『深刻な米国のアジア人差別、中国系が驚きの対応 第2次大戦の強制収容や日系人部隊を持ち出して・・・』(4/17JBプレス 高濱賛)について

4/19阿波羅新聞網<特朗普警告中共可能要对疫情承担后果=トランプは、中共は疫病の悪い結果の責任を負う可能性があると警告した>トランプ米大統領は4/18(土)に開催されたWHでの定例記者会見で、中共は中共ウイルスを故意に蔓延させたのであれば、結果の責任を引き受けさせると語った。

当然の話。中共を封じ込めなければ、もっと悪いことをします。

https://www.aboluowang.com/2020/0419/1438940.html

4/19阿波羅新聞網<川普真牛!说赶走中共官媒记者 隔天简报会都不见了=トランプは頑固一徹! 「出ていけ」と言った中共の公式メディア記者は翌日のブリーフィングには出ていなかった>4/18(土)の午後5時に、WHは防疫についてのブリーフィングを開いた。アメリカのメディアはブリーフィング室の「外国メディア」の席が空であることに気づいた。 これは、フェニックス衛星テレビと東方衛星テレビの2人の中国人記者がWHから「追放」された可能性があることを意味する。

当然です。スパイをWHに入れるようなもの。危険極まりない。今まで外国メデイアとして中共メデイアをWHに入れていたのがおかしい。

https://www.aboluowang.com/2020/0419/1439169.html

4/19希望之声<蓬佩奥:乱象终将扭转 眼下重在遏制疫情与复甦经济=ポンペオ:カオスは最終的に転換する 現在の焦点は、疫病流行の封じ込めと経済の回復にある>米国務長官のポンペオは、4/17にフォックスビジネスネットワークの有名な番組キャスターであるマリア・バルティロモとのインタビューで、「現在重要なことは疫病流行を抑制し、景気回復を加速させるのと同時に、主要製品のサプライチェーンが一つの国に依存しないようにすることも米国政府の責任である。米国は依然として米国の専門家が中国の武漢ウイルス研究所に入れるよう求めている。武漢ウイルスの流行中の中共の不透明な公開データや情報により、多くの国が華為と協力するかを再考することになると信じている」と述べた。

第一に、これは全米のビジネスリーダーが中国で事業を行う場合の政治的リスクを彼らに見せる現実的な瞬間であると彼は信じている。彼らは多くのビジネスリスクに対応できるが、中共の政治的リスクは対処することが非常に困難である。

第二に、米国政府はカオスを転換させて正常軌道に戻す責任があると述べた。 「米国の国家の安全と国民の安全にとって重要な製品のサプライチェーンを、もはや1つの国に依存しないようにする必要がある。米国には正常な秩序を回復する責任がある。それは政府の責任である。そして、世界のすべてのビジネスリーダーが、この数週間に起こったことを見て、中国で事業を続けることの政治的リスクに対処する準備ができるかどうかを会社が判断し、賢明な決定をすることを期待する」と。

「私たちは、米国人の生命が奪われたことと、もし早く正常に戻ることができない場合、そこから押し出されるかもしれない子や孫たちにとって経済的機会を奪われたことに対する責任を負う人々が対応するための時間を確保するだろう。適切なタイミングで適切に対応する」

「我々は、経済の回復を確認することに非常に集中している」

「この政権は中共に一貫して行ったことは、国際規範と一致するように行動するよう求めたことである 」「習近平書記は、南シナ海を軍事化しないと語った。 彼は軍事化した。 彼らは香港に約束し、今でも生きている。 我々は彼らがそれらの約束を守ることを要求する」

「我々は依然として中共に、専門家がウイルス学研究所に入り、このウイルスの起源を正確に特定できるように要請している。 政治的ではない。 これは科学と疫学についてである」

