『客席ガラガラ、それでも映画館を増やす中国の狙い スクリーン数急拡大、興行収入“世界一”狙うが・・・』(4/22JBプレス 山田珠世)について

4/24ダイヤモンドオンライン WSJ<日本の静かな「一帯一路」、中国を上回る成果>通貨の信頼性は当然元より円の方があるという事です。

https://diamond.jp/articles/-/200855?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor_01

4/25ダイヤモンドオンライン WSJ<中国の銀行がドル不足、「異変」に要注意>「人民元を他の通貨と交換することは難しく、外国人が中国資産を保有すれば、好意的に見ても、中国の司法制度による不透明な運命にさらされることになる。投資家はドル資金調達市場に「異変」がないか注視すべきだ。中国銀行は「痛み」を感じているかもしれない。」とあります。前から囁かれていましたが、中国の外貨準備は発表数字よりかなり低いと。まあ、中国の発表数字は全部出鱈目ですけど。日本の銀行や企業が人民元で債権保有していると危ないのでは。3兆円の通貨スワップも危なくなるのでは。

https://diamond.jp/articles/-/200994?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

4/25阿波羅新聞網<中资银行美元负债超过美元资产 面临美元短缺问题=中国の四大銀行のドル建て債務は米ドル資産を上回っている 短期のドル不足に直面>上記のWSJと同じ中国版記事

https://www.aboluowang.com/2019/0425/1279876.html

4/25ダイヤモンドオンライン WSJ<習氏に健康不安? 後継巡り内部闘争懸念も>習が病死しても、影響は中国国内に止めておいてほしい。中共が解体し、チベット・ウイグル・南モンゴルが独立できるのが理想ですが。

https://diamond.jp/articles/-/200997?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

4/25阿波羅新聞網<党媒高调赞扬肖扬六四下狠手 江泽民罕见”露头”什么信号? 习近平接班人问题引发关注=共産党メディアは64天安門事件で残酷な手を打った肖揚を高らかに褒め称える 江沢民は姿を見せずにいたのに出て来たのはどんな意味が? 習近平の後継者問題が注目を集める>中共の最高人民法院長の肖揚は4/19に亡くなり、22日に公的告別式を行ったが、6/4中共の弾圧において肖揚が果たした役割があるのに、稀に見る高い調子で言挙げした。 長い間現れていなかった中共の元主席である江沢民もまた「哀悼」を表明した。肖揚は積極的に江沢民をフォローし、法輪功を残酷に迫害した。 習近平が3月に欧州訪問した時、足もとが定まらずたどたどしく歩いた現象が見られた。本日、WSJは中共の後継者問題を論じている。

肖揚は4月19日81歳で、病気で亡くなった。ずっと姿を見せていなかった江沢民はさまざまな形で「哀悼」を表明した。

習の後継者問題は上述のWSJの記事の引用。法輪功信者から臓器摘出・売買をし出したのも肖揚からでしょう。共産主義者の座標軸は如何にずれているかです。

https://www.aboluowang.com/2019/0425/1280123.html

4/25阿波羅新聞網<为了这件事 中共前总书记秘书对郭台铭说重话=この問題に関して、中共の書記長の元秘書は郭台銘に重い言葉を述べた>鴻海会長の郭台銘の過去の言動が外部からチエックされた。ある中国ネチズンは富士康にいたときのことを暴露し、”郭語録”を暗唱するよう要求されたと。 この話は意外にも趙紫陽の秘書であった鲍彤の発言につながった。彼は郭を「どんなものなのだ!」と叱責した。

一部のネチズンはツイッターで富士康に勤務していたと言い、その頃は毎日郭台銘の語録を暗唱しなければならず、工場内には至る所に郭語録があり、郭台銘は富士康の毛沢東であると批判した。 「今や台湾の毛沢東になりたいと思っている」と。この記事を読んで、鲍彤は意外にも「彼にも語録があるって?どんなものか?」と言った。

ボイスオブアメリカは、「中国では “どんなもの”というのは、重い言葉である。文革を経験した鲍彤は、あらゆる語録と呼ばれるものに反感を感じ、語録の持つ意味は個人崇拝なので、それを嫌っている」と。

