生活を享受するための優先事項である」と述べた。彼は、「“人種差別”という非常にデリケートな社会問題が関係していても、地方警察は依然、暴徒は取り締まるべきだ」と考えている。

現在、関与した警官のショーバンと3人の白人警察官が解雇された。ショーバンは3級殺人罪と2 級過失致死罪で起訴され、彼の妻も彼と離婚した。

裏で中共が金を出してやらせている気がします。世界抗日戦争史実維護連合会辺りが、抗日を隠れ蓑にしてアンテイファや過激左派に金を出しているのでは。フロイト殺害の警官は当然法の裁きを受けるべきです。他人に操られて暴動を起こすこと程、愚かな行為はない。民主的手続きでできた法を遵守し、秩序を維持することが成熟した大人として望まれます。

https://www.soundofhope.org/post/384859

5/31希望之声<黄之锋指特朗普为香港制裁中共是划时代改变 吁港人不要放弃抗争=黄之鋒は、トランプ大統領が香港の為に中共を制裁したのは、時代を変える積りであると指摘し、香港人に闘争をあきらめないよう呼びかけている>香港衆志の秘書長である黄之鋒は、まず国際的な反応を引き出した香港人の闘争心に感謝した。彼は、トランプ米大統領が記者会見で、香港は既に「一国一制」になったと指摘し、中国政府と香港政府を制裁すると明らかにしたのは、今回が初めてであると考えており、“時代を変える積り”であると述べた。

彼はまた、米国の制裁と特別待遇の取消は“香港版国家安全法”と同期し、中共がその実施をスピードアップすれば、米国も制裁を加速することを明らかにした:“香港版国家安全法”は米国の制裁に対する“補助燃料剤”にすぎない。中共はこれに対する完全な責任を負う:「現在、北京当局は国際社会の反発に直面し、習近平が国際制裁と特別待遇の取り消しに全面的な責任を負わなければならないことを十分に理解する必要があることは明らかである。彼らは明らかに国際社会の声を無視し、国際都市としての香港を軽視している。多くの盟友と国際的市民社会が香港の利害関係者である」と。

黄之鋒は、香港の人々に抵抗をあきらめないように求めた。

日本も自由主義国の一員として、支援すべき。単に習近平の訪日阻止だけでなく。日本語ができる人の政治亡命を認めるべき。

https://www.soundofhope.org/post/384827

5/31希望之声<美议员提案设“李文亮广场”遗孀声明反对 网民质疑:被逼的?=米国議員の「李文亮広場」の提案は未亡人の反対声明に遭う ネチズンは疑う:強制された?>「内部告発者」の李文亮を記念して、数名の米国共和党上院議員が今月初め上院に、ワシントンの中国大使館の外の地域を「李文亮広場」と改名し、これにより世界は李文亮博士を忘れられなくなると考えて、法案を提出した。5/30、李文亮の未亡人付雪潔は、Weiboに反対を表明する声明を発表し、李文亮は「だれでも自分の名前を使って祖国に害を及ぼすことは許可しない」と述べた。付雪潔の文は広く転送され、熱心に検索されたが、あるネチズンは「この文は中共が強迫して出させたと疑われる。声明は付雪潔が書いたものではない」と疑っている。ある人はまた、「付雪潔のロジックを疑っている。“李文亮を記念”することと祖国を傷つけることとどんな関係があるのか?」

5/30午前11時56分、李文亮の未亡人である付雪潔はWeiboに声明を発表し、「米国の中国大使館付近の一部の通りを“李文亮Square”に変更するという米国議員からの提案があったことを最近インターネットで知りました。このニュースを聞いて、“とても悲しい”」。

声明は「李文亮は共産党員であり、祖国を深く愛している。もし、彼が知れば、自分の名前を使って祖国を傷つけることを誰にも許さないでしょう」と述べた。

付雪潔は最後にこう述べた。「私たちの家族にとって、文亮は最も大切な記憶であり、最大の痛みです。私たちは、誰もが文亮を大々的に宣伝することを望んでいません。私たちは、傷心にあることを無暗にかき回さないことを本当に望んでいます。死者には安息を、生者には前進を!」