日本企業も早く日本回帰すべき。グローバリズムの美名で、人権弾圧をする中共を助けるのは偽善でしかない。

https://www.soundofhope.org/post/368728

4/20希望之声<白宫防疫专家指中共疫情数据造假 川普:中美关系已变=WHの防疫専門家は、中共の疫病のデータは捏造されていると指摘 トランプ:米中関係は既に変った>4/18(土)WHのブリーフィングで、WH防疫専門家チームのコーディネーターであるデボラ・バークス博士とトランプ米大統領は、中共が提供した疫病のデータは「純粋に虚構」であると明確に述べた。トランプ大統領はまた、この突然のアウトブレイクにより米中関係が変化したことを明らかにした。

ブリーフィングで、バークスは各国の疫病状況のデータ分析チャートを紹介した。彼女が各国の中共ウイルス感染死亡率を紹介したとき、中共によって提供されたデータは真実ではないことを明らかにした。米国でトップ医療専門家として、バークスの専門研究分野は免疫学、世界規模の衛生、ワクチンの研究開発である。彼女は、10万人ごとの死亡率が最も高いのはベルギーとスペインで、それぞれ45.2と42.81に達し、続いてイタリアが37.64、フランスが27.92、イギリスが21.97、オランダが20.14、続いて米国の11.24、ドイツは5.25と紹介。中共が提供するデータによると、10万人の割合で、中共ウイルスに感染したために亡くなったのはわずか0.33人であった。

バークスは言った:「私は、皆にこのデータがいかに根本的に非現実的であるかを理解してもらうために、中国のデータをこの表に置いた」。彼女が置いた死亡率は、4/17(金)に中共が死亡数を50%増加させた後のもの。バークスは、中共が提供した死亡率はイギリス、フランス、ベルギー、イタリア、スペインのそれよりもはるかに低いが、これらの国々は中国よりも発達した医療システム、医療機器、優れた医療従事者がいる。非常に疑わしいと。

バークス博士がデータグラフを紹介したとき、トランプ大統領はその隣に立っていた。彼は中国のデータを指してここにいた記者に尋ねた:「誰かこの数字を信じる人はいるか?」トランプ大統領はまた、中国の死者数はこのデータよりはるかに高く、「世界で最も高い」と信じているとも述べた。大統領はさらに、「彼らは我々よりはるかに早くに死亡例を出した」、「このデータは真実から遠すぎる」と付け加えた。

中共ウイルスによる米国人への肉体的、経済的な二重苦のために、米国の朝野で中共を非難する声がさらに高まっている。その日のブリーフィングで、記者はトランプ大統領に現在中国に腹を立てているかどうか尋ねた。トランプ大統領は、「我々の関係は、元々は良かった。しかし、彼らがこんなことをするとは。我々は貿易協定に署名し、中国は、2500万ドルの米国製品を購入すると約束した。そのうち400万から500万は我々の農産品に使用される。しかし突然これ(中共ウイルス)が出現した・・・」

トランプ大統領は続けて、「これ(米中関係)は具体的な状況によって決まる。これは単に彼らが制御できない誤りなのか、それとも故意の犯罪なのか?しかし、何であれ、彼らは我々に調査させるべきである。我々は彼らに調査を要求したが、行かせなかった」と。彼はまた付け加えた:「そこで起こったことは彼らにとってばつが悪いので、調査を望まなかったのかもしれない」と。トランプ大統領はまた、「中共が故意に犯罪をし、それがこの世界的な疫病につながった場合、“結果”責任を負わなければならない」ことも明らかにした。

メディアの分析によると、トランプ大統領の発言には2つの解釈がある。最初の解釈は、大統領が言った「制御できなかった錯誤」は、中共が感染者数と死亡者数に関する虚偽のデータを提供したのは統計の力量が足りないから。一方、「故意の犯罪」は、中共は実際のデータを完全に把握しているが、故意にデータを外部へは隠蔽したことを意味する。もう1つの解釈は、「制御できなかった錯誤」は中共ウイルスの起源が実験室から意図せずに漏えいしたことを意味するが、「故意の犯罪」は中共が意図的にウイルスをばら撒いたことを意味すると。

