『「習近平に感謝」の洗脳、汚水タンク漬け…ウイグル“再教育施設”生還者の壮絶証言』(2/21ダイヤモンドオンライン 福島香織)について

y2/19The Gateway Pundit<END OF AMERICAN SOVEREIGNTY: Biden Regime Negotiates “Legally Binding” Deal To Give Chinese-Backed World Health Organization Full Authority Over US Pandemic Policies – No Senate Approval Needed>

国家主権を国際組織に売り渡すことが、選挙を経ない役人の力でできてしまうのかどうか?条約は上院の批准が必要なはず。中国がWHOの調査を拒否したから、WHOに世界各国の主権を無視して調査に入れるようにしようとの想いかもしれないが、まずは中国にそれを強制すべきである。

The Biden Regime never fails to orchestrate an avenue to circumvent the U.S. Constitution and betray the American people. A bombshell report from the Epoch Times Saturday reveals the Regime is about to surrender America’s sovereignty to the World Health Organization (WHO) and give them full control over future pandemic policy.

The amendments delegate the international body of unelected bureaucrats more authority to define what constitutes a pandemic, when a pandemic is in progress, how long a pandemic lasts and how “to prevent, detect and respond to future public health emergencies of international concern,” ultimately delegating the WHO total authority over emergency operations in the U.S. during a “public health emergency.”

The WHO’s Intergovernmental Negotiating Body (INB) has scheduled a meeting for Feb. 27 so members can work out the final terms and sign.

Once America officially signs on to this agreement, we will be completely at the mercy of the globalist organization which helped the Chinese Communist Party (CCP) cover up the original COVID-19 outbreak in Wuhan.

Negotiations between Biden Health and Human Services Secretary Xavier Becerra and WHO head Tedros Adhanom Ghebreyesus spawned what is called a “zero draft” of a pandemic treaty. The draft was published on Feb. 1 and now needs ratification from all 194 WHO member states.

The zero draft gives the WHO the power to declare and manage a global pandemic emergency. Once a health emergency is declared every signatory, including the United States, must submit to the authority of the WHO. This includes caving to them on treatments, lockdowns and vaccine mandates along with government surveillance.

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/end-of-american-sovereignty-biden-regime-negotiates-legally-binding-deal-to-give-chinese-backed-world-health-organization-full-authority-over-us-pandemic-policies-no-senate-approval-needed/

2/21阿波羅新聞網<惊呆….日本这一波援乌比美国还“壕无人性”= 唖然.・・・、日本のウクライナ援助の波は、米国と比べやはり「お金持ち」>日本の岸田文雄首相は、本日東京で開催されたセミナーで、「今日のウクライナは、明日の東アジア」と危機感を表明し、ウクライナのゼレンスキー大統領を招待して、先進7カ国(G7)の首脳とのオンライン会議を開催し、日本はウクライナに 55 億ドルの財政援助を追加すると発表した。

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869097.html

2/21阿波羅新聞網<欧盟警告中国为俄供武等于跨越红线 北京回应=EU は、中国がロシアに武器供給することは一線を越えることに等しいと警告、北京の対応>EUは、アントニー・ブリンケン米国務長官が「中国がロシアへの武器援助を検討していることへの懸念」を表明した後、EUは北京に「一線を越えない」よう警告した。さもなければ、制裁に直面するだろうと。中国外交部の汪文斌報道官は、月曜日の定例記者会見で、米国に「責任転嫁と虚偽の情報を広めるのをやめる」よう求めた。 EUのジョセップ・ボレル外交問題担当上級代表は記者団に対し、「彼(王毅)は私に、彼らはそうしておらず、そのような計画もないと語った。しかし、我々は警戒を続ける」と語った。

何せ嘘つき中国人だから。

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869058.html

2/21阿波羅新聞網<美警告中共军援俄严重后果 北京强硬反咬一口=米国は中共に、ロシアへの軍事援助は深刻な結果を齎すと警告し、北京は強硬に反論した>アントニー・ブリンケン米国務長官は土曜日、中国の王毅外事弁公室主任に、ウクライナでのロシアの戦争に対する中国の物的支援は酷い結果をもたらすだろうと警告し、ワシントンは北京がモスクワに武器提供することを検討していることを懸念していると述べたが、中共は月曜日に米国に、中共とロシアの関係に干渉するなと警告した。