声明が発表された後、それはネット上で白熱した議論を引き起こした。中共公式ウェブサイトの鳳凰網のWeiboには1万件以上のメッセージがあるが、その多くは削除されている。あるネチズンは、「今回は、李医師の妻の論理を本当に理解できない。世界保健機関全体が李医師の声を取り上げ、駐米中国大使館の件も、皆にこの人のことを思い出させる。どうして祖国を傷つけることになるのでしょうか?」「李文亮を記念することと、祖国を傷つけることにどんな関係があるのか?」「なぜ我々が自分たちで率先してそれを提出しなかったのか? 」

ある人は、この声明は中共当局の強迫のもとで出されたのではないかと疑った:「彼の妻は一言も言うことはできなかった」、「これは何度も脅されてやっと出したものでは」、「声明は落款もなく、日付もないのは本人が書いたものとは限らない」、「被支配の民はこのようになる!あなたの夫の体はまだ冷たくなっていないが、彼は忘れてはならないことを忘れている!それどころか、恩義に深く感謝すべきだろうか?悲しいことに!!!」

ある人はまた皮肉って、「武漢に李文亮の記念碑を立ててもらいたいが、それは可能か?米国は李文亮を記念してアカに近い人たちを困らせている。大衆は何度も切断されて、長く記憶できない」「健康な社会では声が1つだけであってはならず、李文亮が黄泉でそれを知れば、悲しくなる」「ある人は良い人を賞賛し、記念する。別の人は邪悪に心を用いる?何故国を傷つけるのか?国はそんなに脆弱なのか?理解できない」。

有名な弁護士である陳光誠はまた、次のようにツイートした。「中共がWeiboの投稿を強制したことを李文亮が知ったなら、彼は安心して休むことができるか?なぜ祖国は中共に拉致され、生きている人々は自由に前進できないでいるのか?中共の不滅は天が受け入れない。李文亮の死は最も強力な証拠である」

付雪潔の声明は中共の作文でしょう。建物や通りに人名が冠され、顕彰されて喜ばない遺族はいないでしょう。杉原千畝通りとかダニエル・K・イノウエ空港とか。

https://www.soundofhope.org/post/384823

5/30阿波羅新聞網<川普对中共发出开战宣言 北京国际金融紧缩开始了 专家:致命打击股市楼市=トランプ、中共に宣戦布告 北京の国際的金融収縮が始まる(澳門、深圳、上海で人民元の外貨交換の問題は解決しない) 専門家:株式市場と不動産市場への致命的な打撃>香港の特別待遇の取消には少数の例外があるのみ 一部の中国人学生と研究者は米国入国の一時停止 香港の自治を破った中国と香港の当局者は制裁 米国の利益を守る 王篤然の評価(トランプは中共打倒まで考えていなかったが、中共の存在こそが世界の人々を傷つけることを知り、米国の敵と位置づけ、ポイントオブノーリターンになった) ドイツメデイア:中共の脅威は疫病より深刻(香港は西ベルリンと同じ。自由が侵害される)

G7ならぬG11が9月に開催されるようで。当初6月だったのを9月に延ばしたのは、米国の中共封じ込め案を作るのに相応の時間が必要と踏んでのことでしょう。

https://www.aboluowang.com/2020/0530/1458066.html

大塚氏の記事では、フンセンもテドロス同様、中共から相当毒饅頭食らっているのでは。国民に還元すればまだしも、そんなことはしないでしょう。

台湾人も国旗掲揚を許さないような国とは付き合わないことです。先行き中共の指示で、資産没収と課されるかもしれませんので、止めておいた方が無難です。

記事

今年2月、中国を訪問し、習近平主席(右)と会談したカンボジアのフン・セン首相(写真:新華社/アフロ)

(PanAsiaNews:大塚 智彦)