トランプ大統領は4/17のWHブリーフィングで、米国は中共ウイルスが武漢P4研究所で発生したかどうかを調査していると発表した。

実際、米国は、中共による疫病隠蔽によって、中国との関係を検討し始めた最初の国ではない。4/16日、英国外務大臣兼首相代理のドミニク・ラーブは、疫病発生後、国際社会は、中共ウイルスがどのように感染拡大していったのかを徹底的に調査する必要があると述べ、中共はこのプロセスにおけるいくつかの非常に難しい質問、例えばなぜウイルスをタイムリーに制御できなかったのかに答える必要があると。また発生後、イギリスと中国の関係はもはや過去に戻ることができないとも。

4/15に本ブログに載せた川島博之氏の記事にあった表を添付します

人口10万人当たりの新型コロナウイルス感染者と死者(4月9日現在)

これを見ますとアジアの死亡率は少ないので、黄色人種は集団免疫が早く起きやすい体質なのかも。それでも発生源の中国がこんなに少ないとは思えません。人口密集、不衛生、不十分な医療保険と医療設備を考慮すれば死亡者ははるかに多いはず。本記事中のベルギーの人口当たり死亡率は0.0452%、人口15億(含む黒子)にかければ67.8万人と出ます。千万は行かなくても百万単位で死亡しているのでは。

<【衝撃】ノーベル賞受賞のウイルス学者リュック・モンタニエ氏「新型コロナウイルスは中国の人工ウイルス」と結論>

https://buzz-plus.com/article/2020/04/18/luc-antoine-montagnier-corona-news/?fbclid=IwAR178czUCbJAHCEbDFqHTbmiSpgcdC04jjTiPqxnGNZwsqFgoQDrIHd8NsU

https://www.soundofhope.org/post/368941

4/19阿波羅新聞網<俞正声威胁王岐山信有大破绽?传习要打仗首次给军官加薪 惊人逆转 中共真怕什么?=俞正声は王岐山を脅す書簡を送り関係は破綻? 習は戦争に勝つために初めて将校の給与を上げる 驚くべき倒錯 中共は本当に何を恐れているのか>王篤然アポロネット評論員は、「書簡の思考論理は中共高層の考えとかなり一致しているが、なぜそれが書かれる必要があったのか?証拠を残して伝わるようにするのか?そうするつもりでない限り。 また、なぜ王岐山の「岐」という字が間違っていたのだろうか。これは説明できない。言えるのは関係破綻とだけ。

王岐山の岐山は鳳明岐山が出所である。周王朝が繁栄する前に、岐山には鳳凰が生息し、人々は、鳳凰は文王の徳政を慕ってやって来たと考えられ、周王朝の隆盛の吉兆と考えた。 また、鳳凰は周文王のメタファーでもある。書簡の岐山は分歧の歧、歧路の歧を使用しており、この歧は裏道を意味する。 だから、この使用はとても奇妙だと思う。

戦争に勝つために初めて将校の給与を上げるのは、4年前の古いニュースだった。

書簡は胡舒立・財新編集長宛の私信の形であるが、胡舒立の後ろ盾の王岐山を狙ったもの。俞正声は引退したのに、習の差し金か。

女工の作ったバックは表面に共産党宣言を写したが、文字で「幽霊」と「共産主義」が四角に囲まれているのを咎められ、派出所に連行され、帰って来なかったと。

また、中国国歌<義勇軍行進曲>の「起て、奴隷になりたくない者たちよ!」は李文亮事件でネチズンの中共の暴政に対するスローガンとなったため使用禁止になった。

https://www.aboluowang.com/2020/0419/1439183.html

4/20希望之声<网友直击:哈尔滨公交发现感染者 一车乘客被隔离(视频)=ネチズン直撃:ハルビンのバスで感染者を発見 乗客全員が隔離(ビデオ)>4/19、ネチズンが公開したビデオによると、ハルビン中央大通りの万達ホリデーインホテルの前に停まっている114ルートのバスは、感染者がいたためバスの乗客全員が隔離された。