さらに、“北京の春”の編集主幹である陳維健はツイッターで、「郭台銘は蔡英文総統が民主的権利として郭の権利も保証したことを痛罵したが、彼は中国で習近平を痛罵できるか?中国社会を批判できるか」と。鲍彤は彼の意見に賛成し、「率直な人間は率直な話をする」と。

来年の総統選で台湾国民がどういう選択をするかです。中共のネットを使った干渉や裏で金を渡すことは当り前で民進党がしっかり対策を採らないと負けてしまうのでは。

https://www.aboluowang.com/2019/0425/1279864.html

4/25看中国<原企业家曝中共外交部“性贿赂”外国政要内幕(组图)=元企業経営者は、中共外交部が外国要人に「性賄賂」を提供していたことを明らかに>米国に亡命した元上海企業経営者の胡力任は、最近のツイッターで、「中国外交部は北京に非正規組織を持ち、美女を物色して寝るのを目的に来る外国要人に伽をさせていたこと」を明らかにした。更に「中国外交部は多額の資金を使い、中国女性にアフリカの変態大統領に性供応をさせている」とも。

元上海企業経営者は、中国外交部の「性賄賂」スキャンダルをツイートした

4/19、米国に亡命している上海企業経営者の胡力任は次のようなツイートをした。「中共の恥知らずは普通の人には想像できない。中国外交部は北京に非正規組織を持ち、美女を物色して来訪した外国要人の夜の相手をさせる。高額の経費が非正規組織に支払われる。本当に写真や名前を出したいのだが、出さない方が良いか考えをめぐらしている所」と。

4/20、彼は他に2つの関連ツイートを出した。そのうちの1つは、次の通り。「中国外交部は大金をはたき、中国人女性を性病にかかるリスクを取らせた。 エイズの危険のあるアフリカの変態大統領に性賄賂を行わせた。これは中国対外性交部が行っていることである。中共よ、俺は中共のパンツを脱がせているぜ! “

小生はいつも、「中共は要人に金かハニーで籠絡している」と言ってきたのを裏付ける記事です。写真の女は河野太郎と一緒に写真を撮った外交部報道官の華春瑩でしょう。彼女は李肇星の愛人で、米国籍も持っている女と噂があります(2/17本ブログ)。まあ、左翼人は性の乱れを気にしないのでしょう。

https://www.secretchina.com/news/gb/2019/04/25/891590.html

山田氏の記事で、中共の発想はマーケットオリエンテッドでなく、面子優先、だから新幹線は不採算路線にも拘わらず拡張を続ける事態となっています。まあ、鉄道は高速で兵を運ぶ道具と言う意味もありますので、それを狙っているだけなのかもしれませんが。

映画も同じで、国民の洗脳の道具として使おうというハラでしょう。中共にオリジナリテイのある面白い映画ができるとは思えません。自由の無い所に新しいアイデアは生まれないでしょうから。

記事

中国の今年(2019年)1~3月期の映画興行収入が、前年同期比8%減の186億1400万元(約3025億6650万円)となり、ここ数年で初のマイナス成長に転じた。右肩上がりで成長を続け、2018年に通年の興行収入としては過去最高の609億7600万元となった矢先のことだ。

ただ、このニュースを目にしたとき、「やっぱり」というのが筆者の率直な感想だった。筆者が住む上海では、以前に比べ映画鑑賞が身近な存在になっているものの、インターネットの有料サイトなど映画館以外で映画を観る人も増えていると感じていたからだ。無料でダウンロードできるサイトも少なくない。

中国の映画料金は安い!

また普段から、映画チケット料金がほかの娯楽消費に比べて格段に安いと感じていることもある。

上海では標準的な映画チケットは50~150元程度。ただ、「団購(グループ購入)」サイトや映画チケット購入専門アプリを利用すれば、時間帯によっては定価100元(約1600円)のチケットを半額以下の35元(560円)で購入することもできる。

筆者はお目にかかったことはないが、団購サイトには約10元といったタダ同然のチケットも存在するという。消費者にとっては財布にやさしい価格だが、これで映画館は儲かるのか? と心配したくなるほどの安さだ。