カンボジアのフン・セン首相は5月23日にプノンペンで開催された夕食会の席で「中国政府の方針を尊重して今後カンボジア国内で台湾の旗を掲揚することを全面的に厳しく禁止する」との方針を改めて表明した。

しかしその一方で「台湾からの投資はこれまで通り歓迎する」として政治的問題を離れて経済的な関係構築はさらに進めたいとの意向を示した。

ASEANの中でも際立つ「親中」ぶり

カンボジアのフン・セン首相は、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の中ではラオスと並んで極端な「親中国」の政策をとり続けている。中国の「一帯一路」政策による多額の経済支援も受けており、今回の台湾旗の全面的な掲揚禁止もこれまでのフン・セン外交の流れからすれば、ある意味「当然のこと」との受け止め方もできる。

ただし、その一方で台湾との「経済関係だけ」は歓迎するという「いいとこどり」の“政経分離”方針に対して、台湾側や在カンボジア台湾人ビジネスマンなどが今後どう反応するのか注目されている。

カンボジアの地元紙「ザ・カンボジア・デイリー」が5月25日に伝えたところによると、23日にカンボジア中国友好協会が主催する夕食会であいさつに立ったフン・セン首相は、中国政府による一つの中国政策への強い支持を繰り返し表明したという。

「中国政府の統治と独立に関する政策を尊重すること以外に我々はなにもできない。(中国に対して)手を振りながら、その一方において足で踏みつける様なことはできないのである」との表現で「中国政府の統治を尊重することはカンボジアの自治と独立を尊重することと同じ価値観である」との考え方を示した。

台湾旗の使用を全面的に禁止へ

さらに「台湾が中国という国の一部である以上、台湾の旗はカンボジア国内では掲揚されるべきではない。全面的にその掲揚を禁止する」として、今後カンボジア国内での台湾の旗を掲揚、使用することを全面的に禁じる方針まで示したというのだ。

フン・セン政府はこれまでも台湾旗の公の場などでの掲揚・使用を禁じてきたが、それはあくまで自粛を求めるという比較的穏やかな要求だった。

ところが今回のフン・セン首相が打ち出した方針は、在カンボジアの台湾人が台湾人だけの集まりや行事、祝賀会などでこれまで内々に台湾旗を掲げるような行為を含め、非公式の場での使用も全面的に禁止対象とするものと理解されている。これは、カンボジア国内の台湾人コミュニティーで、一種の驚きをもって受け止められているようだ。

カンボジア人と中国人約4000人が参加した夕食会でフン・セン首相がわざわざ「ここにいる全ての人に訴える。どんな機会の集まりでもホテルで開催されている台湾の祝日イベントでも台湾の旗は掲げられるべきではない」と重ねて述べた。このことから在カンボジアの台湾人に対して、今後の台湾旗使用に関しては従来以上に厳しい態度で臨むとのメッセージを示したものと受け止められているという。

さらに“フン・セン節”はとどまるところを知らなかった。続けて「チベットも中国の一部であり、こうした中国政府の方針を尊重するカンボジア外交の基本は長い歴史に基づくものである」として「シアヌーク国王の時代(1960年~1970年国家元首)からこの方針は一貫している」と強調したというのだ。

「政経分離」強調するしたたかさ

台湾はカンボジアとの経済関係強化のために2009年ごろから貿易代表部のプノンペン設置を目指して活動し、2014年7月に貿易代表部の開所に漕ぎつけ、正式に事務所をオープンさせた。しかし開所式から1週間後、事務所は閉鎖に追い込まれた。原因は、フン・セン首相の指示だったとされている。

フン・セン首相は「台湾のビジネスマンは政治的なことに関与せず、カンボジアとは実務的な関係を築くことに専念してほしい。カンボジアはこれまでも、これからも台湾からの投資を歓迎している」と政治問題を抜きにした経済中心の関係構築という「政経分離」による関係強化を23日の夕食会の席でも重ねて訴えた。