ビデオは、ホリデーインホテルの前に停まっているバスと、後ろに救急車を写している。 白い防護服を着た医療関係者が検査のためにバスに入った。 ビデオを撮影した女性は、「ルート114のバスは全員隔離のようだ」と説明している。

ハルビンが今や第二の武漢になっている感じです。

https://twitter.com/i/status/1251802546664017921

https://www.soundofhope.org/post/368902

4/20トランプのツイッターより

https://twitter.com/i/status/1251880348302086144

民主党ペロシはパンデミック時の2/24に、「チャイナタウンは安全だから来てほしい」というのでは感染を広げる役割を果たしたとしか言いようがない。中共や在米中国人から支援を受けているのでしょう。リーダーとして失格です。「人種差別の烙印を押すのに反対」と論理のすり替えをしているのは中国人と一緒。日系人を強制収容したのは民主党のFDR、黒人奴隷解放に反対したのも南部民主党で共和党のリンカーンに南北戦争で負けた歴史があります。

4/19トランプのツイッターより

バイデンも中共の毒饅頭にしてやられているということです。

安倍首相は4月の習近平訪日延期を天祐と思った方が良い。これで国賓訪日を実現させたら、世界で中国人も日本人も同じと看做されてしまいます。早く中止を告知すべき。日本もこれだけ被害を受けているのに国賓で呼ぶとしたら、中共に隷従しているとしか思われません。聖徳太子を思い出すべきでしょう。

高濱氏の記事では、Iさんがノーコメントと言ったのは、南京訴訟や慰安婦訴訟で、高濱氏が味方をしてくれたわけでもなく、或いは敵の味方をしていたから「あんたに答える義務はない」と思われたのでは。高濱氏は民主党支持者だから、敵に付いた可能性は十分にあります。付かないまでも傍観していたからのノーコメントと思います。要はヘタレかと。

記事 

米各地で広がる中国人差別に反対する中国系米国人たち(サンフランシスコで)

中国人、日本人の区別つかない米社会

新型コロナウイルス禍が収まるどころか、拡大し続ける米国。

頭に来たドナルド・トランプ大統領はカリフォルニア州知事やニューヨーク州知事(ともに民主党)と非常事態宣言解除をめぐる権限で大げんか。

返す刀で今度は「中国寄り」に終始してきた(?)エチオピア人のテドロス・アダノム世界保健機関(WHO)事務局長に矛先を向け、同機関への拠出の一時停止を決定した。

その災危は筆者にもひたひたと迫っている。

スーパーに行っても郵便局に行っても周りの冷たい目を肌で感じる。こちらを避けようとする素振りが見え見えなのだ。

読者諸兄姉は、「第2次大戦中ならいざ知らず、これだけ強固な同盟関係を結んでいる米国でなんで嫌われるんだい」と言われるかもしれない。

さらに「それに責任は中国人にあるのであって日本人は日本人で中国人とは関係ない話だ。断固抗議せよ」と言われるだろう。

あるいは、「白人優先の一部白人のアジア人蔑視、人種差別だろう」と問題視されないかもしれない。

ひとたび日本に戻って大和民族「単一国家」(実は日本にも多種多様な民族が住んでいることは百も承知だが)で日本人として生活すれば無関係な話で済む。

大統領候補だったヤン氏:「Chinkと呼ばれた頃を思い出す」

でも日本に生まれ、日本で長いこと新聞記者をやり、その後米国に住み着いた純粋日本人の筆者が今現実に直面しているこれが現実である。

さらに腹立たしいのは、「元凶」たる中国からこの国に住み着いた中国人の子孫が自分たちへの攻撃から身をかわすために「中国色」を消して、日本人も含む「アジア系米国人」として振舞い出している。