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869057.html

2/20阿波羅新聞網<苏利文:出发前几小时 美国知会俄罗斯拜登访乌计划=サリバン:出発の数時間前に、米国はロシアにバイデンのウクライナ訪問を通知した>ジェイク・サリバン国家安全保障担当補佐官は、バイデン大統領の出発前のカウントダウン時間内に、バイデンが紛争解決目的でウクライナの首都キエフを訪問する計画をロシアに通知したと指摘した。 サリバンは、17日にWHの大統領執務室で国家安全保障チームの非常に少数の上級スタッフと話し合った後、バイデンはキエフを突然訪問するリスクを冒すことを決定したと述べた。

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1869031.html

2/20阿波羅新聞網<为来日收复?中国地图新规 俄境8地要加中方旧称=来る日に回収するために? 中国の地図に関する新しい規制、ロシア国境の 8つの場所は中国側の古い名前を追加する必要がある>「ウラジオストク」ってどこ?中国人一般は訳が分からないかもしれないが、「海参崴」と言えば、清朝からロシアに割譲された領土なので、ほとんどの中国人は知っているかもしれない。 中国天然資源部は最近、地図の内容に関する規則を発した。この規則では、中ロ国境にある 8つの地名について、現在のロシア式発音の地名に加えて、以前に一般に知られている中国の旧称を追加する必要がある。あるネチズンは、これを「歴史を思い出し、いつか回収する」と解釈した。

8つの地点は、「ウラジオストク」は「海参崴」、「ウスリースク」は「双城子」、「ハバロフスク」は「伯力」、「ブラゴヴェシェンスク」は「海蘭泡」、「サハリン島」は「庫頁島」、「ネルチンスク」は「尼布楚」、「ニコライエフスク」は「廟街」、「スタノフ山脈」は「外興安岭」と。

プーチンも落ちぶれたもの。

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1869014.html

2/20阿波羅新聞網<广西1大桥突坍塌!“恐怖画面”曝光 陆网气炸:2015年才启用=広西の大橋が突然崩壊! 「ホラー画像」露出 中国ネチズンは怒る:2015年にやっと開通>「CCTVニュース」によると、中国・広西チワン族自治区賀州市八歩区は19日午後9時40分頃、民衆の通知により、現地の「歩頭大橋」が崩落したと。20日には画面が見れ、恐怖の映像に誰もが衝撃を受けた。

豆腐渣工程(おから工事)だったのでは。

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1869030.html

何清漣 @HeQinglian  3h

「毛沢東の詩を偽造した」陳明遠

https://2new Centurynet.blogspot.com/2019/08/blog-post_678.html

調べてみたら、この記事が引用した 2つの句の作者は、毛沢東の詩であると偽った陳明遠であった。

作者は次のようにコメントしている:【毛沢東の詩で「張揚」と「痴迷」は、醜さが美しいと見なされるところまで達している・・・だから、審美的な意味では、陳の詩は毛沢東の詩よりも純粋である。毛の影響を受けないわけにはいかないが 】

ポスト紅衛兵時代の陳の考えについては話していない。

(笑)

引用ツイート

天降偉人包由検 @fading_you1  5h

返信先:@HeQinglian

「世界中のアカは私の家」という言葉は、おそらく青春の歌の作者である楊沫の息子である老鬼が書いた「血の黄昏」から来ている。 これは私の両親の世代の青春の記憶のはずで、これにより一代上の精神世界を垣間見ることができる。

何清漣 @HeQinglian  3h

「ポスト紅衛兵時代」でイデオロギーの化石になった人もいる。 私の人生の中で、私が最も輝かしいと思っていた時代である。中国で偶然故郷に戻り、当時の紅衛兵の古い兄貴たちに会い、彼らが「当時を回想し、現在について話す」のを聞いていた。「平和維持」の技を充分修練し始めたが最初は愚かだった。話しているうち、たとえば、彼らは今日を評して「こんなはずではなかった・・・」と。後で、美しさを記憶に留めておくのが最も適切であることに気づいた。