映画マーケティング会社の芸恩などが今年1月に発表したリポートによると、中国の18年における映画チケットの平均価格は33元(約550円)で、米国のそれは9.14米ドル(約1020円)。日本映画製作者連盟によると、日本の平均入場料金は1315円となっており、中国の映画料金がいかに安いかが分かる。

客席稼働率は13%未満

中国の映画スクリーン数は2016年末時点で4万1179スクリーンに達し、米国を抜き世界最多となった。12年比では3.3倍と劇的な速さで増えている。

2017年3月には4万4489スクリーンとなり、北米を抜いて世界最大の映画市場に成長。18年通年では新たに9303スクリーン増え、同年末時点でのスクリーン数は6万79スクリーンとなった。中国の映画スクリーン数は現在も世界最多記録を更新中とされる。

だが、スクリーン数が急拡大する一方で、中国の映画館ビジネスに警鐘を鳴らす声もある。客席稼働率が低下を続けているのだ。

中国メディアによると、全国の映画館の客席稼働率は2015年の18.1%から2017年には14.2%に低下しており、収益の確保に苦労している映画館も少なくないという。また2018年には中国全土で約300カ所の映画館が閉館したほか、平均客席稼働率は13%を下回ったとされる。

筆者の自宅から徒歩10~15分の距離に、シネコンが入居する商業施設が4カ所ある。うち2カ所は10年以上前にできた商業施設に入居している。住民人口からすればこの2カ所で十分だったが、2年前、大型の商業施設が新たに2カ所オープンし、いずれもシネコンが入った。

新しいシネコンができてからはもっぱらそちらに足が向いていたが、先日、久しぶりに、以前からあるシネコンに家族で映画を見に行った。定員約100人の館内には筆者家族ともう一家族がいただけで、ほぼ貸切状態だった。話題になった映画だったにもかかわらず、である。シネコン内にいる人もまばら。どう見ても採算が取れているとは思えない。これもスクリーン数の急拡大による結果だろう。

2020年までにスクリーン数を8万枚に

そんななか、中国国家電影局は2018年12月、映画館の建設や新設備の導入に対して資本金を支給する支援策「映画館建設の促進、映画市場の発展・繁栄に関する意見」を発表した。2020年までにスクリーン数を8万枚以上に増やす方針だという。

同意見では、映画館建設に先進技術を採用することを奨励。超大型スクリーンやレーザー映写機などの先進設備を導入した場合、1施設につき50万元を上限に設備調達費の20%を補助するとした。

また、中・西部地域での映画館建設が進んでいないことを指摘した上で、同地域の県級市で映画館を新設する場合は1施設当たり最大30万元を、拡張する場合は最大20万元を、それぞれ支給するなどとしている。

2020年までに8万スクリーンに拡大させるということは、つまり、年間1万スクリーンずつ増やす必要がある。一見、不可能のようにも思えるが、中国では2018年に映画館300カ所が閉館となった一方で新たに1120カ所増えたことも分かっている。その結果、同年にスクリーン数は9303スクリーンも増えている。このペースでいけば実現可能な範囲だとする見方もあるようだ。

目指すは「米国を越えて世界一」

採算の取れない映画館が増えているにもかかわらず、なぜスクリーン数を増やす必要があるのか?

同意見発表の背景には、中国の映画興行収入があと少しで米国を抜き“世界一”の座を獲得する目前まで来ていることがあるとみられる。

中国の映画興行収入は2012年に170億7000万元となり、日本を抜いて世界第2の市場となった。2016年には457億1000万元に拡大。2018年1~3月期には202億1700万元(約3377億1000万円)となり、米国の28億9000万ドル(3236億8000万円)を抜いて初めて世界首位となっている。

ただ、2018年通年ではわずかの差で世界一の座を逃している。そこで、中国が向こう2年間で映画興行収入を世界一に押し上げ、業界を安定させるために、中国国家電影局が同意見を発表して市場に活を入れたのだとも言える。映画館チェーン運営会社設立の条件を引き上げているほか、スクリーン数の拡大は、実力のない映画館チェーン運営会社を淘汰させ、業界の質を引き上げることにもつながるからだ。

中国は、2年後に世界一の座を手にすることができるか。そして、世界一になったとき、安定した市場は形成されているのか――。中国の映画館ビジネスの勝負は、ここにかかっているのかもしれない。

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