それが日本人にとっては迷惑千万なのだ。

しかも、かつて祖国であるアメリカ合衆国からも裏切られたにもかかわらず、自分たちの米国に対する愛国心を身をもって示すために戦場に赴き死んでいった日系部隊を持ち出したとなると、心穏やかではない。

第2次大戦中の日系部隊の奮闘ぶりを、日本人ではなく、「中国人」を含む「アジア系米国人」の忠誠心を「立証」する実例として利用しているのだ。

米大統領選の民主党予備選に出馬し、一躍有名になった中国系起業家のアンドリュー・ヤン氏(45)がワシントン・ポストに一文を寄せた。

「私たちアジア系アメリカ人は新型コロナウイルスなんかじゃない。私たちはウイルスを撲滅するための解決の一翼を担うことができるのだ」

https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/04/01/andrew-yang-coronavirus-discrimination/

ニューヨーク在住のヤン氏はこの中でこう述べている。

「妻と子供2人で近くの食料品店に行った。並んだ列にいた2人の男が私たちをじろじろ見ていた」

「あたかも厄介者が来たかのような目つきで割発ちたち家族を見ていた。子供の頃、車越しに白人のティーンが『Chink』(日本人をJapと蔑んだのを同じで中国人に対する蔑視語)と叫んだ時を思い出した」

「新型ウイルス発生以後、米国内におけるアジア系米国人が各地で差別されたり、危害を加えられている」

「新型ウイルスとわれわれとは何の関係があるというのか。顔が(欧州系米国人や黒人と)違い、中国に住む民族と同じだからと言ってなぜ迫害を受けねばならないのか」

「かつて第2次大戦中、日系米国人は『敵性外国人』とみなされ、強制収容所に入れられた」

「その中から18、19の若者たちが米国への忠誠心を示すために米軍に志願入隊し、戦った。アジア系は他の人種に負けないくらい米国に対する忠誠心を立証してきた」

「今アジア人がやらなければならないのは新型ウイルスを抑え込み、問題を解決することだ。そうすれば、いかなる人種主義も消滅するに違いない」

「米国に住むアジア系米国人は今こそ、自分たちの愛国心をそれぞれの持ち場で示すことだ。自分たちが米国民であることを明確に示すことだ」

「アジア系米国人」を隠れ蓑に

台湾生まれで小さいときに両親とともに米国へ移住し、起業家として成功したヤン氏は、この寄稿文で「中国系アメリカ人」という表現を一切使っていない。

最初から最後までアジア系米国人(Asian American)という名称に中国系も日系も韓国系もひっくるめて論じている。

ヤン氏は、中国系米国人(台湾系米国人2世)だから「習近平国家主席の中国」に住む中国人ではない。従って「チャイニーズウイルス」とは関係はない。

ところがここからややこしいのだが、白人や黒人、ラティーノにとっては「中国の中国人」も「米国の中国人」も中国人は中国人なのだ。

米国というのは多民族国家、世界中からやって来た移民、そしてアフリカからの奴隷の子孫から構成される「雑居国家」だ。

出身国で何か起こればその国から来た人種や民族は直ちにネガティブなインパクトを受けることがままある。

第2次大戦前中の日系人がそうだった。日米戦争のお陰でスパイ扱いされて10万人の日系人(およびに日本国籍の移民)が砂漠のど真ん中に即席で建てれた強制収容所に入れられた。