何清漣 @HeQinglian  4m

【バイデンのリーダーシップは、不可逆的な一連の災難と失敗を経験した。

米国人は、バイデン政権と議会民主党による結果を顧みない支出の重荷を負っており、インフレを 40 年間で最高水準に押し上げている。

暴力犯罪は、サンフランシスコからNYに至る米国の大中の都市で急増しており、多くの人が生活の中で安全感を失っている。

国境では明らかな人道主義および国家安全保障上の危機がある。

バイデンのリーダーシップの下で世界は安全ではなくなった】

引用ツイート

北米保守評論  @NAConservative9  5h

「トランプは既にテストを経験した:それは重要だ」

https://nacr.info/WordPress/index.php/2023/02/20/trump-is-tested-that-matters/

今日は毎年恒例のプレジデント・デーである。米国の独立、自由、繁栄に並々ならぬ貢献をした偉大な大統領、特にジョージ・ワシントン大統領とエイブラハム・リンカーン大統領を偲んで読者の皆様と共にここにいる。 我々はまた、この祝日を米国の第 45 代大統領であり、現存する最も偉大な人物であるドナルド・トランプに捧げる。 … もっと見る

何清漣がリツイート

ホンフーディン @HongfuDing  5h

返信先:@USABelAir2021

これが間違った米国大統領で​​あることは歴史が証明するだろう。

何清漣がリツイート

デビッド @david_david1968  22m

WHへの華人専用ニラ、A級である。

引用ツイート

邱岳首 @7k_QYS  35m

返信先: @VOAChinese

西側同盟は一時的に中国とイランとの関係を部分緩和し、党・国が「武装クレムリン軍」を支援するという一線を越えず、まず全力でガラスのロシア帝国を瓦解させる。

米国は、複数の党・国との直接的な対立を避けようとするが、外部環境を変えて政党国家システムの変化を促進し、カラー革命の条件をより成熟させるよう努める。

何清漣 @HeQinglian  2h

NYT:米国人は再び情報開示戦術に頼る https://rfi.my/9B5J.T

ニュースの概要:米国は、中国がロシアを支援するのを防ぐための情報を公開しようとしている。これは、中国がロシアに軍事支援を提供するのを防ぐ手段の 1 つであり、中国がロシアを支援する可能性のある行動に対する世界的な公的監視を強化する可能性があると述べている。それは、昨年3月以前にロシアの戦争を挫折させるために情報を利用するというワシントンの戦略作戦の一部の再現であった。

rfi.fr

NYT:米国人は再び情報開示戦術に頼る

米国務長官のアントニー・ブリンケンは、土曜日と日曜日にTV等のインタビューを含む多くの場で中国に警告を発し、バイデン政権は北京が一線を越えようとしていると考えていることを示唆した。 また、ブリンケンの公の場での発言は、米国が必死に習近平と部下にそうすることを思いとどまらせようとしていることを示している。

何清漣 @HeQinglian  2h

ブルームバーグ:ロシアと中国が世界の食糧安全保障を握る

https://bloomberg.com/news/features/2023-02-20/feed-the-world-without-fertilizer-why-crop-nutritions-are-suddenly-political

ロシア・ウクライナ戦争は、世界的な影響力行使の戦略手段としての肥料の役割と、それを管理する人々の重要性を明らかにした。

世界は現在、世界の肥料の大部分がロシア、ベラルーシ、中国などの少数の国に大きく依存していることを認識している。

――昨年はエネルギー、今年は化学肥料。

bloomberg.com

ロシアと中国は世界の食料安全保障について窒息技を持っている。

モスクワのウクライナ侵攻は、世界的影響力の戦略的手段としての肥料の役割、そして誰がそれを管理しているのかを浮き彫りにした。

福島氏の記事では、「こんなことが今の時代に起こるはずがない」としか思えない人は、中国人の本性と共産主義の苛烈な残酷さを知らないのでしょう。ウイグル人はジェノサイドの対象となり、漢人の若者は失踪して臓器摘出の噂が出たり、去年は鉄鎖女事件もありました。中共と言う組織、共産主義団体はいずれもですが、人権に対する感覚はゼロに等しい。日本にもアカやピンクの人間がまだいること自体が信じられない。空き盲と言われてもしょうがない。