その上で台湾との今後の経済関係強化の一例としてプノンペン-台北、シェムリアップ-台北の直行航空便の開設などを挙げた。

台湾財務当局などの統計によると2019年の台湾とカンボジアの貿易額は7億4400万ドル相当に上るという。

官製報道の中で一層進む中国忖度政治

カンボジアでは、フン・セン政権によるメディア規制によって、反政府的なメディア、あるいは解散に追い込まれた野党に同情的なメディアに対して、発行停止や記者の拘束などを続けてきた。その結果、現在では実質的に官製報道しか存続しないのがカンボジアの現状だ。

それだけに英語とカンボジア語の「ザ・カンボジア・デイリー」紙はプノンペン在住台湾人の「旗の問題はビジネスに影響はない、ここ(カンボジア)には多くの商機がある」というコメントを伝え、プノンペンの台湾人ビジネス界には影響がないことを強調して報じている。

しかしこうした反応が在カンボジア台湾人の考え方を反映しているかどうかを確認するのは、厳しい情報統制のため困難な状況だ。

なにより、カンボジアの台湾人社会や台湾側は、これまでのところフン・セン首相による「台湾旗掲揚全面禁止」に対する公式の反応を示していない。

嫌でも目を引くフン・セン首相の中国忖度

カンボジアは中国・武漢から拡散したとされる新型コロナウイルスについても当初から中国支持の立場を明確にして、1月30日に武漢滞在中の留学生やビジネスマン、外交官などに「カンボジアに帰国せず、感染症と闘う中国人を支援するように」と指示したり、乗客による感染拡大への懸念から行き場を失って「漂流」していた外国大型客船を2月14日に受け入れたりとスタンドプレーともいえる動きで中国の「ご機嫌を伺ってきた」経緯がある。

(参考記事)「帰国するな、武漢に残れ」と国民に檄飛ばす媚中国
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59210

2月5日には北京を訪問して習近平国家主席と会談したフン・セン首相は、その足で武漢を訪問しようとまでして、習主席から止められたといわれている。

さらに中国から帰国後にプノンペンで行った記者会見では参加したマスク姿の記者に「会見する私がマスクを着用していないのだから記者もマスクを外すように」と脱マスクを要求したこともある。

(参考記事)マスク無用!フン・セン首相、コロナを機に独裁強化
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60129

中国への盲目的な追従はこれだけではない。中国政府が5月21日、香港に対して扇動や破壊行為を禁止し、治安を維持する目的で導入を表明した「香港国家安全法」に関して、香港の住民や国際社会から論議が高まると、カンボジア外務省の報道官は25日にすぐさまコメントを発表した。

「一つの中国という政策に基づくものであり中国政府を全面的に支持する」

ここでも中国追従を改めて内外にアピールしたのである。

コロナウイルス対策は首相の功績に

カンボジアは5月26日の時点でコロナウイルスの感染者数は124人で感染死者数はゼロが続いている。最もこの感染者数の数字は5月3日以降2人増えたに過ぎない。

カンボジアの医療水準や医療機器のレベル、検査態勢などから感染者、死者ともに実態を反映していないのではないかとの疑問の声もある。

そうした中、カンボジアでは「コロナと闘った熱血的英雄フン・セン」という本の出版計画が進められているという。「プノンペン・ポスト」が25日に伝えたところによると、編集はフン・セン首相の側近とクメール作家連盟のメンバーによって進められ、早ければ6月中にも出版されるというのだ。

本には、カンボジア政府がフン・セン首相の指導力でいかにコロナウイルスを封じ込めることに成功したかが描かれ、「カンボジアは小さい国だがカンボジア人は心が広く、米国人600人を含む41カ国の人々を助けてきた」ことなどを強調する内容となると報じている。

どこまでも独自路線、そして親中路線を貫くフン・セン首相とその取り巻きに対し、解党に追い込まれた野党勢力は国外滞在元幹部などを中心に新たな政治勢力の結集に向けて動き始めているという。今後のカンボジア情勢は波乱も予想される。

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