欧州戦線で戦った日系2世第442連隊戦闘団の死傷率は31.4%(のべ死傷者9486人)を出している。これほど死傷率の高い部隊は米史上ではまれだ。

彼らの武勲が戦後の日系人に対する社会復帰に大きく役立ったといえる。敵国だった出身国・日本と米国の日系人とは違うという区切りをつけるのに貢献したのだ。

それでも戦後の今も日系人と日本とを完全に切り離して考える米社会ではない。

かつて筆者がインタビューしたことのある故ボブ・マツイ下院議員(民主、カリフォルニア州選出)はこう言っていた。

「日本が肺炎にかかると、日系人は1週間後には風邪をひく。今なお出身国で起きたことはそこの国から来た移民の子孫に響くんだ」

話を元に戻す。

あまりにも身勝手なヤン氏の論理を何人かの米国市民に聞いてみた。

その一人、ビジネスで上海に駐在したこともある米企業の元役員B氏はこうコメントした。

「(こういう時だからこそ、アジア系米国人が愛国心を示せという提案は)誠実で思慮深く、正直な主張だと思う」

「新型ウイルスの発生源は中国だ。その影響を受けてヤン氏が酷い目に遭っているのは同情するが、仕方のないこと」

「日常生活でこれほど苦労しているんだから中国系がどう弁明しようと、米国人は中国人の自己弁護には聞く耳をもたない」

「せいぜい大人しくしているべきだし、ヤン氏が言うように中国系が特効薬でも開発してくれれば反中国の風潮は一変するよ」

「(日本人など他のアジア人が巻き添えを食っていることについては)一般の米国人には顔見ても中国人か日本人かの区別はつかないから仕方がないだろう」

日系3世主婦:「くたばれチャイニーズ!」

中国・武漢を発生地として世界中に広まった新型ウイルスは、ドナルド・トランプ大統領自身が「チャイナウイルス」と命名し(その後撤回はしないが、言わなくなった)た。

また、ホワイトハウス高官は「カンフールー」(中国古武道のカンフーとインフルエンザをかけ合わせた新語)と中国系女性記者をなじった。

トランプ政権だけではない。全米の非中国人たちは中国人を苦々しく思っている。日系米国人もそう思っている。

ロサンゼルス近郊のオレンジカウンティ(郡)に住む60代の日系3世の主婦、Wさんは、毎年豪華クルーズ船で欧州や南米を旅行している。

それだけに新型ウイルス禍ですべてのクルーズ船が運航不能になったこともあってか、中の上の生活をする淑女にしてはあまり口にしない表現で中国人を批判した。

長男は中国系(台湾系)2世と結婚すらしている。

「中国人のために私たちは家に閉じ込められている。息子や娘は無給で自宅待機。退職している夫とは毎日、角突き合わせてケンカばかり。Damn Chinese!(くたばれ、中国人)」

その中国系の今や有名人になったヤン氏の中国系米国人をアジア系中国人に「すり替える」手法には憤りを隠し切れないでいる。

ロサンゼルス近郊に住む永住権を持つ日本人のIさんはもっと複雑な思いでヤン論文を読んでいる。

Iさんは1990年代後半は米国内を吹き荒れた(?)レイプ・オブ・南京騒動の最中、南京事件の真実を訴えた一人だ。

また2010年以降(今も続いているが)米国内の韓国系団体による従軍慰安婦像設置運動に真っ向から反対の論陣を張ってきた歴史研究家だ。

筆者がヤン論文についてコメントを求めると、「ノーコメントにしてください」と述べるだけだった。

ややしつこく聞くと、「ノーコメントと言っているじゃないですか」と若干声を荒げた。

ノーコメントの背後には筆者は以下のようなI氏の憤りを感じた。

「これまでさんざん反日的な言動を続けてきた中国系が今さら、アジア系米国人という隠れ蓑にしてわれわれ日本人もひっくるめてアジア系だとはふざけるな。しかも日系第442部隊まで持ち出すとは・・・」

群を抜く中国系の影響力

繰り返しになるが、新型ウイルスが米国に上陸して以来、米国内に住むアジア系米国人(1820万人、全人口の5.6%)*1は日常生活を脅かされている。

*1=2017年の国勢調査ではアジア系の内訳は、中国系379万、フィリピン系341万、インド系318万、ベトナム系173万、韓国系170万、日系130万。

https://abcnews.go.com/US/fbi-warns-potential-surge-hate-crimes-asian-americans/story?id=69831920