中共のような邪悪な組織は崩壊させて、中国大陸には自由で民主的な政体ができるのが望ましい。また、独立したい地域があればそれも手続きを踏んで認めるべき。

記事

写真はイメージです Photo:PIXTA

出張中に突然、頭に袋を被せられ手足を縛られて連行され、汚水タンクに首まで浸けられての尋問。その後は、12平方メートルほどの狭い部屋に約50人が押し込まれ、「習近平への感謝」を連日洗脳…。中国の「ウイグル人再教育施設」の凄惨な実態を、生還者の証言を基にお伝えする。本稿は、福島香織『ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在』(PHP新書)の一部を抜粋・編集したものです。

出張中に袋を被せられ連行され収容 汚水タンクに首まで浸けられて尋問

国連人種差別撤廃委員会や欧米メディアが人権侵害の問題として注目し始めた、新疆ウイグル自治区の“再教育施設”とはいったいどんなものなのか。2018年になってから、欧米メディアがだんだんその内情を、実際に収容された人物やその家族から取材して報じ始めた。

『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)』(2018年8月20日付)の欧州文化神学学院(ドイツ)のエイドリアン・ゼンツ氏のインタビューによれば、“再教育施設”は推計1300カ所以上。その実態は、まさに現代の“ラーゲリ”だ。ウイグル人から尊厳と信仰と伝統と文化を奪い、ウイグル人そのものを中国人に改造する非人道的施設だった。

その実態を報告するリポートのなかで最も生々しいものの一つは、おそらく、カザフスタン人のオムル・ベカリの告発だろう。

オムルは、2017年3月からおよそ8カ月、新疆ウイグル自治区カラマイ市郊外の農村にある「再教育施設」に収容されたのち、奇跡の生還を果たした。その後、オムルベク・アリの仮名で証言活動を行い、メディアの取材も受けてきたが、2018年10月下旬にアムネスティ・インターナショナル日本の招聘で東京、大阪などで講演会を行った際には、今後は本名で問題を告発する決心をしたという。

実名活動への切り替えは、おそらくはその直前の、強制収容中の80歳になる父親の死が関係しているかもしれない。このとき、彼の通訳を担当した在日ウイグル人は私の友人である。彼は、オムルの経験をぜひ日本のより多くの人に伝えてほしいとして、オムルの講演や彼自身が聞いた話を日本語翻訳して提供してくれた。

ここで、その貴重な体験を伝えたい。

オムルは1976年トルファン生まれ。民族的にはカザフとウイグルの混血で、成人後はカザフスタンで仕事をするようになった。やがてカザフスタンで国籍を取得し、カザフスタン国民として旅行ビジネスに従事。カザフスタン南東部の都市、アルマトイの旅行会社の副社長を務めるまでになった。2017年3月23日、仕事でウルムチに出張した。仕事を終え、帰国前の3月25日に両親の住む故郷、トルファンの実家に立ち寄った。その翌日の3月26日のことである。突然、武装警察がやってきた。問答無用で頭に袋を被せられ、手足を縛られて連行されたのだった。

どこに連れてこられたのかは分からない。「最初に血液と臓器適合の検査を受けた。自分の臓器が中国人の移植用に使われるのかと思い恐怖を感じた」とオムルは振り返る。その後、4日にわたり、激しい尋問を受けた。「お前はテロリストを手伝っただろう?」「新疆独立運動に加担したな」「テロリストの主張を擁護したな」……答えないと、警棒で脚や腕を傷跡が残るほど殴られた。だが、拷問に屈して「はい」と答えてしまえばテロリストとして処刑されると思い、必死で耐えた。「私はカザフスタン国民だ。大使館に連絡を取ってくれ」「弁護士を呼んでくれ」と要求しても、無視された。他のウイグル人が拷問を受ける姿も目の当たりにした。両手を吊るされて、汚水タンクに首まで浸けられて尋問されていた。

寒い夜中、水を掛けられて生きたまま凍えさせる拷問も見た。同じ部屋に収容されていた2人が拷問により衰弱死した。1人は血尿を出しても医者を呼んでもらえず、放置された。

「ウイグル人に生まれてすみません」 狭い部屋に約50人、連日の洗脳

尋問のあとは、洗脳だった。いわゆる「再教育施設」に収容され、獣のように鎖でつながれた状態で3カ月を過ごした。小さな採光窓があるだけの12平方メートルほどの狭い部屋に、約50人が詰め込まれた。弁護士、教師といった知識人もいれば、15歳の少年も80歳の老人もいた。カザフ人やウズベク人、キルギス人もいたが、ほとんどがウイグル人。食事もトイレも就寝も“再教育”も、その狭く不衛生な部屋で行われた。午前3時半に叩き起こされ、深夜零時過ぎまで、再教育という名の洗脳が行われる。早朝から1時間半にわたって革命歌を歌わされ、食事前には「党に感謝、国家に感謝、習近平主席に感謝」と大声でいわされた。

さらに、被収容者同士の批判や自己批判を強要される批判大会。「ウイグル人に生まれてすみません。ムスリムで不幸です」と反省させられ、「私の人生があるのは党のおかげ」「何から何まで党に与えられました」と繰り返す。

「『私はカザフ人でもウイグル人でもありません、党の下僕です』。そう何度も唱えさせられるのです。声が小さかったり、決められたスローガンを暗唱できなかったり、革命歌を間違えると真っ暗な独房に24時間入れられたり、鉄の拷問椅子に24時間鎖でつながれるなどの罰を受けました」と当時の恐怖を訴える。

さらに、得体の知れない薬物を飲むように強要された。オムルは実験薬だと思い、飲むふりだけをして捨てた。飲んだ者は、ひどい下痢をしたり昏倒したりした。食事に豚肉を混ぜられることもあった。食べないと拷問を受けた。そうした生活が8カ月続いた。115㎏あったオムルの体重は60㎏にまで減っていた。

「同じ部屋に収容されていた人のなかから毎週4、5人が呼び出されて、二度と戻ってきませんでした。代わりに新しい人たちが入ってきます。出て行った人たちはどうなったのか」

常時警官に見張られ、また被収容者同士も相互監視を強いられた。寝るときは、同じ部屋の3分の1の15人ほどが起きて、残りの被収容者の寝ている様子を監視させられた。拷問に慣れ、痛みも感じなくなり、このまま死ぬのだと、絶望していたという。

生還するも80歳の父親が収容所内で死亡 オムルへの報復のための虐待死か?

『ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在』(PHP新書)
福島香織 著

オムルが生きてこの施設を出ることができたのは、オムルがカザフスタン国籍をもつ社会的地位のある人間であったことが大きい。中国当局に拘束されたと聞き、カザフスタンに残されていた妻は国連人権委員会へ手紙を書いて救いを求めた。親戚もカザフスタン大使館を通じてカザフスタン外務省に訴え続けた。人権NGOやメディアも動き、ついに2017年11月4日、オムルは釈放された。釈放されたとき、自分が収容されていた場所が「カラマイ市職業技能教育研修センター」であることを初めて知った。

オムルは自由の身になったが、トルファンにいた両親、親戚ら13人は強制収容されてしまった。2018年9月18日、収容所内で80歳の父親が死亡した。死因は不明だが、ウイグル問題を国際社会で告発し続けるオムルへの報復のための虐待死が疑われている。オムル自身、いまも日常的に命の危険を感じて、一人で出歩かないようにしている、という。だが、自分やいまだ囚われの身の家族の命を懸けても、いまウイグルで起きていることを世界に告発していく強い意志を持ち続けている。

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