路上で襲われたり、地下鉄でスプレーをかけられたり。スーパーで買い物客の列に並べば、前にいた客がその場を去ったり・・・。

ナイフで頬を切られたフィリピン系の子供もいる。

やや誇張かもしれないが、読者諸兄姉が今米国に来られてもショッピングしたり、観光地を訪れれば、同じ経験をする可能性は大だ。

アジア人の顔をしていれば(中には私たちから見れば明らかに中国人や日本人ではないと分かるベトナム人やインド人まで含めて)その人が米国籍であろうとなかろうと、短期滞在者(外交官か、企業の駐在員か、留学生か)だろうと、ハラスメントの対象になりうるのだ。

インド系、タイ系、日系の女性上院議員が反中感情を非難する決議案

米国に住んでいる以上、黄色人種はアジア人というカテゴリーに入れられる。

4月1日に米議会に「新型ウイルスに関連した反アジア人感情を非難する」決議案を提出した前大統領候補のカマラ・ハリス上院議員(民主、カリフォルニア州選出、インド系)によれば、新型ウイルスが米上陸した2月9日から3月7日までにアジア系米国人に対する差別・偏見事件は400件以上に上っているという。

ハリス議員の決議案にはタミー・ダックワース(民主、イリノイ州選出、タイ系中国系)、メイジー・ケイコ・ヒラノ(民主、ハワイ州選出、日本生まれ日系)両氏が共同提案者に名を連ねている。

同決議案は次のような要求を米連邦政府に要望している。

一、すべての公職にあるものはいかなる形でも反アジア人感情を非難するよう要請する。

一、いかなる人種であっても、すべての米国市民の健康と安全を守ることを最優先にすることを要請する。

一、いかなる人種主義、外国人嫌い、人種差別、反アジア感情、反移民、特定民族や宗教に対する非寛容主義的言動や発言・表現を非難する。

一、連邦政府の法執行者は州や各地方自治団体当局者と協力して、アジア系に対するヘイトクラムや暴行、脅しに関する情報を徹底的に調査することを要請する。

https://www.harris.senate.gov/news/press-releases/harris-duckworth-hirono-to-introduce-resolution-condemning-anti-asian-racism-prompted-by-covid-19

同種の決議案は下院では3月25日に提出されており、すでに司法委員会での審議が始まっている。

提案者はグレース・メン議員(民主、ニューヨーク州選出、台湾系)で124人が共同提案者になっている。

https://meng.house.gov/media-center/press-releases/meng-introduces-resolution-to-denounce-anti-asian-sentiment-caused-by-0

おそらく両決議案は早晩可決成立するだろう。

だが問題なのは、連邦政府の役人がこの決議案に反することをやったとしても罰される罰則条項はない点だ。

ヤン氏の寄稿文が示す「中国人の論理」。人口的にも影響力でも他のアジア系を圧倒する中国系米国人。いわば「アジア系米国人」の家長的存在にすらなっている。

日系人も韓国人も「長いものには巻かれろ」的な側面すらある。中国系の言うことは聞くのだ。

反中気運に身の危険すら感じとっている今、アジア民族の大団結を呼びかけ、「中国民族を守る防波堤」にしているかにも見える。

白人・黒人・ラティーノ対黄色人種の「文明の衝突」の体すらしてきた。

その背後に「習近平の中国」が蠢いているのかどうかは定かではない。

だがトランプ政権はいよいよ、新型ウイルス禍の責任は第一義的には中国にあり、とあからさまに言い出している。

習近平国家主席が「これはアジア民族全員の責任」などと言い出すことすらあり得る。

トランプ政権の中国批判が強まれば強まるほど、在米の中国人は身を守るために「アジア系米国人」の中に隠れる。

そのあおりをまともに受けているのが在米の日本人。この現実をどう捉えればいいのだろうか。

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